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本章
緑のキャラバン
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夜明けの風呂に入り直してから倉庫にしまってから、朝を待っていた。
火の明かりが静かにナインを立ち直されていた。
朝になって起きて来た昨日の女性と挨拶をかわした。
「おはよう。やっと話せるね、私はルイーザよ。よろしく。」
「おはようございます。ルイーザさん。」
何処にも昨日の痕跡ないよなと、思いながら色々と見てしまう。
「昨日聞いてると思うけど、緑のキャラバンの隊長をしてるの。」
カヤックから男が出てきた。
「はぁーあ。おはよう、ルイーザと..誰?」
「タレット!先に名乗らなきゃ駄目だろう!」
「怒るなよルイーザ。」
仲睦まじつくしている二人にイラッとしてしまう。記憶を消さなければ良かったか?と一瞬悩んでしまう。
「ナインです。」
「そう、ナインね。昨日聞いたけど、何処にも行く宛ないのかい?」
「そんな事ないですよ?」
「遠慮するなよ!砂漠の民は助ける時には助けるもんだ!」
「はぁ。」
この男はバカだなと思った。そのままな事を言ってるのだから。
「何処かあるの?」
「皇国とか?」
悩みながら言ってしまうと、ルイーザとタレットは喜んで、
「じゃ、目的地は一緒ね!」
と胸のルイーザに押しきられてしまった。
昼前に緑のキャラバン隊と出ることになった。
恩返しにとオアシスの近くに地下を作り、氷室を作る事にした。地下五メートルに氷室を十メーター四方の部屋を作り扉には鍵を取り付け、階段とスロープを併せて設備している。もちろん、氷室一杯に氷を作る。
後はガオンさんに説明する。
短い時間で説明して、注意点を何回も言う。
説明中にガオンの反応はなかった気もするが、時間が無いので皆さんにお礼を言って別れていた。
みんなが手を振り合いながら笑顔で別れるのは、砂漠では当たり前の行為である。
『また、会える。』出会いが二度と無くても、会うことを願ってオアシス全体で行うのが恒例であった。
「なんじゃこりゃー!」
の声はかなり経ってから発せられた。
ーーーーーーーーーーーー
馬車の中では子供達は一塊にされて馬車にいた。
馬車は四台に別れており、二台に交換する荷物が、もう一台に食糧や水等を置いている。
此処には子供とテントや、毛布など置かれているので以外にというか、当たり前のように暑い。
とにかく待遇は悪い。
笑顔に騙された気分だったので、床に絨毯を引いて扇風機を出して改善をしだした。
「おめー、これなんだ?」
扇風機を、珍しがりながら聞いて来る。
「んー、風を発生させる魔道具だな。」
「へー。お前凄いな。」
「お前って、ナインって言うの名前があるからな。」
「へー、ナインかー。俺はハリスって言うんだ。」
ハリスは急にニコニコしてナインの横に座る。
ナインは扇風機を付けて風を発生させて皆から喝采を受ける。
「ほー、気持ちいいね!これ凄いね!あ、僕はエピね。」
此方もナインの側に来るが、
「ぎゃーあ!」
「あぁ、よしよし。」
泣き出した赤子を少女が抱き上げた。
「オッシコかな、お腹減ったかな?」
「ふむ、お腹だな。待ってて。」
ナインは何も無い所から色々取り出すと、哺乳瓶にミルクを作り出すと適温にしてから赤子をもらってミルクを飲ませる。
「へー、上手いね、君。ナインだっけ、あたいはハエル。」
「僕はアンバだよー。」
「双子の兄よ。悪気はないから。」
遠い位置にいるアンバが手を振ってくる。
「うん。宜しく。」
「て、見たこと無い道具だよ!これ凄いよ!ピアが作るのより凄いよ!」
女の子と男の子二人が更に扇風機を囲む。女の子が小さめの男の子の肩を叩いていた。叩かれた男の子がエピだろう。
もう一人の男の子は風を楽しんでいたが、エピは難しい顔をしていた。
「アイルー、エピのも凄いんだぞー、そんな風に言ったら駄目だよー。」
「バート、そんな風にしてたら意味が無いじゃん。」
ナインはゲップをさせて赤子を寝床に戻そうと見ると、何とも云えない顔でそれらを消して篭を置いてタオルをしいて寝床にして赤子を置いた。
「たく、やっぱりマトモな赤ちゃんグッズは無いのか。予防注射もないからしとくか。あー、はい、はい。ベロベロバー。」
「キャハハハハ。」
赤子の笑い声が響く中で、その声を驚く顔でピアが聞いていた。
「どうしたのピア?驚いた顔して。」
「馬鹿な、病気も分かるのか!」
言葉少なかったはずのピアがナインに、話し掛ける。
「君!何で知っているんだい!」
「知ってるからだもんねー。で、どうかしたのー。」
「キャ、キャ。」
「じゃ、」
「逃げろー!」
唐突に大人達が騒ぎ出していた。
直ぐに御者席から、
「サンドステリオンが出た!此処から出て逃げるんだ!分かったな!」
男が去った後にハリスが、
「に、逃げるぞ!」
の声に外に出ていく子供達に篭を持ってのんびり降りてくるナイン。
「お、さそりデカイな。」
全員で戦っているサンドステリオンは小象の大きさであった。
「おい!に、逃げるぞ!」
のハリスの急がす声に対して、ゆっくりナインが降りてきてピアに篭を渡すと、
「ハリス君、逃げ場無いから此処に居てくれる?」
「はっ?何を言うんだ!」
「ほら来たよ。」
逃げる為に裏手に出たのだが、砂の中から四匹のサンドステリオンが現れる。その中の一匹は象の大きさであり、それを見た子供達は腰が抜ける。
「そんな、もう駄目だ。」
子供達が次に見たのは驚く光景だった。
「はっ!」
四匹を瞬殺するナインの姿を見ていのだが、直ぐにひっくり返った四匹の死体が消えると、
「ほら、大丈夫だろ?」
可愛らしい声が聞こえると、ナインに子供達が集まり泣いてしまった。
ズズーンと尾とがして大人達の勝鬨の声が聞こえる頃には泣き止みながら寝てしまっている子もいた。
興奮した大人達は子供達の無事を知るとサンドステリオンの解体を行う人とテントを張る人に別れた。
晩には大人の勇気ある行動の自慢大会を聞いていたが、子供達の反応は今一であった。
12人がサンドステリオンを一匹倒しているのに時間が掛かりその日は酒盛りまでしてしまうのに対して、ナインは赤子の世話とピアにくっつかれているが、四匹のサンドステリオンを瞬殺していたのだ。
不安に駆られながら旅は続いた。
子供達も涼しい場所に居られながら、ピアはしつこく何かを聞いていた。
それが何かを知るのは直ぐなのだろうが。
火の明かりが静かにナインを立ち直されていた。
朝になって起きて来た昨日の女性と挨拶をかわした。
「おはよう。やっと話せるね、私はルイーザよ。よろしく。」
「おはようございます。ルイーザさん。」
何処にも昨日の痕跡ないよなと、思いながら色々と見てしまう。
「昨日聞いてると思うけど、緑のキャラバンの隊長をしてるの。」
カヤックから男が出てきた。
「はぁーあ。おはよう、ルイーザと..誰?」
「タレット!先に名乗らなきゃ駄目だろう!」
「怒るなよルイーザ。」
仲睦まじつくしている二人にイラッとしてしまう。記憶を消さなければ良かったか?と一瞬悩んでしまう。
「ナインです。」
「そう、ナインね。昨日聞いたけど、何処にも行く宛ないのかい?」
「そんな事ないですよ?」
「遠慮するなよ!砂漠の民は助ける時には助けるもんだ!」
「はぁ。」
この男はバカだなと思った。そのままな事を言ってるのだから。
「何処かあるの?」
「皇国とか?」
悩みながら言ってしまうと、ルイーザとタレットは喜んで、
「じゃ、目的地は一緒ね!」
と胸のルイーザに押しきられてしまった。
昼前に緑のキャラバン隊と出ることになった。
恩返しにとオアシスの近くに地下を作り、氷室を作る事にした。地下五メートルに氷室を十メーター四方の部屋を作り扉には鍵を取り付け、階段とスロープを併せて設備している。もちろん、氷室一杯に氷を作る。
後はガオンさんに説明する。
短い時間で説明して、注意点を何回も言う。
説明中にガオンの反応はなかった気もするが、時間が無いので皆さんにお礼を言って別れていた。
みんなが手を振り合いながら笑顔で別れるのは、砂漠では当たり前の行為である。
『また、会える。』出会いが二度と無くても、会うことを願ってオアシス全体で行うのが恒例であった。
「なんじゃこりゃー!」
の声はかなり経ってから発せられた。
ーーーーーーーーーーーー
馬車の中では子供達は一塊にされて馬車にいた。
馬車は四台に別れており、二台に交換する荷物が、もう一台に食糧や水等を置いている。
此処には子供とテントや、毛布など置かれているので以外にというか、当たり前のように暑い。
とにかく待遇は悪い。
笑顔に騙された気分だったので、床に絨毯を引いて扇風機を出して改善をしだした。
「おめー、これなんだ?」
扇風機を、珍しがりながら聞いて来る。
「んー、風を発生させる魔道具だな。」
「へー。お前凄いな。」
「お前って、ナインって言うの名前があるからな。」
「へー、ナインかー。俺はハリスって言うんだ。」
ハリスは急にニコニコしてナインの横に座る。
ナインは扇風機を付けて風を発生させて皆から喝采を受ける。
「ほー、気持ちいいね!これ凄いね!あ、僕はエピね。」
此方もナインの側に来るが、
「ぎゃーあ!」
「あぁ、よしよし。」
泣き出した赤子を少女が抱き上げた。
「オッシコかな、お腹減ったかな?」
「ふむ、お腹だな。待ってて。」
ナインは何も無い所から色々取り出すと、哺乳瓶にミルクを作り出すと適温にしてから赤子をもらってミルクを飲ませる。
「へー、上手いね、君。ナインだっけ、あたいはハエル。」
「僕はアンバだよー。」
「双子の兄よ。悪気はないから。」
遠い位置にいるアンバが手を振ってくる。
「うん。宜しく。」
「て、見たこと無い道具だよ!これ凄いよ!ピアが作るのより凄いよ!」
女の子と男の子二人が更に扇風機を囲む。女の子が小さめの男の子の肩を叩いていた。叩かれた男の子がエピだろう。
もう一人の男の子は風を楽しんでいたが、エピは難しい顔をしていた。
「アイルー、エピのも凄いんだぞー、そんな風に言ったら駄目だよー。」
「バート、そんな風にしてたら意味が無いじゃん。」
ナインはゲップをさせて赤子を寝床に戻そうと見ると、何とも云えない顔でそれらを消して篭を置いてタオルをしいて寝床にして赤子を置いた。
「たく、やっぱりマトモな赤ちゃんグッズは無いのか。予防注射もないからしとくか。あー、はい、はい。ベロベロバー。」
「キャハハハハ。」
赤子の笑い声が響く中で、その声を驚く顔でピアが聞いていた。
「どうしたのピア?驚いた顔して。」
「馬鹿な、病気も分かるのか!」
言葉少なかったはずのピアがナインに、話し掛ける。
「君!何で知っているんだい!」
「知ってるからだもんねー。で、どうかしたのー。」
「キャ、キャ。」
「じゃ、」
「逃げろー!」
唐突に大人達が騒ぎ出していた。
直ぐに御者席から、
「サンドステリオンが出た!此処から出て逃げるんだ!分かったな!」
男が去った後にハリスが、
「に、逃げるぞ!」
の声に外に出ていく子供達に篭を持ってのんびり降りてくるナイン。
「お、さそりデカイな。」
全員で戦っているサンドステリオンは小象の大きさであった。
「おい!に、逃げるぞ!」
のハリスの急がす声に対して、ゆっくりナインが降りてきてピアに篭を渡すと、
「ハリス君、逃げ場無いから此処に居てくれる?」
「はっ?何を言うんだ!」
「ほら来たよ。」
逃げる為に裏手に出たのだが、砂の中から四匹のサンドステリオンが現れる。その中の一匹は象の大きさであり、それを見た子供達は腰が抜ける。
「そんな、もう駄目だ。」
子供達が次に見たのは驚く光景だった。
「はっ!」
四匹を瞬殺するナインの姿を見ていのだが、直ぐにひっくり返った四匹の死体が消えると、
「ほら、大丈夫だろ?」
可愛らしい声が聞こえると、ナインに子供達が集まり泣いてしまった。
ズズーンと尾とがして大人達の勝鬨の声が聞こえる頃には泣き止みながら寝てしまっている子もいた。
興奮した大人達は子供達の無事を知るとサンドステリオンの解体を行う人とテントを張る人に別れた。
晩には大人の勇気ある行動の自慢大会を聞いていたが、子供達の反応は今一であった。
12人がサンドステリオンを一匹倒しているのに時間が掛かりその日は酒盛りまでしてしまうのに対して、ナインは赤子の世話とピアにくっつかれているが、四匹のサンドステリオンを瞬殺していたのだ。
不安に駆られながら旅は続いた。
子供達も涼しい場所に居られながら、ピアはしつこく何かを聞いていた。
それが何かを知るのは直ぐなのだろうが。
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