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幼馴染み
【十三】別れ※
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それは突然だった。
縁側で蝋燭の明かりに照らされながら、瑞樹達は空を見ていた。真昼の筈なのに、真夜中の様な暗さの空を。瑞樹の母は、隣に並んで座る瑞樹と優士に、団扇を扇いで風を送っている。その反対側では蝋燭に灯した火が、煌々と燃えていた。
瑞樹が思うのは、早く太陽に姿を見せて欲しい、それだけだった。
重く暗い空と共に、空気も重く苦しく淀んだ気がしていた。
太陽が隠れただけで、それは何時もと変わりが無いのだろうが、何故か息苦しかった。重く湿った空気が身体にまとわりついて、この闇の中から逃さないと言っている様だ。
そんな筈が無いのに。
ここは自分の家で、母が居て優士も居るのに。だから、何も怖い事はないのにと、この闇の中に一人ではないのだと、瑞樹は自分に言い聞かせていた。
その時、風の音が聴こえた。
それは、ヒューと云う、何処か頼りない音だった。
だが、風は一陣も吹いては居ない。
「…あれ…?」
瑞樹は首を傾げる。確かに、風の音が聴こえたのに? と。
「…いま、なんか…」
それは、優士にも聞こえていたらしい。背筋を伸ばして、風の音が聴こえたであろう方へと視線を巡らせていた。
「ねえ、母さん、いまさ…」
風が吹いたよね? と、言おうとした瑞樹の言葉は途中で途切れてしまった。
隣に座る瑞樹の母は、青い顔をして全身を強張らせていたのだ。団扇を持つ手が、カタカタと小さく小刻みに震えている。
ただ一点、風の音が聴こえて来た方向を、目を見開いて見ていた。
「母さん? どうしたの?」
「おばさん? どこか痛いんですか?」
瑞樹の母は子供達の問い掛けに、何時の間にか渇いていた喉を潤す為に、唾を飲み込んだ。そして、脇に置いていた皿の上に蝋を垂らして固定してある蝋燭を皿ごと手に取り、隣に座る瑞樹に渡す。ただ、一点を。垣根の向こうを見詰めながら。
「…瑞樹、優士君、今からお仏壇のあるお部屋に行って、蝋燭全部に火を点けて持って来て」
言いながら、それでは足りないと思うけど、無いよりはマシだと心の中で付け足した。
その時、また、ヒューッと云う、先程よりは強い風の音が聴こえた。だが、やはり風は吹いてはいない。
「さっきから、なんなんだろう?」
その音が気になりながらも、母に言われた通りに、仏間へ行く為に瑞樹はぶらぶらさせていた足から草履を放り出す。それを見た優士が、また怒られるぞと思ったが、瑞樹の母は何も言わなかった。ただ、垣根の向こうを睨み続けている。
瑞樹や優士は知らない。先程から時折聴こえる風の音が何であるのか。風の音に似た、その細く高い音が何であるのか、幼い二人はまだ知らなかった。
「…いいえ…やっぱり、雨戸を全部閉めて…」
迷いを消す様に瑞樹の母は小さく頭を振って、立ち上がり掛けたが、それよりも早く動く物が居た。
ガサッと大きな音を立てて垣根が揺れ、それが飛び出して来た。
その音に、瑞樹の母も、瑞樹も優士も背後の庭を振り返った。
「…っ…!!」
瑞樹の母は声に鳴らない叫び声を上げた。
喉が引き攣って声が出なかったのだ。
一気に跳躍して来たそれは、瑞樹の母を地面へと押し倒した。
瑞樹の母の上に居る物、それは四つ脚の黒い犬の様な獣だった。
ただし、その眼は血の様に赤く、暗い闇の中で煌々と輝いていた。
闇に溶けそうな漆黒の体毛に覆われたそれは、瑞樹の母と同じぐらいの体格があった。凡百五十と少しぐらいか。
――――――――妖だ。
それは、人を喰らう人外の物。
それは、人を屠る物。
それは、人の共通の敵。
先程から聞こえていた風に似た音は、妖に襲われた人の悲鳴だった。
「…母さんっ!!」
「おばさんっ!!」
