22 / 93
竹の壁の章
言葉の壁
しおりを挟む
「んん……。ライトさん……」
可愛い寝言を言いながらリディアは俺の腕枕で眠っている。
昨日は森でエルフを助けた後、かなり盛り上がってしまった。
さてと、そろそろ起きないと。
恐らくエルフ達の呪いは解けているはずだ。
リディア以降、初めて見つけた生き残り。
きっと俺達の仲間になってくれるだろう。
リディアのおでこにキスをすると彼女はにっこり笑って目を覚ました。
「おはよ。エルフ達の様子を見にいきたい。リディアも準備してくれ」
「ごめんなさい、ちょっと先に行ってて下さい。まだ腰が抜けちゃってて。ライトさん、酷いですよ。あんなに舐めるなんて」
何を舐めたのかは秘密だ。
昨日の余韻が残っているのか、彼女の腰はまだ痙攣している。
俺がやり過ぎたのか、リディアが感じやす過ぎるのか。
とにかく今は少し休ませてあげよう。
一人、寝床を出て服を着る。
エルフ達は隣の小屋で眠っているはずだ。
目覚めていたら、出来るだけもてなしてあげよう。
そう思いながら小屋の中を覗くと……。
「Лεεεεー!?」
「μεθ μθμー!」
――ボフゥッ
エルフ達は目覚めていたが、訳の分からん言葉を発し枕を投げつけてきた!?
な、なんだ? 一体何があった?
エルフ達の表情だが、明らかに怯えている。
二人は抱き合いながらガタガタと震え、女に至っては涙を流していた。
「お、落ち着いてくれ。俺は君達の味方だ」
「JamsΨ、scgaф!」
また謎の言語で俺を威嚇してきた。
な、なんなんだよ。言葉が通じないのか?
でもおかしいぞ。リディアは目覚めたら俺の言葉を理解していた。だが彼らの言葉は一切理解出来ない。
「な、何があったんですか!?」
「リディア! た、助けてくれ!」
騒ぎを聞きつけリディアがヨタヨタと歩いてきた。
エルフ達だが、リディアの姿を見た瞬間、安堵したように見えた。
「大丈夫ですよ。この人はライトさん。異邦人ですが、信頼出来る方です」
「ξ^μμη? avviщ」
リディアの言葉は通じるみたいだ。
エルフ達は次第と落ち着きを取り戻す。
でも何故俺の言葉が通じなかったのだろうか?
「なぁリディア。この二人ってちゃんと言葉を喋ってるのか?」
「え? どういうことですか? ちゃんと公用語で話してますよ。ライトさんだって同じ言葉で話してますけど……」
リディアは不思議そうな顔をしている。
つまり俺達は同じ言葉で話しているが、意味が通じるのはリディアだけということか?
これはどうしたものか。リディアの言葉の通りだとエルフと意志疎通を図るにはリディアを介さなければならない。
通訳みたいなもんか。
「すまないが、俺は彼らの言葉が理解出来ない。だからリディアが彼らに伝えてやって欲しい」
「そ、そうなんですか? 分かりました」
俺達は小屋を出て焚き火を囲みながらお茶を飲む。
リディアの話では彼らは恋人同士であり、リディアと同じく王都で生活していたと。
「覚えているのは異形に襲われる場面だけだそうです。目が覚めたらここにいたと」
「そうか。リディアと同じだな。なぁ、彼らに伝えてやってくれ。君達さえ良ければ、ここで一緒に異形と戦って欲しいと。家も用意するし、食糧の心配もないってさ」
リディアはエルフ達に話しかける。
エルフ達は彼女の言葉を聞いて笑顔で頷いてくれた。
「二人ともここに居たいそうです!」
「そうか! ありがたい! でさ、彼らの名前は? 言葉が分からなくても名前くらいは知っておく必要があるだろ?」
リディアは男がラルク、女がミァンだと教えてくれた。
彼らの参入で戦略が倍になったな。
俺は二人に右手を差し出す。これから共に異形と戦う仲間なんだ。
言葉は通じなくても友情くらいは仕草で伝えることが出来る……と思ったのだが。
「yaaaμー」
彼らは俺の手を取らなかった。
それどころか、深く頭を垂れる。
っていうか、土下座したぞ。
「リディア……。一体何を言ったんだ?」
「あ、あのですね。なんか変に伝わっちゃったみたいで。ライトさんのことを神の遣いだと思ってるみたいです」
神の遣いって。
まぁ、変な神様に呼び出されてここにいるのには違いないけどな。
「や、止めてくれ。俺は普通の人間なんだからさ。そ、そうだ! 今日から君達もここに住むんだったら小屋を用意しなくちゃ! せっかくだし、拠点も少し広げてみるか!」
拠点に住む人数も倍になったことですし。
少し広めに作り直してもいいだろ。
【壁!】
――ズゴゴッ!
