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本章
思惑と戦争と誕生日会
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「将軍、入ります!」
軍議の中に兵が入る。膝まつき、
「第二軍到着!第三軍は間もなく到着予定です!」
一礼して退室して行く。
「将軍、予定通り第三軍を待って総攻撃で宜しいですね。」
「うむ。それに探すのも面倒だ。ほぼ集まる迄に砦を潰して楽にから城を目指せば良い。此処から先は余り殺さない様に徹底させろ。奴隷の数がいるからな。」
「はっ!徹底させます。」
「しかし、将軍。」
「んっ?」
「エルフの国もたいした事もありませんでしたな、たった五千とは、、わっはっはっはっはっ!」
「「ふっはっはっはっはっ!」」
「揃うまで、休憩させておけ。遊撃が無いように見張りは怠るなよ。」
「はっ、仰せのままに!」
兵が下がりブリュッセル将軍が一人になると懐から一枚の書状を取り出した。
書かれた文字は、
『サンガ連合も条約より参戦せり。願わくは我らの到着を待たれる事を願う。』
とある。
何とも虫が良い話しだ、とブリュッセル将軍は溜め息を漏らした。
勝手にくれば良い。
エルフと土地は貰うのだから、応援されようが問題はない。
先に城まで落とせば関係ないのだから、彼は悪意ある笑みでほくそ笑んでいた。
全て壊せば良い。
どす黒い力が沸き上がっていた。
ーーーーーーーーーーーーーーー
サンガ連合では道の完成に続いて連合の主力大隊を二つを放り込み、補助に二大隊を置いていた。
龍が居ないから攻める兵には困らない。
当然だが躍起に早っていた。
連合初の侵略戦争である。
また、ファフレミア国を攻めても守護者が出ていないのは、これ程の戦いではあり得ないのだ。
利を徳とする商人として、この戦に参戦しない手はなかった。
商人としての意地が此処にあると連合長は思った。
ーーーーーーーーーーーーーーー
やっと、サンガ連合がレイク王国と同じく、ファフレミア国に戦勢したとの知らせが来た。
サンガ連合を攻めれば、ファフレミア酷で共食いが始まるのだ。
そうすれば、戦禍を広げれば一気にザンガ連合を食える。
後は力でレイク王国を食ってからライラック王国に攻める。
そして、獣国を治めれば魔森の攻略も手に入れる。
積年の恨みを晴らすための大儀も出来る。
ユシアン将軍は軍馬の上で武者震いをしていた。
歴史に名を刻む戦いになると信じて。
ーーーーーーーーーーーーーーー
獣国からの復路も人気であった。
行きの倍の時間をとっていたからだ。
ナインは思った。
場所OK、時間OK、出し物OK、料理OK、デザートOK、バースデーケーキOK、照明OK、舞台OK、プレゼントOK!
よし、良し!
後は人と主役だけだな。
予定時刻は午後1時スタートだ。
獣国の知り合いも声を掛けた。
他の奴も呼んだよなー。
招待客を調べる。
ん?あれ?
エルクとアニァータが抜けてる。
(アイ、エルクとアニァータはどうなっている?)
[はい、少し問題が発生しました。]
歯切れが悪いな?
(どうしたの?)
[そうですね。少しお待ち下さい。]
(ん?うん、分かったよ。)
パソコンの強制終了の感じがあった。
司会もOKだし、後はムリカとレブルを一緒に転移して始めたら良いかな。
会場の様子を魔力感知で調べる。
問題はない?
んー。
うん。
無いな。
主役を揃えてから残りを拾いに行けばいいしね。
安心して転移をした。
転移先は控え室だな。
服を着替えて貰わないと駄目だ。
風呂に入って無いのはダメだが、時間もないから魔力で一気に洗うし乾かすし着替えて貰う。
一瞬でお着替え終了!
「えへへ!ムリカお姉ちゃん!誕生日おめでとう!」
「えっ?なに?どうなってるのあるじちゃん!?」
「えっ?お誕生日を祝うだけだよ?」
「えっ?ありがとう。て、15才じゃないのよ?」
「ん?ま、良いじゃん!さぁ、行くよ!」
レブルもお着替え終了だ。
・・・・・・・・男物?
