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竹の壁の章
洗濯 リディアとアーニャの気持ち
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新しい拠点に移った翌日。ようやく雨は上がり、久しぶりの青空が広がる。
「ふー、やっと晴れましたね」
「ライト様、お召し物を洗います。リディアさん、良かったらあなたの服も洗いますよ」
とリディアは嬉しそうに空を見上げ、蛇人のアーニャは甲斐甲斐しく皆の世話を焼く。
「ふふ、私も行きます。ねえアーニャ、近くに泉があるんでしょ? 場所を教えてくれない?」
「はい。ではライト様。少し外しますね」
「あぁ。気をつけてな。俺は皆と櫓を作ってみるからさ。後でリディアも確認してくれ」
リディアは自作の弓を持ってアーニャと共に泉へと向かう。
アーニャはこの付近に関してだが土地勘がある。
今住んでいる拠点も彼女のお気に入りの場所だったからだ。
森に入り、歩いて30分。ようやく目的である泉に到着した。
出会ったばかりの二人だが、何故か気があった。
今の拠点にはエルフが三人いるが、リディアはあまり彼らとは話さなかった。
それには理由がある。リディアはエルフの基準では醜女とされている。
大きな胸が醜女としての象徴だった。
もちろん来人の恋人となったことでコンプレックスは薄くはなった。だが薄くなっただけだ。
リディアの心を傷つけてきた今までの経験をそう簡単に忘れることは出来ない。
だからリディアはエルフ達とは一線を引いた付き合いをしていた。
アーニャは拠点に住む唯一の蛇人だ。
王都で暮らしていた時は、それなりにエルフとの交流はあった。
メイド仲間にエルフもいたので、彼らが苦手というわけではない。
リディアに憧れを持っていたから彼女と仲良くなった。
アーニャはエルフの習慣、価値観は知っている。
胸が小さい程、女性は魅力的であることを。
つまりリディアはエルフの中では醜女ということだ。
ところがどうだ? リディアはそんなことを感じさせることはなく、自分に自信を持っているように見えた。
輝いて見えたのだ。
アーニャは来人のシャツを洗いながらリディアに聞いてみた。
二人の関係についてだ。
昨夜も二人は異形の襲撃を退けた後、二人で小屋に戻る。
するとすぐにリディアの矯声が聞こえてきた。
(すごい……。一体どんなことをしているのかしら……)
アーニャはリディアの声を聞きながら、いつの間にか自身の湿った秘部に手を伸ばしていた。
もし来人に抱かれているのが自分だったらと想像しながら指を動かし続け、遂には果てを向かえる。
眠りに落ちる前にアーニャはリディアに何故そんなに輝いて見えるのかを聞いてみることにした。
そして今がそのチャンスだ。
アーニャは一旦手を止める。
「あ、あの……。リディアさんってすごく生き生きしてるように見えます。失礼ですが、森人の価値観は知っています。ですがリディアさんは……」
「ふふ、気にしないで。でもそんなに生き生きしてるかな? 私だってまだ気にしてるけどね」
とリディアは下を向いて、自分の大きな胸を見つめる。
(ど、どうしよう。リディアさんを傷つけてしまったかも……)
興味本位で聞いてみたのだが、アーニャは軽率な質問をしたことを後悔した。
彼女に謝ろうとしたが……。
そこでリディアは輝く笑顔を見せる。
「でもね、ライトさんはそんなこと気にしないって言ってくれてね。それどころか私の胸が大好きなんだって。だからかな? 少し自分に自信が持てたの」
「そうだったんですね……」
アーニャは安心したのと同時にリディアが羨ましいと思う。
愛する者の存在が彼女を変えたのだ。
愛し、愛されることで人は変われるのだろう。
アーニャも背中の痣が原因で愛とは無縁な人生を送ってきた。
だからこそ醜女として生きてきたリディアの気持ちが分かるのだ。
二人が仲良くなれたのは一種のシンパシーが原因なのだろう。
「あ、あの、昨日のことなんですが、一体どんな……?」
「うふふ、ライトさんったらね。私の胸を……」
そこからは猥談である。
男が周りにいないからこそ、リディアは事細かく来人にされたことを話し始める。
アーニャは顔を真っ赤にしながらリディアの話を聞いていた。
(私もついこないだまでは、アーニャみたいだったんだよね。やっぱり変われたのかな?)
