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2.異世界あるあるだよねっ!※
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ギュイギュイ!バサバサ…
なんだか聞き慣れない動物の声と羽音がする…
「うぅ、ん…ん…?はっ、ここは…森だぁ!神様ありがとう~!やっふぅ~い!」
どうも僕です、テンション爆上げでお送りいたします。
さて、ここは森の中なので無事異世界転生できたということでしょう!ありがたい!おそらく魔物にエンカウントする前に人に会うはずなのでそれまでお散歩しましょう!!
「ふんふふ~ん♪お、見たことない花だぁ~!どぎついピンク!めっちゃ目立つ~!絶対に毒あるやつだこれ~!あ、これきれい、なんて果物?なんだろ、また今度調べてみるかぁ、わぁ、これいい匂い~!金木犀みたいな香りだぁ!ずっと嗅いでたい…」
すんすん…飽きずにずっと嗅いでたのが悪かったのだと思う。こういうのって異世界あるあるだよね、催淫系の植物ってさ!匂い嗅ぐだけでそうなるとは思わなかったよ!!神様!!ってか人来るんだよね?!いつ来るの!!もしかして僕動き回っちゃだめだった?!ねぇこれやばいよ!めちゃくちゃお尻がうずうずする!てかおちんちん痛い!!
「は、あぁっ…誰かぁ…ふ、んぅっ……おちんちん痛いよぉ…んあっ…はあ、はぁ…」
その場で横になり、ズボンから己の息子を出すと外ということを気にせずに上下にこすり始めた。
「ああんっ、あっあああっ…きもち…んああっ、いいよぉ…………ぐすっ…うぅ…誰か…たすけてぇ…!ああんっ!イッちゃ…、イッちゃうよぉっ…!」
ぴゅる、と少ない白濁液が手にかかる。しかし息を整えようとしてもまた息子が元気になってきた。
「なんでぇ…イったのにぃ…!うえぇぇん…!誰かぁ…!助けてよぉ…!ふ、ぅぅっ…」
ぽろぽろと泣いて、1回で力尽き、腕も動かせなくなった自分が情けなくなった。
すると遠くから何人かの声がする。
「~~~、~のか?お~い、返事してくれ~!」
「誰かいるのか!聞こえたら返事しろ!」
やっと来た、遅いよぉ~…もう、声も出せないってのに…。あぁ…おちんちんまだ痛い…でももう眠くて耐えられない…。早く助けてよね…。
「いたぞ!少年、おい、聞こえるか!この匂い…!ザック!やはり淫香草の匂いだ!解毒剤くれ!おい少年!口開けろ!少年!」
もう無理だよぉ…目開けられない…。んぐ、なんか口に入ってきたぁ…むにゃ…おやすみなさい…ぐぅ。
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
目を開けたら知らない天井…もはやテンプレ!てかここどこだ…。
「お、起きたか少年。体は大丈夫か?」
腰に響きそうな低くて甘い声が真横で聞こえてきた。声優になれそう。めっちゃいい声!
そして横を見れば…なんやこのイケメンは。
燃えるような赤い髪を後ろに撫でつけ、意志の強そうな鋭いルビーの瞳がこちらを見ている。しかもムキムキマッチョ。あとケモミミ!!獣人だ!!!!丸い黄色い耳だから…トラ?それにしても男らしいイケメンさんですな。
「少年?もしかして言葉がわからないか…?」
はっ、僕が見惚れてたから心配させちゃった!
「あ、いえ!大丈夫ですぅ…、あのぉ…助けてくださってありがとうございます。すみません、見惚れてしまってて…お返事が遅くなりました…」
「お、おぉ、そうか…ありがとうな。少年、名前は何ていう?どうして森にいたんだ?あそこは危ないだろう。親は?どうして一人でいた?」
とてもグイグイ来ますねこのイケメンさん…
「ダレン、起きたばっかりの病人に質問攻めするな。すまないな、少年。」
ドアの方からこれまた驚くほどの美人さんが来ましたねぇ…。背中まである銀髪に青い瞳のクール系のイケメンさんです。スラッとしてると思いきやなかなかガッチリとしていますな…それにこの人もケモミミだぁ~!三角の大きな灰色の耳!これは…オオカミ?かっくいい~!
