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石の壁の章
攻めの守りバージョン2.0
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三回目の満月を三日後に控えたその夜。
いつものように異形が俺達を襲いにやって来た。
石壁で村を囲い、俺達は安全な暮らしを手に入れた……と思っていたが、現実はそう甘くないもんだ。
――ドゴォンッ!
『ウバァァッ……』
『ウルルォォィッ……』
50体はいるであろう異形が壁を破ろうと猛攻をかける。
「ラ、ライトさん! 西の壁が破られそうです!」
「分かった! 西って箸を持つ方だったか!?」
「お茶碗です!」
とアーニャの突っ込みを受ける!
ボケてる場合ではなかった!
急ぎ壁を修復し、さらに覗き穴から槍を一突き!
「食らえ!」
『ウバァァッ!?』
村の外にいる異形だが、満月が近づくにつれ体が大きくなっている。
今貫いた異形も3メートル近くあった。
如何に石壁が頑丈とはいえ、やはりこちらから攻撃しなければ壁は破られてしまうだろう。
「異形の動きが止まりま……。いえ! 逃げていきます!」
櫓から矢を放つリディアが叫ぶ。
お、終わったか。今回の襲撃はかなりヤバかったな。
異形は去り、俺達は村の広場に集まる。
まずは現状を把握せねば。
「今回の襲撃ですが、まだ満月じゃないのにすごい数でした。それにあんな大きな異形は初めて見ました……」
リディアの足は震えていた。
彼女は俺と出会ってから今までずっと前線で戦ってきた。
村民の中で一番経験があるはずなのに。
その彼女がここまで恐怖を感じているとは。
いや、俺だってめっちゃ怖かったしな。
自分の身長よりも1メートル以上大きな化け物なんだ。
怖いのは当然か。
「竹の罠も通用しませんでしたね……」
俺の隣で槍を振るっていたアーニャ。
彼女は他の種族に比べ強い力を持つのに槍が異形の体を貫くに至らなかった。
近接攻撃で異形を止められたのは俺とデュパだけか。
なるほど、状況は良くないってことだけは理解した。
異形め、俺達を完全に殺しにかかってきたな。
まぁ、それはいつものことなんだろうけど。
ならばやることは一つ。
状況を良い方向に持っていくだけだ。
「みんな、今日はゆっくり休んでくれ。起きたら全員広場に集まってくれ。各自の仕事は一旦中止する」
「グルルルルッ。了解だ。ライトよ、また明日ここで会おう」
デュパを始め、村民達は自宅に戻っていく。
さて、それじゃ俺達も寝るとするかね。
リディア達はいつものように俺の両隣で横になる。
彼女達は言葉もなく俺に抱きついてきた。
まだ震えてるな。まずはリディアを抱きしめる。
「大丈夫だよ。そんなに心配するな」
「だって……。ううん、ライトさんの言う通りですね。ライトさんは今までずっと異形に勝ってきました。きっと次の満月も……勝てますよね?」
次はアーニャを抱きしめる。
顔を合わせて髪を撫でてあげた。
「こら、泣かないでくれよ」
「ごめんなさい……。でも怖いんです。死ぬのが怖いのではありません。それよりも死んでしまってライト様と離れることになるのが怖いんです」
二人を安心させるためだ。
少しだけイチャイチャしてから寝ることにした。
その翌朝。喉を鳴らす声で目が覚めた。
「グルルルルッ。こんな時に盛かりおって。肝が太いのか鈍感なのか」
「デュパ? ははは、すまん。起こしに来てくれたか」
目を覚ますとデュパがベッドの横に立っていた。
リディア達は恥ずかしそうに服を着る。
村民達は既に広場に集まっていた。
いかん、責任者の俺が最後とは。
社長出勤は嫌われる原因だ。気を付けないとな。
多くの村民は言葉が通じない。なのでいつものようにリディアに俺の言葉を伝えてもらう。
「おはよう。遅れて申し訳ない。昨夜言ったように全員防衛のために時間を使ってもらいたい」
「防衛とは? 守りを固めるのはお前にしか出来ないことではないか。力の無い我らに出来ることはあるのか?」
とデュパは言う。
確かに壁は俺にしか作り出せないがやってもらうことはいくらでもあるぞ。
