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転移英雄は導く希望の中で
訓練(早朝)
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本格的な修行が始まった次の日の早朝。
その日の始まりは、走り込みから始まった。
「ほらほらスピード落ちてるぞ!ペースを崩すな!」
「はぁ……!はぁ……!ちょっ……!ちょっと待って……!」
「待つか!戦場で待ったは効かないぞ!!」
「は、早すぎ……!!もうちょっとスピード落としても……」
「スピード合わせてるんだからさっさと走りなさい!!」
「「ひぃぃぃぃ!!!」」
早朝に訓練場の周りを二十周。距離にして十Kmを重りを背負って走る。
俺が先頭を走り、明里が蓮兎と弓奈を背後から監視する。
初日でひぃひぃ言っているが、ちゃんと着いて来れている。これは、今後が楽しみだ……!
「ねぇ雄一ぃ!」
「何だ?」
後方にいる明里から声が掛かる。
「ずっとルナが喋ってないけど、何かあったの?」
「ただ単にお腹が空いて無口になってるだけだ。返事はするぞ」
「ルナ!起きてる?」
「ご飯?!ご飯の時間かい?!」
「いやまだだけど……」
「なんだぁ……。おやすみ……」
そして、ルナは寝始めた。
「はぁ……!!!はぁ……!!!何で……。喋りながら……。話せるの……?」
「こら!スピードまた落ちてる!」
「「すみません!!」」
「おーいお前ら!飯が出来たぞ!!」
「よし、後一周頑張ろう!」
「「お、おぉ……」」
そうこうしている内に朝食の時間。
城内にいる超腕利きの調理師が作る健康的な朝食は、早朝の疲れを一発で癒す。
「「「うっっっっま……!!」」」
俺と明里とルナはそう同時に呟く。
もう、凄く美味しい。どのくらい美味しいかと言うと、一人でも良いから専属の調理師にしたいくらい美味い。何故蓮兎達はわざわざ外食をするんだ……?こんなに美味いのが近くにあるのに……。
「蓮兎、弓奈。お前ら毎日これ食ってるのはずるいぞ」
「ほんとよ!これを一ヶ月も……。午後の訓練キツくしないと……」
「「それはやめて!?」」
と、大人らしくテーブルマナーがしっかりしているヘレンとエクレスが、光景を眺めながら頷く。
「まぁ、私もこっちに来てからここの食事を堪能しているが、この大陸でトップレベルに美味いのは確実だろう」
「私は調理師を一人くらい国に引き抜きたいですね!」
「それはやめておけよ……?任務が完了するまでだが堪能出来るのだから」
……あ、そう言えば、二人に聞きたい事があったんだった。
俺は食事の手を止める……事もなく食べながら二人に聞く。
「そういえば、アンタらってどうゆう目的でここに居るんだ?」
「あ!それ私も思った!何で別国の騎士団長がここにいるの?」
「それは……。何とも今更だな……」
と、ヘレンは皿に盛られた食事を丸呑みし、説明を始めた。
「私とエクレスの任務は勇者の護衛と教育だ。これは七ヵ国全ての大国に伝令される事で、戦争等の緊急時が無い限りその国の騎士団長を任務に当たらせる事になっている」
「え?!それにしては集まった騎士団長少なくない?!」
「あぁ、それなんだが……」