「い、いえ…大丈夫です。えと…僕の名前は真と言います。森にいたのはどうしてか覚えてません。親はもういないです。どうして一人かも…わかりません。ごめんなさい…」
神様に頼んで異世界転生しましたとか言えない…!おかしいやつ認定されちゃう…!嘘付く感じになるけど…ごめんなさい!!
嘘をついた罪悪感から目を合わせられずにオドオドしていると、信じてくれたのか二人が憐れみの眼で見てきた。
「そうか…それは悪いことを聞いたな…悪かった。シン、それだったらもしかして帰るところはないかんじか…?もしないんだったら、うちで過ごさないか…?」
へ…?逆にいいんですか赤髪イケメンさん!僕あなたがたを襲うかもしれませんよ!!襲う前に殺されそうだから襲いませんけども!
「シン、嫌だったら断っていいんだぞ?だが君はまだ幼い。働こうにも働く場所なんてないだろうし、君みたいにきれいな子は奴隷商に捕まってしまうかもしれない。だから実質一択にはなってしまうんだが…どうだ?」
そうか…ここは奴隷商もいる世界なんですね…じゃあここにお世話になるしかないか…ん、待て、幼い??はっ!そうか、神様に若く見られるようにしてもらったんだった!あとで年齢伝えとこ~っと
「じゃあお願いします、家事は任せてください!居候なので、これくらいはします!あ、あとお二人のお名前教えてくださいぃ…」
「あぁ、言ってなかったな、俺はダレン。Sランクの冒険者。剣士だ。」
「私はザック。同じくSランクの冒険者で、魔法使いだ。」
なるほど赤髪さんはダレンさん、銀髪さんはザックさんですね、覚えましたよぉ~!
「ダレンさん、ザックさん、改めてよろしくお願いします!」
「「ああ!」」
こうして僕達3人の日常が始まった。
なんだか聞き慣れない動物の声と羽音がする…
「うぅ、ん…ん…?はっ、ここは…森だぁ!神様ありがとう~!やっふぅ~い!」
どうも僕です、テンション爆上げでお送りいたします。
さて、ここは森の中なので無事異世界転生できたということでしょう!ありがたい!おそらく魔物にエンカウントする前に人に会うはずなのでそれまでお散歩しましょう!!
「ふんふふ~ん♪お、見たことない花だぁ~!どぎついピンク!めっちゃ目立つ~!絶対に毒あるやつだこれ~!あ、これきれい、なんて果物?なんだろ、また今度調べてみるかぁ、わぁ、これいい匂い~!金木犀みたいな香りだぁ!ずっと嗅いでたい…」
すんすん…飽きずにずっと嗅いでたのが悪かったのだと思う。こういうのって異世界あるあるだよね、催淫系の植物ってさ!匂い嗅ぐだけでそうなるとは思わなかったよ!!神様!!ってか人来るんだよね?!いつ来るの!!もしかして僕動き回っちゃだめだった?!ねぇこれやばいよ!めちゃくちゃお尻がうずうずする!てかおちんちん痛い!!