瑞樹と優士はそれぞれ声を上げて、縁側から飛び降りようとした。
「火を持って逃げなさいっ!!」
が、両手で妖の口を押さえながら、瑞樹の母がそれを止めた。
妖はグルグルと喉を鳴らし、僅かに開いた口の隙間から涎を流している。
「でも…っ!」
母を置いて逃げるなんて、そんな事が出来る筈が無い。
瑞樹も優士も、そこから動けずにただ固まっていた。
二人の小さな身体は震え、額には嫌な汗が浮かび流れ、頬を伝って落ちて行く。目には涙が浮かび、今にも溢れようとしていた。
そんな二人の姿に、瑞樹の母の焦燥は募って行く。
どうしたら二人は逃げてくれるのか。
どうしたら二人を助けられるのか。
自分だって逃げたい。けど。
子を捨てる親が何処に居ると云うのか。
「早く…っ!!」
逃げてと再び口を開こうとした時、ふと瑞樹の母の身体にあった重みが消えた。
妖が瑞樹の母の上から退いたのだ。
瑞樹の母の手はまだ妖の口を押さえている。が、妖の視線は小さな、柔らかそうな二人の幼子へと向けられていた。
それを見た瑞樹の母は咄嗟に妖の口から手を離し、起き上がり走り出した。
僅かな距離だ。縁側へと上がり、数歩も歩けば二人をこの胸に抱える事が出来る。
しかし、それは妖も同じ事。同じ事だが、身体能力に置いては人よりも妖の方が上だ。
初めて妖を目にした瑞樹と優士は動く事が出来ない。ただ、驚きに目を見開き、その両方の眦から涙を零すだけだ。
「逃げて…っ!!」
ドンッと、優士は瑞樹の母に身体を押されて、背中から倒れ込んだ。
倒れ込みながら、その光景を見ていた。
妖の口が大きく開き、瑞樹の肩に喰らい付こうとするよりも早く、瑞樹の母がその小さな身体を全身で抱き込むのを。
「ああっ!!」
そして、その鋭い牙が瑞樹の母の肩に食い込み、その痛みに瑞樹の母が顔を顰め、瑞樹を抱き込んだまま蹲るのを。
全身を母の身体に包まれた瑞樹の顔は見えないが、その身体は硬直している様に見えた。
ガチャッとした何かが壊れる音も聞こえた。
それは瑞樹が持っていた蝋燭が立てられていた皿で、廊下に落ちた瞬間に幾つかに割れていたが、まだ蝋燭の火は灯っていた。
「…それを持って逃げなさい! そして、誰か…朱雀の人をっ!」
瑞樹の母のこれまでにない強い口調と、強い眼差しに、優士は強張っていた身体を何とか動かして、転がっていた蝋燭を拾い、そこから走り出した。
妖は瑞樹の母の肩に喰らい付いたままで、優士を追う事は無かった。
それは恐らく血の匂いに酔っていたからだろう。
ここに食い物があるのに、わざわざ去って行く食い物を追う事も無いと、そう思っていたのかも知れない。
何処をどう走ったのか優士は覚えてはいない。
途中で木の枝を拾い、それに蝋燭の火を移した気がする。そして更に太い薪を、まだ薪風呂の家から拝借して火を移した気もする。
人々の混乱の声の中、ただそれを探した。
黒い衣服に身を包んだ者を。
手に刀を持った者を。
妖と戦う使命を持つ朱雀部隊と呼ばれる者を。
それを見付け、助けてと声を掛け、朱雀の男に優士はおんぶされながら瑞樹の家へと案内をして、そこに辿り着いた時には総てが終わっていた。
妖の姿はなく、同じ朱雀の男が唇を噛み締めながら、それに…家の中から拝借したのだろう…毛布を被せる処だった。
毛布を掛けられ、隠された物は、瑞樹の母親だった者だ。
瑞樹はその傍らに座り込み、ただ宙を見ていた。虚ろな何も映さぬ様な昏い瞳で。その頬は涙と血で濡れていたが、今の瑞樹の目からは涙は零れていなかった。
瑞樹に声を掛けようとした優士だったが、毛布が被される前にちらりと目にした物に優士は吐き気を覚え、手にしていた松明を落とし、両手で口を押さえた。
我慢しなくて良いと、優士を背負っていた男が優士を背中から下ろした。優士は下ろされた途端に、地面に両手と両膝を付いて、胃の中の物を吐き出した。それを痛ましそうに見ていた男だったが、軽く目を閉じた後に、先に来ていた同僚の元へ行き話を聞きに歩き出した。
