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教えてストーカーのストーカー
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あ、どうも、こんにちは、カラヲです。
え?
あの後、どうなったのか、ですか?
それはそれは、もう、熱いお二人をたんの…ごふんっ。
オニキス様が、喚くライザー様を、こう肩に担ぎましてね?
レン様とマリエル様の熱い声援の中、まずはお二人で湯浴みをされました。
ええ、往生際の悪…ごふんっ。
恥じらいまくる、ライザー様を無理矢…ごふんっ。
お二人、仲良く湯浴みをされました。
かなりの長湯でして、ライザー様は逆上せてぐったりとされてしまいましたので、聖女でありますマリエル様に、癒やしの魔法を掛けて頂きましたら、また、懲りずにライザー様が逃げ…ごふんっ。
まあ、元気になりましたライザー様を、今度は寝所にてオニキス様が優しく語りながら…多分、優しく語って居たと思います、はい。
ライザー様の怒鳴り声が聞こえた気がしますが、ライザー様はとてもお元気な方なので、何時もの事なのでしょう。
オニキス様は、特に気にしたご様子もありませんでしたし、はい。
真夜中近くになりまして、私を呼ぶオニキス様の前に姿を現しましたら、何故か蹴り飛ばされてしまいました。
多分、天井から降りて来たので驚かせてしまったのだと思います。
オニキス様は、意識を失くされたライザー様を横抱きにして、湯浴みをして来るから、寝所を整えておくようにと私に言い残して、湯殿へと向かいました。
ええ、何も身に纏わずに行かれました。
取り敢えずは、恥ずかしい染みが残るシーツを剥ぎ取りまして、洗い場へ持って行こうとしたのです。
そうしたら、こんな時間ですのに、マリエル様に出会いました。
『あ、カラヲ君! それ、使用済み? 恥ずかしい染みとか、タンパク質の染みあばぱばばばばば!?』
私から、使用済みシーツを剥ぎ取ろうとしたマリエル様が、あばばしました。
オニキス様の仕業ですね。
『ア。私。回復薬作リマクルワ。媚薬モ必要デスネ。ハイ。私ニ任セテ』
白目を剥いて何かを言っていましたが、問題は無かったです。
廊下を歩いて居ましたら、何故かレン様が鼻血を流して、そこに寝て居ました。
まあ、気温の高い時期ですから、お風邪をめされる事は無いと思いましたので、邪魔はせずにそのまま寝かせて置く事にしました。
うっかり踏まない様に気を付けなければいけませんね。
時間も時間でしたので、洗い物は朝に回して、新しいシーツを用意しました。
空腹を覚えて居るのかも知れませんので、何時でも食べられます様におにぎりも用意しました。
ついでに良い気分になれます様に、お香も焚く事にしました。
ここまで用意しましたのに、お二人はまだお戻りになりませんでした。
もう何ラウンドも致しているのですから、流石に、湯殿で致しては居ない筈です。
もしや、湯浴みの最中にお眠りになられてしまったのでは?
そう思った私は慌てて湯殿へと向かいました。
そうしましたら、何とですよ。
『…っふぁ…っ…あ、あ!!』
驚きましたね。
驚愕しましたね。
戦慄しましたね。
流石は魔王様と勇者様です。
無尽蔵の体力を有しておられました。
いやはや、唯人の私にはとてもではありませんが、真似は出来そうにありませあばばばばばばばばばば!?
気が付けば私はシーツを洗っていました。
ううん?
何やら記憶があやふやです。
まあ、良いです。
お二人はこれからも仲睦まじく過ごしてゆかれるのでしょうね、はい。
え?
あの後、どうなったのか、ですか?
それはそれは、もう、熱いお二人をたんの…ごふんっ。
オニキス様が、喚くライザー様を、こう肩に担ぎましてね?
レン様とマリエル様の熱い声援の中、まずはお二人で湯浴みをされました。
ええ、往生際の悪…ごふんっ。
恥じらいまくる、ライザー様を無理矢…ごふんっ。
お二人、仲良く湯浴みをされました。
かなりの長湯でして、ライザー様は逆上せてぐったりとされてしまいましたので、聖女でありますマリエル様に、癒やしの魔法を掛けて頂きましたら、また、懲りずにライザー様が逃げ…ごふんっ。
まあ、元気になりましたライザー様を、今度は寝所にてオニキス様が優しく語りながら…多分、優しく語って居たと思います、はい。
ライザー様の怒鳴り声が聞こえた気がしますが、ライザー様はとてもお元気な方なので、何時もの事なのでしょう。
オニキス様は、特に気にしたご様子もありませんでしたし、はい。
真夜中近くになりまして、私を呼ぶオニキス様の前に姿を現しましたら、何故か蹴り飛ばされてしまいました。
多分、天井から降りて来たので驚かせてしまったのだと思います。
オニキス様は、意識を失くされたライザー様を横抱きにして、湯浴みをして来るから、寝所を整えておくようにと私に言い残して、湯殿へと向かいました。
ええ、何も身に纏わずに行かれました。
取り敢えずは、恥ずかしい染みが残るシーツを剥ぎ取りまして、洗い場へ持って行こうとしたのです。
そうしたら、こんな時間ですのに、マリエル様に出会いました。
『あ、カラヲ君! それ、使用済み? 恥ずかしい染みとか、タンパク質の染みあばぱばばばばば!?』
私から、使用済みシーツを剥ぎ取ろうとしたマリエル様が、あばばしました。
オニキス様の仕業ですね。
『ア。私。回復薬作リマクルワ。媚薬モ必要デスネ。ハイ。私ニ任セテ』
白目を剥いて何かを言っていましたが、問題は無かったです。
廊下を歩いて居ましたら、何故かレン様が鼻血を流して、そこに寝て居ました。
まあ、気温の高い時期ですから、お風邪をめされる事は無いと思いましたので、邪魔はせずにそのまま寝かせて置く事にしました。
うっかり踏まない様に気を付けなければいけませんね。
時間も時間でしたので、洗い物は朝に回して、新しいシーツを用意しました。
空腹を覚えて居るのかも知れませんので、何時でも食べられます様におにぎりも用意しました。
ついでに良い気分になれます様に、お香も焚く事にしました。
ここまで用意しましたのに、お二人はまだお戻りになりませんでした。
もう何ラウンドも致しているのですから、流石に、湯殿で致しては居ない筈です。
もしや、湯浴みの最中にお眠りになられてしまったのでは?
そう思った私は慌てて湯殿へと向かいました。
そうしましたら、何とですよ。
『…っふぁ…っ…あ、あ!!』
驚きましたね。
驚愕しましたね。
戦慄しましたね。
流石は魔王様と勇者様です。
無尽蔵の体力を有しておられました。
いやはや、唯人の私にはとてもではありませんが、真似は出来そうにありませあばばばばばばばばばば!?
気が付けば私はシーツを洗っていました。
ううん?
何やら記憶があやふやです。
まあ、良いです。
お二人はこれからも仲睦まじく過ごしてゆかれるのでしょうね、はい。
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