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限界離婚

【裏】登場人物紹介(ネタバレあり)

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【裏】登場人物紹介
※作中で出てくる人物の病名について記載しています。(作中で自覚症状は訴えているが、病名まで記載できていない方が含まれている為、追記しました。)最後まで読んで、あれ?どうしてだろうと、登場人物の言動がちょっとピンとこない方は、記載されている病名を調べると納得いくかもしれません。
※この話はフィクションです。登場人物に実在するモデルは存在しません。




丸田 広一…65歳。定年退職したばかり。京香に一目ぼれして、何度も告白を繰り返していた。京香の進学した大学を調べて、勝手についていった。大学生時代から京香との付き合いが開始。結婚には家族から反対を受けたが、頑固な面がある広一が推し進めた。結婚後は、盗難癖がある京香の為に、プレゼントのつもりで貴金属を家に定期的に配置していた。小型カメラは京香の事を撮影する為の広一の趣味。せん妄時に息子に話してしまい、後で落ち込んでいた。離婚後京香を見つけたら、復縁できなくてもカメラだけは設置するつもりだった。
【主病名】急性くも膜下出血
【その他の症状】重度意識障害、呼吸障害(人工呼吸器挿入)、せん妄(特に被害的発言多い)、高次脳機能障害(退院時軽度注意障害のみ残存)



           
丸田 京香…66歳。半年前に退職した。仕事はそれなりにしていたが、プライベートは、かなり欲に忠実な面がある。付き合っている彼氏の家に入り込んで、こっそり何かを持ち帰る癖がある。糖尿病が末期になるまで気がつかない等、少し抜けている。些細な事で激高しやすい。甘い物が大好き。
【主病名】糖尿病
【その他の症状】糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害、糖尿病性動脈硬化、足壊疽(足切断処置)




丸田 良…38歳。営業職。出張が多い。妻の鈴奈とは仲が良い。丸田家で唯一倒れなかった運がいい男。家でも会社でも調整係を任される事が多い。苦労人。



丸田 鈴奈…33歳。夫が忙しく基本ワンオペで家事育児をこなしている。実家が県外で、近くに友人がいない。内向的で大人しい性格。一人で我慢してしまう傾向がある。
【主病名】子宮外妊娠(子宮管摘出。※片方のみ)
【その他の症状】抑うつ傾向(退院後改善。服薬なし。)



丸田 勇太…3歳。元気で活発な男の子。怪獣を倒す事が何よりも大好き。思いっきり戦える怪獣役を常に求めている。(母は弱すぎて物足りない。)



丸田 文…82歳。専業主婦。丸田家を長年支えてきた苦労人。亡くなった娘、鈴の帰りを待っている。丸田家では、認知症により家事能力の低下、無気力、記憶障害が表れており、電話の内容を忘れたり、通帳が取られたと錯覚して物取られ妄想が出現していた。(実際は文の通帳は金庫に保管されていたが、その事を忘れてしまっていた。)

【主病名】熱中症、認知症
【その他の症状】記憶障害、見当識障害、物取られ妄想



麗奈…広一が定期的に会っている女。文の孫。苦労人。実父が結婚するからと高校生の時に家から追い出された。京香の事をよく思っていない。家族に飢えている。



徹…麗奈の幼馴染。ホスト。介護福祉士の資格保持者。











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