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第十一王子と、その守護者
白くて黒い獣の幸せな人生
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私が初めて理解した言葉は、化け物だった。
『ノルエフリン。なんかこのドラゴンさ、ノルエフリンに似てない?』
『化け物だからですか?』
そう言えば彼は不服だったのか、まぁろい頬をぷっくりと膨らませて怒りを表す。一体何を間違えてしまったのかと取り敢えず殿下の部屋の床に正座すれば、お気に入りのドラゴンぬいぐるみを抱えた彼の可愛いお説教が始まる。
『ちゃうわーい! 色とか、サイズを言ってるんだよ! この汚しちゃいけない感じの白さとかー……なんか抱きしめたくなる大きさとか?
ふわふわだしな!!』
ギュッとぬいぐるみを抱きしめるその姿に胸を撃たれ、床に倒れる。私が倒れたのが面白かったのかぬいぐるみを椅子に置いて倒れる私の髪を触り始める。
感謝します、神よ。正直今まで神なんて一匹残らず早く死ねば良いと思っていましたが寝返ります。
『……悪かったな。色もありふれたデカくもない人間で』
一人拗ねました。
すぐ近くの椅子に座って本を読んでいた殿下が、恨めしそうな目で私を睨んでいた。その本を持つ手にはタタラ様が贈った綺麗な栞が握られている。いつまでもそれを使わない殿下にタタラ様が気に入らなかったのかと悲しそうに問い掛けて、あの方は言った。
【……これは一点物だそうだ。つまり壊せばもう替えはないのだぞ。絶対に壊したくないから使いたくないのだが】
ベタ惚れです。
腹を抱えて笑ったタタラ様が、そうしたらまた似合う物を買いに行くからということで話は終わり。
『えー。殿下だって綺麗で良いじゃないですか。というか、オレの前で色について語ったらダメでしょ……こちとら真っ黒けなんですよ?』
『タタラ様は綺麗です! むしろタタラ様には黒しか似合いません!!』
そう、貴方には黒が似合う。そうでないと困るのです。だって黒しか、私と貴方の共通点はない。いつか殿下に言われた、私の内心は真っ黒だと……心底嬉しかった。
笑みが溢れるくらいに。
『本当に? まぁ……嫌いじゃないから良いんだけどさ』
そう言って笑う彼が再び同じ職に就いて、本当に幸せだ。タタラ様は家出事件からなんとか殿下が説得して城に戻って来て下さった。どうやら殿下との仲も深まったようで、幸せそうに笑う彼を見るのは何よりの喜び。
こんなことを言ったら、また信徒ではないかと疑われてしまいます。
『ノルエフリン! 今日食堂でキャシャのデザートが出るって! 殿下が魔法学の勉強から帰るまでお茶しようぜ!』
『はい、喜んでお供させていただきます!』
歩くことすら苦痛だった。私が一歩歩くだけで人々は恐れ、離れていく。こんな見た目では仕方ないと思った。どうしようもないんだと、幼い頃から言われていたから変わらないと思っていた。
この人が、全てを変えてくれたのだ。
『え……。タルトとムース……? 究極の選択じゃん、うおーっ!? あの料理長め、この前王都の喫茶店を褒めたせいで躍起になってやがるな?!』
彼がいるだけで、人々の視線は彼に行き微笑ましそうに笑う。そしてそんな彼が私なんかを慕ってくれるから自然と私も受け入れられるようになった。少なくとも異物としてではない。
タタラ様と同じ守護者として、見られる。
『私がどちらか頼みますから、半分こに致しましょう?』
そう言えば、彼が笑ってくれると知っている。思っていた通りの可愛らしい笑顔で頷いた彼と共に食堂の空いている席に座る。比較的中央のそこは、以前なら決して座ったりしなかった。
『うまぁい! また腕を上げてないか? ヤバいって、大して動かないから太るよ……』
『タタラ様であれば太っていても可愛いです。むしろもう少し増量すべきかと!』
もう彼を悲しませる邪魔な日輪の騎士はいない。あの男は暫く幽閉が決まり、暫くは出てくることは叶わないだろう。大変良い気味だ。そのまま死んでくれたら更に良い。
『ぽっちゃりしろってこと?! ヤダよ、オレが太って動き悪くなったら解雇じゃん』