縁側で蝋燭の明かりに照らされながら、瑞樹達は空を見ていた。真昼の筈なのに、真夜中の様な暗さの空を。瑞樹の母は、隣に並んで座る瑞樹と優士に、団扇を扇いで風を送っている。その反対側では蝋燭に灯した火が、煌々と燃えていた。
瑞樹が思うのは、早く太陽に姿を見せて欲しい、それだけだった。
重く暗い空と共に、空気も重く苦しく淀んだ気がしていた。
太陽が隠れただけで、それは何時もと変わりが無いのだろうが、何故か息苦しかった。重く湿った空気が身体にまとわりついて、この闇の中から逃さないと言っている様だ。
そんな筈が無いのに。
ここは自分の家で、母が居て優士も居るのに。だから、何も怖い事はないのにと、この闇の中に一人ではないのだと、瑞樹は自分に言い聞かせていた。
その時、風の音が聴こえた。
それは、ヒューと云う、何処か頼りない音だった。
だが、風は一陣も吹いては居ない。
「…あれ…?」
瑞樹は首を傾げる。確かに、風の音が聴こえたのに? と。
「…いま、なんか…」
それは、優士にも聞こえていたらしい。背筋を伸ばして、風の音が聴こえたであろう方へと視線を巡らせていた。
「ねえ、母さん、いまさ…」
風が吹いたよね? と、言おうとした瑞樹の言葉は途中で途切れてしまった。
隣に座る瑞樹の母は、青い顔をして全身を強張らせていたのだ。団扇を持つ手が、カタカタと小さく小刻みに震えている。
ただ一点、風の音が聴こえて来た方向を、目を見開いて見ていた。
「母さん? どうしたの?」
「おばさん? どこか痛いんですか?」
瑞樹の母は子供達の問い掛けに、何時の間にか渇いていた喉を潤す為に、唾を飲み込んだ。そして、脇に置いていた皿の上に蝋を垂らして固定してある蝋燭を皿ごと手に取り、隣に座る瑞樹に渡す。ただ、一点を。垣根の向こうを見詰めながら。
「…瑞樹、優士君、今からお仏壇のあるお部屋に行って、蝋燭全部に火を点けて持って来て」
言いながら、それでは足りないと思うけど、無いよりはマシだと心の中で付け足した。
その時、また、ヒューッと云う、先程よりは強い風の音が聴こえた。だが、やはり風は吹いてはいない。
「さっきから、なんなんだろう?」
その音が気になりながらも、母に言われた通りに、仏間へ行く為に瑞樹はぶらぶらさせていた足から草履を放り出す。それを見た優士が、また怒られるぞと思ったが、瑞樹の母は何も言わなかった。ただ、垣根の向こうを睨み続けている。
瑞樹や優士は知らない。先程から時折聴こえる風の音が何であるのか。風の音に似た、その細く高い音が何であるのか、幼い二人はまだ知らなかった。
「…いいえ…やっぱり、雨戸を全部閉めて…」
迷いを消す様に瑞樹の母は小さく頭を振って、立ち上がり掛けたが、それよりも早く動く物が居た。
ガサッと大きな音を立てて垣根が揺れ、それが飛び出して来た。
その音に、瑞樹の母も、瑞樹も優士も背後の庭を振り返った。
「…っ…!!」
瑞樹の母は声に鳴らない叫び声を上げた。
喉が引き攣って声が出なかったのだ。
一気に跳躍して来たそれは、瑞樹の母を地面へと押し倒した。
瑞樹の母の上に居る物、それは四つ脚の黒い犬の様な獣だった。
ただし、その眼は血の様に赤く、暗い闇の中で煌々と輝いていた。
闇に溶けそうな漆黒の体毛に覆われたそれは、瑞樹の母と同じぐらいの体格があった。凡百五十と少しぐらいか。
――――――――妖だ。
それは、人を喰らう人外の物。
それは、人を屠る物。
それは、人の共通の敵。
先程から聞こえていた風に似た音は、妖に襲われた人の悲鳴だった。
「…母さんっ!!」
「おばさんっ!!」
瑞樹と優士はそれぞれ声を上げて、縁側から飛び降りようとした。
「火を持って逃げなさいっ!!」
が、両手で妖の口を押さえながら、瑞樹の母がそれを止めた。
