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本章
ぎるど2
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ギルド証を確認が終わり、受付のおっさんが言う。
「獣国の新しいSランクの冒険者が着いてるのか。坊主って、どこぞのってことかな?十二才で大きいし。」
「へっ?」
なにそれ?いつの間に?
「レブル・シアン殿とアイ・シアン殿。ファフレミア国冒険者ギルドに来ていただき感謝申し訳あげる。この子の護衛を宜しくお願いする。」
受付のおっさんが頭を下げる。
「お気にせずに。我々はマスターの下部ですから。」
アイさんの笑顔、恐いんですけど!
突っ込みたいのに恐いんですけど!
「しかし、若いですなレブル殿。147才で高ランク、アイ殿も20才で。それで、何故に部下なのですか?宜しければお話し願いますか?」
受付の緊張した顔には、迫力がくる。
おーい!何で年齢詐称してる!
レブルとアイのシアンで同じ訳は!
レブル!百歳もサバ読んだ!
アイ!お前も9才もサバ読んだな!!
しかも年下だろ!おまえ!!
俺の混乱は続く。
「ええ、良いですよギルドマスター殿。我々はこの方に救われたのです。我々には神のお方。意味なく従うのではなく、従うべきお方。それだけですよ。」
レブルは鞘ごと剣を床に立てる。
アイは笑顔のまま。
ムリカと二号はレブルの後だ。
二号は少し笑ってる?後でお仕置きだな。
しかし、突っ込みよりも惚れ惚れしてしまう光景だな。
「分かりました。もう詮索は致しません。御無礼を申してすみません。ギルドマスター、レン・ブラッドが全て承ります。もし良ければ若い冒険者のご指導とご支援も願いますか?」
おっさん!
名前が偽名!
本名の方がカッコいいやん!
でも、顔と声が合ってない!
何これ?
何か釜の中にいるの?
違和感が!違和感が凄いぞ!!
[マスター。試練です。]
お、おまえーー!
「分かりました。しかし、マスターの許可は取って頂きます。暴挙に出るなら其なりのお覚悟で来て頂かないと、次は殺しますよ?」
アイの言葉と同時に鋭い氷魔法が壁に刺さる。
黒ずくめの人が消える。
消えてないけど。
外に出て、元気に走ってるね。
こかして遊ぼっと。
ギルドの中は騒然となる。(ほれ、ほれ、ほれ!)
「静かにしろ!!」
周りを見渡し、静かになるのをみる。(残念、ほい。)
「大変に御無礼を致しました。」
一礼をする。(お、木の上に!ほい。)
「レブル殿ならお分かりだろうが、エルフの国では多種には間者が着きます。良くも悪くも着くのです。ご了承をお願いしたい。」
(間者ねーほい。)
[マスター。間者の心が折れてますが、続けますか?]
(えっ!マジ!)
「マスターに御気分を害さなければ、認めましよう。そうですね、我々の実力も知ってる、あの逃げた間者を着けなさい。それ以外は敵と見なします。」
「分かりました!直ぐにお伝えいたします!」
また、頭を下げる。
苛めてないからね?
「今後のご予定は?」
ギルドマスターに聞かれる。
「とりあえず、宿を探すよ。」
それはもう、俺の後ろに配下が続く。
俺は逃げた。
期待と羨望の眼差しから。
だって!おじさんには辛いよ!
何十人の眼差しは、キツいよ!
おん?若いって?
精神年齢は高いんだぞ!
俺への配慮なのか、正確に宿屋に入り泊まれる話をしてくれるアイ。
気疲れが強く寝てしまった。
「獣国の新しいSランクの冒険者が着いてるのか。坊主って、どこぞのってことかな?十二才で大きいし。」
「へっ?」
なにそれ?いつの間に?
「レブル・シアン殿とアイ・シアン殿。ファフレミア国冒険者ギルドに来ていただき感謝申し訳あげる。この子の護衛を宜しくお願いする。」
受付のおっさんが頭を下げる。
「お気にせずに。我々はマスターの下部ですから。」
アイさんの笑顔、恐いんですけど!
突っ込みたいのに恐いんですけど!
「しかし、若いですなレブル殿。147才で高ランク、アイ殿も20才で。それで、何故に部下なのですか?宜しければお話し願いますか?」
受付の緊張した顔には、迫力がくる。
おーい!何で年齢詐称してる!
レブルとアイのシアンで同じ訳は!
レブル!百歳もサバ読んだ!
アイ!お前も9才もサバ読んだな!!
しかも年下だろ!おまえ!!
俺の混乱は続く。
「ええ、良いですよギルドマスター殿。我々はこの方に救われたのです。我々には神のお方。意味なく従うのではなく、従うべきお方。それだけですよ。」
レブルは鞘ごと剣を床に立てる。
アイは笑顔のまま。
ムリカと二号はレブルの後だ。
二号は少し笑ってる?後でお仕置きだな。
しかし、突っ込みよりも惚れ惚れしてしまう光景だな。
「分かりました。もう詮索は致しません。御無礼を申してすみません。ギルドマスター、レン・ブラッドが全て承ります。もし良ければ若い冒険者のご指導とご支援も願いますか?」
おっさん!
名前が偽名!
本名の方がカッコいいやん!
でも、顔と声が合ってない!
何これ?
何か釜の中にいるの?
違和感が!違和感が凄いぞ!!
[マスター。試練です。]
お、おまえーー!
「分かりました。しかし、マスターの許可は取って頂きます。暴挙に出るなら其なりのお覚悟で来て頂かないと、次は殺しますよ?」
アイの言葉と同時に鋭い氷魔法が壁に刺さる。
黒ずくめの人が消える。
消えてないけど。
外に出て、元気に走ってるね。
こかして遊ぼっと。
ギルドの中は騒然となる。(ほれ、ほれ、ほれ!)
「静かにしろ!!」
周りを見渡し、静かになるのをみる。(残念、ほい。)
「大変に御無礼を致しました。」
一礼をする。(お、木の上に!ほい。)
「レブル殿ならお分かりだろうが、エルフの国では多種には間者が着きます。良くも悪くも着くのです。ご了承をお願いしたい。」
(間者ねーほい。)
[マスター。間者の心が折れてますが、続けますか?]
(えっ!マジ!)
「マスターに御気分を害さなければ、認めましよう。そうですね、我々の実力も知ってる、あの逃げた間者を着けなさい。それ以外は敵と見なします。」
「分かりました!直ぐにお伝えいたします!」
また、頭を下げる。
苛めてないからね?
「今後のご予定は?」
ギルドマスターに聞かれる。
「とりあえず、宿を探すよ。」
それはもう、俺の後ろに配下が続く。
俺は逃げた。
期待と羨望の眼差しから。
だって!おじさんには辛いよ!
何十人の眼差しは、キツいよ!
おん?若いって?
精神年齢は高いんだぞ!
俺への配慮なのか、正確に宿屋に入り泊まれる話をしてくれるアイ。
気疲れが強く寝てしまった。
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