俺はこの世界に必要ではなかったので世界を移動することになった。

ryuki

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移動したんだけど……

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俺はただ少し不幸なだけのただの男子高校生だったはずだったのだが、俺がこの世界に生まれたのはバカミサマのミスだと知った。
あの神本当に死ねよ！
「だから全部聞こえてんだってー」
「お前他の仕事ないのかよ！」
「君専用の神様だからね。これからよろしく透きゅん」
＜君専用の神様＞とか通信教育かよ！
「それでさー、この世界はどう?」
「やっぱり平行世界だから元いた世界とほとんど一緒なんだな。ケモ耳っ娘とかいないんだな」
「じゃあ、作ってあげよっか？」
「いいのか？」
「ダメに決まってるよー。僕まだペーペーだし」
こいつ本当にイライラすんなー。
でも、俺の新しい生活、幸せな生活はここから始まるのだ。

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