妖はグルグルと喉を鳴らし、僅かに開いた口の隙間から涎を流している。
「でも…っ!」
母を置いて逃げるなんて、そんな事が出来る筈が無い。
瑞樹も優士も、そこから動けずにただ固まっていた。
二人の小さな身体は震え、額には嫌な汗が浮かび流れ、頬を伝って落ちて行く。目には涙が浮かび、今にも溢れようとしていた。
そんな二人の姿に、瑞樹の母の焦燥は募って行く。
どうしたら二人は逃げてくれるのか。
どうしたら二人を助けられるのか。
自分だって逃げたい。けど。
子を捨てる親が何処に居ると云うのか。
「早く…っ!!」
逃げてと再び口を開こうとした時、ふと瑞樹の母の身体にあった重みが消えた。
妖が瑞樹の母の上から退いたのだ。
瑞樹の母の手はまだ妖の口を押さえている。が、妖の視線は小さな、柔らかそうな二人の幼子へと向けられていた。
それを見た瑞樹の母は咄嗟に妖の口から手を離し、起き上がり走り出した。
僅かな距離だ。縁側へと上がり、数歩も歩けば二人をこの胸に抱える事が出来る。
しかし、それは妖も同じ事。同じ事だが、身体能力に置いては人よりも妖の方が上だ。
初めて妖を目にした瑞樹と優士は動く事が出来ない。ただ、驚きに目を見開き、その両方の眦から涙を零すだけだ。
「逃げて…っ!!」
ドンッと、優士は瑞樹の母に身体を押されて、背中から倒れ込んだ。
倒れ込みながら、その光景を見ていた。
妖の口が大きく開き、瑞樹の肩に喰らい付こうとするよりも早く、瑞樹の母がその小さな身体を全身で抱き込むのを。
「ああっ!!」
そして、その鋭い牙が瑞樹の母の肩に食い込み、その痛みに瑞樹の母が顔を顰め、瑞樹を抱き込んだまま蹲るのを。
全身を母の身体に包まれた瑞樹の顔は見えないが、その身体は硬直している様に見えた。
ガチャッとした何かが壊れる音も聞こえた。
それは瑞樹が持っていた蝋燭が立てられていた皿で、廊下に落ちた瞬間に幾つかに割れていたが、まだ蝋燭の火は灯っていた。
「…それを持って逃げなさい! そして、誰か…朱雀の人をっ!」
瑞樹の母のこれまでにない強い口調と、強い眼差しに、優士は強張っていた身体を何とか動かして、転がっていた蝋燭を拾い、そこから走り出した。
妖は瑞樹の母の肩に喰らい付いたままで、優士を追う事は無かった。
それは恐らく血の匂いに酔っていたからだろう。
ここに食い物があるのに、わざわざ去って行く食い物を追う事も無いと、そう思っていたのかも知れない。
何処をどう走ったのか優士は覚えてはいない。
途中で木の枝を拾い、それに蝋燭の火を移した気がする。そして更に太い薪を、まだ薪風呂の家から拝借して火を移した気もする。
人々の混乱の声の中、ただそれを探した。
黒い衣服に身を包んだ者を。
手に刀を持った者を。
妖と戦う使命を持つ朱雀部隊と呼ばれる者を。
それを見付け、助けてと声を掛け、朱雀の男に優士はおんぶされながら瑞樹の家へと案内をして、そこに辿り着いた時には総てが終わっていた。
妖の姿はなく、同じ朱雀の男が唇を噛み締めながら、それに…家の中から拝借したのだろう…毛布を被せる処だった。
毛布を掛けられ、隠された物は、瑞樹の母親だった者だ。
瑞樹はその傍らに座り込み、ただ宙を見ていた。虚ろな何も映さぬ様な昏い瞳で。その頬は涙と血で濡れていたが、今の瑞樹の目からは涙は零れていなかった。
瑞樹に声を掛けようとした優士だったが、毛布が被される前にちらりと目にした物に優士は吐き気を覚え、手にしていた松明を落とし、両手で口を押さえた。
我慢しなくて良いと、優士を背負っていた男が優士を背中から下ろした。優士は下ろされた途端に、地面に両手と両膝を付いて、胃の中の物を吐き出した。それを痛ましそうに見ていた男だったが、軽く目を閉じた後に、先に来ていた同僚の元へ行き話を聞きに歩き出した。
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