現実でもクラフトできる!?

寝狐

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本編

14.何もなし

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〈あ、そういえばお前のフレンドがバババさんはドラゴンステーキが好物って言ってたじゃねーか〉

《そういえば言ってたわ、調理スキル持ってるジュランだし、材料渡しとくわ》

"プレイヤーイオからプレイヤージュランへのトレードの申し込みがありました"

〈許可〉

"交換したいもの又は渡したいものを選択してください"

《ドラゴンの肉》
〈こっちは後で余ったやつで飯作ってやるから〉

《了解》

「…というか今一緒の部屋でやってるんだからチャット使わなくて良くないか?」

『…あ、ゲームしてるといつもの癖でw』

"トレードを終了致します"

「よっしゃ、じゃあコンロ借りれないか宿の人に交渉してくるわ」

『いってらー』

〈すみません、コンロの方使わせてもらうことって出来ませんか?〉

【ん?コンロかい?今の時間なら空いてるしいいよ】

〈ありがとうございます〉

【但し!使い終わったらピカピカにして戻ってくれよ!】

〈はい〉
「暫く時間かかると思うしお店でも巡ってみたらどうだ?」

『そうするわ』




『店めぐりね…多分大体は持ってるものしか売ってないと思うけど』

薬草屋

食材屋

料理屋

宿屋

小物屋

武器屋

防具屋

など色々見ている中で看板に何も描かれていない店を発見した

『ん?ここだけ空き家か?…お知らせ?』

"この度創りやクートは現実へ移動しました、御用のある方は富士の樹海・最奥部へおいでください"

ピコン
"神秘の店の在処を知りました影響を受けている方のみたどり着く事が出来るでしょう
神秘の導を手にいれました"

『……ちょ、ジュラン』

「…んぁ?なんだよ今いいとこなのに」

『これ…』

「え…?まじで?」

『…アイテム鑑定してみるか』

____神秘の導___
現実世界の富士の樹海にある神秘の店への道しるべ
これを持っていると迷わずに向かうことが出来る
シークレットアイテム
譲渡や販売は不可
一度に2人まで入れる
____________

「ほぉ…神秘の導、富士の樹海か」

『行ってみないか?夜にでも』

「どうやって行くつもりだ?」

『…空飛んでみたいなぁと』

「…」

『…』

「…俺は?」

『…連れてくよ?』

「どうやってだよ…体格の差があるだろうが」

『それはまぁ、気球の籠みたいなの創って持ち運びしやすいようにして身体強化使いつつーって考えてるけどどう?』

「それならいいけどよ…おっと忘れてた、よしよし、出来たな」

『ドラゴンステーキ丼できた?』

「最高ランクで出来たぞ」

『流石ジュラン』

「ゲーム内の夕方まで少し待つか」

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