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石の壁の章
ポーカーフェイス?
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「私をライト殿の家に住まわせてくれないでしょうか?」
突然のリクエストに俺は言葉を失ってしまう。
シャニを連れて探索に向かおうと矢先に彼女はこんな突飛なお願いをしてきたのだ。
一体何を考えているのだろうか?
「うーん、ちょっとそれは……」
「駄目でしょうか」
とシャニは表情を変えずに尋ねてくる。
うーん、がっかりしてるな。
彼女はポーカーフェイスがデフォのようだが、明らかに気落ちしているのが分かる。
だって耳を伏せてるし、尻尾は力無く垂れ下がっているからな。
「駄目ってわけじゃないけどさ、でも聞いておきたい。何で俺の家なんだ?」
「はい。二つ理由があります」
シャニは語り出す。
自分が亜種故に犬人族の間で良く思われていないこと。
気付いていたんだな。彼女には先日助けたコボルトと同じ部屋を宛がった。
しかし同居するコボルトはシャニを嫌い、シャニに出ていってもらうか、もしくは自分達が違う家に住むかを申し出てきた。
無用なトラブルを避けるために、彼女は住む場所を俺の家に選んだのだという。
「なるほど、そうかもしれないな」
「村民はライト殿を主として慕っているようです。いたずらに貴方の家を訪れるものはいないでしょう」
確かに。最近来るのはリザードマンのデュパくらいだしな。
俺の家にシャニがいれば無用の接触を避けられるというわけか。
でもそれって根本的な解決にはならないよな?
「ライト殿の言う通りです。ですが亜種の私に慣れるまで皆さんに迷惑をかけ続けることになりかねません。村の治安を守るためです」
そう言われるとねぇ。一時しのぎみたいな感じではあるが、シャニの言うことには一理ある。
「分かった。もう一つの理由は?」
「私の体です。ライト殿はもうご存知でしょう。なるべく他の者には知られたくないのです」
彼女の言葉で確信した。
先日見た光景は幻ではなかったということを。
ちょっと興味はあるが、彼女も悩んでいるかもしれん。
きっと知られたくないんだろう。
それに俺の家にいれば彼女の体の秘密が漏れるリスクが減るだろうしな。
シャニを守るためか。
「分かった。俺の家に住んでもいいよ」
「ありがとうございます」
とシャニは抑揚も無く、かつ無表情で礼を言う……んだけどねぇ。
――ブンブンブンブンッ!
尻尾の動きが。めっちゃ喜んでるじゃん。
「嬉しいの?」
「いいえ。特には」
――ブンブンブンブンッ!
嘘だぁ。じゃあその尻尾の動きはなんだよ。
隣を歩くシャニの尻尾は振られっぱなしだった。
この子って面白いな。あまり感情を出していないつもりなのだろうが、尻尾や耳で何を思っているのかを読み取れる。
――ピタッ
ん? 急に尻尾の動きが止まる。
ふとシャニの顔を見ると耳を伏せていた。
いきなり元気が無くなったぞ。どうしたのだろうか?
「どったの?」
「もう一つ聞いても良いでしょうか? この村の中で私の体の秘密を知っているのはライト殿だけです。ライト殿は私の体を見てどう思いましたか?」
体を見てねぇ。これってどう答えたらいいのだろうか?
シャニの股間にはオチン◯ン、もしくはそれに近い器官がついている。
要はフタナリちゃんなわけだ。
変態の国、日本で生きてきた俺にとっては大好物の一つとも言える。
でもさ、いきなり「オチン◯ンがついてても問題ありません!」とか言ったら変な噂が立つかもしれん。
っていうか出会って間もないシャニにこんなこと言えるわけないよな。
ここは当たり障りのないことを言っておくか。
「綺麗だなって思ったよ」
「綺麗? 嘘を言わないでください」
――ブンブンブンブンッ!
