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本章
ぎるど3
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おはようございます。
久しぶりに宿屋に泊まってるのに、良く寝たわ。
ベットが固いのも良いかも。
今度はベットの研鑽でも進めるかな?
「あるじー。」
「いでででててて!!」
レブルに頭を締め付けられます。
はい。まだ寝てるよ。
俺は寝転んでいる。
だって枕にされてるからなー。
もう、慣れましたよ。
退かすのは簡単だが、時間が難しい。
5時に起こせば修行コース。
6時で全力マラソン50キロコース。
7時なら大丈夫だ。
現在は四時半。
起こす方が良いのか悩んでしまうよ。
「ぐひぃ!」
首に魔力で防御する。
力では勝てんからな。
魔力あるから対処出来るが、なければ、ウ~ぶるぶる。
死にたないからなー。
んー、そうだね、久しぶりに修行するか。
倉庫から唐揚げを出す。
ほれほれほれ。
レブルは俺を離して唐揚げに鼻を向ける。
脱出成功!
だが、飯食いは三匹だったことを忘れてたよ。
後から襲われるのよ。
二号と犬に。
後は大戦争になる。
飯の敵程、たちの悪いものは居ないな。
勝負が始まったので料理に取りかかる。
この世界の料理はまずい。
それだけだ。
朝からヘビーでも、問題なかろうし。
ま、鳥のむね肉ステーキと唐揚げ、ささみの野菜サラダを出す。
鳥のむね肉ステーキは皮ごとで。
皮から高温で焼きます。
ワインを振り掛けて蒸す。
しばらくしてひっくり返して出来上がり。
鳥の油は使わないので、ステーキソースを温めてかけます。
ソースは手間暇かけるよ?
玉ねぎ、人参、セロリ、ニンニク、赤ワイントマトペースト、蜂蜜、バターと塩コショウだ。
鍋に油をひいて、ニンニク、玉ねぎ、人参、セロリを炒める。しっかり色がついたらトマトペーストを入れてなじませる。更に赤ワインを加えて煮詰める。赤ワインの量が、4分の1ぐらい煮詰まったらアクを取り、蜂蜜を加えて良くかき混ぜてから、ざるでこします。一度常温に冷まして、フライパンに入れて、軽く沸騰したら、バター、塩、コショウで味を調えて完成だ。
後は簡単だな。
ま、出来上がる頃には喧嘩も止めて御飯の準備に取り掛かるわな。
旨いものを食う。
争いもないー訳でもないな。
うん。食いしん坊には無理か。
後にムリカには胃薬出しとくね。
まったく、あの量に着いて行くとブート行きだよ?
甘い物は別腹?
いやいやいや、恐いのは止めましょう!
で、朝はムリカに潰されて、昼前に宿屋から出る。もう、一晩は泊まるけどね。
たく、面倒な。
でギルド行くのだよ。
レブルが嬉しそうだね。
うーん、嫌な予感しかないのは何故!?
今回はアイとレブルだけだよ。
ギルドに入って受付に行くと、お姉さんに変わってた。
おっさんは居ないのか?