「みんな、聞いてくれ。今回も村を守るために攻めの守りに切り替える。まずは武器をより良いものに変更する。その手伝いをしてもらいたいんだ」
「武器って……。私達には弓と槍しかありませんよね?」
今度は不安そうにアーニャが聞いてきた。
大丈夫だよ、今安心させてやるからな。
「すまん、ちょっと離れててくれ」
村民が指示を受けスペースを作ってくれた。
俺は地面に向かって発動する。
【壁っ!】
――ズゴゴッ
地面からいつも通り壁が出現する。
壁の厚みは調整出来ないようだ。だが幅はいくらでも調整出来る。
産み出した壁は厚さ、幅ともに30㎝ほど。高さは1mってとこかな。
壁っていうよりは石柱だな。
「石の柱ですよね? これを武器にするんですか?」
「んー。半分正解。ちょっと待っててね」
壁……いや石柱の前に立つ。
これを試すのは初めてだよな。
範囲が狭くて使ったことがなかった。
でも昨日こんなことを思い付いてね。
やってみる価値はあるだろ。
石柱に向かって念じてみる。
(モース硬度選択をアクティブに。現在のモース硬度は?)
【受付完了。現在のモース硬度は3です】
モース硬度3。詳しくは知らんが、今の壁はそれなりに硬いってことか。
石のことは大して詳しくない。種類なんてほとんど分からない。
だけどそんな俺でもモース硬度10の石は知ってるぞ。
そしてその石の特徴もだ。
(モース硬度変更。10に設定)
【設定完了。クールダウンのため24時間使用出来なくなります】
なるほど、多用は出来ないってことね。
まぁ、これくらいの大きさなら充分なはずだ。
――ピキッ ピキキッ
念じた後、石柱は次第と色を失う。
透けてきているんだ。
最終的に石柱は向かい側が見えるほど透明になった。
「わぁ、綺麗……。ライト様、この石は? こ、これが武器になるんですか?」
「あぁ、充分過ぎるくらいね。アーニャ、ちょっと離れててね」
俺は地面から石を広い色を失った石柱を力一杯叩く!
――キィンッ! パラッ
石柱の一部は砕け、地面に落ちる。
砕けた破片は俺が想像した通り尖ったものもあれば、大きくて加工が必要なものもある。
俺は尖った破片を拾いリディアに渡す。
「こ、これは?」
「すまないが急ぎで矢にこの石をくくりつけてくれ。威力を試したいんだ」
「は、はい!」
リディアは慣れたように植物の弦を使い、クルクルと砕けた破片をくくりつけていく。
準備は出来たみたいだな。リディアは弓を構え、俺に視線を送る。
(頼む)
(はい)
言葉は無かったが、リディアは俺の指示を理解してくれた。
彼女の弓から矢が放たれ、そして的である大きな薪に命中する。
――ドシュッ!
矢は薪に命中……しただけではなく、薪を完全に貫いていた。
やべえ威力だな。想像した以上だわ。
俺は矢の貫通した薪を拾い村民に見せつける。
「この石があれば武器の強化が出来る。満月までに可能な限りの矢を用意するんだ。槍も多めにストックしておく」
「す、すごいです。ライト様、その石ってもしかして……」
ふふ、正解だよ。
この世界でもダイヤモンドはあるみたいだな。
本当はモース硬度を変えて鉄にしたかったが、俺達の仲間には鉱石を精錬する技術を持った者はいないからな。
だからこそダイヤモンドを選んだのだ。
「あぁ、ダイヤモンドだよ。この石の硬さは見ての通りだ。しかも硬いだけじゃなくて割れやすいっていう特徴もあるからね。矢じり、穂先に使えば武器を強化出来るはずだよ」
ダイヤは割れやすいが故に加工しやすい。
まさか直径30㎝はある薪を貫通出来るとは思ってなかったけどね。
だがこれがあれば村を守れるはずだ。
「さぁみんな! 仕事に取りかかれ! 満月まで三日しかないぞ!」
俺の指示を受け、村民達はダイヤモンドの破片を拾い、各々武器の強化に取りかかった。
そしてその三日後。
三回目の満月の夜を迎える。
◇◆◇
☆現在のステータス
名前:前川 来人
年齢:40
種族:ヒューマン
力:100(+20) 魔力:0
能力:壁レベル3(石)
派生効果①:敷地成長促進
派生効果②:遭難者誘導
派生効果③:感度調整
派生効果④:A/P切り替え
派生効果⑤:モース硬度選択(村民数に応じて硬度選択範囲が決定。村民1人に対して1㎝)
配偶者:リディア、アーニャ
名前:リディア
年齢:???
