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本編
31.試験?簡単だったよ
しおりを挟む『それで?どうなったんだ?』
「ああ、校長に話をしてきてな」
校長と話して決めたことを伝える
『じゃあ学校にわざわざ行って試験受けなくてもいいのか!それはありがたいな』
「んで、テスト用紙も貰ってきた…テストにしちゃぁ分厚いけどなw」
1冊の本並に厚さのある紙束を出してみせる
『…お、おぉ、結構あるな』
「お前なら2時間ぐらいで終わるだろ?」
『まあな、終わらせて飯作るから』
「監督官は俺だ、一応制限時間が3時間あるがその間移動したり顔をキョロキョロさせたりしたら失格だ、俺は一教官として後ろに立たせてもらう
何かあれば手を挙げてくれ」
『りょーかい!ニート生活の為にやりますか!』
シャープペンシルや消しゴムを替えも準備し
「では、テストを始める……開始!」
ペラッ…
カリカリ……
カリカリ……
カリカリ……
…
…
..
.
.
.
.
『よし終わり』
ちょっと多かったが無事終わらせられたな
「もういいのか?まだ1時間半ぐらいしか経ってないが」
『うんまぁ、簡単だったし、あれぐらいならね』
物凄く難しい問題もあんまり無かったな
(一般人ならちんぷんかんぷんな問題だとは思うが)
「じゃあ回収するぞー…うわぁ全部埋まってる…気持ち悪いな」
『だって解答欄狭いし』
「明日校長に直接渡してくるか、ちなみに98点以上なら合格でそのまま卒業だ」
『あれ?昨日は95点以上って言ってなかったっけ』
「あれは学校で行った場合な、今回は特別に自宅でやらせてもらえたし、お前なら余裕で満点だろ?」
『まぁそうだけど……あ、そうださっき創りやクートに行ってきたんだ』
「昨日言ったばかりじゃないか、何しに行ったんだ?」
『新しくポーションを作ったんだよ』
「どんなのだ?」
『ちょっと待って…ほい、これ』
蜂蜜入りポーション(優)を渡す
「普通のポーションか…キュポン…ん?甘い匂い…」
蓋を開けると蜂蜜の香りがする
『比較用に普通のポーションも渡すわ』
そう言ってポーション(優)も渡す
「どれ……草の匂いだな…味は…まあ青汁味…飲めなくはないが飲みづらいな…
こっちは…ゴクゴク…美味い!俺には少し甘いが飲みやすくなってるな」
『でしょ?それ最初現実でスキルをほとんど使わずに作ったんだよ?』
「…凄いな…しかもちゃんと疲れが取れたし」
『現実でも効果はある、と、んで、味の感想は?』
「飲みやすいがやっぱり蜂蜜だからか甘ったるいな…果物の汁とかの方が自然でいいんじゃないか?」
『なるほど、また作る時の参考にするわ』
「で?これを売ってきたのか?」
『うん、品質が(可)を20本、(良)を80本、金額は空き瓶代抜いて83万』
…
…
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