『また殿下が泣いて縋るから大丈夫ですよ!』
うっ、と息を詰まらせたようにあの日を思い出したのか頬を赤らめる姿に満足して、口の中の甘さを流すように水をかき込む。
……やはり苦手ですね。
『ああ、確かに今はあまり太らない方が良いかもしれません……いつかほら、タタラ様が成長してあの結婚衣装を着られるかもしれませんしね!』
『おまっ?! お前、お前ーっ!! あんまり先輩を揶揄うなよバカーっ!』
私は見たいです、タタラ様の結婚衣装を着た姿。きっと今までで一番美しくなるに違いない。むしろ、あれより更に良い物を殿下なら用意してくれるはず。
あの結婚衣装は今のところ、大切に保管されていますが……まぁ片方は確実に要らないですね。
『申し訳ありません、
タタラ・ロロクロウム守護魔導師殿』
『……慣れないよなぁ。あと数年は慣れない気がするよ』
守護魔導師として戻るために、タタラ様には名前が必要だった。そんな彼の願いを叶えると言ったのがロロクロウム騎士団長。
彼はタタラ様を養子とし、つまりタタラ様はロロクロウム騎士団長の御子息となる。形だけだからと言っていたが、ロロクロウム騎士団長は大変嬉しそうにタタラ様を抱きしめていた。
まぁ、あの人なら良いでしょう。
『……そう、私は貴方に救われた』
中庭で楽しそうに、何かを話す二人の主人。勉強で疲れたのかタタラ様の膝に頭を乗せ、タタラ様は見ていて飽きないくらい慌てた後で嬉しそうに殿下の頭を撫で始める。
幸せな光景だった。
そう、人生で今が一番幸せ。
【聞いているのか、ノルエフリン!! 貴様の役目を忘れたのか?! お前は先祖たちの無念を晴らすため、我々一族の復興のために生きているのだ!
なんのために貴様を騎士として王都に潜り込ませたか……日の輪の団長がいない今こそ内側より崩壊させる好機なのだ! 育ててやった恩を返すためにも早く王族を殺し、】
ブチっ……。
粉々になって壊れた通信魔道具を踏み潰し、建物の影から日輪の下へ出る。
私に気付いた主人が花が咲いたように笑いながら手招きしている。世界で一番、愛すべき人。
『ノルエフリンー!』
『はい! 今行きます!!』
貴方に会えて、この国は幸せですね。
壊すのは……いつか、貴方がいなくなってからだ。
.
『ノルエフリン。なんかこのドラゴンさ、ノルエフリンに似てない?』
『化け物だからですか?』
そう言えば彼は不服だったのか、まぁろい頬をぷっくりと膨らませて怒りを表す。一体何を間違えてしまったのかと取り敢えず殿下の部屋の床に正座すれば、お気に入りのドラゴンぬいぐるみを抱えた彼の可愛いお説教が始まる。
『ちゃうわーい! 色とか、サイズを言ってるんだよ! この汚しちゃいけない感じの白さとかー……なんか抱きしめたくなる大きさとか?
ふわふわだしな!!』
ギュッとぬいぐるみを抱きしめるその姿に胸を撃たれ、床に倒れる。私が倒れたのが面白かったのかぬいぐるみを椅子に置いて倒れる私の髪を触り始める。
感謝します、神よ。正直今まで神なんて一匹残らず早く死ねば良いと思っていましたが寝返ります。
『……悪かったな。色もありふれたデカくもない人間で』
一人拗ねました。
すぐ近くの椅子に座って本を読んでいた殿下が、恨めしそうな目で私を睨んでいた。その本を持つ手にはタタラ様が贈った綺麗な栞が握られている。いつまでもそれを使わない殿下にタタラ様が気に入らなかったのかと悲しそうに問い掛けて、あの方は言った。
【……これは一点物だそうだ。つまり壊せばもう替えはないのだぞ。絶対に壊したくないから使いたくないのだが】
ベタ惚れです。
腹を抱えて笑ったタタラ様が、そうしたらまた似合う物を買いに行くからということで話は終わり。
『えー。殿下だって綺麗で良いじゃないですか。というか、オレの前で色について語ったらダメでしょ……こちとら真っ黒けなんですよ?』
『タタラ様は綺麗です! むしろタタラ様には黒しか似合いません!!』
そう、貴方には黒が似合う。そうでないと困るのです。だって黒しか、私と貴方の共通点はない。いつか殿下に言われた、私の内心は真っ黒だと……心底嬉しかった。
笑みが溢れるくらいに。
『本当に? まぁ……嫌いじゃないから良いんだけどさ』