ヘレンが溜息をする。遠くを眺めながら喋るそれは、とても呆れているように見えた。
「現在、『フェルマ公国』と『スーザリオ王国』は長きに渡る戦争。『ヘルゼット合衆国』はエルフとの領土問題。『オランディスト連邦』は未曾有の大災害で復興中。『セストウィル帝国』は『聖星獣人の姫』を引き入れる為に躍起になっている」
「いや、戦争とかならまだ分かるよ?でも最後の何だよ!」
「あぁそうか。お前らは『聖星獣人の姫』を知らないんだったな」
そう言うと、ヘレンはキョトンとしてる蓮兎達にも分かる様に説明する。
「そもそも『聖星獣人』とは、紀元前にあった『混沌の時代』にて誕生した特別な力を持った獣人の事を指す。その特別な力とは、神の聖なる力を操る力。それを持ってして生まれた存在を『聖星獣人』と言うんだ。それまでは分かったか?」
「へぇ……。そんな力が……」
神の聖なる力を操るとか、俺達の神秘に近しい所があるな……。
「そして二十年近く前に生まれた当代の『聖星獣人の姫』は、その力が歴代の中でトップレベルに高いらしい。もうその力を魔法に組み込んでいるらしいぞ?」
「じゃあそんな大物を手に入れたら……」
「多分大勢いる獣人も『セストウィル帝国』の傘下に入るだろうな」
「それってヤバくない?!放置してて良いの?!」
ルナがステーキを頬張りながら聞く。
「安心しろ。『聖星獣人の姫』が『セストウィル帝国』に行く事など有り得ない」
「そ、その理由は?」
「その姫さんはとにかく強い人じゃないとお嫁に行かないらしい。それを、そこまで強くもない『セストウィル帝国』がどうこう出来ないさ」
百%を言い切れるほど弱いんだなその国……。
「それに、今年の十一月に行われる結婚試合では名だたる武人の中からより強い者だけが参加出来る。あの国は参加出来るのかすら分からないから心配する事はない」
「それなら安心だね!」
「それにしても、すっごいモテモテなんだなその姫ってのは……」
「まぁ、話を戻すと、どの国も忙しいからな。比較的平和な私とエクレスが選ばれたって訳だ」
「それに私はともかく、ヘレンは大陸最強の騎士ですからね。二人で充分ですよ」
「そうか、それならしょうがないのか……」
現在の世界事情を少し話しながら食事もある程度済ませ、ヘレンとエクレスが立ち上がる。
「さぁ次は……」
「私とヘレンが教えるスキル授業ですよ!」
「「「「おぉ!!」」」」
「……私、スキル使えないから暇だなぁ」
本日の午前のメニューであるスキル授業。俺達は、ちゃんとしたスキルを知れる事にワクワクしながら教室に向かった。
その日の始まりは、走り込みから始まった。
「ほらほらスピード落ちてるぞ!ペースを崩すな!」
「はぁ……!はぁ……!ちょっ……!ちょっと待って……!」
「待つか!戦場で待ったは効かないぞ!!」
「は、早すぎ……!!もうちょっとスピード落としても……」
「スピード合わせてるんだからさっさと走りなさい!!」
「「ひぃぃぃぃ!!!」」
早朝に訓練場の周りを二十周。距離にして十Kmを重りを背負って走る。
俺が先頭を走り、明里が蓮兎と弓奈を背後から監視する。
初日でひぃひぃ言っているが、ちゃんと着いて来れている。これは、今後が楽しみだ……!
