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おまけ
俺、フラグる
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また、この部屋に足を踏み入れる事になるなんて、誰が想像出来ただろう?
「ヨーチ様…」
ふっかふかの、何処かのテレフォンショッピングで、クソ高い声を出して宣伝していてもおかしくない、見た目の割に軽い掛け布団を跳ね除けた下にあるのは、程良い弾力のあるマットレスだ。その上にはピンと張られた、真っ白なシーツがあり、手触りは滑々だ。窓には白いレースのカーテンがあり、そして俺はレースを編むんだとか、頭の中で歌ってみた。
が。
「…約束ですよ…?」
そんな俺の歌を掻き消すのは、言わずと知れた大神官様のノアだ。
さらさらとした金色の髪が、俺の頬を擽る。
そう、俺は今、例の欲望を相殺する部屋のベッドの上で、ノアに押し倒されていた。
互いに真っ白なバスローブ姿だ。
おい、何処のホテルだよ、ここは。
何でしっかり風呂があるんだよ。
何でバスローブがしっかりあるんだよ。
本当に、誰だよ、この部屋を作ったのは。
前回は気付かなかったよ、畜生。
「お、おう…」
前回、ここでしっかりと意識のある中で、ノアとおセックスをした俺は部屋に閉じ篭った。
三日程閉じ篭った翌日、ノアにドアを破壊されて、部屋から引き摺り出された。
おい、何処の暴力神官だよ。
そして、皆が心配していると、お説教を喰らった。
で、部屋のドアの修理が終わるまでは、ノアの部屋に厄介に…なる訳が無い。
俺はのらりくらりと、徹麻しまくった。寝る時は雀卓に突っ伏した。雀牌が俺の枕だ。痛いけど。
ノアと二人きりとか、恐ろしくて心臓が持たない。爆発までの天井一直線だ。
しかし、そんな生活も三日で終わった。
何だよ。俺は明智光秀かよ。天下は三日で終わりなのかよ、畜生。
またも説教される俺だけど、目を合わせようとしない俺に、ノアがブチ切れた。
『晴れて恋人同士になったのに、何故、目を合わせてくれないのですか!』
『なってねえよ!! お前、まだ俺に勝つどころか、一度もみんなと麻雀やってねえだろうがッ!!』
『はっ!?』
『何、白々しく驚いているんだお前はッ!! 俺より弱いヤツを恋人とは認めねえッ!!』
と、お互いに叫んだ場所は麻雀部屋だ。
麻雀仲間、もとい、他の神官の爺さん達も当然そこに居た。
『では、勝負と行きましょうぞ!!』
『ハンチャン四回でどうですかな!?』
と、あれよあれよと、麻雀勝負が始まってしまった。二人で麻雀は出来ない。俺はメキメキと腕を上げて来たグラン爺さんと、ロマノフ爺さんを指名した。他の爺さん達は悔しそうにハンカチを咥えて泣いていた。
ノアは麻雀覚えたてだ。そんな素人に負ける訳には行かない。手抜きだって、当然しない。何時だって真剣勝負だ。
そう、皆、真剣にジャラジャラと牌を混ぜて山を作り、以下略。
『…出来てます』
『…は…?』
俺の起家で始まった、その半荘。俺の対面に座るノアの第一ツモ。そのノアの第一声がそれだった。
『チ…地和…だと…?』
倒された牌を見れば、確かに…ツモっている…嘘だ…確率…1/33万だぞ…それが…。
『ビ、ビギナーズラックだな! すげーな!!』
『あの、ヨーチ様…これ、スーアンコーでは…? それも、タンキ…』
ピキッと音を立てて、俺の額に青筋が浮かんだ。
余計な事を言うなよ、グラン爺さんよッ!!
俺、わざとスルーしたのッ!!
『トリプル役満ですな!』
ロマノフ爺さんやめてッ!!
『流石はノア様ですな!!』
いーやーッ!!
誰だよ、こいつらに麻雀教えたの! 俺だよ、畜生ッ!!
とんでもない奇跡を目の当たりにした爺さん達は、ノアの応援に回った。
裏切り者――――――――ッ!!
と、のっけからマイナススタートで、そのままノア以外全員マイナスで終わった。
おかしいだろ…次から次へと役満炸裂とか…役満じゃなくて安心したら裏ドラ乗り捲って数え役満とか…。
『これで、今度こそ間違いなく、私達は正真正銘の恋人同士ですね』
ニコニコと満面の笑顔を浮かべるノアに、何が言えただろう?
