20 / 505
第2章 転移しました!
悪童見参!
しおりを挟む
次に向かったのは、買い取り業務をしているリグリスに向かっていた。
篤郎はそれよりも自分の過去の改竄に悩んでいた。男の冒険話なら分かるが、女なのに何故か男になっている。エーベルシカとは仲が良く部屋に行ったが恋仲ではない。仲の良い姉妹な感じだ。身重なエリザはエルナー家から守って欲しいと打診されて囲まっていただけで、子供が無事に生まれたらお役御免になったので後は知らない。ログリシュ家は下竜討伐前にログリシュ家の三男でウエルと結婚しただけで、討伐時に亡くなったのでログリシュ家とは親交は無い。愛したのはウエルだけで後は再婚みたいのはない。あの頃の私は女でも男でもなく生きただけ。勇者と奉られた若い冒険者を鍛えて同行しただけで、魔王前にへたばったから変わりに魔王と戦っただけ。報酬はミネルシルバ神に言っての転生だ。まさか、日本に転生するとは思わなかったが、良い報酬だとおもったらこれだよ。
人生は分からないと本で読んだが本当にそう思う。今はそれ処でもないか。
と覇気を取り戻した。恥ずかしくなるよりも復讐が先なのだから。それと、死んだ後の事に口出ししても誰も喜ばないだろうから。
気を取り戻して顔を上げると、皆が心配していた。
「アツロウ様、大丈夫ですか?」
エメットが代表して聞いた。
「あぁ、大丈夫です。」
「おいおい、本当にマイティコアを倒したのこいつかい?」
リグリスがリンザに聞いていた、リンザは、青い顔をしてリグリスを咎めていたが、
「あ、マイティコアより、先にこれからかな。」
篤郎は事も無いように、モンスターを出したが、リグリスやリンザは驚いた。突然にモンスターの死体が現れたのだから。一体や二体ではない、五体のホブゴブリンに8体のオーガ、6匹のワーム5匹のタイガーと11匹の牙狼である。作業場は一杯になってしまう。
「他にも在るが、此が終わったら頼む。」
篤郎はヒラヒラと手を振りながら出て行った。
残された三人は茫然としていた。
「エメット、あいつは何者なんだ?」
「詳しくは知らないが、命の恩人に間違いない。」
「き、規格外な人ですね。」
やがて稼働して、リグリスが査定しだしてまた驚いた。
「こんな狩り方はAランクでも無理だ。本当にあの方は規格外だな、リンザ。」
「はい、それにまだマイティコアも出されていませんよ。」
「・・・俺、一番やってはならない事をしちまった。どうしよう。」
「次に会うときは、注意してください。それと秘密は厳守ですよ。」
「う、わ、分かってます。」
嘆きながらも、サクサクとモンスター解体していった。リンザもリグリスから査定をつけていたが、こちらは篤郎の件で悩んでいた。一番の問題は今後の受付になる。何処まで広げるべきか、何人まで話して良いのか。それとマイティコアを単独で倒せる戦力。この町の冒険者が束になった所で勝てる見込みもないのだから。
「「はー。」」
大変な未来しか考えてないのだから。
ーーーーーーーーーーーーーーー
篤郎は直ぐに冒険者ギルドを出て大通りを進んだ。知りたい事は他にもある。野菜、肉、調味料、薬剤を調べる事をだ。前世では家事料理等はしてなかった。冒険者であっただけに無頓着でありすぎて、食べ物に目を向けていなかったのだ。
市場を探していたのだが、面倒が来てしまう。
冒険者達だ。新人潰しは昔から冒険者の中で良く有ることだ。良く有りすぎてギルド内での騒動はご法度になる。外は関知されないのがルールになっている。
篤郎は路地を探して、人気がない場所を進んだ。ゆっくりと。
「まちな!」
篤郎は無言で停まる。
「新人のくせにエメットさんと知り合い?調子に乗ってくれてんな。」
「そうだぞ。」
篤郎は振り向いてみたが、落胆していた。