種族:エルフ
力:50(+20) 魔力:80(+30)
能力:弓術 精霊魔法(敷地内限定)
配偶者満足度:1/50000
名前:アーニャ
年齢:???
種族:ラミア
力:85(+15) 魔力:0
能力:薬の知識
配偶者満足度:1/50000
☆総村民数35人
・エルフ:10人
・ラミア:5人
・リザードマン:20人
☆総村民満足:1354/10000(-500)
・異形襲撃によるストレスで村民満足度ダウン。
☆現在のラベレ村
・石壁
・敷地面積:5000㎡
☆設備
・家屋:10棟
・倉庫:2棟
・櫓:4基
・畑:1000㎡
・露天風呂:2つ
・水路
・養殖場:運用開始
・金剛石の矢:生産開始
・金剛石の槍:生産開始
☆生産品
・ナババ:パンの原料。
・ミンゴ:果物。
・ヤマイモ:生食可。ねっとりしてる。
・茶葉:薬の原料。嗜好品としても優秀。
・カエデ:樹液が貴重な甘味となる。
・豆:保存がきく。大豆に近い。
・キャ采:葉野菜。鍋にいれたい味
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ここまで読んで頂き誠にありがとうございます!
お気に召しましたらお気に入り登録お願いいたします!
いつものように異形が俺達を襲いにやって来た。
石壁で村を囲い、俺達は安全な暮らしを手に入れた……と思っていたが、現実はそう甘くないもんだ。
――ドゴォンッ!
『ウバァァッ……』
『ウルルォォィッ……』
50体はいるであろう異形が壁を破ろうと猛攻をかける。
「ラ、ライトさん! 西の壁が破られそうです!」
「分かった! 西って箸を持つ方だったか!?」
「お茶碗です!」
とアーニャの突っ込みを受ける!
ボケてる場合ではなかった!
急ぎ壁を修復し、さらに覗き穴から槍を一突き!
「食らえ!」
『ウバァァッ!?』
村の外にいる異形だが、満月が近づくにつれ体が大きくなっている。
今貫いた異形も3メートル近くあった。
如何に石壁が頑丈とはいえ、やはりこちらから攻撃しなければ壁は破られてしまうだろう。
「異形の動きが止まりま……。いえ! 逃げていきます!」
櫓から矢を放つリディアが叫ぶ。
お、終わったか。今回の襲撃はかなりヤバかったな。
異形は去り、俺達は村の広場に集まる。
まずは現状を把握せねば。
「今回の襲撃ですが、まだ満月じゃないのにすごい数でした。それにあんな大きな異形は初めて見ました……」
リディアの足は震えていた。
彼女は俺と出会ってから今までずっと前線で戦ってきた。
村民の中で一番経験があるはずなのに。
その彼女がここまで恐怖を感じているとは。
いや、俺だってめっちゃ怖かったしな。
自分の身長よりも1メートル以上大きな化け物なんだ。
怖いのは当然か。
「竹の罠も通用しませんでしたね……」
俺の隣で槍を振るっていたアーニャ。
彼女は他の種族に比べ強い力を持つのに槍が異形の体を貫くに至らなかった。
近接攻撃で異形を止められたのは俺とデュパだけか。
なるほど、状況は良くないってことだけは理解した。
異形め、俺達を完全に殺しにかかってきたな。
まぁ、それはいつものことなんだろうけど。
ならばやることは一つ。
状況を良い方向に持っていくだけだ。
「みんな、今日はゆっくり休んでくれ。起きたら全員広場に集まってくれ。各自の仕事は一旦中止する」
「グルルルルッ。了解だ。ライトよ、また明日ここで会おう」
デュパを始め、村民達は自宅に戻っていく。
さて、それじゃ俺達も寝るとするかね。