『…ア、ハイ…ソウデスネ…』
誰だよ! こんなに証人が居る前で、以下略。
そうして俺はノアの部屋に連行されて、寝不足は身体に悪いからと、寝かしつけられたのが昨日。今日の日中も、だらだらと食っちゃ寝をして、夜を迎えて、欲望を相殺する部屋に連れ込まれた。ノア曰く『邪魔が入らないから』だそうだ。いや、あいつら麻雀やってるよ…。邪魔しになんて来ねえよ…。
そして、俺が先に風呂に入って、その後でノアが入って、出て来た傍から押し倒されている訳だ。
俺だって男だ。男に二言は無い。無いが。
「…恋人って言うけど…俺…その…まともに告白されてないんだけど…?」
どうしても、それが引っ掛かって、俺はノアを見上げて睨み付ける様にして言った。
「…はい…?」
俺を見下ろすノアが首を傾げる。
「…い、愛しいとか、好ましいとか、回りくどいんだよッ! 好きなら、そのまま好きで良いだろッ!! お、俺みたいな、底辺スロッターで、麻雀馬鹿の何処が良いのか知らないけどさッ!! お、俺は何か知らないけど、この間…いや、ナマズ退治の時から、お前がたまに、本ッ当にたまに、ごく稀に、中段チェリー並みに、可愛く見えたりして、それが良いなとか思ったりしてるしッ! そんなお前が良いなとか思ったり、何か、ムズムズ…と、とにかくッ!! お前を好きになるフラグを引いた…ッ…!! ああッ、もう、お前が好きなんだよッ! 畜生ッ!!」
顔を赤くして一気に捲し立てる俺に、ノアは目を丸くして、瞬きを繰り返して、そして。
「…ヨーチ様…」
目を細めて、とても嬉しそうに笑った。目が潰れる。盲牌しか出来なくなるから止めろ。
「…避けていたり…目を合わせてくれなかったのは…意識して…恥ずかしかった…からですか?」
ノアが身体を倒して、俺に顔を近付けながら聞いて来る。
「…そうだよ…畜生」
プイッと横を向いて、ぶっきらぼうに言えば、ノアの両手が伸びて来て、頬を挟まれて、正面へと戻されてしまった。
息が掛かりそうな距離にノアの顔があって、俺の心臓がバクバク言い出す。こんなに心臓バクバクしてたら、指が震えて牌なんて持てないし、ストップボタンも押せない。
「…好きです。好きな事には、一途でがむしゃらな処も、少しお馬鹿な処も…」
「ば、ばかっ…!?」
馬鹿って何だって抗議しようとした口は、直ぐそこにあったノアの唇に塞がれてしまった。
「…んぅ…」
軽く触れて、離れたと思ったら再び、唇を重ねられて、ぬるっとした舌も入って来た。
がっつくなよと、思いながらも、これに何度か助けられて来たんだよな、なんて思ったりもして、そんなこいつが、やっぱり可愛いな、なんて思った。
俺の腰を跨いでいたノアの身体が下りて来て、その重みが伸し掛か…。
「…おい…何か当たってるんだけど…」
ノアの重さより、腹に当たるゴリッとした感触に、俺は声を上げた。
「愛しい人と触れ合っているのですから、当然でしょう?」
と、ノアが身体を起こして、バスローブの紐を解いた。ハラリとはだけたそこには、ご立派な万点棒が天を向いていた。
パンツ穿いて無いのか、こいつ。
いや、バスローブは身体を拭く為の物だし、一度脱いだパンツをまた穿くのもな、と、俺も穿いてないけど。
けど。
「…………………………」
思わず、言葉を失くしてしまう。
いや、その万点棒にはお世話になりましたよ? いや、でもな? 万点棒過ぎやしないか? てか、何気にまじまじと見るのは初めてだったな…。
どうすんだ、それ?
いや、挿れるんだよな?
