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本章
どうする
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ボコッ。
「あー、距離が違うかー。」
[申し訳御座いません。]
「良いって。俺のミスだよ。」
足らない部分は階段にして、皆が出たら埋める。
外に出た天使と悪魔は平然とした顔で思っていた『出鱈目な魔力だ』と。
神力は神も天使も悪魔も持っている力だ。
匹敵する力は無いと思っていたのに、あっさりと魔力で超えて来たのだ。
理由は、神力とは瞬間の力に似ていて即座に対応している。魔法とは詠唱と媒体を魔力と合わせた、面倒な瞬間の力だ。
ナインが使う魔力は持続可能な出鱈目な力だ。
これに神力が着いたらどうなる事やら。
溜め息が出そうなるのを我慢していた。
実はこの皇国には、正式な七つのダンジョンがある。ダンジョンにはコアと込もっている大悪魔が七人いる。
情報源はアドラだ。
好きな様にしたらいいので、その時の対応にする。
因みにイシャナは何にも知らない。
役に立たない粗大ゴミだったよ。
で、引きこもり悪魔達なんだが、何をしているのか不明とか。と、言うより何故に引きこもりになったのかが不明なのだ。
混乱させる事もなく、ただ動かないのが不思議であった。
後、謎なのは悪魔がいる国が皇国で天使を封印、天使がいる国が神国で悪魔を封印している。しかも国名が悪魔の皇国は天使のイグミサルを使い、天使の神国は悪魔のイルミナを使う。
何それ。頭が痛くなるわ!
それと、悪魔の暗躍が少ないのに対して天使や神の影響は強い。
何故が多いのでダンジョンに向かう予定だ。
が、その前にやらないと。
「アドラ、話が出来そうなやつは?」
「三人います。」
「三人?」
「はい。嫉妬のレヴィアタン殿と大食のベルゼブブ殿、肉欲のアスモデウスが話し易く聞きやすいです。」
「....なんかー、ん?アスモデウス?殿を付けてないよね?」
「あれは邪神や悪魔などと扱ってはいけません!ただのぐうたら神です!」
アドラは怒った。
ア、アドラさん?
「えっと、二人が話し合いできる?」
「いえ、アスモデウスなら直ぐに話し合いができます。」
「はっ?えっ、いや嫌いじゃないの?」
「嫌いですが、ご主人様のご要望に適した人材を提供致します。」
「そ、そうなんだ。で、どこかな?」
「分かりません。情報不足で済みません。」
しょんぼりするアドラ。多彩な顔を見せる。
ちょっと気にいったな。
「ま、何処かのギルドで聞いたら良いか。」
ナインが歩いて行く。従うようにアドラとイシャナが着いて行く。
どっち行くかもナインが決めないといけない。
だが、ナインは忘れていた。
村人達に出ていく事を言ってないことを。
「あー、距離が違うかー。」
[申し訳御座いません。]
「良いって。俺のミスだよ。」
足らない部分は階段にして、皆が出たら埋める。
外に出た天使と悪魔は平然とした顔で思っていた『出鱈目な魔力だ』と。
神力は神も天使も悪魔も持っている力だ。
匹敵する力は無いと思っていたのに、あっさりと魔力で超えて来たのだ。
理由は、神力とは瞬間の力に似ていて即座に対応している。魔法とは詠唱と媒体を魔力と合わせた、面倒な瞬間の力だ。
ナインが使う魔力は持続可能な出鱈目な力だ。
これに神力が着いたらどうなる事やら。
溜め息が出そうなるのを我慢していた。
実はこの皇国には、正式な七つのダンジョンがある。ダンジョンにはコアと込もっている大悪魔が七人いる。
情報源はアドラだ。
好きな様にしたらいいので、その時の対応にする。
因みにイシャナは何にも知らない。
役に立たない粗大ゴミだったよ。
で、引きこもり悪魔達なんだが、何をしているのか不明とか。と、言うより何故に引きこもりになったのかが不明なのだ。
混乱させる事もなく、ただ動かないのが不思議であった。
後、謎なのは悪魔がいる国が皇国で天使を封印、天使がいる国が神国で悪魔を封印している。しかも国名が悪魔の皇国は天使のイグミサルを使い、天使の神国は悪魔のイルミナを使う。
何それ。頭が痛くなるわ!
それと、悪魔の暗躍が少ないのに対して天使や神の影響は強い。
何故が多いのでダンジョンに向かう予定だ。
が、その前にやらないと。
「アドラ、話が出来そうなやつは?」
「三人います。」
「三人?」
「はい。嫉妬のレヴィアタン殿と大食のベルゼブブ殿、肉欲のアスモデウスが話し易く聞きやすいです。」
「....なんかー、ん?アスモデウス?殿を付けてないよね?」
「あれは邪神や悪魔などと扱ってはいけません!ただのぐうたら神です!」
アドラは怒った。
ア、アドラさん?
「えっと、二人が話し合いできる?」
「いえ、アスモデウスなら直ぐに話し合いができます。」
「はっ?えっ、いや嫌いじゃないの?」
「嫌いですが、ご主人様のご要望に適した人材を提供致します。」
「そ、そうなんだ。で、どこかな?」
「分かりません。情報不足で済みません。」
しょんぼりするアドラ。多彩な顔を見せる。
ちょっと気にいったな。
「ま、何処かのギルドで聞いたら良いか。」
ナインが歩いて行く。従うようにアドラとイシャナが着いて行く。
どっち行くかもナインが決めないといけない。
だが、ナインは忘れていた。
村人達に出ていく事を言ってないことを。
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