リディア達はいつものように俺の両隣で横になる。
彼女達は言葉もなく俺に抱きついてきた。
まだ震えてるな。まずはリディアを抱きしめる。
「大丈夫だよ。そんなに心配するな」
「だって……。ううん、ライトさんの言う通りですね。ライトさんは今までずっと異形に勝ってきました。きっと次の満月も……勝てますよね?」
次はアーニャを抱きしめる。
顔を合わせて髪を撫でてあげた。
「こら、泣かないでくれよ」
「ごめんなさい……。でも怖いんです。死ぬのが怖いのではありません。それよりも死んでしまってライト様と離れることになるのが怖いんです」
二人を安心させるためだ。
少しだけイチャイチャしてから寝ることにした。
その翌朝。喉を鳴らす声で目が覚めた。
「グルルルルッ。こんな時に盛かりおって。肝が太いのか鈍感なのか」
「デュパ? ははは、すまん。起こしに来てくれたか」
目を覚ますとデュパがベッドの横に立っていた。
リディア達は恥ずかしそうに服を着る。
村民達は既に広場に集まっていた。
いかん、責任者の俺が最後とは。
社長出勤は嫌われる原因だ。気を付けないとな。
多くの村民は言葉が通じない。なのでいつものようにリディアに俺の言葉を伝えてもらう。
「おはよう。遅れて申し訳ない。昨夜言ったように全員防衛のために時間を使ってもらいたい」
「防衛とは? 守りを固めるのはお前にしか出来ないことではないか。力の無い我らに出来ることはあるのか?」
とデュパは言う。
確かに壁は俺にしか作り出せないがやってもらうことはいくらでもあるぞ。
「みんな、聞いてくれ。今回も村を守るために攻めの守りに切り替える。まずは武器をより良いものに変更する。その手伝いをしてもらいたいんだ」
「武器って……。私達には弓と槍しかありませんよね?」
今度は不安そうにアーニャが聞いてきた。
大丈夫だよ、今安心させてやるからな。
「すまん、ちょっと離れててくれ」
村民が指示を受けスペースを作ってくれた。
俺は地面に向かって発動する。
【壁っ!】
――ズゴゴッ
地面からいつも通り壁が出現する。
壁の厚みは調整出来ないようだ。だが幅はいくらでも調整出来る。
産み出した壁は厚さ、幅ともに30㎝ほど。高さは1mってとこかな。
壁っていうよりは石柱だな。
「石の柱ですよね? これを武器にするんですか?」
「んー。半分正解。ちょっと待っててね」
壁……いや石柱の前に立つ。
これを試すのは初めてだよな。
範囲が狭くて使ったことがなかった。
でも昨日こんなことを思い付いてね。
やってみる価値はあるだろ。
石柱に向かって念じてみる。
(モース硬度選択をアクティブに。現在のモース硬度は?)
【受付完了。現在のモース硬度は3です】
モース硬度3。詳しくは知らんが、今の壁はそれなりに硬いってことか。
石のことは大して詳しくない。種類なんてほとんど分からない。
だけどそんな俺でもモース硬度10の石は知ってるぞ。
そしてその石の特徴もだ。
(モース硬度変更。10に設定)
【設定完了。クールダウンのため24時間使用出来なくなります】
なるほど、多用は出来ないってことね。
まぁ、これくらいの大きさなら充分なはずだ。
――ピキッ ピキキッ
念じた後、石柱は次第と色を失う。
透けてきているんだ。
最終的に石柱は向かい側が見えるほど透明になった。
「わぁ、綺麗……。ライト様、この石は? こ、これが武器になるんですか?」
「あぁ、充分過ぎるくらいね。アーニャ、ちょっと離れててね」
俺は地面から石を広い色を失った石柱を力一杯叩く!