とリディアは思う。そして自分を変えてくれた来人に感謝と更なる愛情を感じた。
そんなリディアだからこそ分かることがある。
アーニャの気持ちだ。おそらくだがアーニャは来人に好意を抱いている。
もちろんリディアにだって独占欲はある。
他の女に来人を盗られるわけにはいかない。
だがアーニャになら……。
彼女がそう思った理由だが、リディアは今までの人生をアーニャに重ねてしまったからだ。
アーニャの背中には大きな痣がある。それは来人から聞いた。
背の美しさが蛇人にとっての美醜の基準である。
同族から相手にされることなく寂しい人生を送ってきたアーニャ。
気持ちが分かるからこそ、アーニャに自分と同じ気持ちを味わって欲しいと思ったのだ。
「ねぇ、アーニャ? もしかしてライトさんが好きなの?」
「そ、そんなことは……!?」
アーニャは全力で否定する。
一夫多妻制が存在するこの世界ではあるが、それは裕福な者の特権みたいなものだ。一夫一婦が大部分を占めている。
もちろん痴情の縺れから犯罪が起こる場合だってある。
それ以前に人の恋人を好きになるなど非常識だとアーニャは秘めたる想いは出さずにいたのだが。
あっさりとリディアに見破られしまった。
「ふふ、隠すことはないよ。見てれば分かるし。あのね、もし良かったらライトさんに聞いてあげようか?」
「き、聞くって何をですか?」
「アーニャを恋人にしてみないかって」
「…………!?」
アーニャはリディアの突飛な提案に言葉を失った。
恋人を共有するなんて。アーニャはそう思ったが、リディアにも考えがあった。
それにはこのような理由がある。
一つ。来人は種族の美醜に囚われず、好きになった者を全力で愛してくれること。
二つ。同じような人生を歩んできたアーニャに女としての幸せを感じてもらいたいこと。
三つ。むしろこれが一番の理由なのかもしれない。
「あのね、実はライトさんとエッチするのは大好きなんだけど……。このままだと私本当に死んじゃうかもしれないの」
「どういうことですか?」
来人と出会い、約二ヶ月。
大きな猪や異形の襲撃。
リディアは何度も死の覚悟をしてきた。
だがそれ以上に毎夜のように彼女は死を覚悟しているのだ。
二人は体の相性が良かった……いや、良すぎたのだ。
リディアは一夜の和合を終えるまでに何十回も果てを向かえてしまう。
気持ち良すぎて死ぬ。そう思ったことは一度や二度ではないのだ。
しかも来人はこの世界に来てから、その力を増している。どうやら精力も増しているようで一回二回で終わることはない。
「そんなにすごいんですか……?」
「そうなの……。私を助けると思ってね。良かったらライトさんを伝えてもいいかな?」
アーニャは少し怖くなった。
(で、でも死ぬ程気持ちいいって……。ちょっと怖いけど……)
「は、はい。リディアさんのためにも是非お願いします」
「良かった……。で、でももしライトさんがこの話を断ったらごめんね」
それは仕方ないこととアーニャは頷く。
だがそれは杞憂に終わるだろう。
なぜなら来人はモンスター娘でも全然いけちゃう男だからだ。
「ふー、やっと晴れましたね」
「ライト様、お召し物を洗います。リディアさん、良かったらあなたの服も洗いますよ」
とリディアは嬉しそうに空を見上げ、蛇人のアーニャは甲斐甲斐しく皆の世話を焼く。
「ふふ、私も行きます。ねえアーニャ、近くに泉があるんでしょ? 場所を教えてくれない?」
「はい。ではライト様。少し外しますね」
「あぁ。気をつけてな。俺は皆と櫓を作ってみるからさ。後でリディアも確認してくれ」
リディアは自作の弓を持ってアーニャと共に泉へと向かう。
アーニャはこの付近に関してだが土地勘がある。
今住んでいる拠点も彼女のお気に入りの場所だったからだ。
森に入り、歩いて30分。ようやく目的である泉に到着した。
出会ったばかりの二人だが、何故か気があった。
今の拠点にはエルフが三人いるが、リディアはあまり彼らとは話さなかった。
それには理由がある。リディアはエルフの基準では醜女とされている。
大きな胸が醜女としての象徴だった。
もちろん来人の恋人となったことでコンプレックスは薄くはなった。だが薄くなっただけだ。
リディアの心を傷つけてきた今までの経験をそう簡単に忘れることは出来ない。
だからリディアはエルフ達とは一線を引いた付き合いをしていた。
アーニャは拠点に住む唯一の蛇人だ。
王都で暮らしていた時は、それなりにエルフとの交流はあった。
メイド仲間にエルフもいたので、彼らが苦手というわけではない。
リディアに憧れを持っていたから彼女と仲良くなった。
アーニャはエルフの習慣、価値観は知っている。
胸が小さい程、女性は魅力的であることを。
つまりリディアはエルフの中では醜女ということだ。
ところがどうだ? リディアはそんなことを感じさせることはなく、自分に自信を持っているように見えた。
輝いて見えたのだ。
アーニャは来人のシャツを洗いながらリディアに聞いてみた。
二人の関係についてだ。
昨夜も二人は異形の襲撃を退けた後、二人で小屋に戻る。
