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本章
天使も悪魔も
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悪魔と天使は驚いていた。
ご主人様の力の一部を知っただけでは、こうも驚いてはいない。
神界に往き来するにもゲートを通らなくてはならないのは、天使も悪魔も人間も変わらない。
上級の天使や悪魔もこの世界の神さえも移動は高速にできるが、転移は出来ない。
因みにゲートは備え付けになっており、膨大な魔力がないと仕様不可能である。
瞬間移動なんて事は不可能とされるのも、魔力が集めるだけで一苦労であるからだ。
それほど凄い事が起きたわけだ。
地下百階のリリスの部屋から下層(と言っても地下三百階)に居た。
驚いているのはナインのテイムした三匹だけではない。
肉欲のアスモデウスと二百階にいたロノウェも驚いていた。
ロノウェは眼鏡をかけたサラリーマンであり、パソコンに向かう姿は出来るビジネスマンである。
アスモデウスも太っておらず、細身の筋肉質があり、二枚目でFXで成功してます感じである。
二人は出てきたいや、ナインとアイと少女Aを除いて固まっていた。
少女Aは解らないが現れた人を見て不思議ではあったが、見たことない姿に見たことない家具を楽しんでいた。以外に大物間があるようだ。
反応するまで暫く掛かるのだろう。
少女Aはへーと言いながらヲタクの部屋の中を見ていた。
この中でロノウェが早く、目が覚めたようにいきなり、
「誰!?」
と、手が連動したようにキーボードを叩いていた。
その音を聞いたアスモデウスが、
「な、なんなの!?」
キーボードの叩く音がする。
「ここ何処!」
リリスが叫び、手が宙を叩く。
「ご、ご主人様?」
ナインの側にアドラが近付いてきた。
「此れは転移ですか?転移なんですね!」
恐ろしい程の勢いで聞いてくる。
「転移が出来るのですね!」
「「「なっ!馬鹿な!」」」
その後では、
「アイ様、転移とはなんですか?」
ルミエッタはアイの袖を引きながら小さな声で聞いていた。
「マスターの得意魔法ですよ。」
「へー、アイ様も出来るのでしょ?」
「マスターの加護がなければ何も出来ませんよ?」
と、少女Aのルミエッタの教育(?)をしていた。
アドラは事の大きさを理解していた。
人種の存在に神の如く出来る事に驚くのと、自分の主人の存在を考えてしまう。
神の身許で教えを乞うのが天使であった。権天使まで上ったが、そこで自分の限界を感じて堕天使となり魔神になり、悪魔になったのだ。
それは上にあがれない現実に負けた者の堕落でしかない。
だが、堕天使になってから気がついたのだが、天使の数だけ悪魔も必要になる。
善は安定があるが前進はない、一度悪が入る事で安定を崩すが新しい考え、感情、知識を得て前進する。
神と成れないが人を育てる事に関わるのだ。
が、飽きる。
神には成れなくても天使の数、悪魔の数は揃っている。じゃ、悪魔だから悪を教える事に飽きて新しい事に楽しむのだ。
それか、ただ流されるか。
アドラは流され、イグミサルの封印を守る事を選んだ。
何もかも嫌になってやったのだ。
それを解放し、私のご主人様として仕えた方が神の技を使うのだと知る。
膝をついて、
「おぉ、神よ!我がご主人様!永遠に忠誠を捧げます!」
何万年も神よ神様と人に云われる人を見た。
でも全て殆どが悪魔の囁きに落ちた。
落とす前に飼われたのだが、それは新鮮な事であった。
神に会った事もない悪魔が、神の片鱗を見たのだ。見れただけで幸せになれたのだ。
「「「えー、wwwww」」」
声とキーボードが同じの二人と一匹。
天使も悪魔も人も驚いて取る行動は同じなのだと感じてしまう、アイなのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※注意事項
