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20.長すぎるよ…!※

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今日はザックの日だ…!

そう思い朝からソワソワと過ごしていると、ダレンはニヤニヤとこちらを見ているし、オベロンはムスッとしている。肝心のザックは心做しか機嫌がいい。僕は居た堪れなくなって家の隅々を掃除して、それが終われば洗濯、さらにそれが終われば今日の夕食の献立にある副菜作りなどなど…。それはもうひたすら無心にこなした。

「ふふ、シン?そんなに緊張するかい?」

からかうように笑いながら覗いてくるザックを軽く睨んで

「そーですよ、昨日に引き続きす、す、好きな人とするんですから…」

顔を真っ赤にしながら言う僕はザックと顔を合わせられなくなって再び作業に戻った。











「………可愛すぎる、ここで襲わない私を褒めてほしい…」

「シンって若干天然入ってんのか?俺も殺されそうになったからな」

『私のシンは可愛いでしょう。幼い頃からああやって人々を惑わしてきたのですよ!』

「「お前のシンじゃない」」

『くっ………』

「てか惑わしてきたってなんだ」

『文字通りですよ、言動が気を持たせることが多かったので同年代の子達はお互い牽制し合ってましたし、大人もぐらっときてることが多かったですねぇ』

「罪なやつだなぁ…」













✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿













あれから僕たちは夕食を食べて(精霊王は今日もいない)、湯浴みを済ませてザックの部屋へ行った。

ザックは既にガウンを羽織った状態でベッドで本?図鑑?を読んでいた。

「き、きたよ…!」

本を閉じると彼は僕に微笑みかけてシーツを捲り僕が入る隙間を開けてくれる。のそのそとベッドにあがってコロンとザックの横に寝転がると彼はギュッと抱き締めて「本当にいいのか」と聞いてきた。

「いいんだよ、だって今短いけど蜜月だし…それに、だ、抱かれたいって思ったからここに来たの…!」

すると腕の力が強くなってザックは首にガリッと噛みついた。

「い"っ…?!」

「ごめんね、あまりにも愛しいことを言うから印をつけたくなっちゃった…」

そう言うと今度はぺろぺろと傷跡を舐め始めた。

「ふ……あ……ちょ、と……それだめだから…んんっ…」

ピチャピチャと響く音が間近で聞こえて、もう夜は始まったのだと覚悟を決めた。

ゴソゴソと腕が服の中に入り、ダレンが散々弄った胸を掠める。少し腫れてしまった乳首はいとも簡単に快感を拾って僕をドロドロにした。

「ああっ!やっ、そこだめ…!感じるからぁっ…!あああ…!」

「可愛い、シン。可愛い……。ずっと手放したくない、本当は私一人でシンを愛し尽くしたい。だけどダレンやオベロンがそれを許さないだろうし…どうしたら私一人のものになってくれる…?シン…愛してるんだ…!」

ザックは僕を手早く脱がせて裸にさせると、性急に後ろをほぐしていく。ダレンの物を受け入れていたせいか、案外早くに終わったようで、ぐちゅぐちゅと淫らな音を流していた所から三本の指が抜けていった。ザックの怒張はビキビキと張り詰めており、ダレンが太さならザックは長さだった。

「愛してる、シン。」

ずぷぷぷ…ぐぽんっ!
最初はゆっくりと挿入されていたのに、途中で僕が口の端から涎を流して歯を食いしばり、快感を逃していた所に目をつけたらしい。急に最奥まで入れられた僕はあまりの気持ちよさにどうすればいいかわからなくなっていた。

「ひっああああああっ?!ああああああっっ!!やぁぁっ、おくだめぇっ…!」

これがあの結腸攻め…!初めてだとすごく痛いって聞いてたのに、めちゃくちゃ気持ちいい…!!何も、考えられない…!

そのまま僕はガクガク奥を突かれてひんひんと喘ぐだけになっていた。
結腸口にザックの亀頭がぐぽぐぽと出入りするたび前後不覚になるほど気持ちよくなって、ザックの背中に回していた手が意思と反して彼を傷つけていた。僕はザックと自分の間に何か隙間があるのがすごくさみしくて、

「ざっくぅっ!もっとぎゅってしてよぉっ、あんっ!」

彼の銀色に輝く髪がさらさらと僕の顔に当たる。彼は僕を見てとても嬉しそうにキスをし、僕を抱き起こして1ミリも隙間なんて無いように抱きしめる。その格好がザックの肉棒を自重でズブズブと飲み込んでしまい、結腸の奥まで届いてしまった。

「~~~~~っ?!?!あっ………?…………………や……!」

「はぁっ…ふふ、んっ……シン……奥まで飲み込んじゃったね……?はっ……あぁ……!もう…イきそう…ごめんね、出すよ…!」

パンパンと長めだったストロークの間隔が短くなり、射精するためだけのピストンに変わる。ギシギシと音がするベッドの上で僕たちの影は一つになっていた。

するとザックのものの根本が膨らんで、彼は動きを止めた。彼のものがどくどくと言って中に出されているのがわかるけれど…

「ざっくぅ…これ…らにぃ…?」

舌が回らないまま尋ねると、ザックはついばむ様なキスをしながら答えた。

「私たちオオカミ獣人は射精する時根元に瘤ができる。射精し終わるまでは抜けないようになってるんだよ。」

その説明を受けてる間もお腹に注がれていて、壁に当たる感覚で僕はずっと甘イキを繰り返した。

「ひぅ……は、は……いつになったらおわるのぉ……ああっ……」

「20分くらいかな」

「やぁっ、抜いてぇっ…!おかしくなるからっ…!」

抜こうと膝立ちしようとするも、本当に抜けなくてむしろその動きで絶頂してしまう。ぴゅるる、と先程から出る僕の精液はザックのお腹にかかっていて、とても淫靡な雰囲気を醸し出していた。

そしてザックの射精の勢いが弱くなった頃、もう終わった…そう安堵していたらまだ硬さを保ったままのモノがグリッと僕の中を抉った。

「ああっ?!」

「まだ終わらないよ?ふふ、頑張ろうね、シン。」

そしてダレンの二の舞いと化した………。












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