尻尾の動きが……。
ははは、やっぱり面白いな、この子は。
ちょっとからかってやりたくなった。
「いや、本当さ。他の人とは違うところもあるだろうが、それは俺には関係ないことだ。人より指が一本多い程度のものなんじゃないの?」
多いのはオチン◯ンなんだけどね。
「では聞きます。貴方の恋人……リディアさんとアーニャさんが私と同じ体だったら今まで通り接することが出来るというのですか?」
大歓迎です! なんて言ったら引かれるかもしれん。
さすがにストレートに言うのは止めておいた。
「んー。難しい質問だね。でもやっぱり俺には関係ないかな。俺が彼女達と付き合ってるのは知ってるみたいだが、別に顔を見て彼女達を好きになったわけじゃないよ」
遠回しに何の問題も無いことを伝えておいた。
それと今度はこっちから言わなくてならないことがある。
「あ、あのさ、一応聞いておくぞ。俺はリディア達とは恋人関係にある。つまり夜の生活もあるわけだ。これから俺の家に住むんだったら……」
つまりあの時の声も筒抜けになるということだ。
割りとオープンな村ではあるがやっぱり恥ずかしいじゃない。
しかもリディア達って静かにってお願いしても大声出すし。
まぁ、そこが可愛いところでもあるんだけどね。
「睦事ですか。仕方ないことです」
――ブンブンブンブンッ!
嬉しいの!? な、何を考えているのか。
今の家は二階建てではあるが、シャニが住むんだったら増築しなくちゃな。
声が聞こえにくいよう三階を作って、そこに住んでもらおう。
シャニとどう生活していくか考えつつ歩いていると……。
「ライト様ー」
俺を呼ぶ声が。
リディア達が門の前で俺を待っていた。
「見つかったんですね!」
「あ、あぁ。これからシャニも一緒に森に向かうことになった。今回は遭難者を見つける以外にも家畜になり得る獣の捕獲をしようと思う」
「家畜?」
二人にざっくりとシャニの考えを伝える。
すると二人は笑顔で賛成してくれた。
「いい考えです! 羊毛が取れたら素敵な服が作れますね!」
「だろ? それにシャニは動物に詳しいみたいなんだ。世話もしてくれるってさ。後さ、もう一つあるんだが……」
うーん、伝えにくい。
これから恋人でもない女性が一緒に住むことになるなんてさ。
普通だったら許してくれないよなぁ。
でもシャニを忌まわしい偏見から守るためだ。
「しばらくシャニは俺達の家に住むことになった」
「分かりました!」
「ふふ、賑やかになりそうですね」
なんかあっさり了承してくれたんだが。
どういうことかな?
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ここまで読んで頂き誠にありがとうございます!
お気に召しましたらお気に入り登録お願いいたします!
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シャニを連れて探索に向かおうと矢先に彼女はこんな突飛なお願いをしてきたのだ。
一体何を考えているのだろうか?
「うーん、ちょっとそれは……」
「駄目でしょうか」
とシャニは表情を変えずに尋ねてくる。
うーん、がっかりしてるな。
彼女はポーカーフェイスがデフォのようだが、明らかに気落ちしているのが分かる。
だって耳を伏せてるし、尻尾は力無く垂れ下がっているからな。
「駄目ってわけじゃないけどさ、でも聞いておきたい。何で俺の家なんだ?」
「はい。二つ理由があります」
シャニは語り出す。
自分が亜種故に犬人族の間で良く思われていないこと。
気付いていたんだな。彼女には先日助けたコボルトと同じ部屋を宛がった。
しかし同居するコボルトはシャニを嫌い、シャニに出ていってもらうか、もしくは自分達が違う家に住むかを申し出てきた。
無用なトラブルを避けるために、彼女は住む場所を俺の家に選んだのだという。
「なるほど、そうかもしれないな」
「村民はライト殿を主として慕っているようです。いたずらに貴方の家を訪れるものはいないでしょう」
確かに。最近来るのはリザードマンのデュパくらいだしな。
俺の家にシャニがいれば無用の接触を避けられるというわけか。
でもそれって根本的な解決にはならないよな?
「ライト殿の言う通りです。ですが亜種の私に慣れるまで皆さんに迷惑をかけ続けることになりかねません。村の治安を守るためです」
そう言われるとねぇ。一時しのぎみたいな感じではあるが、シャニの言うことには一理ある。
「分かった。もう一つの理由は?」
「私の体です。ライト殿はもうご存知でしょう。なるべく他の者には知られたくないのです」
彼女の言葉で確信した。
先日見た光景は幻ではなかったということを。
ちょっと興味はあるが、彼女も悩んでいるかもしれん。
きっと知られたくないんだろう。
それに俺の家にいれば彼女の体の秘密が漏れるリスクが減るだろうしな。
シャニを守るためか。
「分かった。俺の家に住んでもいいよ」
「ありがとうございます」
とシャニは抑揚も無く、かつ無表情で礼を言う……んだけどねぇ。
――ブンブンブンブンッ!
尻尾の動きが。めっちゃ喜んでるじゃん。
「嬉しいの?」
「いいえ。特には」
――ブンブンブンブンッ!
嘘だぁ。じゃあその尻尾の動きはなんだよ。
隣を歩くシャニの尻尾は振られっぱなしだった。
この子って面白いな。あまり感情を出していないつもりなのだろうが、尻尾や耳で何を思っているのかを読み取れる。
――ピタッ
ん? 急に尻尾の動きが止まる。
ふとシャニの顔を見ると耳を伏せていた。
いきなり元気が無くなったぞ。どうしたのだろうか?
「どったの?」
「もう一つ聞いても良いでしょうか? この村の中で私の体の秘密を知っているのはライト殿だけです。ライト殿は私の体を見てどう思いましたか?」
体を見てねぇ。これってどう答えたらいいのだろうか?
シャニの股間にはオチン◯ン、もしくはそれに近い器官がついている。
要はフタナリちゃんなわけだ。
変態の国、日本で生きてきた俺にとっては大好物の一つとも言える。
でもさ、いきなり「オチン◯ンがついてても問題ありません!」とか言ったら変な噂が立つかもしれん。
っていうか出会って間もないシャニにこんなこと言えるわけないよな。
ここは当たり障りのないことを言っておくか。
「綺麗だなって思ったよ」
「綺麗? 嘘を言わないでください」
――ブンブンブンブンッ!
尻尾の動きが……。
ははは、やっぱり面白いな、この子は。
ちょっとからかってやりたくなった。
「いや、本当さ。他の人とは違うところもあるだろうが、それは俺には関係ないことだ。人より指が一本多い程度のものなんじゃないの?」
多いのはオチン◯ンなんだけどね。
「では聞きます。貴方の恋人……リディアさんとアーニャさんが私と同じ体だったら今まで通り接することが出来るというのですか?」
大歓迎です! なんて言ったら引かれるかもしれん。
さすがにストレートに言うのは止めておいた。
「んー。難しい質問だね。でもやっぱり俺には関係ないかな。俺が彼女達と付き合ってるのは知ってるみたいだが、別に顔を見て彼女達を好きになったわけじゃないよ」
遠回しに何の問題も無いことを伝えておいた。
それと今度はこっちから言わなくてならないことがある。
「あ、あのさ、一応聞いておくぞ。俺はリディア達とは恋人関係にある。つまり夜の生活もあるわけだ。これから俺の家に住むんだったら……」
つまりあの時の声も筒抜けになるということだ。
割りとオープンな村ではあるがやっぱり恥ずかしいじゃない。
しかもリディア達って静かにってお願いしても大声出すし。
まぁ、そこが可愛いところでもあるんだけどね。
「睦事ですか。仕方ないことです」
――ブンブンブンブンッ!
嬉しいの!? な、何を考えているのか。
今の家は二階建てではあるが、シャニが住むんだったら増築しなくちゃな。
声が聞こえにくいよう三階を作って、そこに住んでもらおう。
シャニとどう生活していくか考えつつ歩いていると……。
「ライト様ー」
俺を呼ぶ声が。
リディア達が門の前で俺を待っていた。
「見つかったんですね!」
「あ、あぁ。これからシャニも一緒に森に向かうことになった。今回は遭難者を見つける以外にも家畜になり得る獣の捕獲をしようと思う」
「家畜?」
二人にざっくりとシャニの考えを伝える。
すると二人は笑顔で賛成してくれた。
「いい考えです! 羊毛が取れたら素敵な服が作れますね!」
「だろ? それにシャニは動物に詳しいみたいなんだ。世話もしてくれるってさ。後さ、もう一つあるんだが……」
うーん、伝えにくい。
これから恋人でもない女性が一緒に住むことになるなんてさ。
普通だったら許してくれないよなぁ。
でもシャニを忌まわしい偏見から守るためだ。
「しばらくシャニは俺達の家に住むことになった」
「分かりました!」
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なんかあっさり了承してくれたんだが。
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