〇〇家族

ヤマゴロウ

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第1章

第5話 検証家族

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恵美。お兄ちゃんはお前を利用してしまった。

許してくれ。だがこれは家族のためなんだっ!

検証項目

検証1 家族ならどこまでOKなのか?

検証2 恋人はどこまでOKなのか?

検証3 他人はどこまでOKなのか?

2と3は口頭尋問になるな。他の奴に見せたくないのが本音だ。

では、まずは検証1からスタート

……したいのは山々なのだが、スタートから頓挫する

何故なら……お股がOKなのにどこがアウトなん?って事

まずは苺ちゃん……クリクリッ

「あははははっ!くすぐったい。」 クリアー

お股に指……クチュクチュッズポッ

「あぁん♪くすぐったぁい♪」 喘ぎっぽいがクリアー

なら、これならばどうだっ!!!

栗さん……クリクリッ

「んぅぅぅ…ぁ…ぁん♪……ダ…メェ…ぁぁん♪」 いやいや、これクリアーなの?

「く、くすぐったかったか?」

「ハァ…ハァ…ぅん♪ でもぉ、ちょっと気持ちよかったかも……えへへ♪」

恵美に罪悪感しか湧いてこない。悪いお兄ちゃんですまない!!

「恵美。次が最後なんだけど……」

「なに?」

「な、な、な……………ぃぃかな?」

「え?なんて言ったの?聞こえなかったよ?」

「な、な、舐めてもいいかな? なんてな……。」

「良いよ!」

良いんかぁーい……かぁーい……かぁーい………。

「そ、それじゃあ…いくよ?」

「うん……。」

俺は苺ちゃんを軽く舐める

「ひぁん♪くすぐったいよぉ~お兄ちゃん。」

いかん。めっちゃ可愛くてもう止まらん。

落ち着け俺!これは検証なんだ。

ん?もう舐めれてるから検証終了だって?

いや、まだだっ!!

今からする検証は……

恵美が昇天するかどうかなのだからっ! ババーン!!(効果音です)

エロが目的ではなぁいっ!! 

えっ?本音は?って?

そ、それは………。

お、女の子のおっぱいで色々してみたいんじゃぁあああぁぁぁあああっ!!

ペロペロッ チュパチュパッ

「んぅあ……ぁ……ぉ、おにいちゃぁん♪……なんか…ぁん……きちゃ…うぅん♪」

「ダ…メェ……あぁん♪ ……いっぱい……気持ち……ぁ…いいのぉ♪」

「が、我慢しなくて良いよ。」

「きちゃう…ぁ…きちゃう…ん…ら、らめぇぇぇぇええええ♪」

恵美はビクビクと痙攣し

糸が切れたように人形のようにベッドに横たわる

「ハァ…ハァ…ハァ…ぉにいちゃぁん♪ ココもっと…ナメナメしてぇ~♪」

お兄ちゃん。ちょっと暴走しました。てへぺろ♪

恵美が嫁にいけなかったら

お兄ちゃんが責任取るから許してくれ。

「恵美。この事は2人だけの秘密な。」

「……うん。そしたら、またナメナメ…してくれる?」

「わ、わかった……」

義妹を性の虜にしてしまったことに

今更、罪悪感が半端なく込み上げてきた。

この後、恋人や他人はどこまでOKか調べたところ

常識の範囲内だったことに安堵するお兄ちゃんだった。



恵美と七海と一緒に登校中、ふと疑問に思う。

夜は全裸だが、朝食の時はみんな服を着ていた

朝、洗面所で寝起きの七海に会ったが

眠そうに目を擦っている七海は

制服を着ていた

春香さんも朝食を作っていたが

しっかりと服を着ていた。

そこで1つの仮説をたてる

ひょっとして朝は全裸が恥ずかしい?

う~ん……全然、分からん

謎は深まる。



校舎に入り七海と別れた後

恵美が心配そうに俺を見上げていた

「……お兄ちゃん。」

昨日の事を思い出したのだろう。

「大丈夫!心配ないよ。」

「ぅん、お兄ちゃん………。」

諭してみたものの、まだ心配そうな顔をしている。

俺って頼りなさそうに見えるのかね?

まあ誰かの役に立てる自信もないけど……

それでも家族だけは何があっても守ってみせる。

俺達は教室に入りそれぞれの席へ向かう

途中、あの3人がいたが何も言わずに通り過ぎた

雄二は俺を睨み、あとの2人は俯いていた

(被害者面した加害者は今日も絶好調だな……)

「白ちゃんおっはよう~!」

「佐藤、おはよう!」

「なになに?暗い顔して?男に告られたとか?」

「告られてねーし!しかも、なんで男やねん!!」

「うほっ!いいツッコミ!今日も絶好調ですな~」

「朝からHP2ぐらいの気分なんだけど……」

「じゃあ、回復してあげよう!ホ○ミ!!」

「いや、せめてベ○イミにしてくれ……」

キーンコーン カーンコーン

チャイムが鳴りロリば…ゴホンッ…唯先生が入ってくる

「しぃ~ちゃんおはよう~♪ ついでにみんなもおはよう~♪」

「名指し!?どちらかというと俺がついで枠なんですけどっ!!」

「細かいことは気にしなぁ~い♪」

教室に笑いが起きる

「はぁ…疲れた。」

ボケの対応に疲れ机に突っ伏していると

隣の女子が話しかけてくる

「ねぇねぇ、堀川君ってさ~唯先生と仲良いけど、どういう関係なの?」

「ただの生徒と教師。あと部活の顧問ともいう」

(てか、この子誰だっけ? 磯野?ふぐ田?花沢? ダメだ分からん)