俺の可愛らしい点棒ケースに。
いや、挿入されてたけどさ。
何だよ、それと比べたら、俺の点棒は百点棒じゃねえか。
「ヨーチ様?」
「………………あ、悪い。俺、今日、もうハコテンだから帰るわ」
と、起き上がろうとした俺の肩を、ノアは当然の様に掴む。
うん、そうだよな。
天井目の前にして、台を捨てられる訳ないよな。財布の中が空なら、下皿にスマホ置いて、ATMダッシュするよな。
「ヨーチ様?」
笑っているけど、目の奥は笑っていない。とんでもないツンドラだ。
「…オテヤワラカにオネガイシマス…」
俺は、頬を引き攣らせながら、そう言うしか無かった。
「ヨーチ様…」
ふっかふかの、何処かのテレフォンショッピングで、クソ高い声を出して宣伝していてもおかしくない、見た目の割に軽い掛け布団を跳ね除けた下にあるのは、程良い弾力のあるマットレスだ。その上にはピンと張られた、真っ白なシーツがあり、手触りは滑々だ。窓には白いレースのカーテンがあり、そして俺はレースを編むんだとか、頭の中で歌ってみた。
が。
「…約束ですよ…?」
そんな俺の歌を掻き消すのは、言わずと知れた大神官様のノアだ。
さらさらとした金色の髪が、俺の頬を擽る。
そう、俺は今、例の欲望を相殺する部屋のベッドの上で、ノアに押し倒されていた。
互いに真っ白なバスローブ姿だ。
おい、何処のホテルだよ、ここは。
何でしっかり風呂があるんだよ。
何でバスローブがしっかりあるんだよ。
本当に、誰だよ、この部屋を作ったのは。
前回は気付かなかったよ、畜生。
「お、おう…」
前回、ここでしっかりと意識のある中で、ノアとおセックスをした俺は部屋に閉じ篭った。
三日程閉じ篭った翌日、ノアにドアを破壊されて、部屋から引き摺り出された。
おい、何処の暴力神官だよ。
そして、皆が心配していると、お説教を喰らった。
で、部屋のドアの修理が終わるまでは、ノアの部屋に厄介に…なる訳が無い。
俺はのらりくらりと、徹麻しまくった。寝る時は雀卓に突っ伏した。雀牌が俺の枕だ。痛いけど。
ノアと二人きりとか、恐ろしくて心臓が持たない。爆発までの天井一直線だ。
しかし、そんな生活も三日で終わった。
何だよ。俺は明智光秀かよ。天下は三日で終わりなのかよ、畜生。
またも説教される俺だけど、目を合わせようとしない俺に、ノアがブチ切れた。
『晴れて恋人同士になったのに、何故、目を合わせてくれないのですか!』
『なってねえよ!! お前、まだ俺に勝つどころか、一度もみんなと麻雀やってねえだろうがッ!!』
『はっ!?』
『何、白々しく驚いているんだお前はッ!! 俺より弱いヤツを恋人とは認めねえッ!!』
と、お互いに叫んだ場所は麻雀部屋だ。
麻雀仲間、もとい、他の神官の爺さん達も当然そこに居た。
『では、勝負と行きましょうぞ!!』
『ハンチャン四回でどうですかな!?』
と、あれよあれよと、麻雀勝負が始まってしまった。二人で麻雀は出来ない。俺はメキメキと腕を上げて来たグラン爺さんと、ロマノフ爺さんを指名した。他の爺さん達は悔しそうにハンカチを咥えて泣いていた。
ノアは麻雀覚えたてだ。そんな素人に負ける訳には行かない。手抜きだって、当然しない。何時だって真剣勝負だ。
そう、皆、真剣にジャラジャラと牌を混ぜて山を作り、以下略。
『…出来てます』
『…は…?』
俺の起家で始まった、その半荘。俺の対面に座るノアの第一ツモ。そのノアの第一声がそれだった。
『チ…地和…だと…?』
倒された牌を見れば、確かに…ツモっている…嘘だ…確率…1/33万だぞ…それが…。
『ビ、ビギナーズラックだな! すげーな!!』
『あの、ヨーチ様…これ、スーアンコーでは…? それも、タンキ…』
ピキッと音を立てて、俺の額に青筋が浮かんだ。
余計な事を言うなよ、グラン爺さんよッ!!
俺、わざとスルーしたのッ!!
『トリプル役満ですな!』
ロマノフ爺さんやめてッ!!
『流石はノア様ですな!!』
いーやーッ!!
誰だよ、こいつらに麻雀教えたの! 俺だよ、畜生ッ!!
とんでもない奇跡を目の当たりにした爺さん達は、ノアの応援に回った。
裏切り者――――――――ッ!!
と、のっけからマイナススタートで、そのままノア以外全員マイナスで終わった。
おかしいだろ…次から次へと役満炸裂とか…役満じゃなくて安心したら裏ドラ乗り捲って数え役満とか…。
『これで、今度こそ間違いなく、私達は正真正銘の恋人同士ですね』
ニコニコと満面の笑顔を浮かべるノアに、何が言えただろう?