武器を構える訳でも攻撃する訳でもない、平和な不良な感じだ。ため息をついていた。
「あぁ!ヤンのか!」
「チンピラか。心配したのに、残念だ。」
「なんだと!」
「まぁ、聞くが、なんだ?」
「何がじゃねーよ!そうだな、金を貰うか。」
篤郎は自分の財布を投げて渡した。笑いながら男が財布を拾い開けて怒った。
「なんだぁこれわ!おめーぶっ殺す!」
人数は6人、武器に手をおいた。足をゆっくり出すのを確認すると、
「ふー。タメだな。」
「なんだと。」
「リザイデント流だな。主ではなく亜流になっているな。他は適当か。ま、これが金よりも高価な授業を少しやろう。」
「あ、ごちゃごちゃうるせー!」
襲った。彼等は襲うまでは分かったが、そこから分からない内に地面に寝ていた。
「えっ?」
「全く練習が出来ていない。体重移動もタイミングもあってない。他もそうだが、モンスターを狩れない程に悪い。ゴブリン一匹が精々だ。もう少し連携と個人を鍛えるべきだ。」
財布を拾いあげる。
「あと、弱い者を虐め過ぎ。次に虐めていたらデコピンな。」
指を弾きながら戻って行った。男は、
「あれは新人じゃないわ、玄人いや歴戦だわ。」
動けないままであった。
この新人潰しはリザイデントが始めた事である。新人だから注意や負ける覚悟が必要だと言う教えだとした遊びである。悪習は伝承されているのだ。一番それを分かっているのもリザイデントである。それと、昔の悪事を思いだし、日本での諺に我が身を反省していた。『因果応報』に。
市場に出て、欲しい物を探したし、商人達と話した。金に糸目をつけづに明日支払いだが、買っていた。と言うか篤郎の噂が商人達に広まっていた。マイティコアを狩った男として。ギルドに売られるよりも証文で貰う事にしたからだ。作戦は失敗だが、相場の二倍の収益は確保して喜んでいた。そして、売ってはいけない人に売った事に。
商人達から大量な物を購入して、さらに薬剤にも手を出した。薬剤が変わらないなら、求める物が多い可能性があったからだ。生姜やニンニク、蜂蜜と甜菜系。作り方は知っている。白砂糖は知らないが、黒砂糖は作った。
日本と言う国で欲しい物何でも手に入った。それと同時に手に入らなくなった恐ろしさも知った。ならば何でも作れる様になりたいと努力したのだ。
作れるならではなく作る。その為に無茶をしてるのだから。
購入後したものを『四次元部屋』に入れたのを見た商人達は度肝を抜かれていた。
篤郎は忘れていた。篤郎の行為そのものは元がリザイデントだったと言うことを。
篤郎はそれよりも自分の過去の改竄に悩んでいた。男の冒険話なら分かるが、女なのに何故か男になっている。エーベルシカとは仲が良く部屋に行ったが恋仲ではない。仲の良い姉妹な感じだ。身重なエリザはエルナー家から守って欲しいと打診されて囲まっていただけで、子供が無事に生まれたらお役御免になったので後は知らない。ログリシュ家は下竜討伐前にログリシュ家の三男でウエルと結婚しただけで、討伐時に亡くなったのでログリシュ家とは親交は無い。愛したのはウエルだけで後は再婚みたいのはない。あの頃の私は女でも男でもなく生きただけ。勇者と奉られた若い冒険者を鍛えて同行しただけで、魔王前にへたばったから変わりに魔王と戦っただけ。報酬はミネルシルバ神に言っての転生だ。まさか、日本に転生するとは思わなかったが、良い報酬だとおもったらこれだよ。
人生は分からないと本で読んだが本当にそう思う。今はそれ処でもないか。
と覇気を取り戻した。恥ずかしくなるよりも復讐が先なのだから。それと、死んだ後の事に口出ししても誰も喜ばないだろうから。
気を取り戻して顔を上げると、皆が心配していた。
「アツロウ様、大丈夫ですか?」
エメットが代表して聞いた。