15メートル四方を壁で囲う。
四人ならこれくらいでいいだろ。
他にもラルクとミァンのために大きな小屋を作ってやろう。
ついでに俺達の小屋も作り直しておいた。
「avvvva!?」
「kkunl! viaos!」
二人が驚いてるけど。
何て言っているのだろうか?
「あ、あの、二人は神の御業だって言ってます。他にもライトさんに忠誠を誓うとか……」
「止めさせてくれ……」
どうやらえらい誤解をされているようだ。
逆に言葉が通じないからこそ、俺に神性でも感じているのか?
とにかく俺はようやく新しい仲間に出会うことが出来た。
過酷なこの世界で共に生きる仲間をな。
◇◆◇
☆現在の村民数3人。
・リディア:村民満足度6/50
・ラルク:村民満足度1/50
・ミァン:村民満足度1/50
・総村民満足度:8/50
☆現在の物質
毛皮25枚:様々な獣から剥いだ物。保温性が高い。
・燻製肉:200キロ程度貯蔵してある。リディアの精霊魔法により腐敗を遅らせている。貴重なタンパク源。
・ミンゴのジュース:樽に一杯程。ミンゴを絞り水で薄め、さらに細かくした茶葉を混ぜている。
・種芋:十個程度保存してある。味はヤマイモに近い。
・ナババの実:100キロ程度貯蔵。この世界のパンの原料となるが、加工に時間がかかるらしく実のまま保管してある。
・塩:少量
・カエデの樹液:2L程
・毛皮の下着:ライト、リディア共に三着ずつ。
・毛皮の布団:敷き布団、掛け布団共に四対ずつ。
・竹槍:20本。地球の竹より頑丈であり、そう簡単に折れることはない。
・弓:リディア作成。現在庫は5丁。
・矢:リディア作成。300本。
☆現在の拠点
・竹壁
・225㎡(15m×15m)
可愛い寝言を言いながらリディアは俺の腕枕で眠っている。
昨日は森でエルフを助けた後、かなり盛り上がってしまった。
さてと、そろそろ起きないと。
恐らくエルフ達の呪いは解けているはずだ。
リディア以降、初めて見つけた生き残り。
きっと俺達の仲間になってくれるだろう。
リディアのおでこにキスをすると彼女はにっこり笑って目を覚ました。
「おはよ。エルフ達の様子を見にいきたい。リディアも準備してくれ」
「ごめんなさい、ちょっと先に行ってて下さい。まだ腰が抜けちゃってて。ライトさん、酷いですよ。あんなに舐めるなんて」
何を舐めたのかは秘密だ。
昨日の余韻が残っているのか、彼女の腰はまだ痙攣している。
俺がやり過ぎたのか、リディアが感じやす過ぎるのか。
とにかく今は少し休ませてあげよう。
一人、寝床を出て服を着る。
エルフ達は隣の小屋で眠っているはずだ。
目覚めていたら、出来るだけもてなしてあげよう。
そう思いながら小屋の中を覗くと……。
「Лεεεεー!?」
「μεθ μθμー!」
――ボフゥッ
エルフ達は目覚めていたが、訳の分からん言葉を発し枕を投げつけてきた!?
な、なんだ? 一体何があった?
エルフ達の表情だが、明らかに怯えている。
二人は抱き合いながらガタガタと震え、女に至っては涙を流していた。
「お、落ち着いてくれ。俺は君達の味方だ」
「JamsΨ、scgaф!」
また謎の言語で俺を威嚇してきた。
な、なんなんだよ。言葉が通じないのか?
でもおかしいぞ。リディアは目覚めたら俺の言葉を理解していた。だが彼らの言葉は一切理解出来ない。
「な、何があったんですか!?」
「リディア! た、助けてくれ!」
騒ぎを聞きつけリディアがヨタヨタと歩いてきた。
エルフ達だが、リディアの姿を見た瞬間、安堵したように見えた。
「大丈夫ですよ。この人はライトさん。異邦人ですが、信頼出来る方です」
「ξ^μμη? avviщ」
リディアの言葉は通じるみたいだ。
エルフ達は次第と落ち着きを取り戻す。
でも何故俺の言葉が通じなかったのだろうか?