「は、あぁっ…誰かぁ…ふ、んぅっ……おちんちん痛いよぉ…んあっ…はあ、はぁ…」
その場で横になり、ズボンから己の息子を出すと外ということを気にせずに上下にこすり始めた。
「ああんっ、あっあああっ…きもち…んああっ、いいよぉ…………ぐすっ…うぅ…誰か…たすけてぇ…!ああんっ!イッちゃ…、イッちゃうよぉっ…!」
ぴゅる、と少ない白濁液が手にかかる。しかし息を整えようとしてもまた息子が元気になってきた。
「なんでぇ…イったのにぃ…!うえぇぇん…!誰かぁ…!助けてよぉ…!ふ、ぅぅっ…」
ぽろぽろと泣いて、1回で力尽き、腕も動かせなくなった自分が情けなくなった。
すると遠くから何人かの声がする。
「~~~、~のか?お~い、返事してくれ~!」
「誰かいるのか!聞こえたら返事しろ!」
やっと来た、遅いよぉ~…もう、声も出せないってのに…。あぁ…おちんちんまだ痛い…でももう眠くて耐えられない…。早く助けてよね…。
「いたぞ!少年、おい、聞こえるか!この匂い…!ザック!やはり淫香草の匂いだ!解毒剤くれ!おい少年!口開けろ!少年!」
もう無理だよぉ…目開けられない…。んぐ、なんか口に入ってきたぁ…むにゃ…おやすみなさい…ぐぅ。
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目を開けたら知らない天井…もはやテンプレ!てかここどこだ…。
「お、起きたか少年。体は大丈夫か?」
腰に響きそうな低くて甘い声が真横で聞こえてきた。声優になれそう。めっちゃいい声!
そして横を見れば…なんやこのイケメンは。
燃えるような赤い髪を後ろに撫でつけ、意志の強そうな鋭いルビーの瞳がこちらを見ている。しかもムキムキマッチョ。あとケモミミ!!獣人だ!!!!丸い黄色い耳だから…トラ?それにしても男らしいイケメンさんですな。
「少年?もしかして言葉がわからないか…?」
はっ、僕が見惚れてたから心配させちゃった!
「あ、いえ!大丈夫ですぅ…、あのぉ…助けてくださってありがとうございます。すみません、見惚れてしまってて…お返事が遅くなりました…」
「お、おぉ、そうか…ありがとうな。少年、名前は何ていう?どうして森にいたんだ?あそこは危ないだろう。親は?どうして一人でいた?」
とてもグイグイ来ますねこのイケメンさん…
「ダレン、起きたばっかりの病人に質問攻めするな。すまないな、少年。」
ドアの方からこれまた驚くほどの美人さんが来ましたねぇ…。背中まである銀髪に青い瞳のクール系のイケメンさんです。スラッとしてると思いきやなかなかガッチリとしていますな…それにこの人もケモミミだぁ~!三角の大きな灰色の耳!これは…オオカミ?かっくいい~!
「い、いえ…大丈夫です。えと…僕の名前は真と言います。森にいたのはどうしてか覚えてません。親はもういないです。どうして一人かも…わかりません。ごめんなさい…」
神様に頼んで異世界転生しましたとか言えない…!おかしいやつ認定されちゃう…!嘘付く感じになるけど…ごめんなさい!!
嘘をついた罪悪感から目を合わせられずにオドオドしていると、信じてくれたのか二人が憐れみの眼で見てきた。
「そうか…それは悪いことを聞いたな…悪かった。シン、それだったらもしかして帰るところはないかんじか…?もしないんだったら、うちで過ごさないか…?」
へ…?逆にいいんですか赤髪イケメンさん!僕あなたがたを襲うかもしれませんよ!!襲う前に殺されそうだから襲いませんけども!
「シン、嫌だったら断っていいんだぞ?だが君はまだ幼い。働こうにも働く場所なんてないだろうし、君みたいにきれいな子は奴隷商に捕まってしまうかもしれない。だから実質一択にはなってしまうんだが…どうだ?」
そうか…ここは奴隷商もいる世界なんですね…じゃあここにお世話になるしかないか…ん、待て、幼い??はっ!そうか、神様に若く見られるようにしてもらったんだった!あとで年齢伝えとこ~っと
「じゃあお願いします、家事は任せてください!居候なので、これくらいはします!あ、あとお二人のお名前教えてくださいぃ…」
「あぁ、言ってなかったな、俺はダレン。Sランクの冒険者。剣士だ。」
「私はザック。同じくSランクの冒険者で、魔法使いだ。」
なるほど赤髪さんはダレンさん、銀髪さんはザックさんですね、覚えましたよぉ~!
「ダレンさん、ザックさん、改めてよろしくお願いします!」
「「ああ!」」
こうして僕達3人の日常が始まった。
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