何で水色でダブルの背広でスラックスなの!
いや。
レブルは分かって無いな。
怒んなーい、怒んなーい。
・・・・・・・・・
よし。
無視だ。
取り敢えず会場に預けてエルクとアニァータを迎えに行って、式に合流したらいいはず!
おらに出来ない事は無い!
転移!
[マスター、お待たせ致しました。]
「あれ?ファフレミアでない?」
白い空間があった。
見渡してたらアイがいた。
下には三人の男女が転がっていた。
「ごめーん!」
「私は関係ないですよ。」
二人の女性もめいめい言い訳をしながら現れた。
「アイさん?説明してくれる、よ・ね?」
「肯定。此処は神の領域の一部です。彼女等は、前神龍と時間を司る神です。下のはマスターに敵対した神です。」
はい?
えーと、えっ?
神だよね?
前神龍?神龍!!
「やっと会えたねー!現神龍のナインちゃん!」
性格は明るい、ボーイシュな髪をした女性が言う。
ま、即座に掴み掛かるわな。
「やっと見つけたー!己か!俺を苦しめる元凶はー!!」
ガシガシ動かしてやる!
「ごめんごめん!ちょ!マジで強いから!死ねないけど苦しいから!」
「日頃の恨み、ハラサズニオクベキカー!!」
「マスターにご報告です。ファフレミア国がレイク王国に攻められています。」
「なにっ!?」
「全ては前神龍が関わっています。」
「ちょとっ!」
「やっぱり己かー!!」
ゲシゲシ頭を振り回しています。
「マスター、お楽しみよりも、先に後片付けをお願いします。」
「キー!笑顔が腹立つっっっ!!」
前神龍から体を離すと、ドオッ!と前神龍が崩れ落ちる。
「神龍殿!」
時を司る女神が前神龍を介抱する。
「で、どうすれば良い?」
「あんたねー、神龍殿も反省してるんだから無茶しないでよー。」
「あれは?」
「はい。今回の事で手を貸して頂いてます、この件に関わる一人です。」
「あん!?」
俺がゆっくり顔を向けると、顔を背ける時を司る女神。
「アイさん、訳を言ってみて?」
「肯定。元凶の前神龍からマスターの事を話したのが、時を司る女神でした。面白いと思い、そこのお三方に話されたのが、この女神です。そして、マスターを知り嫉妬したのがお三方です。お三方は商売の神の一神、戦争の神の一神、経済の神の一神です。」
「ん?一神てなに?」
俺の目線は女神を離さないよ。
「解。商売、戦争、経済等は神が沢山居られます。その一人と考えて頂けたら早いです。」
「ほー、さて、どうする?」
「ほぼ、終わってますので此方はお任せ下さい。マスターはアニァータさんの所を先に行って下さい。」
「あいよ。」
転移をするナイン。
残るのは神達とアイだけだ。
「あんた!神に手を出したんだから覚えてなさいよ!!」
ナインが居なくなって強気の女神にアイが言う。
「何か勘違いされてますね?私はマスターのサポートであって、ゴミ屑に従う事はあり得ません。寧ろマスターの邪魔をしたゴミを突き詰めて、マスターに報告します。敵対できない様にその心はへし折りますが?」
「起きて!起きてよ!神龍ー!」
震えて泣き出しそうな女神。
揺さぶる神龍も寝た振りをしている。
よく見ると額に汗が浮き出ていた。
「その三匹よりも貴女には、きつくしないと駄目ですよね。」
ゆっくり近寄る。一歩一歩が恐怖になることを知らない女神。
唯一神に怒られるよりも、怖さを感じていた。
「あ、あ、あ・・・・・」
「マスターの行動を覚えてますか?神体の前神龍を触っておられてのを?」
「ひっ!!」
女神と神龍の目の前に立つ。
女神と神龍は気付く、逃げ場がない事を。
「ひ、ひいぃぃぃぃー!!!!」
空間に駄女神の声が響き渡った。
軍議の中に兵が入る。膝まつき、
「第二軍到着!第三軍は間もなく到着予定です!」
一礼して退室して行く。
「将軍、予定通り第三軍を待って総攻撃で宜しいですね。」
「うむ。それに探すのも面倒だ。ほぼ集まる迄に砦を潰して楽にから城を目指せば良い。此処から先は余り殺さない様に徹底させろ。奴隷の数がいるからな。」
「はっ!徹底させます。」
「しかし、将軍。」
「んっ?」
「エルフの国もたいした事もありませんでしたな、たった五千とは、、わっはっはっはっはっ!」
「「ふっはっはっはっはっ!」」
「揃うまで、休憩させておけ。遊撃が無いように見張りは怠るなよ。」
「はっ、仰せのままに!」
兵が下がりブリュッセル将軍が一人になると懐から一枚の書状を取り出した。
書かれた文字は、
『サンガ連合も条約より参戦せり。願わくは我らの到着を待たれる事を願う。』
とある。
何とも虫が良い話しだ、とブリュッセル将軍は溜め息を漏らした。
勝手にくれば良い。
エルフと土地は貰うのだから、応援されようが問題はない。
先に城まで落とせば関係ないのだから、彼は悪意ある笑みでほくそ笑んでいた。
全て壊せば良い。
どす黒い力が沸き上がっていた。
ーーーーーーーーーーーーーーー
サンガ連合では道の完成に続いて連合の主力大隊を二つを放り込み、補助に二大隊を置いていた。
龍が居ないから攻める兵には困らない。
当然だが躍起に早っていた。
連合初の侵略戦争である。
また、ファフレミア国を攻めても守護者が出ていないのは、これ程の戦いではあり得ないのだ。
利を徳とする商人として、この戦に参戦しない手はなかった。
商人としての意地が此処にあると連合長は思った。
ーーーーーーーーーーーーーーー
やっと、サンガ連合がレイク王国と同じく、ファフレミア国に戦勢したとの知らせが来た。
サンガ連合を攻めれば、ファフレミア酷で共食いが始まるのだ。
そうすれば、戦禍を広げれば一気にザンガ連合を食える。
後は力でレイク王国を食ってからライラック王国に攻める。
そして、獣国を治めれば魔森の攻略も手に入れる。
積年の恨みを晴らすための大儀も出来る。
ユシアン将軍は軍馬の上で武者震いをしていた。
歴史に名を刻む戦いになると信じて。
ーーーーーーーーーーーーーーー
獣国からの復路も人気であった。
行きの倍の時間をとっていたからだ。
ナインは思った。
場所OK、時間OK、出し物OK、料理OK、デザートOK、バースデーケーキOK、照明OK、舞台OK、プレゼントOK!
よし、良し!
後は人と主役だけだな。
予定時刻は午後1時スタートだ。
獣国の知り合いも声を掛けた。
他の奴も呼んだよなー。
招待客を調べる。
ん?あれ?
エルクとアニァータが抜けてる。
(アイ、エルクとアニァータはどうなっている?)
[はい、少し問題が発生しました。]
歯切れが悪いな?
(どうしたの?)
[そうですね。少しお待ち下さい。]
(ん?うん、分かったよ。)
パソコンの強制終了の感じがあった。
司会もOKだし、後はムリカとレブルを一緒に転移して始めたら良いかな。
会場の様子を魔力感知で調べる。
問題はない?
んー。
うん。
無いな。
主役を揃えてから残りを拾いに行けばいいしね。
安心して転移をした。
転移先は控え室だな。
服を着替えて貰わないと駄目だ。
風呂に入って無いのはダメだが、時間もないから魔力で一気に洗うし乾かすし着替えて貰う。
一瞬でお着替え終了!
「えへへ!ムリカお姉ちゃん!誕生日おめでとう!」
「えっ?なに?どうなってるのあるじちゃん!?」
「えっ?お誕生日を祝うだけだよ?」
「えっ?ありがとう。て、15才じゃないのよ?」
「ん?ま、良いじゃん!さぁ、行くよ!」
レブルもお着替え終了だ。
・・・・・・・・男物?
何で水色でダブルの背広でスラックスなの!
いや。
レブルは分かって無いな。
怒んなーい、怒んなーい。
・・・・・・・・・
よし。
無視だ。
取り敢えず会場に預けてエルクとアニァータを迎えに行って、式に合流したらいいはず!
おらに出来ない事は無い!
転移!
[マスター、お待たせ致しました。]
「あれ?ファフレミアでない?」
白い空間があった。
見渡してたらアイがいた。
下には三人の男女が転がっていた。
「ごめーん!」
「私は関係ないですよ。」
二人の女性もめいめい言い訳をしながら現れた。
「アイさん?説明してくれる、よ・ね?」
「肯定。此処は神の領域の一部です。彼女等は、前神龍と時間を司る神です。下のはマスターに敵対した神です。」
はい?
えーと、えっ?
神だよね?
前神龍?神龍!!
「やっと会えたねー!現神龍のナインちゃん!」
性格は明るい、ボーイシュな髪をした女性が言う。
ま、即座に掴み掛かるわな。
「やっと見つけたー!己か!俺を苦しめる元凶はー!!」
ガシガシ動かしてやる!
「ごめんごめん!ちょ!マジで強いから!死ねないけど苦しいから!」
「日頃の恨み、ハラサズニオクベキカー!!」
「マスターにご報告です。ファフレミア国がレイク王国に攻められています。」
「なにっ!?」
「全ては前神龍が関わっています。」
「ちょとっ!」
「やっぱり己かー!!」
ゲシゲシ頭を振り回しています。
「マスター、お楽しみよりも、先に後片付けをお願いします。」
「キー!笑顔が腹立つっっっ!!」
前神龍から体を離すと、ドオッ!と前神龍が崩れ落ちる。
「神龍殿!」
時を司る女神が前神龍を介抱する。
「で、どうすれば良い?」
「あんたねー、神龍殿も反省してるんだから無茶しないでよー。」
「あれは?」
「はい。今回の事で手を貸して頂いてます、この件に関わる一人です。」
「あん!?」
俺がゆっくり顔を向けると、顔を背ける時を司る女神。
「アイさん、訳を言ってみて?」
「肯定。元凶の前神龍からマスターの事を話したのが、時を司る女神でした。面白いと思い、そこのお三方に話されたのが、この女神です。そして、マスターを知り嫉妬したのがお三方です。お三方は商売の神の一神、戦争の神の一神、経済の神の一神です。」
「ん?一神てなに?」
俺の目線は女神を離さないよ。
「解。商売、戦争、経済等は神が沢山居られます。その一人と考えて頂けたら早いです。」
「ほー、さて、どうする?」
「ほぼ、終わってますので此方はお任せ下さい。マスターはアニァータさんの所を先に行って下さい。」
「あいよ。」
転移をするナイン。
残るのは神達とアイだけだ。
「あんた!神に手を出したんだから覚えてなさいよ!!」
ナインが居なくなって強気の女神にアイが言う。
「何か勘違いされてますね?私はマスターのサポートであって、ゴミ屑に従う事はあり得ません。寧ろマスターの邪魔をしたゴミを突き詰めて、マスターに報告します。敵対できない様にその心はへし折りますが?」
「起きて!起きてよ!神龍ー!」
震えて泣き出しそうな女神。
揺さぶる神龍も寝た振りをしている。
よく見ると額に汗が浮き出ていた。
「その三匹よりも貴女には、きつくしないと駄目ですよね。」
ゆっくり近寄る。一歩一歩が恐怖になることを知らない女神。
唯一神に怒られるよりも、怖さを感じていた。
「あ、あ、あ・・・・・」
「マスターの行動を覚えてますか?神体の前神龍を触っておられてのを?」
「ひっ!!」
女神と神龍の目の前に立つ。
女神と神龍は気付く、逃げ場がない事を。
「ひ、ひいぃぃぃぃー!!!!」
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