「ねぇ雄一ぃ!」
「何だ?」
後方にいる明里から声が掛かる。
「ずっとルナが喋ってないけど、何かあったの?」
「ただ単にお腹が空いて無口になってるだけだ。返事はするぞ」
「ルナ!起きてる?」
「ご飯?!ご飯の時間かい?!」
「いやまだだけど……」
「なんだぁ……。おやすみ……」
そして、ルナは寝始めた。
「はぁ……!!!はぁ……!!!何で……。喋りながら……。話せるの……?」
「こら!スピードまた落ちてる!」
「「すみません!!」」
「おーいお前ら!飯が出来たぞ!!」
「よし、後一周頑張ろう!」
「「お、おぉ……」」
そうこうしている内に朝食の時間。
城内にいる超腕利きの調理師が作る健康的な朝食は、早朝の疲れを一発で癒す。
「「「うっっっっま……!!」」」
俺と明里とルナはそう同時に呟く。
もう、凄く美味しい。どのくらい美味しいかと言うと、一人でも良いから専属の調理師にしたいくらい美味い。何故蓮兎達はわざわざ外食をするんだ……?こんなに美味いのが近くにあるのに……。
「蓮兎、弓奈。お前ら毎日これ食ってるのはずるいぞ」
「ほんとよ!これを一ヶ月も……。午後の訓練キツくしないと……」
「「それはやめて!?」」
と、大人らしくテーブルマナーがしっかりしているヘレンとエクレスが、光景を眺めながら頷く。
「まぁ、私もこっちに来てからここの食事を堪能しているが、この大陸でトップレベルに美味いのは確実だろう」
「私は調理師を一人くらい国に引き抜きたいですね!」
「それはやめておけよ……?任務が完了するまでだが堪能出来るのだから」
……あ、そう言えば、二人に聞きたい事があったんだった。
俺は食事の手を止める……事もなく食べながら二人に聞く。
「そういえば、アンタらってどうゆう目的でここに居るんだ?」
「あ!それ私も思った!何で別国の騎士団長がここにいるの?」
「それは……。何とも今更だな……」
と、ヘレンは皿に盛られた食事を丸呑みし、説明を始めた。
「私とエクレスの任務は勇者の護衛と教育だ。これは七ヵ国全ての大国に伝令される事で、戦争等の緊急時が無い限りその国の騎士団長を任務に当たらせる事になっている」
「え?!それにしては集まった騎士団長少なくない?!」
「あぁ、それなんだが……」
ヘレンが溜息をする。遠くを眺めながら喋るそれは、とても呆れているように見えた。
「現在、『フェルマ公国』と『スーザリオ王国』は長きに渡る戦争。『ヘルゼット合衆国』はエルフとの領土問題。『オランディスト連邦』は未曾有の大災害で復興中。『セストウィル帝国』は『聖星獣人の姫』を引き入れる為に躍起になっている」
「いや、戦争とかならまだ分かるよ?でも最後の何だよ!」
「あぁそうか。お前らは『聖星獣人の姫』を知らないんだったな」
そう言うと、ヘレンはキョトンとしてる蓮兎達にも分かる様に説明する。
「そもそも『聖星獣人』とは、紀元前にあった『混沌の時代』にて誕生した特別な力を持った獣人の事を指す。その特別な力とは、神の聖なる力を操る力。それを持ってして生まれた存在を『聖星獣人』と言うんだ。それまでは分かったか?」
「へぇ……。そんな力が……」
神の聖なる力を操るとか、俺達の神秘に近しい所があるな……。
「そして二十年近く前に生まれた当代の『聖星獣人の姫』は、その力が歴代の中でトップレベルに高いらしい。もうその力を魔法に組み込んでいるらしいぞ?」
「じゃあそんな大物を手に入れたら……」
「多分大勢いる獣人も『セストウィル帝国』の傘下に入るだろうな」
「それってヤバくない?!放置してて良いの?!」
ルナがステーキを頬張りながら聞く。
「安心しろ。『聖星獣人の姫』が『セストウィル帝国』に行く事など有り得ない」
「そ、その理由は?」
「その姫さんはとにかく強い人じゃないとお嫁に行かないらしい。それを、そこまで強くもない『セストウィル帝国』がどうこう出来ないさ」
百%を言い切れるほど弱いんだなその国……。
「それに、今年の十一月に行われる結婚試合では名だたる武人の中からより強い者だけが参加出来る。あの国は参加出来るのかすら分からないから心配する事はない」
「それなら安心だね!」
「それにしても、すっごいモテモテなんだなその姫ってのは……」
「まぁ、話を戻すと、どの国も忙しいからな。比較的平和な私とエクレスが選ばれたって訳だ」
「それに私はともかく、ヘレンは大陸最強の騎士ですからね。二人で充分ですよ」
「そうか、それならしょうがないのか……」
現在の世界事情を少し話しながら食事もある程度済ませ、ヘレンとエクレスが立ち上がる。
「さぁ次は……」
「私とヘレンが教えるスキル授業ですよ!」
「「「「おぉ!!」」」」
「……私、スキル使えないから暇だなぁ」
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