「あぁ、大丈夫です。」
「おいおい、本当にマイティコアを倒したのこいつかい?」
リグリスがリンザに聞いていた、リンザは、青い顔をしてリグリスを咎めていたが、
「あ、マイティコアより、先にこれからかな。」
篤郎は事も無いように、モンスターを出したが、リグリスやリンザは驚いた。突然にモンスターの死体が現れたのだから。一体や二体ではない、五体のホブゴブリンに8体のオーガ、6匹のワーム5匹のタイガーと11匹の牙狼である。作業場は一杯になってしまう。
「他にも在るが、此が終わったら頼む。」
篤郎はヒラヒラと手を振りながら出て行った。
残された三人は茫然としていた。
「エメット、あいつは何者なんだ?」
「詳しくは知らないが、命の恩人に間違いない。」
「き、規格外な人ですね。」
やがて稼働して、リグリスが査定しだしてまた驚いた。
「こんな狩り方はAランクでも無理だ。本当にあの方は規格外だな、リンザ。」
「はい、それにまだマイティコアも出されていませんよ。」
「・・・俺、一番やってはならない事をしちまった。どうしよう。」
「次に会うときは、注意してください。それと秘密は厳守ですよ。」
「う、わ、分かってます。」
嘆きながらも、サクサクとモンスター解体していった。リンザもリグリスから査定をつけていたが、こちらは篤郎の件で悩んでいた。一番の問題は今後の受付になる。何処まで広げるべきか、何人まで話して良いのか。それとマイティコアを単独で倒せる戦力。この町の冒険者が束になった所で勝てる見込みもないのだから。
「「はー。」」
大変な未来しか考えてないのだから。
ーーーーーーーーーーーーーーー
篤郎は直ぐに冒険者ギルドを出て大通りを進んだ。知りたい事は他にもある。野菜、肉、調味料、薬剤を調べる事をだ。前世では家事料理等はしてなかった。冒険者であっただけに無頓着でありすぎて、食べ物に目を向けていなかったのだ。
市場を探していたのだが、面倒が来てしまう。
冒険者達だ。新人潰しは昔から冒険者の中で良く有ることだ。良く有りすぎてギルド内での騒動はご法度になる。外は関知されないのがルールになっている。
篤郎は路地を探して、人気がない場所を進んだ。ゆっくりと。
「まちな!」
篤郎は無言で停まる。
「新人のくせにエメットさんと知り合い?調子に乗ってくれてんな。」
「そうだぞ。」
篤郎は振り向いてみたが、落胆していた。
武器を構える訳でも攻撃する訳でもない、平和な不良な感じだ。ため息をついていた。
「あぁ!ヤンのか!」
「チンピラか。心配したのに、残念だ。」
「なんだと!」
「まぁ、聞くが、なんだ?」
「何がじゃねーよ!そうだな、金を貰うか。」
篤郎は自分の財布を投げて渡した。笑いながら男が財布を拾い開けて怒った。
「なんだぁこれわ!おめーぶっ殺す!」
人数は6人、武器に手をおいた。足をゆっくり出すのを確認すると、
「ふー。タメだな。」
「なんだと。」
「リザイデント流だな。主ではなく亜流になっているな。他は適当か。ま、これが金よりも高価な授業を少しやろう。」
「あ、ごちゃごちゃうるせー!」
襲った。彼等は襲うまでは分かったが、そこから分からない内に地面に寝ていた。
「えっ?」
「全く練習が出来ていない。体重移動もタイミングもあってない。他もそうだが、モンスターを狩れない程に悪い。ゴブリン一匹が精々だ。もう少し連携と個人を鍛えるべきだ。」
財布を拾いあげる。
「あと、弱い者を虐め過ぎ。次に虐めていたらデコピンな。」
指を弾きながら戻って行った。男は、
「あれは新人じゃないわ、玄人いや歴戦だわ。」
動けないままであった。