「なぁリディア。この二人ってちゃんと言葉を喋ってるのか?」
「え? どういうことですか? ちゃんと公用語で話してますよ。ライトさんだって同じ言葉で話してますけど……」
リディアは不思議そうな顔をしている。
つまり俺達は同じ言葉で話しているが、意味が通じるのはリディアだけということか?
これはどうしたものか。リディアの言葉の通りだとエルフと意志疎通を図るにはリディアを介さなければならない。
通訳みたいなもんか。
「すまないが、俺は彼らの言葉が理解出来ない。だからリディアが彼らに伝えてやって欲しい」
「そ、そうなんですか? 分かりました」
俺達は小屋を出て焚き火を囲みながらお茶を飲む。
リディアの話では彼らは恋人同士であり、リディアと同じく王都で生活していたと。
「覚えているのは異形に襲われる場面だけだそうです。目が覚めたらここにいたと」
「そうか。リディアと同じだな。なぁ、彼らに伝えてやってくれ。君達さえ良ければ、ここで一緒に異形と戦って欲しいと。家も用意するし、食糧の心配もないってさ」
リディアはエルフ達に話しかける。
エルフ達は彼女の言葉を聞いて笑顔で頷いてくれた。
「二人ともここに居たいそうです!」
「そうか! ありがたい! でさ、彼らの名前は? 言葉が分からなくても名前くらいは知っておく必要があるだろ?」
リディアは男がラルク、女がミァンだと教えてくれた。
彼らの参入で戦略が倍になったな。
俺は二人に右手を差し出す。これから共に異形と戦う仲間なんだ。
言葉は通じなくても友情くらいは仕草で伝えることが出来る……と思ったのだが。
「yaaaμー」
彼らは俺の手を取らなかった。
それどころか、深く頭を垂れる。
っていうか、土下座したぞ。
「リディア……。一体何を言ったんだ?」
「あ、あのですね。なんか変に伝わっちゃったみたいで。ライトさんのことを神の遣いだと思ってるみたいです」
神の遣いって。
まぁ、変な神様に呼び出されてここにいるのには違いないけどな。
「や、止めてくれ。俺は普通の人間なんだからさ。そ、そうだ! 今日から君達もここに住むんだったら小屋を用意しなくちゃ! せっかくだし、拠点も少し広げてみるか!」
拠点に住む人数も倍になったことですし。
少し広めに作り直してもいいだろ。
【壁!】
――ズゴゴッ!
15メートル四方を壁で囲う。
四人ならこれくらいでいいだろ。
他にもラルクとミァンのために大きな小屋を作ってやろう。
ついでに俺達の小屋も作り直しておいた。
「avvvva!?」
「kkunl! viaos!」
二人が驚いてるけど。
何て言っているのだろうか?
「あ、あの、二人は神の御業だって言ってます。他にもライトさんに忠誠を誓うとか……」
「止めさせてくれ……」
どうやらえらい誤解をされているようだ。
逆に言葉が通じないからこそ、俺に神性でも感じているのか?
とにかく俺はようやく新しい仲間に出会うことが出来た。
過酷なこの世界で共に生きる仲間をな。
◇◆◇
☆現在の村民数3人。
・リディア:村民満足度6/50
・ラルク:村民満足度1/50
・ミァン:村民満足度1/50
・総村民満足度:8/50
☆現在の物質
毛皮25枚:様々な獣から剥いだ物。保温性が高い。
・燻製肉:200キロ程度貯蔵してある。リディアの精霊魔法により腐敗を遅らせている。貴重なタンパク源。
・ミンゴのジュース:樽に一杯程。ミンゴを絞り水で薄め、さらに細かくした茶葉を混ぜている。
・種芋:十個程度保存してある。味はヤマイモに近い。
・ナババの実:100キロ程度貯蔵。この世界のパンの原料となるが、加工に時間がかかるらしく実のまま保管してある。
・塩:少量
・カエデの樹液:2L程
・毛皮の下着:ライト、リディア共に三着ずつ。
・毛皮の布団:敷き布団、掛け布団共に四対ずつ。
・竹槍:20本。地球の竹より頑丈であり、そう簡単に折れることはない。
・弓:リディア作成。現在庫は5丁。
・矢:リディア作成。300本。
☆現在の拠点
・竹壁
・225㎡(15m×15m)
0
お気に入りに追加
440
あなたにおすすめの小説

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。

ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています

おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる