現実でもクラフトできる！？

本編

32.夕飯と掲示板確認

「…ごめん、今なんて言った？」

『83万、ほらこれ』

先程創りやクートで受け取った代金をテーブルに置く


「…え…おれの一月分の給料より稼いでる…」

えっと...高校教師の月給がだいたい25～26万ぐらいだから

『ジュランの3ヶ月分ぐらいの給料をたった一日で稼いだってことか』

これはやばい…ほんとに仕事しなくて済むな

「……まぁいいか…お金もってることバレないように気をつけろよ、何処から金の亡者が湧いてくるかわからんからな」

『…気をつける』

「他に店主さんは何か言ってなかったか？」

『あぁ、まだジュランのアイテムは出来てないよって、しばらくかかるかもね』

「そうか、その間にゲームで稼いどかないとな」

『今日の晩御飯のリクエストは？』

「昨日は唐揚げとステーキだったから...今日は魚がいいな」

『魚かぁ…何買ってきてたっけ』

冷凍庫を漁ると鮭の切り身、鍋用のたら、黒カレイ、氷下魚があった

『タラは鍋用だし、今日は鍋の気分じゃないし…氷下魚は骨がめんどくさい…鮭か黒カレイならどっちがいい？』

「あー……カレイのほうかな、焼きでも煮付けでもどっちでもいいぞ」

『じゃあ煮付けかな』

調味料を用意し、作り始める


『あ、ご飯炊いてたっけ…夜分は足りるか』

食べ終わったら炊こうかな



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『おまっとさーん』

「おぉ、美味そうだな」

『少し濃いめに煮付けてるからご飯が進むと思うぞ』

にやりとしつつご飯を多めに盛る


「いただきます」

『いただきまーす』



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「ふー食べた食べた、ご馳走様」

『あいよ』

「一人暮らししてるとはいえ美味い煮付け作れるとはな」

『まぁ今はなんでも調べれば出るしな、1人で食べる時はあんまり凝った料理作らないけど』

「確かにクッ〇パッ〇とかテレビの料理番組とか見れるしな、それでもすごいと思うが」

『…ちょっと照れるな…そ、それより、今日解いたアレいつ頃採点結果とかわかるんだ？』

「明日提出して…大学のお偉いさんのいる前で校長が採点するから…再来週ぐらいには結果出ると思うぞ」

『再来週っていうと学校のテストの結果も出る日か』

「ああ、そうだな」

『…やらなくていいよ、な？』

「…まぁアレやったからいいんじゃないか？」

『書くの面倒だったからアレやれてよかった』

「面倒って…w」

『今日はもうやることないし、掲示板見てから寝るかな』

「掲示板か、ゲーム内のキャラと酷似した姿になる現象の説明とかもしかしたらもう出てるかもな」

『早速見てみよう！』