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本章
黙っててね
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wwwww・・・・・・・・・・・・
笑うしかない。
「ご主人様、一つお聞かせ願います。」
「はっーぁ、なに?」
「ご主人様のステータスを、み・・・」
「アイ頼む。」
「そこのサラリーマン風は後でね。で、アスモデウス・・だよな?」
「はい。」
完全にナインに呑み込まれたアスモデウスはニートのようになっていた。
但し、打ち込みは『wwwww』を連発中だが。
「なんでデブじゃないの?てか、好青年やん!」
「えっ、似合いませんか?」
「いや、アスモデウスってグラトニーじゃん。グラトニーってデブキャラやん?でも痩せてるし!人間やし!大人やし!おかしくねぇ!?」
ナインは血の涙を流す如く怒っていたのだ。
あれ程にアドラが心酔しきっているのに、このクオリティーである。
「おっ♪マジで!いやー、ネトゲで主君してるから格好良くしてよねーって女キャラからメッセ着たから、食うの止めてみたらこうなったのよ。」
「うおぉぉぉ!おかしくねぇ!キャラ崩壊じゃん!なにしてんの!」
「えー、グラトニー返上して良いしょ。肉欲とか色欲とかいらないし。それよりもMMORでしょ。ネタ歓迎!」
「「よっ!MMORの星!」」
合いの手を入れる二匹。
こめかみを押さえるナイン。相当、頭が痛い。
不意に、
「悪魔にこのげーむとやらが広がっているのですか?アスモデウス。」
「ふっ、広がってるよ!各家庭に一台だよ!」
「アエーシュモーの癖に何をしてるのやら。」
「お、おま!」
アドラの執事的に喋るのと対照的に、焦りまくるアスモデウスがいた。
ナインは怨めしそうな目でアスモデウスを睨んでいたが。
「いつも助けを求めていましたが、直ってないのですね、アエーシュモー。」
「やーめーてー!その呼び名はやーめーてー!」
半泣きになっているアスモデウス。
「アドラ、なにさアエーシュモーって?」
「はっ、昔の事ですが、智天使の・・・・」
「言うなー!」
アドラの口を押さえたアスモデウスは必死で止めにかかる。
「口を閉じても話せますよ。」
「ぎゃー!」
半泣きから完全に泣きになっていた。
「やべてーやべてー!」
不毛な闘いが繰り広げられたので、サラリーマンに向かう。
ビクッとなりながらも顔をナインに向けたまま、手は動いていた。
「は、はは、初めまして。」
サラリーマンの様な挨拶がくる。
眼鏡の奥の目はナイン以外を捉えていた。
「ゴミか?」
の問いに対して、
「ご、ゴミではありません!私は理論上は寺(笑)wwwクラウンの副団長を勤めている、いわゆる引きニートに近いですが、お金は関係なく、それは昔に貯めてましたし、でも、一番ではありませんが・・・・・・・・・・・」
と、解らない話を延々と続けていました。
リリスが近付きロノウェに向かって、
「意味無い言葉を言うようになったねー。」
胸がスイカでありメイド服も黒の部分が赤い服になっており、褐色で長い黒髪をした女が、サラリーマン風のロノウェの前に現れた。
「ちょー!あの、ちょー!」
赤くなったロノウェの眼鏡の奥の目はスイカに固定された。
「ロノウェ?ロノウェ聞いてるの?」
ロノウェの口はパクパクとなりながらも、スイカを見続けていた。
これが人の男なら理解は出来たし同情も出来る。
しかし、ロノウェは悪魔である。
それなりの古参であるし、性別もない種族とも言える。
どれ程の日数で感化されたのかは知らないが、完全なヲタクが美女に出会った感じなのだ。
言葉を無くし、ただ見てるだけのヲタクなのだ。
心の中では『うおぉぉぉ!wwww祭りフォー!wwww』である。
思考は完全なネトゲニートである。
しかもリリスに両肩を掴まれてガクガク揺らされるが、フリーズから解けないでいた。
「ロノウェー!」
「やべでぐだざいー!!!!」
笑うしかない。
「ご主人様、一つお聞かせ願います。」
「はっーぁ、なに?」
「ご主人様のステータスを、み・・・」
「アイ頼む。」
「そこのサラリーマン風は後でね。で、アスモデウス・・だよな?」
「はい。」
完全にナインに呑み込まれたアスモデウスはニートのようになっていた。
但し、打ち込みは『wwwww』を連発中だが。
「なんでデブじゃないの?てか、好青年やん!」
「えっ、似合いませんか?」
「いや、アスモデウスってグラトニーじゃん。グラトニーってデブキャラやん?でも痩せてるし!人間やし!大人やし!おかしくねぇ!?」
ナインは血の涙を流す如く怒っていたのだ。
あれ程にアドラが心酔しきっているのに、このクオリティーである。
「おっ♪マジで!いやー、ネトゲで主君してるから格好良くしてよねーって女キャラからメッセ着たから、食うの止めてみたらこうなったのよ。」
「うおぉぉぉ!おかしくねぇ!キャラ崩壊じゃん!なにしてんの!」
「えー、グラトニー返上して良いしょ。肉欲とか色欲とかいらないし。それよりもMMORでしょ。ネタ歓迎!」
「「よっ!MMORの星!」」
合いの手を入れる二匹。
こめかみを押さえるナイン。相当、頭が痛い。
不意に、
「悪魔にこのげーむとやらが広がっているのですか?アスモデウス。」
「ふっ、広がってるよ!各家庭に一台だよ!」
「アエーシュモーの癖に何をしてるのやら。」
「お、おま!」
アドラの執事的に喋るのと対照的に、焦りまくるアスモデウスがいた。
ナインは怨めしそうな目でアスモデウスを睨んでいたが。
「いつも助けを求めていましたが、直ってないのですね、アエーシュモー。」
「やーめーてー!その呼び名はやーめーてー!」
半泣きになっているアスモデウス。
「アドラ、なにさアエーシュモーって?」
「はっ、昔の事ですが、智天使の・・・・」
「言うなー!」
アドラの口を押さえたアスモデウスは必死で止めにかかる。
「口を閉じても話せますよ。」
「ぎゃー!」
半泣きから完全に泣きになっていた。
「やべてーやべてー!」
不毛な闘いが繰り広げられたので、サラリーマンに向かう。
ビクッとなりながらも顔をナインに向けたまま、手は動いていた。
「は、はは、初めまして。」
サラリーマンの様な挨拶がくる。
眼鏡の奥の目はナイン以外を捉えていた。
「ゴミか?」
の問いに対して、
「ご、ゴミではありません!私は理論上は寺(笑)wwwクラウンの副団長を勤めている、いわゆる引きニートに近いですが、お金は関係なく、それは昔に貯めてましたし、でも、一番ではありませんが・・・・・・・・・・・」
と、解らない話を延々と続けていました。
リリスが近付きロノウェに向かって、
「意味無い言葉を言うようになったねー。」
胸がスイカでありメイド服も黒の部分が赤い服になっており、褐色で長い黒髪をした女が、サラリーマン風のロノウェの前に現れた。
「ちょー!あの、ちょー!」
赤くなったロノウェの眼鏡の奥の目はスイカに固定された。
「ロノウェ?ロノウェ聞いてるの?」
ロノウェの口はパクパクとなりながらも、スイカを見続けていた。
これが人の男なら理解は出来たし同情も出来る。
しかし、ロノウェは悪魔である。
それなりの古参であるし、性別もない種族とも言える。
どれ程の日数で感化されたのかは知らないが、完全なヲタクが美女に出会った感じなのだ。
言葉を無くし、ただ見てるだけのヲタクなのだ。
心の中では『うおぉぉぉ!wwww祭りフォー!wwww』である。
思考は完全なネトゲニートである。
しかもリリスに両肩を掴まれてガクガク揺らされるが、フリーズから解けないでいた。
「ロノウェー!」
「やべでぐだざいー!!!!」
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