「へぇ~。でもそれだけの関係には見えないんだけどなぁ~」

「それ以外の関係ってなんだよ?もしかして恋人とか思ってんの?ありえねぇ~」

「ふ~ん。まあ詮索はしないけどね~」

「ところでさ……非常に言いにくのだが。」

「なになに?」

「君、名前なんだっけ?」

「えぇ~。なんで覚えてないの~!!1年のときも一緒だったのに……ぐすん。」

泣き真似をしながら彼女は言うが

ホンマにわからへんね~ん

ん? 1年の時も一緒だった? あ!

「もしかして姉小路か?」

「せいか~い♪ なぁ~んだ、ちゃんと覚えてるじゃん」

説明しよう!俺が何故わからなかったのか。

こいつの名前は、姉小路あねこうじ 美咲みさき

1年生の時に同じクラスだったのだが、黒髪ロングヘアーでメガネを掛けていた

性格もおとなしい感じで、絡みもなかった。

その時に比べて今は、ショートで茶髪、メガネもコンタクトに変えている

わかるやついんのか?ってぐらいの変身ぶりだ

お胸様もしっかり主張しており、俺のお胸様鑑定ではDカップはある

いい仕事してますねぇ~

「てか、変わりすぎじゃね? なんか心境の変化でもあったか?」

「えへへ~♪ 内緒♪」

ちょっとドキッとしたわ

か、可愛いじゃん。



それから俺達は

休み時間や昼休みに

1年の時の話などで盛り上がり

気づけば放課後

「さあ、帰るか」

「お兄ちゃん♪ お待たせ~」

「おう、じゃあ行くか」

帰り道

本日の課題

全裸になる瞬間をとらえる!

全裸タイムは朝には終了している

では、全裸タイムはいつ始まる?

帰宅後? 入浴後?

時間帯を見極めるっ!



「「ただいま~」」

返事がない、ただの留守のようだ。

恵美は家に入ってすぐに自分の部屋に戻ろうとするので

すぐに呼び止める

「恵美!」

「何?お兄ちゃん?」

「ちょっと頼みたいことがあってさ…」

「うん?何?」

「き、着替えるところ見てていいか?」

「……っ!?」

なんか恵の顔が真っ赤になっていってるような……?

「お、お、お、お兄ちゃんのエッチぃぃぃいいいいい!!!」

「え?…………えぇぇええええええええええええええ!?」

「お兄ちゃんのバカッ!!」

恵美は部屋に逃げるように入っていった。

なんで? 全裸OKで着替えがNG?? どゆこと?

って、ダメじゃん!

このままだと着替え見せてくれって言った、ただの変態じゃん!!

そこからの俺の行動は早かった

コンッコンッ

ノックして恵美の部屋の前で謝罪する

「そ、その。恵美。ごめんな。悪気はなかったんだ。好奇心というか何というか…。とにかくゴメン。」

「あっち行ってっ!!」

「ほんとーにゴメン。恵美が許してくれるまで何回でも謝る! すいませんでした!!」

俺は何度も謝った。部屋の前で土下座した。

すると扉がゆっくりと開いていく

俺は下げていた頭を上げるとそこには……

腕を組み仁王立ちする全裸の恵美がいた。

で、ですよね~ 全裸だと思ってました~

「お兄ちゃんっ!!ちゃんと反省してるのっ!!!」

めっさ全裸で怒ってますけど

「ゴメン!恵美。」

「女の子の着替えは見ちゃいけないって教わらなかったのっ!!」

着替え覗く人って裸見たいから覗くんですけどねー 恵美さん全裸ですよねー

「教わりました……。」

「じゃあ、何であんな事言ったの?」

ちょ、恵美さん アングルがやばいですっ!

俺、正座。 恵美、足を肩幅に開いて伸び伸びと仁王立ち~

ちょうど俺の顔の前に風の谷が……。 俺のユパ様が暴れ回りそう!

「お、女の子の着替えってどんなのかな~ってちょっと気になってしまって…ゴメン」

俺は恵の顔を見る

「はぁ。もう!次は絶対しちゃダメだからねっ!!」

「はい、ありがとうございます!神様 仏様 恵様!!」

「ぷっ!あははっ♪なにそれ、変なお兄ちゃん。」

「あ、あははっ。ほんとにゴメンな恵美。」

「うん♪ じゃあ、また朝みたいにくすぐり合いっこしよ?」

「あ、ああ……」

七海が帰ってくるまでの間

恵美の苺ちゃんをペロペロさせられるお兄ちゃんであった。
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