するとすぐにリディアの矯声が聞こえてきた。
(すごい……。一体どんなことをしているのかしら……)
アーニャはリディアの声を聞きながら、いつの間にか自身の湿った秘部に手を伸ばしていた。
もし来人に抱かれているのが自分だったらと想像しながら指を動かし続け、遂には果てを向かえる。
眠りに落ちる前にアーニャはリディアに何故そんなに輝いて見えるのかを聞いてみることにした。
そして今がそのチャンスだ。
アーニャは一旦手を止める。
「あ、あの……。リディアさんってすごく生き生きしてるように見えます。失礼ですが、森人の価値観は知っています。ですがリディアさんは……」
「ふふ、気にしないで。でもそんなに生き生きしてるかな? 私だってまだ気にしてるけどね」
とリディアは下を向いて、自分の大きな胸を見つめる。
(ど、どうしよう。リディアさんを傷つけてしまったかも……)
興味本位で聞いてみたのだが、アーニャは軽率な質問をしたことを後悔した。
彼女に謝ろうとしたが……。
そこでリディアは輝く笑顔を見せる。
「でもね、ライトさんはそんなこと気にしないって言ってくれてね。それどころか私の胸が大好きなんだって。だからかな? 少し自分に自信が持てたの」
「そうだったんですね……」
アーニャは安心したのと同時にリディアが羨ましいと思う。
愛する者の存在が彼女を変えたのだ。
愛し、愛されることで人は変われるのだろう。
アーニャも背中の痣が原因で愛とは無縁な人生を送ってきた。
だからこそ醜女として生きてきたリディアの気持ちが分かるのだ。
二人が仲良くなれたのは一種のシンパシーが原因なのだろう。
「あ、あの、昨日のことなんですが、一体どんな……?」
「うふふ、ライトさんったらね。私の胸を……」
そこからは猥談である。
男が周りにいないからこそ、リディアは事細かく来人にされたことを話し始める。
アーニャは顔を真っ赤にしながらリディアの話を聞いていた。
(私もついこないだまでは、アーニャみたいだったんだよね。やっぱり変われたのかな?)
とリディアは思う。そして自分を変えてくれた来人に感謝と更なる愛情を感じた。
そんなリディアだからこそ分かることがある。
アーニャの気持ちだ。おそらくだがアーニャは来人に好意を抱いている。
もちろんリディアにだって独占欲はある。
他の女に来人を盗られるわけにはいかない。
だがアーニャになら……。
彼女がそう思った理由だが、リディアは今までの人生をアーニャに重ねてしまったからだ。
アーニャの背中には大きな痣がある。それは来人から聞いた。
背の美しさが蛇人にとっての美醜の基準である。
同族から相手にされることなく寂しい人生を送ってきたアーニャ。
気持ちが分かるからこそ、アーニャに自分と同じ気持ちを味わって欲しいと思ったのだ。
「ねぇ、アーニャ? もしかしてライトさんが好きなの?」
「そ、そんなことは……!?」
アーニャは全力で否定する。
一夫多妻制が存在するこの世界ではあるが、それは裕福な者の特権みたいなものだ。一夫一婦が大部分を占めている。
もちろん痴情の縺れから犯罪が起こる場合だってある。
それ以前に人の恋人を好きになるなど非常識だとアーニャは秘めたる想いは出さずにいたのだが。
あっさりとリディアに見破られしまった。
「ふふ、隠すことはないよ。見てれば分かるし。あのね、もし良かったらライトさんに聞いてあげようか?」
「き、聞くって何をですか?」
「アーニャを恋人にしてみないかって」
「…………!?」
アーニャはリディアの突飛な提案に言葉を失った。
恋人を共有するなんて。アーニャはそう思ったが、リディアにも考えがあった。
それにはこのような理由がある。
一つ。来人は種族の美醜に囚われず、好きになった者を全力で愛してくれること。
二つ。同じような人生を歩んできたアーニャに女としての幸せを感じてもらいたいこと。
三つ。むしろこれが一番の理由なのかもしれない。
「あのね、実はライトさんとエッチするのは大好きなんだけど……。このままだと私本当に死んじゃうかもしれないの」
「どういうことですか?」
来人と出会い、約二ヶ月。
大きな猪や異形の襲撃。
リディアは何度も死の覚悟をしてきた。
だがそれ以上に毎夜のように彼女は死を覚悟しているのだ。
二人は体の相性が良かった……いや、良すぎたのだ。
リディアは一夜の和合を終えるまでに何十回も果てを向かえてしまう。
気持ち良すぎて死ぬ。そう思ったことは一度や二度ではないのだ。
しかも来人はこの世界に来てから、その力を増している。どうやら精力も増しているようで一回二回で終わることはない。
「そんなにすごいんですか……?」
「そうなの……。私を助けると思ってね。良かったらライトさんを伝えてもいいかな?」
アーニャは少し怖くなった。
(で、でも死ぬ程気持ちいいって……。ちょっと怖いけど……)
「は、はい。リディアさんのためにも是非お願いします」
「良かった……。で、でももしライトさんがこの話を断ったらごめんね」
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