「すみません。訓練場を使わして欲しいのですが?」
「はい?ん、君とお母さんで使うのかな?」
「はい。そうです。」
笑顔で返す。
本当に久しぶりにママンとっ、・・・・・・・・・・・・・・・。
ん、レブルさんの顔が般若だわ。うん。
恐怖を感じつつ受付のお姉さんに続いた。
訓練場には人がいなかった。
「ここです。ご自由に使って構わないですので。終わったら受付で行ってください。」
会釈をして帰って行く。
残された俺たちは準備をする。
「レブル。今日の方法は?」
「今日は鎧してないから、魔法は無しで!」
「本気だされたら、俺の敗けだぞ!んー、強化は使うぞ?」
「むー。20分は耐えてもらうよー。」
「分かった。アイ!そろそろ頼む。」
体も十分にほぐれたしやるか。
レブルも剣を構える。
「あるじ、剣だけだからな?」
「う、うん。わかってるよ?」
少し動揺。ちっ、悪戯はなしっと。
「では、始め。」
ゆっくり走りだす。
すれ違いに小剣を軽く振るう。
レブルに軽く弾かれる。
横に振るうとレブルは後ろに下がり、振り切った時に前に出てくる。
避ける、攻撃、避ける、攻撃。
勝負もつかないまま、攻防が続く。
ギルドから、チラホラと人が出てくる。
見事な攻防に見とれていた。
残り5分で攻撃にスピードが乗る。
「ちょ、ずるいぞレブル!」
「ずるくない、あるじ!」
少しずつ押されてゆく。
大人と子供の図で誰も知らないが、徐々に変わってゆく。
最初は押されて、それから逃げに撤していたのが、攻撃に転じていた。
5分。
時間がきたのだ。
肉体にブーストをかけてゆく。
スピードが上がってゆく。
笑顔の二人と、
「あるじ!ずるいぞ!」
「ざんねーんーでーしたー。」
であった。
二人の姿が捉えれない人と捉えれる人に別れる。
斬撃の音は聞こえるのだが。
だが、それも数分したら、人の目とスキルで捉えれる者はいなかった。
ただ、見えない動きを漠然と見ている。
見えてるフリをしている人だらけ。
斬撃の音が居ることを伝える。
茫然としてる人と呆然としてる人に別れるが、ギャラリーの数も増えていた。
時間も何も、斬撃の音だけの訓練場。
何時までも続くと誰もが思ったのだが、不意に音が消える。
「やっぱり魔法はずるいぞ!」
「しゃーないだろ!肉体だけなら負けるんだから。」
ギャラリーは良く分からなくなっていた。
大人の女性と子供が、口喧嘩しながら戻ってくる。
最初に見ていた人はいい。後から来た人はざわついていた。
まさかーである。
「うーん。剣も脆いな。作り直すか?」
「本気か?私も新しい剣な!」
「お疲れ様でした。マスター。」
タオルを二人に渡す。
認識が追い付かない。
「じゃ、帰るか。」
「はーい!」
「肯定。」
彼らが宿屋に戻った頃に一人が叫ぶ。
「一体なんだーー!!!」
その叫びはギルドの騒ぎとなるが、俺には関係ないよね?
久しぶりに宿屋に泊まってるのに、良く寝たわ。
ベットが固いのも良いかも。
今度はベットの研鑽でも進めるかな?
「あるじー。」
「いでででててて!!」
レブルに頭を締め付けられます。
はい。まだ寝てるよ。
俺は寝転んでいる。
だって枕にされてるからなー。
もう、慣れましたよ。
退かすのは簡単だが、時間が難しい。
5時に起こせば修行コース。
6時で全力マラソン50キロコース。
7時なら大丈夫だ。
現在は四時半。
起こす方が良いのか悩んでしまうよ。
「ぐひぃ!」
首に魔力で防御する。
力では勝てんからな。
魔力あるから対処出来るが、なければ、ウ~ぶるぶる。
死にたないからなー。
んー、そうだね、久しぶりに修行するか。
倉庫から唐揚げを出す。
ほれほれほれ。
レブルは俺を離して唐揚げに鼻を向ける。
脱出成功!
だが、飯食いは三匹だったことを忘れてたよ。
後から襲われるのよ。
二号と犬に。
後は大戦争になる。
飯の敵程、たちの悪いものは居ないな。
勝負が始まったので料理に取りかかる。
この世界の料理はまずい。
それだけだ。
朝からヘビーでも、問題なかろうし。
ま、鳥のむね肉ステーキと唐揚げ、ささみの野菜サラダを出す。
鳥のむね肉ステーキは皮ごとで。
皮から高温で焼きます。
ワインを振り掛けて蒸す。
しばらくしてひっくり返して出来上がり。
鳥の油は使わないので、ステーキソースを温めてかけます。
ソースは手間暇かけるよ?