小説であるので、天使や悪魔等の事項において無茶苦茶してますが、私個人の考えた事であることを記します。
ご主人様の力の一部を知っただけでは、こうも驚いてはいない。
神界に往き来するにもゲートを通らなくてはならないのは、天使も悪魔も人間も変わらない。
上級の天使や悪魔もこの世界の神さえも移動は高速にできるが、転移は出来ない。
因みにゲートは備え付けになっており、膨大な魔力がないと仕様不可能である。
瞬間移動なんて事は不可能とされるのも、魔力が集めるだけで一苦労であるからだ。
それほど凄い事が起きたわけだ。
地下百階のリリスの部屋から下層(と言っても地下三百階)に居た。
驚いているのはナインのテイムした三匹だけではない。
肉欲のアスモデウスと二百階にいたロノウェも驚いていた。
ロノウェは眼鏡をかけたサラリーマンであり、パソコンに向かう姿は出来るビジネスマンである。
アスモデウスも太っておらず、細身の筋肉質があり、二枚目でFXで成功してます感じである。
二人は出てきたいや、ナインとアイと少女Aを除いて固まっていた。
少女Aは解らないが現れた人を見て不思議ではあったが、見たことない姿に見たことない家具を楽しんでいた。以外に大物間があるようだ。
反応するまで暫く掛かるのだろう。
少女Aはへーと言いながらヲタクの部屋の中を見ていた。
この中でロノウェが早く、目が覚めたようにいきなり、
「誰!?」
と、手が連動したようにキーボードを叩いていた。
その音を聞いたアスモデウスが、
「な、なんなの!?」
キーボードの叩く音がする。
「ここ何処!」
リリスが叫び、手が宙を叩く。
「ご、ご主人様?」
ナインの側にアドラが近付いてきた。
「此れは転移ですか?転移なんですね!」
恐ろしい程の勢いで聞いてくる。
「転移が出来るのですね!」
「「「なっ!馬鹿な!」」」
その後では、
「アイ様、転移とはなんですか?」
ルミエッタはアイの袖を引きながら小さな声で聞いていた。
「マスターの得意魔法ですよ。」
「へー、アイ様も出来るのでしょ?」
「マスターの加護がなければ何も出来ませんよ?」
と、少女Aのルミエッタの教育(?)をしていた。
アドラは事の大きさを理解していた。
人種の存在に神の如く出来る事に驚くのと、自分の主人の存在を考えてしまう。
神の身許で教えを乞うのが天使であった。権天使まで上ったが、そこで自分の限界を感じて堕天使となり魔神になり、悪魔になったのだ。
それは上にあがれない現実に負けた者の堕落でしかない。
だが、堕天使になってから気がついたのだが、天使の数だけ悪魔も必要になる。
善は安定があるが前進はない、一度悪が入る事で安定を崩すが新しい考え、感情、知識を得て前進する。
神と成れないが人を育てる事に関わるのだ。
が、飽きる。
神には成れなくても天使の数、悪魔の数は揃っている。じゃ、悪魔だから悪を教える事に飽きて新しい事に楽しむのだ。
それか、ただ流されるか。
アドラは流され、イグミサルの封印を守る事を選んだ。
何もかも嫌になってやったのだ。
それを解放し、私のご主人様として仕えた方が神の技を使うのだと知る。
膝をついて、
「おぉ、神よ!我がご主人様!永遠に忠誠を捧げます!」
何万年も神よ神様と人に云われる人を見た。
でも全て殆どが悪魔の囁きに落ちた。
落とす前に飼われたのだが、それは新鮮な事であった。
神に会った事もない悪魔が、神の片鱗を見たのだ。見れただけで幸せになれたのだ。
「「「えー、wwwww」」」
声とキーボードが同じの二人と一匹。
天使も悪魔も人も驚いて取る行動は同じなのだと感じてしまう、アイなのだった。
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※注意事項
小説であるので、天使や悪魔等の事項において無茶苦茶してますが、私個人の考えた事であることを記します。
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