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本編
12.誤魔化しスキルを覚えるために
しおりを挟む後片付けを済ませ2人でパソコンを開きながら色々と探していく
「俺は最初っから人化はあるけどイオの方はないんだな」
『そうだね、確かどっかでスキル覚えられたはず…どこだっけ』
「…検索したら出るんじゃ無いか?ケモナーの人が前に出してた気がする」
『じゃあ探してみるか
スキル道場…ここにはないか
てことはNPCからか…お、あった』
検索してみると獣人族の村にいるオバァ・バババという長老から伝授されるようだ
「オバァ・バババって…獣人の村なんてあったか?」
『確か秘密クエストを多くこなしていると獣人族の人のクエストが発生して時間内にクリアすると秘密の村に行けるコンパスを貰ったっけな』
「…ん?それ前にどっかでやったな、コンパスもあるし」
『そうそう、俺とジュランが初めてパテ組んだ時にやってたやつだよ、あの時はどこで使うやつか分からなくてゴミアイテムだなとかいってたけど』
「あーあれか、もしかして使うところって聖霊の森か?」
『そそ、1人じゃあれだから後でやろうと思ってたのも思い出したわ』
「見つけた時に連絡入れれば良かったじゃねえか」
『だってジュラン仕事中だったし』
「…何度かサボってた日に見つけたのかよ」
『( ͡° ͜ʖ ͡°)』
「はぁ…ま、とりあえず聖霊の森にワープするか」
《さて、準備ができた所でアイテム不可思議なコンパスを使う、と》
"アイテム不可思議なコンパスを使用します"
〈…あっちの獣道が光ってるな〉
《いってみよう》
.
.
.
.
.
.
.
.
10分ほど歩くと石碑のようなものがあった
その表面には
人ならざるものの通り道
獣と人の間の通り道
汝が獣の血を示せ
さすれば扉は開かれん
《血を示せか》
〈ゲームじゃ流血なんてできないよな〉
《肉球でも当ててみる?》
〈一応獣人型に戻っておくか〉
手のひら(肉球)を石碑に押し付けると二つの光が現れた
[獣の血を持ちしものよ、汝らに祝福を]
そう言い終わると二つの腕輪に変わりイオとジュランの左腕にはまった
《通行証的なやつか》
〈鑑定…〉
__聖霊樹の村への鍵(腕輪型)__
特定の手順をクリアした獣人が自由に村へと入れるようになる
普段は不可視状態だが聖霊の森にいる間は可視化状態になる
取り外し、譲渡、貸渡は不可
______________________
〈外せないし他のやつに貸せない、獣人以外の人種には見えないとよ〉
《ま、そんなに交流もしないし戦闘に支障がないならいいわ》
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