そう言って笑う彼が再び同じ職に就いて、本当に幸せだ。タタラ様は家出事件からなんとか殿下が説得して城に戻って来て下さった。どうやら殿下との仲も深まったようで、幸せそうに笑う彼を見るのは何よりの喜び。
こんなことを言ったら、また信徒ではないかと疑われてしまいます。
『ノルエフリン! 今日食堂でキャシャのデザートが出るって! 殿下が魔法学の勉強から帰るまでお茶しようぜ!』
『はい、喜んでお供させていただきます!』
歩くことすら苦痛だった。私が一歩歩くだけで人々は恐れ、離れていく。こんな見た目では仕方ないと思った。どうしようもないんだと、幼い頃から言われていたから変わらないと思っていた。
この人が、全てを変えてくれたのだ。
『え……。タルトとムース……? 究極の選択じゃん、うおーっ!? あの料理長め、この前王都の喫茶店を褒めたせいで躍起になってやがるな?!』
彼がいるだけで、人々の視線は彼に行き微笑ましそうに笑う。そしてそんな彼が私なんかを慕ってくれるから自然と私も受け入れられるようになった。少なくとも異物としてではない。
タタラ様と同じ守護者として、見られる。
『私がどちらか頼みますから、半分こに致しましょう?』
そう言えば、彼が笑ってくれると知っている。思っていた通りの可愛らしい笑顔で頷いた彼と共に食堂の空いている席に座る。比較的中央のそこは、以前なら決して座ったりしなかった。
『うまぁい! また腕を上げてないか? ヤバいって、大して動かないから太るよ……』
『タタラ様であれば太っていても可愛いです。むしろもう少し増量すべきかと!』
もう彼を悲しませる邪魔な日輪の騎士はいない。あの男は暫く幽閉が決まり、暫くは出てくることは叶わないだろう。大変良い気味だ。そのまま死んでくれたら更に良い。
『ぽっちゃりしろってこと?! ヤダよ、オレが太って動き悪くなったら解雇じゃん』
『また殿下が泣いて縋るから大丈夫ですよ!』
うっ、と息を詰まらせたようにあの日を思い出したのか頬を赤らめる姿に満足して、口の中の甘さを流すように水をかき込む。
……やはり苦手ですね。
『ああ、確かに今はあまり太らない方が良いかもしれません……いつかほら、タタラ様が成長してあの結婚衣装を着られるかもしれませんしね!』
『おまっ?! お前、お前ーっ!! あんまり先輩を揶揄うなよバカーっ!』
私は見たいです、タタラ様の結婚衣装を着た姿。きっと今までで一番美しくなるに違いない。むしろ、あれより更に良い物を殿下なら用意してくれるはず。
あの結婚衣装は今のところ、大切に保管されていますが……まぁ片方は確実に要らないですね。
『申し訳ありません、
タタラ・ロロクロウム守護魔導師殿』
『……慣れないよなぁ。あと数年は慣れない気がするよ』
守護魔導師として戻るために、タタラ様には名前が必要だった。そんな彼の願いを叶えると言ったのがロロクロウム騎士団長。
彼はタタラ様を養子とし、つまりタタラ様はロロクロウム騎士団長の御子息となる。形だけだからと言っていたが、ロロクロウム騎士団長は大変嬉しそうにタタラ様を抱きしめていた。
まぁ、あの人なら良いでしょう。
『……そう、私は貴方に救われた』
中庭で楽しそうに、何かを話す二人の主人。勉強で疲れたのかタタラ様の膝に頭を乗せ、タタラ様は見ていて飽きないくらい慌てた後で嬉しそうに殿下の頭を撫で始める。
幸せな光景だった。
そう、人生で今が一番幸せ。
【聞いているのか、ノルエフリン!! 貴様の役目を忘れたのか?! お前は先祖たちの無念を晴らすため、我々一族の復興のために生きているのだ!
なんのために貴様を騎士として王都に潜り込ませたか……日の輪の団長がいない今こそ内側より崩壊させる好機なのだ! 育ててやった恩を返すためにも早く王族を殺し、】
ブチっ……。
粉々になって壊れた通信魔道具を踏み潰し、建物の影から日輪の下へ出る。
私に気付いた主人が花が咲いたように笑いながら手招きしている。世界で一番、愛すべき人。
『ノルエフリンー!』
『はい! 今行きます!!』
貴方に会えて、この国は幸せですね。
壊すのは……いつか、貴方がいなくなってからだ。
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