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本章
ダンジョンにいきます、よ
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♪ドンダカドンダカ♪
「カンパーイ!」
ゴクッゴクッゴクッ。プハー
ギャハハハ!
カ、カオスだ。
ナインはどうしてこうなったのか悩んでいた。
始めは、龍を倒して下山して村に着いて歓迎される。適当にハイハイと聞いていたら人が増えて来て、どこそこの村の長や町の者やらシッチャカメッチャカわいわいガヤガヤと宴になりました。
急遽、龍の首レプリカを出して人気は最高潮になり、宴の終わりが見えない状態です。
役人も居るようですが、騒いでるだけですね。
ん、レプリカの理由ですか?
無償で素材を渡す程のお人好しでは無いですよ?
味方には余りしませんが、敵なら即滅斬ですよ。
自由に調べて研究材料になるので、アイさんがとても喜んでおります。
お陰でこちらの助けはありません。
寝たい、風呂に入りたい、米食いたいが、本音です。
子供達が眠り、大人達もベロベロになってきたので、睡眠の魔法を行う。
二時間で誰かは起きるだろう。
四方に探知を行い魔物を調べてたが、危険になりそうな魔物が二、三ヶ所見つかるので、近場からと走り抜ける。
久しぶりのゴブリン部隊に空気魔法で窒息させる。
二分で無酸素状態を苦しみ5分で全滅した。
格下の敵には派手な斬り合いなど無用な仕事だ。
次もゴブリン部隊に遭遇したのは何か有るのかなと考えてしまったよ。
敵をもう一度確認する。
コイツら前衛か。
約三百程で後続に五百程か、ボスはゴブリンキングかな。魔法を使えるのも居るな。龍が死んだから来たようだな。
魔法で終わらすのが良いな、後二ヶ所もあるから。
土に魔力を込める。
「王と魔法使いは回収したいな。」
[肯定。]
ゴブリンの軍に土魔法が放たれる。
地面からの不意の攻撃に誰一人と気付かずに串刺しになっていた。そっと近付きキングとシャーマンを回収する。
魔法を解除して次の場所に向かう。
こちらもゴブリンの天敵のコボルト軍隊でした。
となると、もう一ヶ所はホブゴブリンかな。
そう考えて魔法を使って殺す。
なんたって土魔法に死角無しだ。
キングのみ回収できたがホブゴブリンに気になるのが紛れて居た。
知ってる系に近いな。
アイに魔力を分けてホブゴブリンも串刺しにしていく。土では耐える危険もあるので先は鋼に変えて居るので逃げられる不安はない。
一匹だけ土の檻に閉じ込めて、肉の回収に勤しんだよ。
百の肉と上位種の回収を済まして、残りと残した遺体に火炎魔法で葬った敵を燃やす。魔石も残らない位の高温にして燃やしていく。
檻に入れられたホブゴブリンはブタ声で叫び泣いていた。
「アイ、声だけ解除。」
[解。強制解除しました。]
ブヒーブヒーの声が、
「待て、待ってくれ!」
の人の言葉を話し出した。
ナインは小刀を出してホブゴブリンを見据えた。
「で、何者かな。」
「おぉ、人間よ、待ってくれ!我は白龍族の一族なり!この魔力から放してくれまいか?」
慌てるブタに親近感は涌かない。
「うーん、嫌だ。」
「な、何だと!この虫けらが!」
「うるさい、ブタ。」
「ブタではない!白龍だ!」
ブタが怒りだしたしたが、ホブゴブリンの全力でも壊れない檻に更にイライラをます。
「こんな檻なんて、元の姿に戻ったら!」
「はい!その言葉頂きました!」
「はっ?」
ナインはアイに解除を命令して龍の姿を現すが、ゆっくりと戻りながら笑いながら檻を壊せると思っていた。ミシミシと檻が軋み出すと笑い声をだしたが、
「痛い?えっ、ウソ!イタタタタタ!ちょ、イタタタタタ!」
体を揺らして良いポジションにするが、元の姿になると横顔で、
「おまへ、ほぼえてほぉけよぉ。」
「何言ってるか分からんから、殺す?」
「まてぃー、まてぃー!」
[提言。生かす事を進言します。]
(何で?)
[裏が有るようですので、マスターのキーホルダーにすれば良いかと。]
(あいよー。)
小さくして入れ物(檻)を強化して銀色にしておいた。それを腰にぶら下げる。
「後は頼んだよ、アイ。」
[肯定。]
そこから山頂に戻るが、転移みたいに即座に行かない。走るのは疲れるが回復魔法で疲労等の回復でしんどいとかない。
しかも子供の肉体でも魔法を併用すれば時短はできる。
知識は少なくても、読んだり見たことある本や記憶は奥底に有るとか。知ることがない一瞬がサポートが甦らせ無限の知識への手掛かりとなる。
魔力と科学があわされば、ほぼ有効な知識は倍増だ。
一瞬は無くても同等の行動は可能である。
一時間を数分に短縮も可能。
そんな事をするのは、誰にも見られない所でする必要がある。
簡単に目立つのが嫌なのと被害が大きいからだ。
下手に目立つのが嫌な癖にやる事が大胆になるのはご愛敬である。
また、能力の研鑽をしていない事は危ない事になるので、実際に体感することが大事な事なのだ。予想や予測は完璧でも、実際は違う。簡単に車のシュミレーターと実車位に違う。
今回は誰も居ないのだから好きな事をやらない事をしているのだ。昔の考えならば平穏で決められた形を考えが当たり前であったが、今はどれだけ元を変化させれるか思わない事で何が出来るかの方が強くなっていた。古い知識と若い感覚とサポートがある為かもしれない。
下道を歩けば1日掛かる距離も数分で山頂に来れる。
山頂には小さな石が祭っていた。一見して祭っているとは分かりにくのは不自然と感じれないほどのただの石だからだろう。
何故ナインに分かるのかと云えば、アイのお陰である。
石に手を置き魔力を流すと、空と地面に魔方陣が現れて宙で交差する。
凛と響く光の筋が暗闇を通り過ぎて行った。
そこに誰も居ない、只風が吹いていた。
「カンパーイ!」
ゴクッゴクッゴクッ。プハー
ギャハハハ!
カ、カオスだ。
ナインはどうしてこうなったのか悩んでいた。
始めは、龍を倒して下山して村に着いて歓迎される。適当にハイハイと聞いていたら人が増えて来て、どこそこの村の長や町の者やらシッチャカメッチャカわいわいガヤガヤと宴になりました。
急遽、龍の首レプリカを出して人気は最高潮になり、宴の終わりが見えない状態です。
役人も居るようですが、騒いでるだけですね。
ん、レプリカの理由ですか?
無償で素材を渡す程のお人好しでは無いですよ?
味方には余りしませんが、敵なら即滅斬ですよ。
自由に調べて研究材料になるので、アイさんがとても喜んでおります。
お陰でこちらの助けはありません。
寝たい、風呂に入りたい、米食いたいが、本音です。
子供達が眠り、大人達もベロベロになってきたので、睡眠の魔法を行う。
二時間で誰かは起きるだろう。
四方に探知を行い魔物を調べてたが、危険になりそうな魔物が二、三ヶ所見つかるので、近場からと走り抜ける。
久しぶりのゴブリン部隊に空気魔法で窒息させる。
二分で無酸素状態を苦しみ5分で全滅した。
格下の敵には派手な斬り合いなど無用な仕事だ。
次もゴブリン部隊に遭遇したのは何か有るのかなと考えてしまったよ。
敵をもう一度確認する。
コイツら前衛か。
約三百程で後続に五百程か、ボスはゴブリンキングかな。魔法を使えるのも居るな。龍が死んだから来たようだな。
魔法で終わらすのが良いな、後二ヶ所もあるから。
土に魔力を込める。
「王と魔法使いは回収したいな。」
[肯定。]
ゴブリンの軍に土魔法が放たれる。
地面からの不意の攻撃に誰一人と気付かずに串刺しになっていた。そっと近付きキングとシャーマンを回収する。
魔法を解除して次の場所に向かう。
こちらもゴブリンの天敵のコボルト軍隊でした。
となると、もう一ヶ所はホブゴブリンかな。
そう考えて魔法を使って殺す。
なんたって土魔法に死角無しだ。
キングのみ回収できたがホブゴブリンに気になるのが紛れて居た。
知ってる系に近いな。
アイに魔力を分けてホブゴブリンも串刺しにしていく。土では耐える危険もあるので先は鋼に変えて居るので逃げられる不安はない。
一匹だけ土の檻に閉じ込めて、肉の回収に勤しんだよ。
百の肉と上位種の回収を済まして、残りと残した遺体に火炎魔法で葬った敵を燃やす。魔石も残らない位の高温にして燃やしていく。
檻に入れられたホブゴブリンはブタ声で叫び泣いていた。
「アイ、声だけ解除。」
[解。強制解除しました。]
ブヒーブヒーの声が、
「待て、待ってくれ!」
の人の言葉を話し出した。
ナインは小刀を出してホブゴブリンを見据えた。
「で、何者かな。」
「おぉ、人間よ、待ってくれ!我は白龍族の一族なり!この魔力から放してくれまいか?」
慌てるブタに親近感は涌かない。
「うーん、嫌だ。」
「な、何だと!この虫けらが!」
「うるさい、ブタ。」
「ブタではない!白龍だ!」
ブタが怒りだしたしたが、ホブゴブリンの全力でも壊れない檻に更にイライラをます。
「こんな檻なんて、元の姿に戻ったら!」
「はい!その言葉頂きました!」
「はっ?」
ナインはアイに解除を命令して龍の姿を現すが、ゆっくりと戻りながら笑いながら檻を壊せると思っていた。ミシミシと檻が軋み出すと笑い声をだしたが、
「痛い?えっ、ウソ!イタタタタタ!ちょ、イタタタタタ!」
体を揺らして良いポジションにするが、元の姿になると横顔で、
「おまへ、ほぼえてほぉけよぉ。」
「何言ってるか分からんから、殺す?」
「まてぃー、まてぃー!」
[提言。生かす事を進言します。]
(何で?)
[裏が有るようですので、マスターのキーホルダーにすれば良いかと。]
(あいよー。)
小さくして入れ物(檻)を強化して銀色にしておいた。それを腰にぶら下げる。
「後は頼んだよ、アイ。」
[肯定。]
そこから山頂に戻るが、転移みたいに即座に行かない。走るのは疲れるが回復魔法で疲労等の回復でしんどいとかない。
しかも子供の肉体でも魔法を併用すれば時短はできる。
知識は少なくても、読んだり見たことある本や記憶は奥底に有るとか。知ることがない一瞬がサポートが甦らせ無限の知識への手掛かりとなる。
魔力と科学があわされば、ほぼ有効な知識は倍増だ。
一瞬は無くても同等の行動は可能である。
一時間を数分に短縮も可能。
そんな事をするのは、誰にも見られない所でする必要がある。
簡単に目立つのが嫌なのと被害が大きいからだ。
下手に目立つのが嫌な癖にやる事が大胆になるのはご愛敬である。
また、能力の研鑽をしていない事は危ない事になるので、実際に体感することが大事な事なのだ。予想や予測は完璧でも、実際は違う。簡単に車のシュミレーターと実車位に違う。
今回は誰も居ないのだから好きな事をやらない事をしているのだ。昔の考えならば平穏で決められた形を考えが当たり前であったが、今はどれだけ元を変化させれるか思わない事で何が出来るかの方が強くなっていた。古い知識と若い感覚とサポートがある為かもしれない。
下道を歩けば1日掛かる距離も数分で山頂に来れる。
山頂には小さな石が祭っていた。一見して祭っているとは分かりにくのは不自然と感じれないほどのただの石だからだろう。
何故ナインに分かるのかと云えば、アイのお陰である。
石に手を置き魔力を流すと、空と地面に魔方陣が現れて宙で交差する。
凛と響く光の筋が暗闇を通り過ぎて行った。
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