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本章
一人ですすめ
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暗闇の中に居た。
スキル『闇目』があれば暗視ゴーグル並みに見れるだろうが、ナインにとっても暗闇とかは何でもない。
魔力があるからだ。
光の魔法ではなく、魔力で探知や探索、感知を鍛えたお陰でクリアーに全てが分かるのだ。
それ以前にアイが全て調べてしまってるので、問題は少ないのだが。
マップは簡単に手に入れてる状態なので、ゲーム感覚になってしまうのは否めないが、死なない様にするのだから問題はないと考えていた。
四十才超えた感情が強いので、慎重なのだ。
石橋を叩いて渡るの諺を拗らせて、石橋に鉄筋補強を施して壊れない様にして渡るのが基本にしているのである。
安心よりも安全を考えて冒険に挑む。
ただし、この世界の常識を超えた常識なのは秘密だが、冒険に挑むのに案下にしないのが正しい。
無限倉庫があるので装備は万全なのだ。
冒険用の装備にして、武器を持ち、備品を装備にする。
転移が暫く使えないので、何時もと違う装備になっている。
刀よりも銃をメインウエポンにしてるのもその為だろう。
銃も3タイプを使う。
火薬系、魔法系、コイル系にしている。基本は魔法系になるが。
今回のダンジョンは、転移がないので無理な事はしないし、一人なので気を付ける事が多くなる。
先ずはサーチ、索敵、罠感知をアイと擦り合わせをする。
そして歩き出すと、銃を射つ。
ダンジョンになると魔法が使えない場所が出てくるので、完璧に調べる。
気温や空気の流れ、水滴や地質等の感覚は実際に感じると違ってくるのだ。
さて、何故に銃を射つか?と言えば、敵に対しての先制攻撃をしている。
銃は直線に飛ぶが、魔法を込めた弾丸は真っ直ぐだけ飛ばない。
魔力で追尾なんか御手の物だな。
と、ナインは思っていた。
間違いではないが、先にも書いたが思考はオジサンである。
基本の部分はアイが行っており、安全面も想定されているが危険な場合も魔法魔力でどうとにも出来るし、道具もある。
ナインの無限倉庫は既に千五百棟もあるのだ。一棟の広さは間口二百M、奥行一K、高さ二十五Mと云うとんでもない大きな建物になっていてるのだ。此が千五百もあるのだから恐ろしい事なのだが、ナインは知らない。
知らないがまともな知識もある。ちぐはぐな考えもアイがサポートとしての面目躍如となる。
ナインは冒険というモノをしていた。
誰か居たら完全に突っ込まれる程に自分の冒険をしているのだ。
地質を調べて鉱物の回収、ダンジョンの補強、有益な魔物の確保、素材の回収。宝物はついでにかな。
何故ならどんな宝も探すのは、ゲーマーの血である。
ただ惜しむのは、新作のゲームと漫画と小説と同人誌だけは手に入らないが。
とにかく、一人で進むとなると無駄な事に躍起になっていた。
「むう、鉱石は良いのが採れないな。」
まだ詮索が終わらずのんびりと進んでいた。いや。
進んでいなかった。
鉱物の回収をしているのである。天井部分と壁、地面の調べをのんびりとしている。
早く行けよ!と突っ込まれる心配もなく、探索一直線なのだ。
冒険装備でピッケルを振るう姿はモンハンみたいな感じと違う事も言っておく。
いつ動くかは全くの謎であった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その頃のレブルはムリカと二号と犬を連れてダンジョン探索をしていた。落ち込んでいたが、アイの機体からナインの行き先を聞いたのが『ダンジョン』であった。
それを聞いて最下層に向かっていた。
「「「ナインー!」」」
ドップラー効果よろしく、声を響かせて走り抜ける。
レブルと二号は良いのがムリカは能力は低いのだが犬に乗り着いていってるのだ。アイは幽霊のように着いていたのは秘密だが。
此が後の〃無敵の『アマゾネス・フォー』〃と呼ばれる獣国のSSSの冒険者にしてアイドルになってしまうが、四人目のメンバーで大変な事になるのだ。
さて、冒険は続いていく。
「「「ごはーーん!」」」
....合掌。
ーーーーーーーーーーーーーー
「地面の鉄鉱石は使えるなー。」
最初の階層の地面が無くなり下がむき出しになる。
魔物がビックリしているのを冷静に見て射つ。
岩を伸ばして倒壊しない構造に組み換えて下に下りる。
こんなに穴だらけのダンジョンは類を見ないだろう。
こうして悪魔の行進は始まったのだ。
神と云うモノさえも知らない行進は、イナゴに食い尽くされた野原のように行くのだった。
スキル『闇目』があれば暗視ゴーグル並みに見れるだろうが、ナインにとっても暗闇とかは何でもない。
魔力があるからだ。
光の魔法ではなく、魔力で探知や探索、感知を鍛えたお陰でクリアーに全てが分かるのだ。
それ以前にアイが全て調べてしまってるので、問題は少ないのだが。
マップは簡単に手に入れてる状態なので、ゲーム感覚になってしまうのは否めないが、死なない様にするのだから問題はないと考えていた。
四十才超えた感情が強いので、慎重なのだ。
石橋を叩いて渡るの諺を拗らせて、石橋に鉄筋補強を施して壊れない様にして渡るのが基本にしているのである。
安心よりも安全を考えて冒険に挑む。
ただし、この世界の常識を超えた常識なのは秘密だが、冒険に挑むのに案下にしないのが正しい。
無限倉庫があるので装備は万全なのだ。
冒険用の装備にして、武器を持ち、備品を装備にする。
転移が暫く使えないので、何時もと違う装備になっている。
刀よりも銃をメインウエポンにしてるのもその為だろう。
銃も3タイプを使う。
火薬系、魔法系、コイル系にしている。基本は魔法系になるが。
今回のダンジョンは、転移がないので無理な事はしないし、一人なので気を付ける事が多くなる。
先ずはサーチ、索敵、罠感知をアイと擦り合わせをする。
そして歩き出すと、銃を射つ。
ダンジョンになると魔法が使えない場所が出てくるので、完璧に調べる。
気温や空気の流れ、水滴や地質等の感覚は実際に感じると違ってくるのだ。
さて、何故に銃を射つか?と言えば、敵に対しての先制攻撃をしている。
銃は直線に飛ぶが、魔法を込めた弾丸は真っ直ぐだけ飛ばない。
魔力で追尾なんか御手の物だな。
と、ナインは思っていた。
間違いではないが、先にも書いたが思考はオジサンである。
基本の部分はアイが行っており、安全面も想定されているが危険な場合も魔法魔力でどうとにも出来るし、道具もある。
ナインの無限倉庫は既に千五百棟もあるのだ。一棟の広さは間口二百M、奥行一K、高さ二十五Mと云うとんでもない大きな建物になっていてるのだ。此が千五百もあるのだから恐ろしい事なのだが、ナインは知らない。
知らないがまともな知識もある。ちぐはぐな考えもアイがサポートとしての面目躍如となる。
ナインは冒険というモノをしていた。
誰か居たら完全に突っ込まれる程に自分の冒険をしているのだ。
地質を調べて鉱物の回収、ダンジョンの補強、有益な魔物の確保、素材の回収。宝物はついでにかな。
何故ならどんな宝も探すのは、ゲーマーの血である。
ただ惜しむのは、新作のゲームと漫画と小説と同人誌だけは手に入らないが。
とにかく、一人で進むとなると無駄な事に躍起になっていた。
「むう、鉱石は良いのが採れないな。」
まだ詮索が終わらずのんびりと進んでいた。いや。
進んでいなかった。
鉱物の回収をしているのである。天井部分と壁、地面の調べをのんびりとしている。
早く行けよ!と突っ込まれる心配もなく、探索一直線なのだ。
冒険装備でピッケルを振るう姿はモンハンみたいな感じと違う事も言っておく。
いつ動くかは全くの謎であった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その頃のレブルはムリカと二号と犬を連れてダンジョン探索をしていた。落ち込んでいたが、アイの機体からナインの行き先を聞いたのが『ダンジョン』であった。
それを聞いて最下層に向かっていた。
「「「ナインー!」」」
ドップラー効果よろしく、声を響かせて走り抜ける。
レブルと二号は良いのがムリカは能力は低いのだが犬に乗り着いていってるのだ。アイは幽霊のように着いていたのは秘密だが。
此が後の〃無敵の『アマゾネス・フォー』〃と呼ばれる獣国のSSSの冒険者にしてアイドルになってしまうが、四人目のメンバーで大変な事になるのだ。
さて、冒険は続いていく。
「「「ごはーーん!」」」
....合掌。
ーーーーーーーーーーーーーー
「地面の鉄鉱石は使えるなー。」
最初の階層の地面が無くなり下がむき出しになる。
魔物がビックリしているのを冷静に見て射つ。
岩を伸ばして倒壊しない構造に組み換えて下に下りる。
こんなに穴だらけのダンジョンは類を見ないだろう。
こうして悪魔の行進は始まったのだ。
神と云うモノさえも知らない行進は、イナゴに食い尽くされた野原のように行くのだった。
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