現実でもクラフトできる!?

寝狐

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本編

27.in教室内

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「なぁ、先生来るの遅くね?」

「確かに…寝坊でもしたのか?w」

「いやいや、あの市山先生がそんなこと…」

「でもたまに抜けてるとこあるし…」

「そこが可愛いんだけどw」

「おいおいw」

ガラガラ

「お、噂をすれば…」

「なんだお前ら、俺の悪口でも言ってたかー?」

「言ってないですよ」

「そうか、まぁいいが」

「せんせー遅かったすね」

「寝坊ですかー?」

「違うが…まあ、ちょっと校長に用事があってな」

「もしかして陰山くんの事でですか?」

「んー、まあそうだ」

「そういえば最近顔見てなかったよな」

「うん、テストの時は出てきてたのに…」

「誰か虐めたりしてたのか?」

「そんな噂は聞かないけど…」

「うーん」

「…お前ら話聞いても広めないって約束できるなら内容話してやってもいいが…」

「……多分言わない」

「と思う」

「…ま、まぁいいか、いつか知るだろうし…お前らは例の試験って知ってるか?」

「…あの試験の事ですか?」

「そうだ、あれを今回陰山に受けさせることが決まってな」

「なるほど、まぁアイツ暗いけど頭いいもんな」

「テストでは全教科満点だし」

「普段は動かないけどテストとかあるとバリバリ運動できるし…」

「テストの間違いを指摘するぐらいだもんな」

「でもあの試験って物凄い難題が数多く揃えられてるって聞くけど」

「…まぁ陰山なら、ねぇ」

「うんうん、あいつなら絶対満点とって卒業だよねー」

「ごほん、まぁそんなわけだからこれから陰山が来なくても気にしなくて大丈夫だからな」

「「はーい」」

キーンコーンカーンコーン

「お、ちょうどチャイムなったな、んじゃ朝の会というかお知らせは終わりだ、授業に遅れるなよ」

「「ほーい」」







_____________________

訂正・「あの入試試験」→「あの試験」
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