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2巻

2-2

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「これは凄い能力だよ、バタラ」
「そうなんですか?」
「ああ、【コップ】の力を誰でも使えるようになるんだからね」

 ただ、気になるのは魔力というあたいだ。
『神コップ』から水を出すと、魔力が減ることは判明した。おそらく、ゼロになれば水は出なくなるだろう。

「問題は、『神コップ』に魔力を補充して再利用が可能なのかどうかだな」
「魔力……ですか?」
「ああ、この『神コップ』にはどうやら元から魔力が込められていて、それがなくなると水が出なくなってしまうみたいなんだ」

『神コップ』の作製には、少なくない量の『幸福ポイント』が必要になる。
 仮に魔力を補充できない場合は使い捨てということになるが、それだとさすがにコストが高すぎる。誰でも使えるという利点はあるが、毎回『幸福ポイント』を大量消費すると考えると、安々と使うこともできない。
 それに、結構魔力の値が減るのも速い。
 先ほど傾けた時に流れた水の量と魔力の減り具合から予想すると、たぶん樽二つくらいの水を出したら空になって使えなくなりそうだ。
 他にも、【水】以外の液体は消費魔力量がもっと多い可能性もある。それを調べるためには他の『神コップ』を作成しないといけないが、今はポイントが足りないので確認できない。
 とりあえず、『神コップ』から出せるのは樽二つくらいだろうとバタラに伝えたら、こう言われた。

「でも、それだけあれば十分なのではないでしょうか?」
「確かにそうかもしれないけど。どうしても自分の【コップ】基準で考えてしまうんだよな」
「どちらもシアン様の素晴らしいお力ですよ」

 バタラはキラキラした目で僕を見つめた。
 僕は彼女の純粋なひとみから視線を背けて呟く。

「僕の力というより、女神様の力なんだけどね。僕自身はそれを利用させてもらっているだけに過ぎないよ」
「でも、それを活用して私たちを幸せにしてくれているのは、シアン様ですから」

 バタラはそう言い、ぎゅっと両手で僕の手を握ってきた。
 彼女の手のぬくもりに、僕はかなりあせってしまう。

「わ、わかったから手を放してくれないか。ラファムがニヤニヤしながらこっちを見てるからっ」
「坊ちゃまも大人になられて……よよよ」
「ラファム! 嘘泣きをするんじゃない!」
『やれやれ、若いのう』
「と、とにかくだっ」

 僕はバタラの手をほどき、数歩後ろに下がって『神コップ』を両手で握る。

「今から大事な実験をするから、少し離れていてほしい」
「坊ちゃま、お顔が真っ赤ですよ」
「ラファム、うるさいっ」

 僕はしばらくの間深呼吸をして心を落ち着けてから、『神コップ』に意識を集中して、魔力を流し込むイメージをする。
 すると、手のひらからゆっくりと『神コップ』に僕の魔力が流れていく。
 魔力は目には見えないが、その流れは感じることができるのだ。
 そして魔力をある程度流してから、確認のためにステータスを表示させる。

「やった! 成功だ」

 画面を見て、僕は思わずガッツポーズをしてしまった。
 僕の喜びようを見て、ラファムとバタラが目を丸くする。

「坊ちゃま?」
「ど、どうしたんですか?」
「成功したんだよ。『神コップ』への魔力の補充が!」


『神コップ【水】 魔力 100』


 メッセージボードには、その文字が燦然さんぜんと輝いている。
 どうやら100が上限で、それ以上は補充できないようだ。
 これで『神コップ』への魔力の補充は可能であると判明し、同時に使い捨てではないことが確定した。
 となると、他の『神コップ』の作製も視野に入れなければならない。
 たとえば【砂糖水飴】や【水肥料】なんかはほぼ毎日使うものなので、『神コップ』があれば何かと便利になるだろう。サイズが小さいから、持ち運びしやすいのもいい。
 何より魔力さえ補充すれば、僕が出向かなくてよくなるのは最大の利点だ。
 そんなことを考えていると、休憩室の外から執事のバトレルの声が聞こえた。

「坊ちゃま。そろそろ収穫祭にお出かけする時間でございますが、準備はよろしいでしょうか?」

 いつの間にか、収穫祭に行く時刻になっていたらしい。

「ああ、すぐに行くよ」

 バトレルにそう答えて、僕はバタラとラファムの方を向いて言った。

「さてと、バタラ、ラファム。二人とも準備はいいかい?」
「私もですか?」

 ラファムが驚きの声を上げる。
 彼女は僕がバタラと二人きりで収穫祭に向かうのだと思っていたようだ。
 護衛として後ろからこっそり付いてくるつもりだったのだろうが、そんなのはつまらない。
 僕はバタラとラファムの目を交互に見ながら口を開く。

「もちろんさ。ただし……」

 僕は少し意地悪な笑みを浮かべ……

「二人とも、今回は前みたいに酔っ払わないでくれよ」

 そう口にしたのだった。


     ◇     ◇     ◇


 収穫祭は大いに盛り上がった。今回の狩りでは前回よりたくさんの獲物えものが手に入り、その分規模が大きくなったのだ。
 また、今回の祭では、目玉企画として酒の飲み比べ大会が行われた。そこでは優勝候補ともくされていた大工の家臣、ルゴスが飛び入り参加の町人に負けるという大番狂わせが起こったのだとか。かなりの名勝負だったらしく、翌日になっても町中がその話題で持ちきりだった。
 その頃、僕はバタラと屋台巡りをしていたので、勝負の様子を見ることはできなかったのが今となっては少し悔やまれる。
 しかし、酒豪のルゴスを負かす人物がいるとは驚きだ。
 その話を聞いた時は、世の中にはとんでもない逸材いつざいがいるのだなと感心したが、よく考えれば大酒飲みの才能なんてなんの役に立つのかわからない。
 さて、収穫祭から一夜明けた今日、僕は領主館の前でシーヴァと一緒にのんびりと過ごしていた。
 シーヴァは昨日の収穫祭を犬らしく楽しんだあと、の遺跡に帰るのかと思ったら、そのまま領主館に付いてきて夜を過ごした。今日も帰ろうとしないところを見ると、しばらく居座るつもりのようだ。

「シーヴァ、帰らなくていいのか? 遺跡の管理とかがあるんじゃ……」

 隣でお座りしているシーヴァにそう聞くと、尻尾しっぽを振りながら念話で返答する。

『ま、当分は放っておいても大丈夫じゃ。我はもう少しこの町にいることにする』

 当分とはどれくらいだろうか。
 気になったが、遺跡の製作者自身が大丈夫だと言うのだから大丈夫なのだろう。
 だが、あまり楽観視するのもよくない。
 もしシーヴァが遺跡を留守にしたことで何かトラブルが発生したら、その時にはきちんと責任を取ってもらおう。
 僕は「何かあったら責任は取ってもらうからな」と告げ、【コップ】のスキルボードを表示する。
【水】の『神コップ』を作製したことで減った『幸福ポイント』は、今は1321ポイントにまで増えていた。
 収穫祭が盛り上がった結果と考えてよさそうだ。
 領民たちが幸福を感じれば感じるほどポイントが加算されていく仕組みは、ある意味ではわかりやすい。
 これからも領民を笑顔にできるように、領主として頑張らねばと改めて決意した。
 その時、隣で暇そうにしていたシーヴァが話しかけてきた。

『ところで、さっきからずっと気になっていたのじゃが、あの者たちは何を運んでおるんじゃ?』
「ああ、あれは魔獣の血だよ」

 僕たちの立っている前方では、護衛のロハゴスや町の男衆が大きな樽を軽々と持ち上げて領主館に運んでいた。中には先ほどシーヴァに言った通り、魔獣の血が詰められている。
 今回の狩りでは、魔獣の血をできるだけ持ち帰ってほしいと頼んでおいた。魔獣の血は、僕の【コップ】では複製できず、なおかつ魔力回復ポーションの素材となるためだ。
 収穫祭で振る舞われた分を除いて僕が全て買い取ったので、町の人たちは収入が増えたと喜んでいた。
 魔力回復ポーションはデゼルトの町の未来をになう交易品であり、この先領地を発展させていくための資金源でもある。それが大量に手に入ることは、僕にとっても喜ばしい。
 ちなみに、予算はタージェルを通した交易のおかげでそれなりに余裕があったので、少し多めに資金を出した。
 これは感謝の気持ちという意味もあるが、町で出回る貨幣の量を増やして流通を活発にさせようという狙いもある。町が豊かになれば、訪れる行商人の数も増えるはず。ゆくゆくは、人も物資も多く集まるようにしたい。
 人が増えれば問題となるのは食糧事情だ。
 デゼルトの町や僕が領主を任されているエリモス領は砂漠地帯のため、食べ物が少ない。基本的に保存のく魔獣の肉で食いつないでいるが、野菜に関しては、作物が育たず貴重なため配給制度が取られているほどである。
 ただ、その問題も解決の見込みはある。メディア先生が開発した魔肥料まひりょうを使えば作物の成長スピードが速まるので、近いうちに食糧事情は改善されると思っている。

「そういえば、魔獣の肉が腐りにくいのはなぜなんだろう」

 僕が呟くと、シーヴァがそれを聞いて答える。

『それは、魔獣の肉に強い魔力が残っておるからじゃのう』
「魔力?」
『うむ。今日の我は気分がよいから、詳しく説明してやってもよいぞ』
「ありがたいけど、上から目線なのが気になるな……ところで、どうして気分がいいんだ?」
『お主とこうしてだらだら過ごす前、我は町を散歩していたんじゃが……そこで凄まじいナデナデの腕を持つ者と出会ってな』

 ナデナデの腕というのはよくわからないが、ようするにその人にでられて気持ちがよかったということか? そう聞くと本当の犬みたいだな。

「それって誰なの?」
『名前はわからんが……ほれ、ドワーフ共が泊まっている建物に住んでおる十歳ほどの娘がいるじゃろ』
「ああ、宿屋のベルジュちゃんか」

 今はほとんど外部との交流がなくなったデゼルトの町にも、一軒だけ宿屋が存在する。
 聞いたところによればその歴史はかなり古く、この町に王国の大渓谷だいけいこく開発部隊がやってくる以前から営業している老舗しにせなのだそうだ。
 ただ、ここ何年かは宿屋に泊まるのはタージェルとその家族くらいで、日頃ベルジュちゃんの両親は他の町の人たちと同じようにせた土地で畑を耕したり、食糧の保存や加工をしたりしているのだとか。
 ベルジュちゃんの仕事は、両親が働きに出ている間、宿屋にいつお客が来てもいいように掃除をすることだと聞いている。

『そうじゃ。最近はドワーフ共が宿を取っているおかげで手伝いが忙しいと言っておったな』
「あの子は働き者だってバタラも言ってたからね。シーヴァも迷惑かけないようにしときなよ」
『それはわかってはいるのじゃが、あの子のナデナデはこの町で一番見事でな。何回も通ってしまうかもしれん……ところでお主、いつの間に我を呼び捨てにするようになったのじゃ?』

 ああ、最初に魔獣の姿で会った時は「シーヴァ様」なんて呼んでいたっけ。
 その時のことをなつかしく思いながら、僕は答える。

「バタラたちにナデナデされて、恍惚こうこつとした表情で尻尾を猛烈に振っている姿を見てからかな」
『……本能には逆らえんのじゃ。まぁ、それはそうと話を戻すが、お主は魔力をどんなものだと理解しておるのじゃ?』

 魔力か。

「人間の貴族と魔獣、あとはドワーフやエルフといった亜人あじん種が持つ、魔法や魔力を必要とする神具を使うための力……だよね?」
『ふむ。お主の認識はかなり間違っておるぞ』
「そうなの? 一応今までいろんな本や先生から学んできた知識なんだけど」
『まず一番大きな間違いを訂正しておくと、魔力自体はどんな人族も持っておる』
「えっ!」

 僕が今まで教わってきた話では、貴族以外の平民には魔力がない。
 だから女神様の力が使えないのだと聞いていた。
 女神様の力を授かるための成人の儀が貴族階級にしか行われないのは、平民が行っても何も起こらず、むしろ女神様の怒りを買う結果になると言われているからだ。
 けれどこの町にやってきてから、僕がこれまで習ってきたことには嘘やいつわりが多くあると気づかされた。
 魔力に関することもそれらと同様、だというのか……
 シーヴァは説明を続ける。

『この町の住民も、お主の配下も、皆平等に魔力を持っておる。まぁ、お主はその中でも飛び抜けておるがの』
「僕はずっと魔力量を上げる訓練を独自にしてきたからね」
『ほほぅ。どのような訓練かは知らぬが、一体どこでそんな知恵を得たのじゃ?』
「小さい頃に偶然出会った不思議な人に教えてもらったんだよ」

 僕は今も世界のどこかを放浪ほうろうしているであろう、その人のことを思い浮かべた。
 結局最後まで名前も教えてもらえなかったが、幼かった僕はその人を『師匠』と呼んでしたっていたものだ。
 師匠は、貴族社会の常識しか知らなかった僕に様々なことを教えてくれた。
 父や兄姉が師匠と会っていたら顔をしかめたかもしれないが、僕は師匠の話を聞くのが一番好きだった。
 今、僕がエリモス領の領主としてなんとかやっていけているのは、師匠から学んだ知識のおかげだろう。
 魔力量を増やすための訓練方法は、師匠から教わったことの一つだ。
 魔力を空になるギリギリまで使うというシンプルな方法であったが、これが何より効果的だった。
 そのおかげで、僕は貴族の中でもトップクラスの魔力量を誇るまでになっていた。
 魔力切れを起こした場合のリスクについても、もちろん師匠は教えてくれている。
 それは魔力が空になってしまうと、最悪は死に至るという恐ろしいものだった。だからくれぐれも気をつけるようにと言われていた。
 それなのに、僕はエリモス領に赴任ふにんした初日に魔力切れを起こして死にかけてしまった。
 師匠が知ったら、きっと怒るだろう。
 もう二度と会うこともないかもしれないけれど。
 そんな話をすると、シーヴァが僕を見上げて尋ねてきた。

『なるほど。その者は、魔力は誰もが持つ平等な力だとは言っておらんかったのか?』
「どうだったろう……そういう話はあまりしなかったかもしれない。ただ――」

 僕は秘密の抜け道を使って庭に入り込み、屋敷の物置小屋でひっそりと暮らしていた師匠の言葉を思い出しながら続ける。

「確か『貴族と平民に違いなどない。いつか君がそれを真に理解した時、民は君の味方になるだろう』って言ってたっけ。それなら、魔力の有無にも違いはないってことかな?」
『ふむ。回りくどい言い方をする男じゃのう』
「男? いや、師匠はとても綺麗な女性だったよ」

 いつも目深まぶかにフードをかぶっていたせいではっきりと見ることはなかったが、垣間かいま見える部分だけでもかなり整った顔をしていた女性だった。
 年齢はあまりはっきりしないが、当時の母より若く見えたのは覚えている。
 それを聞いて、シーヴァはニヤニヤとした調子で言う。

『ほほう。その師匠とやらがお主の初恋相手というわけなのじゃな』
「どうなんだろうね……あまりに子供すぎてよくわからなかったな。でも今思えば、好きだったのかもしれない」

 幼心おさなごころに、あの頃の僕は師匠に認められようと必死だったと思う。
 そのおかげで僕は、鬼のような英才教育も乗り越えることができたのだ。

「っと、そんな昔のことよりも」

 このままではどんどん話がそれていきそうだったので、僕は無理やり本題に戻した。

「普通の人々にも魔力はあるって話を、もう少し詳しく教えてくれないか?」
『ふむ。そもそもこの世界の生き物は全て魔力を持っている。なぜなら魔力を生命活動に利用しておるからじゃ』
「そんな話は初めて聞いたよ」

 僕が今まで読んできた本には、シーヴァが語ったような内容は書かれていなかった。

『じゃからあまりに一気に魔力を使うと、生命活動を維持できなくなって死んでしまう』

 僕はその言葉に、思わず苦笑いしてしまう。

「なるほど、魔力が枯渇こかつすると倒れるのはそういう理由だったのか。確かに、もう二回くらい魔力切れで死にかけたよ」
『なんと、二回も魔力切れを起こしたくせに、随分と健康そうじゃの……ふむ、女神の加護のおかげか』
「加護か。貴族は成人の儀の時に魔法とか神具とか、何かしらの力を授かるんだ。僕の場合は【コップ】だったけど、それが守ってくれたということかな」
『ふむ、まぁよい』

 それからシーヴァは魔力について、僕が知らなかった色々なことを教えてくれた。
 この世界には、目に見えない魔素まそという魔力のもとになる物質がそこら中にあるらしい。
 生き物は魔素を体内に取り込んで魔力に変換し、体に貯めることができる。
 そしてその魔力を全身に巡らせることで、生命活動を行っているのだそうだ。

『魔力というのは、言うなれば命のかたまりじゃな。魔獣は魔力を豊富に持っておるから、解体されたあとも肉にはしばらく魔力が残り続ける。それが完全に失われるまでは新鮮であり続けるから、腐らないというわけじゃ』
「なるほど……」

 デゼルトの町の人たちは、魔獣の肉を主食にしている。
 それだけだと栄養失調におちいらないかと思ったものだが、みんなが健康でいられるのは魔獣の肉を食べることで体内に魔力を取り込んでいたからかもしれない。

「もしかしたら、この町が今もあるのはシーヴァのおかげなのかもな」

 シーヴァが町の近くに遺跡を造ったおかげで、そこに魔獣が発生して、この町の人々は日々のかてを得られた。

『なんじゃ。めても何も出んぞ』
「いや、素直にシーヴァは凄いなって思っただけだよ」
『ふむ。やっとお主にも我の凄さがわかったか』

 シーヴァは嬉しそうに尻尾を振りながら、得意満面に鼻を鳴らした。

『それではお主にもう一つ面白い話をしてやろう。この町のところどころにある女神の像と魔力についての話じゃ』

 そこで言葉を切ったあと、少し間を置いてからシーヴァは語りだす。

『人々はなぜ神を模した像に祈るのかわかるか? いや、逆じゃな。神はなぜ自分を模した像を作らせ、それに祈りをささげさせるのか、じゃ』

    
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