この新人潰しはリザイデントが始めた事である。新人だから注意や負ける覚悟が必要だと言う教えだとした遊びである。悪習は伝承されているのだ。一番それを分かっているのもリザイデントである。それと、昔の悪事を思いだし、日本での諺に我が身を反省していた。『因果応報』に。
市場に出て、欲しい物を探したし、商人達と話した。金に糸目をつけづに明日支払いだが、買っていた。と言うか篤郎の噂が商人達に広まっていた。マイティコアを狩った男として。ギルドに売られるよりも証文で貰う事にしたからだ。作戦は失敗だが、相場の二倍の収益は確保して喜んでいた。そして、売ってはいけない人に売った事に。
商人達から大量な物を購入して、さらに薬剤にも手を出した。薬剤が変わらないなら、求める物が多い可能性があったからだ。生姜やニンニク、蜂蜜と甜菜系。作り方は知っている。白砂糖は知らないが、黒砂糖は作った。
日本と言う国で欲しい物何でも手に入った。それと同時に手に入らなくなった恐ろしさも知った。ならば何でも作れる様になりたいと努力したのだ。
作れるならではなく作る。その為に無茶をしてるのだから。
購入後したものを『四次元部屋』に入れたのを見た商人達は度肝を抜かれていた。
篤郎は忘れていた。篤郎の行為そのものは元がリザイデントだったと言うことを。
0
お気に入りに追加
120
あなたにおすすめの小説
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
別に構いませんよ、離縁するので。
杉本凪咲
恋愛
父親から告げられたのは「出ていけ」という冷たい言葉。
他の家族もそれに賛同しているようで、どうやら私は捨てられてしまうらしい。
まあいいですけどね。私はこっそりと笑顔を浮かべた。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
どうも、死んだはずの悪役令嬢です。
西藤島 みや
ファンタジー
ある夏の夜。公爵令嬢のアシュレイは王宮殿の舞踏会で、婚約者のルディ皇子にいつも通り罵声を浴びせられていた。
皇子の罵声のせいで、男にだらしなく浪費家と思われて王宮殿の使用人どころか通っている学園でも遠巻きにされているアシュレイ。
アシュレイの誕生日だというのに、エスコートすら放棄して、皇子づきのメイドのミュシャに気を遣うよう求めてくる皇子と取り巻き達に、呆れるばかり。
「幼馴染みだかなんだかしらないけれど、もう限界だわ。あの人達に罰があたればいいのに」
こっそり呟いた瞬間、
《願いを聞き届けてあげるよ!》
何故か全くの別人になってしまっていたアシュレイ。目の前で、アシュレイが倒れて意識不明になるのを見ることになる。
「よくも、義妹にこんなことを!皇子、婚約はなかったことにしてもらいます!」
義父と義兄はアシュレイが状況を理解する前に、アシュレイの体を持ち去ってしまう。
今までミュシャを崇めてアシュレイを冷遇してきた取り巻き達は、次々と不幸に巻き込まれてゆき…ついには、ミュシャや皇子まで…
ひたすら一人づつざまあされていくのを、呆然と見守ることになってしまった公爵令嬢と、怒り心頭の義父と義兄の物語。
はたしてアシュレイは元に戻れるのか?
剣と魔法と妖精の住む世界の、まあまあよくあるざまあメインの物語です。
ざまあが書きたかった。それだけです。
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
夫から国外追放を言い渡されました
杉本凪咲
恋愛
夫は冷淡に私を国外追放に処した。
どうやら、私が使用人をいじめたことが原因らしい。
抵抗虚しく兵士によって連れていかれてしまう私。
そんな私に、被害者である使用人は笑いかけていた……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる