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ハーレム人生開花前線が近づいています
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昼時。
受付のお姉さんに言われた通り、俺は掲示板の前でサポート役をしてくれるという職員の人が来るのを待っていた。
もちろん俺の両隣には、シロネとミアがいる。
シロネはなぜか楽しそうにしながら、どんな人が来るんでしょうね、というような雑談を俺としている。
対してミアは、またしても腕を組んでお高くとまった雰囲気を見せている。スタイルがいいので、はたから見るとモデルのようだ。しかし、そのスタイルの良さが周りを寄せ付けないような雰囲気の冷たさを醸し出している。
どちらも美人で可愛いということは言うまでもない。
というか、いつの間にか俺のリアルが充実しているのだが、いったいこれはどんなご褒美なのか?神様はいつの日か俺に優しくなったらしい。嬉しいことだ。
その時だった。
カッカッという小刻みな足音が俺たちの方に向かって近寄ってくる。俺がシロネから視線を外し、その音の方に目を向けた。
そこには、ギルド職員の制服を着てメガネをかけた、知的な雰囲気を出す女性がいた。
腕を振って走るごとに、胸が上下にたゆんと揺れる。大きさも申し分ない。
いや、別に胸に興味があるから見てたわけではなくてな。漢として当然の行為をしていただけであって...はい、すんません。見てました。ガン見してました。(ガン見はきもいな)だって、シロネが隣にいたら、豊満なバストに憧れてくる気持ちも、優しいみなさんならわかってくれるだろ?ただシロネに罪なんてないんだ。
職員らしきお姉さんは俺たちの前に来ると、前かがみになってハアハアときれた息を整ながら上目ずかいで聞いてきた。
「あなたがトウマさんですか?...ハア」
「そうだけど、大丈夫?」
「まあ、なんとか生きてます」
(死にそうになるほど走ってたのかよ。なら歩いてこいよ)
前かがみになっているせいで、服の緩みから谷間がチラチラと見えている。息が切れているので、胸も上下運動中だ。
そのとき、ガツッ!
俺のすねに激痛が走り、思わずしゃがんでしまう。
「い、っつー」
「あんた、バカじゃないの」
ミアが呆れ果てた様子で、俺をその冷酷な目で見下ろしている。だからその目、ガチで怖ぇって。シロネは隣で大丈夫ですか?、と優しい言葉で心配してくれている。
「だからなんでシロネはミアを怒らないんだよー」
返ってくる答えなんてとっくに予想がついている。
「だって、絶対トウマが悪いんだろうなってわかりますから」
にこっとして言わないでよシロネたん。
しかも、絶対って、俺の信用がないと同じじゃね?
すると、ようやく息が整ったのか、女の人がタイを締め直す。あんたもわかってたのかよ。やっぱり男ってわかりやすいのかもな。
「すみません、遅れてしまって...。ふぅ。申し遅れました。私がこの度トウマさんの冒険サポート職員に任命された、アスカです。よろしくお願いします」
だからその胸!ちょっと隠せよっ!
ぺこりとお辞儀をしたときに、また谷間が見えるんだよ。
でも、今度の俺は学習をした。ずっとアスカを見ていると、またあの膝蹴りをお見舞いされる危険があるので、さっと視線をそらす。ずっと見てたかったけどな!
正直、もうあのミアの膝蹴りを味わいたくない。なんかあれな。ポケ○ンのミミ○ップかよ。てことは、可愛い顔して男に制裁を加える役職なんだな、あいつは。
「では、一応カードをご提示ください。...はい、ありがとうございます」
俺がカードを出すと、アスカは名前と冒険者番号を確認すると、俺に丁寧に渡した。
冒険者番号は冒険者一人一人にあって、いわゆるマイナンバー的な?感じらしい。
「では早速、冒険や掲示板の使い方について説明しますね」
お姉さんは掲示板の前に立つと、貼ってある1枚の紙を剥がして俺たちに説明しやすいように見せてくれた。
「これは掲示板と言って、村の人から依頼されたクエストを貼り出している場所です。ここで依頼を受けて成功させると、報酬がもらえたり信頼度が上がっていく仕組みになっています。信頼度が上がると、個別に割のいい依頼が入ったりするので頑張ってください」
今のところ、俺の信頼度はダブルの意味でゼロだ。
だから、俺はこれから人より倍以上に頑張らなければならないらしい。まったくだ。
アスカが、まずはここを見てください、と紙の右上の方を指差す。
「ここが、依頼の難易度になっています。平均レベル5くらいの人3~4人ほどのパーティーまでは、難易度1を受けた方がいいと思います」
けっこうハードなのかもな、冒険というのは。
アスカが、今度は紙の中心部の大部分を占める枠を指差した。
「そしてここが主な内容です。普通に討伐依頼だったり、迷子を探して欲しい、だったり、アイテムを集めるだけだったり、いろいろなジャンルがあるので経験しておくことも大事ですよ」
迷子を探すとかどんだけ地味な異世界生活だよ!俺的には早くスキル覚えて、バシッと技決めて、敵をなぎ倒したい!まあ、初期装備は揃ってるわけだし!天の声にはマジ感謝からのガチリスペクト!ヤバイな。俺の頭がガチ崩壊中。そろそろこのバカ発言やめようね、俺。
アスカはしばし逡巡した後、嬉しそうな期待の表情でこう提案した。
「早速ですけど、何か依頼を受けてみましょう!これとかどうですか?これなら初心者でもできるクエストだと思います。1人だと厳しいですが...」
おお!ようやく俺の真の力を見せるときがきたようだな!はい、厨二乙~。
アスカが見せてくれたのは、『大きなスライムが畑の上にいて仕事ができません!誰か助けてー!』というものだった。
「よし!やるぜ!シロネはどうする?」
「もちろん私だってやります!役に立ってみせますよ、ミアちゃんと一緒に!」
「ええ!なんで私もなの!?」
「ダメ、ですか?」
「そ、そんな目で私を見ないでよ...。はあ、いいわ。手伝ってあげる」
「よし!3人だったらクエスト成功間違いなし!アスカ、どうだ?」
「はい、大丈夫ですよ!では、この依頼を受ける手続きをしますね。また戻ってきますので、お待ちください」
アスカはまた走って戻っていってしまった。
ようやく最初の冒険が始まる!俺の鼓動がばくばくと強く速い律動を刻んでいるのがわかる。
「あれ?シロネって武器とか防具って持ってる?」
シロネは出会ったその日と同じ、白のワンピースのままだ。
「いいえ、全く持っていません!」
マジかよ!なら、冒険を始める前にシロネの装備を一式揃えなければならないらしい。
どうやら俺の冒険は少しだけ後になりそうだ...はあ...。
受付のお姉さんに言われた通り、俺は掲示板の前でサポート役をしてくれるという職員の人が来るのを待っていた。
もちろん俺の両隣には、シロネとミアがいる。
シロネはなぜか楽しそうにしながら、どんな人が来るんでしょうね、というような雑談を俺としている。
対してミアは、またしても腕を組んでお高くとまった雰囲気を見せている。スタイルがいいので、はたから見るとモデルのようだ。しかし、そのスタイルの良さが周りを寄せ付けないような雰囲気の冷たさを醸し出している。
どちらも美人で可愛いということは言うまでもない。
というか、いつの間にか俺のリアルが充実しているのだが、いったいこれはどんなご褒美なのか?神様はいつの日か俺に優しくなったらしい。嬉しいことだ。
その時だった。
カッカッという小刻みな足音が俺たちの方に向かって近寄ってくる。俺がシロネから視線を外し、その音の方に目を向けた。
そこには、ギルド職員の制服を着てメガネをかけた、知的な雰囲気を出す女性がいた。
腕を振って走るごとに、胸が上下にたゆんと揺れる。大きさも申し分ない。
いや、別に胸に興味があるから見てたわけではなくてな。漢として当然の行為をしていただけであって...はい、すんません。見てました。ガン見してました。(ガン見はきもいな)だって、シロネが隣にいたら、豊満なバストに憧れてくる気持ちも、優しいみなさんならわかってくれるだろ?ただシロネに罪なんてないんだ。
職員らしきお姉さんは俺たちの前に来ると、前かがみになってハアハアときれた息を整ながら上目ずかいで聞いてきた。
「あなたがトウマさんですか?...ハア」
「そうだけど、大丈夫?」
「まあ、なんとか生きてます」
(死にそうになるほど走ってたのかよ。なら歩いてこいよ)
前かがみになっているせいで、服の緩みから谷間がチラチラと見えている。息が切れているので、胸も上下運動中だ。
そのとき、ガツッ!
俺のすねに激痛が走り、思わずしゃがんでしまう。
「い、っつー」
「あんた、バカじゃないの」
ミアが呆れ果てた様子で、俺をその冷酷な目で見下ろしている。だからその目、ガチで怖ぇって。シロネは隣で大丈夫ですか?、と優しい言葉で心配してくれている。
「だからなんでシロネはミアを怒らないんだよー」
返ってくる答えなんてとっくに予想がついている。
「だって、絶対トウマが悪いんだろうなってわかりますから」
にこっとして言わないでよシロネたん。
しかも、絶対って、俺の信用がないと同じじゃね?
すると、ようやく息が整ったのか、女の人がタイを締め直す。あんたもわかってたのかよ。やっぱり男ってわかりやすいのかもな。
「すみません、遅れてしまって...。ふぅ。申し遅れました。私がこの度トウマさんの冒険サポート職員に任命された、アスカです。よろしくお願いします」
だからその胸!ちょっと隠せよっ!
ぺこりとお辞儀をしたときに、また谷間が見えるんだよ。
でも、今度の俺は学習をした。ずっとアスカを見ていると、またあの膝蹴りをお見舞いされる危険があるので、さっと視線をそらす。ずっと見てたかったけどな!
正直、もうあのミアの膝蹴りを味わいたくない。なんかあれな。ポケ○ンのミミ○ップかよ。てことは、可愛い顔して男に制裁を加える役職なんだな、あいつは。
「では、一応カードをご提示ください。...はい、ありがとうございます」
俺がカードを出すと、アスカは名前と冒険者番号を確認すると、俺に丁寧に渡した。
冒険者番号は冒険者一人一人にあって、いわゆるマイナンバー的な?感じらしい。
「では早速、冒険や掲示板の使い方について説明しますね」
お姉さんは掲示板の前に立つと、貼ってある1枚の紙を剥がして俺たちに説明しやすいように見せてくれた。
「これは掲示板と言って、村の人から依頼されたクエストを貼り出している場所です。ここで依頼を受けて成功させると、報酬がもらえたり信頼度が上がっていく仕組みになっています。信頼度が上がると、個別に割のいい依頼が入ったりするので頑張ってください」
今のところ、俺の信頼度はダブルの意味でゼロだ。
だから、俺はこれから人より倍以上に頑張らなければならないらしい。まったくだ。
アスカが、まずはここを見てください、と紙の右上の方を指差す。
「ここが、依頼の難易度になっています。平均レベル5くらいの人3~4人ほどのパーティーまでは、難易度1を受けた方がいいと思います」
けっこうハードなのかもな、冒険というのは。
アスカが、今度は紙の中心部の大部分を占める枠を指差した。
「そしてここが主な内容です。普通に討伐依頼だったり、迷子を探して欲しい、だったり、アイテムを集めるだけだったり、いろいろなジャンルがあるので経験しておくことも大事ですよ」
迷子を探すとかどんだけ地味な異世界生活だよ!俺的には早くスキル覚えて、バシッと技決めて、敵をなぎ倒したい!まあ、初期装備は揃ってるわけだし!天の声にはマジ感謝からのガチリスペクト!ヤバイな。俺の頭がガチ崩壊中。そろそろこのバカ発言やめようね、俺。
アスカはしばし逡巡した後、嬉しそうな期待の表情でこう提案した。
「早速ですけど、何か依頼を受けてみましょう!これとかどうですか?これなら初心者でもできるクエストだと思います。1人だと厳しいですが...」
おお!ようやく俺の真の力を見せるときがきたようだな!はい、厨二乙~。
アスカが見せてくれたのは、『大きなスライムが畑の上にいて仕事ができません!誰か助けてー!』というものだった。
「よし!やるぜ!シロネはどうする?」
「もちろん私だってやります!役に立ってみせますよ、ミアちゃんと一緒に!」
「ええ!なんで私もなの!?」
「ダメ、ですか?」
「そ、そんな目で私を見ないでよ...。はあ、いいわ。手伝ってあげる」
「よし!3人だったらクエスト成功間違いなし!アスカ、どうだ?」
「はい、大丈夫ですよ!では、この依頼を受ける手続きをしますね。また戻ってきますので、お待ちください」
アスカはまた走って戻っていってしまった。
ようやく最初の冒険が始まる!俺の鼓動がばくばくと強く速い律動を刻んでいるのがわかる。
「あれ?シロネって武器とか防具って持ってる?」
シロネは出会ったその日と同じ、白のワンピースのままだ。
「いいえ、全く持っていません!」
マジかよ!なら、冒険を始める前にシロネの装備を一式揃えなければならないらしい。
どうやら俺の冒険は少しだけ後になりそうだ...はあ...。
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