――キィンッ! パラッ
石柱の一部は砕け、地面に落ちる。
砕けた破片は俺が想像した通り尖ったものもあれば、大きくて加工が必要なものもある。
俺は尖った破片を拾いリディアに渡す。
「こ、これは?」
「すまないが急ぎで矢にこの石をくくりつけてくれ。威力を試したいんだ」
「は、はい!」
リディアは慣れたように植物の弦を使い、クルクルと砕けた破片をくくりつけていく。
準備は出来たみたいだな。リディアは弓を構え、俺に視線を送る。
(頼む)
(はい)
言葉は無かったが、リディアは俺の指示を理解してくれた。
彼女の弓から矢が放たれ、そして的である大きな薪に命中する。
――ドシュッ!
矢は薪に命中……しただけではなく、薪を完全に貫いていた。
やべえ威力だな。想像した以上だわ。
俺は矢の貫通した薪を拾い村民に見せつける。
「この石があれば武器の強化が出来る。満月までに可能な限りの矢を用意するんだ。槍も多めにストックしておく」
「す、すごいです。ライト様、その石ってもしかして……」
ふふ、正解だよ。
この世界でもダイヤモンドはあるみたいだな。
本当はモース硬度を変えて鉄にしたかったが、俺達の仲間には鉱石を精錬する技術を持った者はいないからな。
だからこそダイヤモンドを選んだのだ。
「あぁ、ダイヤモンドだよ。この石の硬さは見ての通りだ。しかも硬いだけじゃなくて割れやすいっていう特徴もあるからね。矢じり、穂先に使えば武器を強化出来るはずだよ」
ダイヤは割れやすいが故に加工しやすい。
まさか直径30㎝はある薪を貫通出来るとは思ってなかったけどね。
だがこれがあれば村を守れるはずだ。
「さぁみんな! 仕事に取りかかれ! 満月まで三日しかないぞ!」
俺の指示を受け、村民達はダイヤモンドの破片を拾い、各々武器の強化に取りかかった。
そしてその三日後。
三回目の満月の夜を迎える。
◇◆◇
☆現在のステータス
名前:前川 来人
年齢:40
種族:ヒューマン
力:100(+20) 魔力:0
能力:壁レベル3(石)
派生効果①:敷地成長促進
派生効果②:遭難者誘導
派生効果③:感度調整
派生効果④:A/P切り替え
派生効果⑤:モース硬度選択(村民数に応じて硬度選択範囲が決定。村民1人に対して1㎝)
配偶者:リディア、アーニャ
名前:リディア
年齢:???
種族:エルフ
力:50(+20) 魔力:80(+30)
能力:弓術 精霊魔法(敷地内限定)
配偶者満足度:1/50000
名前:アーニャ
年齢:???
種族:ラミア
力:85(+15) 魔力:0
能力:薬の知識
配偶者満足度:1/50000
☆総村民数35人
・エルフ:10人
・ラミア:5人
・リザードマン:20人
☆総村民満足:1354/10000(-500)
・異形襲撃によるストレスで村民満足度ダウン。
☆現在のラベレ村
・石壁
・敷地面積:5000㎡
☆設備
・家屋:10棟
・倉庫:2棟
・櫓:4基
・畑:1000㎡
・露天風呂:2つ
・水路
・養殖場:運用開始
・金剛石の矢:生産開始
・金剛石の槍:生産開始
☆生産品
・ナババ:パンの原料。
・ミンゴ:果物。
・ヤマイモ:生食可。ねっとりしてる。
・茶葉:薬の原料。嗜好品としても優秀。
・カエデ:樹液が貴重な甘味となる。
・豆:保存がきく。大豆に近い。
・キャ采:葉野菜。鍋にいれたい味
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
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