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本章
こうじこうじたのしいこうじ
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「ひとりーだーよー♪」
と。まぁ歌ってますわよ。
一人で道路工事ですわ。
飛んだり、寝転んだり、飯を食いながらの予定も不可能に。ええ、アイさんの指示で歩いて工事をしてるだす。
うぅっ。
なんでこんな所で誕生日を迎えたんだろ。
でもさ。
平和なんだよ。
やかましいレブルや妹扱いするムリカが居ないと、こんなに静かに仕事に集中できる!
あぁ、天国だ!
幸せを感じるよー。
俺は笑顔で仕事としてると言うか、指示を受けたのもが、朝起きてからだ。
ことの顛末はこうだ。
アイさんの主導で転移。
転移の場所は白の神殿。
子供達とテスラクエンタ達の驚きは凄かったようだ。テスラクエンタは神殿に住んでフェルトさんの元で修行というか、アイさんプログラムで、やり直し。精霊達は悪意等の負は浄化したが、テスラクエンタの従属してるので、アイの元で同じくプログラムを受ける。なお、プログラム内容は秘密だそうだ。
子供達は殆どが孤児なので、治療が終わり次第、村で働く事になる。
三名は連れ去られたようで、サンガ連合に家があるのでレブル、ムリカ、二号と犬をアイさん主導で連れ帰るそうだ。
で、俺だよ。
神殿村からファフレミア国までを繋ぐ道を作る事を言われました。獣国までの街道に繋ぐのは禁止、飛んだり、ブースト禁止、能力は低く設定された(筋力、耐久、機敏が、D)。魔力は使えるので、整地や土改良、アスファルト、色や景色の造形など趣味に走れたよ!
やー、1/1でやれるのは良いな!
一ヶ月以上掛けただけあって出来栄えに惚れ惚れします。
また、食事面でも五月蝿いのが居ないのが悔やまれますが、研究も進んでます。
趣味と趣味と趣味が堪能できて最高な、仕事ですね!
のんびりも良いですが、趣味と比べると趣味に勝るものはないのです!
ビバッ仕事!
ひゃほーい!
てな感じです。
アイさんからの連絡も少なく、ほぼノーマーク。
解放されて、俺最高ですよ!
んでば!
続きに取り掛かりまーす!
バシュ!ビュン!ザザー!ピロリン!(←?)
ーーーーーーーーーーーーーーーー
馬車の中は異様な雰囲気だった。
子供達三人は親元に帰れて嬉しいでニコニコ。
二号と犬はそれを見てニコニコ。
ムリカは笑顔だが、横が気になっている。
横のレブルは三角座りで黄昏ている。
方や明るく楽しく、方や暗く落ち込んでいる。
同じ場所で同じ様に起こっている。
ムリカだけが両挟みな感じだ。
とにかく、馬車は急いだ。
サンガ連合のダクト国まで来たのだが、レブルの落ち込みに拍車を掛けた。
あるじに会えないからきているのだが、それを知っているのはアイとムリカのみ。
アイにとっては帰すことなら簡単だが、それでは闇に触れたマスターは浄化されない。
簡単に祓えるモノは良いのだが、長い間に溜まった、怨み妬み嫉み。
溜まれば溜まるほど闇は濃く深くなる。
闇は神をも落とす毒矢の如し。
その為に、一人で道路工事をさせたのだ。
煩わしい事を遠ざけて、心静かに何かに没頭させる事が一番の薬となる。
アイが極端に連絡しないのも、その内の一つでもある。
レブルが寂しいよりも、マスターの事を護る事がアイの仕事となるのだが、そのマスターは知らなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
バーン!バリバリバリ!メキメキメキ!ピキーン。(←?)
「おお!このやり方も良いねー!」
趣味に走っていた。
既に別格な道ができていた。
元の知識から遊歩道を基本に道幅も広く、平で歩きやすい。
獣国とまた違った趣もあるのだが、そこまで分かる者は少ない。
「おっと!傾斜はつけないと、排水が抜けないからなー。色なー。夕日と朝日で見え方も違うしな。木も動かさないといけないよなー。悩むわー。」
非常識な作業風景。
その顔は笑顔であった。
と。まぁ歌ってますわよ。
一人で道路工事ですわ。
飛んだり、寝転んだり、飯を食いながらの予定も不可能に。ええ、アイさんの指示で歩いて工事をしてるだす。
うぅっ。
なんでこんな所で誕生日を迎えたんだろ。
でもさ。
平和なんだよ。
やかましいレブルや妹扱いするムリカが居ないと、こんなに静かに仕事に集中できる!
あぁ、天国だ!
幸せを感じるよー。
俺は笑顔で仕事としてると言うか、指示を受けたのもが、朝起きてからだ。
ことの顛末はこうだ。
アイさんの主導で転移。
転移の場所は白の神殿。
子供達とテスラクエンタ達の驚きは凄かったようだ。テスラクエンタは神殿に住んでフェルトさんの元で修行というか、アイさんプログラムで、やり直し。精霊達は悪意等の負は浄化したが、テスラクエンタの従属してるので、アイの元で同じくプログラムを受ける。なお、プログラム内容は秘密だそうだ。
子供達は殆どが孤児なので、治療が終わり次第、村で働く事になる。
三名は連れ去られたようで、サンガ連合に家があるのでレブル、ムリカ、二号と犬をアイさん主導で連れ帰るそうだ。
で、俺だよ。
神殿村からファフレミア国までを繋ぐ道を作る事を言われました。獣国までの街道に繋ぐのは禁止、飛んだり、ブースト禁止、能力は低く設定された(筋力、耐久、機敏が、D)。魔力は使えるので、整地や土改良、アスファルト、色や景色の造形など趣味に走れたよ!
やー、1/1でやれるのは良いな!
一ヶ月以上掛けただけあって出来栄えに惚れ惚れします。
また、食事面でも五月蝿いのが居ないのが悔やまれますが、研究も進んでます。
趣味と趣味と趣味が堪能できて最高な、仕事ですね!
のんびりも良いですが、趣味と比べると趣味に勝るものはないのです!
ビバッ仕事!
ひゃほーい!
てな感じです。
アイさんからの連絡も少なく、ほぼノーマーク。
解放されて、俺最高ですよ!
んでば!
続きに取り掛かりまーす!
バシュ!ビュン!ザザー!ピロリン!(←?)
ーーーーーーーーーーーーーーーー
馬車の中は異様な雰囲気だった。
子供達三人は親元に帰れて嬉しいでニコニコ。
二号と犬はそれを見てニコニコ。
ムリカは笑顔だが、横が気になっている。
横のレブルは三角座りで黄昏ている。
方や明るく楽しく、方や暗く落ち込んでいる。
同じ場所で同じ様に起こっている。
ムリカだけが両挟みな感じだ。
とにかく、馬車は急いだ。
サンガ連合のダクト国まで来たのだが、レブルの落ち込みに拍車を掛けた。
あるじに会えないからきているのだが、それを知っているのはアイとムリカのみ。
アイにとっては帰すことなら簡単だが、それでは闇に触れたマスターは浄化されない。
簡単に祓えるモノは良いのだが、長い間に溜まった、怨み妬み嫉み。
溜まれば溜まるほど闇は濃く深くなる。
闇は神をも落とす毒矢の如し。
その為に、一人で道路工事をさせたのだ。
煩わしい事を遠ざけて、心静かに何かに没頭させる事が一番の薬となる。
アイが極端に連絡しないのも、その内の一つでもある。
レブルが寂しいよりも、マスターの事を護る事がアイの仕事となるのだが、そのマスターは知らなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
バーン!バリバリバリ!メキメキメキ!ピキーン。(←?)
「おお!このやり方も良いねー!」
趣味に走っていた。
既に別格な道ができていた。
元の知識から遊歩道を基本に道幅も広く、平で歩きやすい。
獣国とまた違った趣もあるのだが、そこまで分かる者は少ない。
「おっと!傾斜はつけないと、排水が抜けないからなー。色なー。夕日と朝日で見え方も違うしな。木も動かさないといけないよなー。悩むわー。」
非常識な作業風景。
その顔は笑顔であった。
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