玉ねぎ、人参、セロリ、ニンニク、赤ワイントマトペースト、蜂蜜、バターと塩コショウだ。
鍋に油をひいて、ニンニク、玉ねぎ、人参、セロリを炒める。しっかり色がついたらトマトペーストを入れてなじませる。更に赤ワインを加えて煮詰める。赤ワインの量が、4分の1ぐらい煮詰まったらアクを取り、蜂蜜を加えて良くかき混ぜてから、ざるでこします。一度常温に冷まして、フライパンに入れて、軽く沸騰したら、バター、塩、コショウで味を調えて完成だ。
後は簡単だな。
ま、出来上がる頃には喧嘩も止めて御飯の準備に取り掛かるわな。
旨いものを食う。
争いもないー訳でもないな。
うん。食いしん坊には無理か。
後にムリカには胃薬出しとくね。
まったく、あの量に着いて行くとブート行きだよ?
甘い物は別腹?
いやいやいや、恐いのは止めましょう!
で、朝はムリカに潰されて、昼前に宿屋から出る。もう、一晩は泊まるけどね。
たく、面倒な。
でギルド行くのだよ。
レブルが嬉しそうだね。
うーん、嫌な予感しかないのは何故!?
今回はアイとレブルだけだよ。
ギルドに入って受付に行くと、お姉さんに変わってた。
おっさんは居ないのか?
「すみません。訓練場を使わして欲しいのですが?」
「はい?ん、君とお母さんで使うのかな?」
「はい。そうです。」
笑顔で返す。
本当に久しぶりにママンとっ、・・・・・・・・・・・・・・・。
ん、レブルさんの顔が般若だわ。うん。
恐怖を感じつつ受付のお姉さんに続いた。
訓練場には人がいなかった。
「ここです。ご自由に使って構わないですので。終わったら受付で行ってください。」
会釈をして帰って行く。
残された俺たちは準備をする。
「レブル。今日の方法は?」
「今日は鎧してないから、魔法は無しで!」
「本気だされたら、俺の敗けだぞ!んー、強化は使うぞ?」
「むー。20分は耐えてもらうよー。」
「分かった。アイ!そろそろ頼む。」
体も十分にほぐれたしやるか。
レブルも剣を構える。
「あるじ、剣だけだからな?」
「う、うん。わかってるよ?」
少し動揺。ちっ、悪戯はなしっと。
「では、始め。」
ゆっくり走りだす。
すれ違いに小剣を軽く振るう。
レブルに軽く弾かれる。
横に振るうとレブルは後ろに下がり、振り切った時に前に出てくる。
避ける、攻撃、避ける、攻撃。
勝負もつかないまま、攻防が続く。
ギルドから、チラホラと人が出てくる。
見事な攻防に見とれていた。
残り5分で攻撃にスピードが乗る。
「ちょ、ずるいぞレブル!」
「ずるくない、あるじ!」
少しずつ押されてゆく。
大人と子供の図で誰も知らないが、徐々に変わってゆく。
最初は押されて、それから逃げに撤していたのが、攻撃に転じていた。
5分。
時間がきたのだ。
肉体にブーストをかけてゆく。
スピードが上がってゆく。
笑顔の二人と、
「あるじ!ずるいぞ!」
「ざんねーんーでーしたー。」
であった。
二人の姿が捉えれない人と捉えれる人に別れる。
斬撃の音は聞こえるのだが。
だが、それも数分したら、人の目とスキルで捉えれる者はいなかった。
ただ、見えない動きを漠然と見ている。
見えてるフリをしている人だらけ。
斬撃の音が居ることを伝える。
茫然としてる人と呆然としてる人に別れるが、ギャラリーの数も増えていた。
時間も何も、斬撃の音だけの訓練場。
何時までも続くと誰もが思ったのだが、不意に音が消える。
「やっぱり魔法はずるいぞ!」
「しゃーないだろ!肉体だけなら負けるんだから。」
ギャラリーは良く分からなくなっていた。
大人の女性と子供が、口喧嘩しながら戻ってくる。
最初に見ていた人はいい。後から来た人はざわついていた。
まさかーである。
「うーん。剣も脆いな。作り直すか?」
「本気か?私も新しい剣な!」
「お疲れ様でした。マスター。」
タオルを二人に渡す。
認識が追い付かない。
「じゃ、帰るか。」
「はーい!」
「肯定。」
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