(仮)小鳥転生〜空を飛びたい！！〜

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[今何時ぐらいなんだろ...]

といっても時計とかないしこの世界の時間とか分からないから朝昼夜しか分からないけど

〔オ、オキター、オハヨー〕

[おはよ、今太陽はどのぐらいの高さ？]

〔チョットマッテテ......エットネ、チョウドマウエニアルヨ〕

じゃあお昼ぐらいかな

[ありがとう]

〔ナンモヨー〕



せっかく少しは飛べるようになったんだし、試してみないと！

いそいそとベッドから飛び降り、外へと出る

[さてっと飛び方は......ふむふむ、こういう体の動かし方なのか]

ジャンプで少し高いところに登り、滑空するように飛ぶ


[んで、翼をこう動かすと...]ﾊﾟﾀﾊﾟﾀﾊﾟﾀ...


少し体が浮き上がり気持ち高く飛べている気がする


[やった！飛べた...！]ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ...


と思ったがそのまま下にポテッと落ちてしまった

[ｸﾞﾍｯ...]

変な声出た...

音に気づいたのか神樹の精霊がでてきた

〔スゴイオトシタケドダイジョブ？〕

[いてて...飛ぶ練習してたら落ちちゃった]

〔...ウーン、イタクナイトコノ上デトベバイインジャナイ？葉ッパノ上トカ〕

あ、確かに、そうすればあんまり痛くないよね

[そうするね、心配してくれてありがとう]

〔ンーン、気ヲツケテネ〕











この辺りなら枯れ草とかあるしさっきのとこより痛くないだろう

今日はここで飛ぶ練習だぁ！！


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ﾎﾞｽｯ

[うーん、難しい...]

もう何回目か数えてないが少し飛んでは落ちてを繰り返してる


全然上手く飛べる気がしない...


[...滑空は何とかできるようになったけどなぁ]



まぁ気長にやるしかないか

[練習中に木の実も少し取れたし続きはまた明日！継続して練習すればきっと飛べる！頑張れ私！]

と自身を鼓舞する




日が傾き森の中は薄暗くなってきたので今日はここまでにして、木の実を齧って部屋に戻る

〔ア、オカエリー！〕

[ただいまぁ...]

〔ゴハンハ食べタァ？マダナラマタリンゴ？アゲルヨ～〕

[今日は大丈夫～、あ、そうだ]

〔•́ω•̀)?〕

昨日聞きそびれたこと聞かないとね



蛇口のある所へいき

[ここから水が出るみたいなんだけど...]

と聞いてみた

〔ジャグチ？オ水デルノ？出シテミテー〕


軽く上にレバーを上げるとちょろちょろと透き通った水が流れ出る

[...なんか体だるかったりしない？お水足りないとか...]

魔法的な水とかなら安心だけど神樹ちゃんの体液(樹液)だったらむやみに使えないからね...

〔ン？何ニモー、ダイジョブー、コレ多分地下ノオ水カナ、安全ダヨー〕

[そっか、なら良かった]