『…ア、ハイ…ソウデスネ…』
誰だよ! こんなに証人が居る前で、以下略。
そうして俺はノアの部屋に連行されて、寝不足は身体に悪いからと、寝かしつけられたのが昨日。今日の日中も、だらだらと食っちゃ寝をして、夜を迎えて、欲望を相殺する部屋に連れ込まれた。ノア曰く『邪魔が入らないから』だそうだ。いや、あいつら麻雀やってるよ…。邪魔しになんて来ねえよ…。
そして、俺が先に風呂に入って、その後でノアが入って、出て来た傍から押し倒されている訳だ。
俺だって男だ。男に二言は無い。無いが。
「…恋人って言うけど…俺…その…まともに告白されてないんだけど…?」
どうしても、それが引っ掛かって、俺はノアを見上げて睨み付ける様にして言った。
「…はい…?」
俺を見下ろすノアが首を傾げる。
「…い、愛しいとか、好ましいとか、回りくどいんだよッ! 好きなら、そのまま好きで良いだろッ!! お、俺みたいな、底辺スロッターで、麻雀馬鹿の何処が良いのか知らないけどさッ!! お、俺は何か知らないけど、この間…いや、ナマズ退治の時から、お前がたまに、本ッ当にたまに、ごく稀に、中段チェリー並みに、可愛く見えたりして、それが良いなとか思ったりしてるしッ! そんなお前が良いなとか思ったり、何か、ムズムズ…と、とにかくッ!! お前を好きになるフラグを引いた…ッ…!! ああッ、もう、お前が好きなんだよッ! 畜生ッ!!」
顔を赤くして一気に捲し立てる俺に、ノアは目を丸くして、瞬きを繰り返して、そして。
「…ヨーチ様…」
目を細めて、とても嬉しそうに笑った。目が潰れる。盲牌しか出来なくなるから止めろ。
「…避けていたり…目を合わせてくれなかったのは…意識して…恥ずかしかった…からですか?」
ノアが身体を倒して、俺に顔を近付けながら聞いて来る。
「…そうだよ…畜生」
プイッと横を向いて、ぶっきらぼうに言えば、ノアの両手が伸びて来て、頬を挟まれて、正面へと戻されてしまった。
息が掛かりそうな距離にノアの顔があって、俺の心臓がバクバク言い出す。こんなに心臓バクバクしてたら、指が震えて牌なんて持てないし、ストップボタンも押せない。
「…好きです。好きな事には、一途でがむしゃらな処も、少しお馬鹿な処も…」
「ば、ばかっ…!?」
馬鹿って何だって抗議しようとした口は、直ぐそこにあったノアの唇に塞がれてしまった。
「…んぅ…」
軽く触れて、離れたと思ったら再び、唇を重ねられて、ぬるっとした舌も入って来た。
がっつくなよと、思いながらも、これに何度か助けられて来たんだよな、なんて思ったりもして、そんなこいつが、やっぱり可愛いな、なんて思った。
俺の腰を跨いでいたノアの身体が下りて来て、その重みが伸し掛か…。
「…おい…何か当たってるんだけど…」
ノアの重さより、腹に当たるゴリッとした感触に、俺は声を上げた。
「愛しい人と触れ合っているのですから、当然でしょう?」
と、ノアが身体を起こして、バスローブの紐を解いた。ハラリとはだけたそこには、ご立派な万点棒が天を向いていた。
パンツ穿いて無いのか、こいつ。
いや、バスローブは身体を拭く為の物だし、一度脱いだパンツをまた穿くのもな、と、俺も穿いてないけど。
けど。
「…………………………」
思わず、言葉を失くしてしまう。
いや、その万点棒にはお世話になりましたよ? いや、でもな? 万点棒過ぎやしないか? てか、何気にまじまじと見るのは初めてだったな…。
どうすんだ、それ?
いや、挿れるんだよな?
俺の可愛らしい点棒ケースに。
いや、挿入されてたけどさ。
何だよ、それと比べたら、俺の点棒は百点棒じゃねえか。
「ヨーチ様?」
「………………あ、悪い。俺、今日、もうハコテンだから帰るわ」
と、起き上がろうとした俺の肩を、ノアは当然の様に掴む。
うん、そうだよな。
天井目の前にして、台を捨てられる訳ないよな。財布の中が空なら、下皿にスマホ置いて、ATMダッシュするよな。
「ヨーチ様?」
笑っているけど、目の奥は笑っていない。とんでもないツンドラだ。
「…オテヤワラカにオネガイシマス…」
俺は、頬を引き攣らせながら、そう言うしか無かった。
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