転生国主興国記

hinomoto

文字の大きさ
上 下
67 / 253
本章

馬車でのできごと

しおりを挟む
今は馬車に乗ってます。
家で色々ありましたよ。
疲れました。
だって、次の朝にフェルトさんと話をしてたら、二号が怒りだしたのよ。
白龍の下に赤龍が就くことが嫌だと喰いさがったのよ。
子供達の方は駄目親の姿を見てなのか、即座に番犬業務に納得したのにね。
暴れ出したから、森に放ったけどね。
だけど、細々決めた所で戻って来て大騒ぎ。
俺を巻き込んで話するので二号を氷漬けにして、駄龍に濃縮版デスソースを与え(トバッチリ)てフェルトさんの怒りも落ち着いたけどね。
で、旅の続きをしようと氷付けと犬とアイとレブルで転移したのに、ムリカもついて来るし!
怒ったよ?
人数増えたら、しんどい!(作者:(;´Д`)ハァハァ)って。
なのに、断ったらさー、レブルがムリカの味方して終了。
俺の意見は?
威厳もない?

ともかく、今はメアート国からレント国へ。
サンガ連合を出てファルミア国に行くらしいッス。
なんか、アイさんから現実を知るべきとか、言われたッス!
良く分からんが。
まぁ、馬車内が多少は狭いが、許容範囲だから問題ない。
レブルが俺に引っ付かないのもありがたい!
レブル?
ムリカのそばに居るよ?
俺は寝転んでるさ、枕に犬を使ってるよ。
駄犬で野良犬に設定したけどさ、レトリバーとかハスキーにすれば良かった気もするよ。
やんないけど。
とりあえず、道案内はアイさんにお任せ!
俺はこのまま、久しぶりの昼寝を楽しみまーす。
うみぅ~。



ーーーーーーーーーーーーー

ピク、プノ、アノ、チノの各防衛の各隊長は、かなり疲弊していた。
冒険者ギルドを使っての聞き込みや軍によるダレイク山の実地調査。各国からの対応。各街の対応と調査のぶつかり合い。必死に頂きに登りたいが、魔物の襲撃と各隊長の足の引っ張りあいで、思った結果が出せない状態で、商人ギルドからの矢の催促があり、頭を抱えている。
仲良くしたらと思うが、人の欲は出るものだ。
恐ろしい脅威は無くなったが、魔物が完全に消えた訳でもない。
浮き足だった、欲の権化に分かるハズもないが。
遅々と進まない状態であるが、町の人々や行商する人には喜ばれていた。
魔物の防衛に当たってるので、往き来は安全になった。
一定の盗賊も駆逐されたのも大きい。
誰が潰したのかは謎だが。

「びゃくしょぉぉおん!!」

各国と商人ギルドでは情報が少ないが、余り慌ててもいなかった。
むしろ歓迎していた。
軍備を削減ができるのだ。
浮いた予算を使う事に頭が一杯というとこだ。
サンガ連合の商人ギルドと各王と各国の重役、役人全てが欲に走った。
一人だけ違ったが。
ミニック国を除いて衰退していくのは別のお話し。



ーーーーーーーーーーーー

何か、鼻が痒いな。
寒くないのに?暖かいよ?
謎のくしゃみをしてしまったよ。
あー、枕があって良かったよ、頭をぶつけなかったからね。
ありがとう!犬。
やっとエレブル国との国境だ。この国を抜けたらザンガ連合とオサラバ!ファルミア国に入るぞ!
てか、アイさん?何の為にファルミアに行くの?
その前に家に帰っていいですか?

因みに、犬は口から泡を出して気絶してましたとさ。
しおりを挟む
感想 47

あなたにおすすめの小説

側妃に追放された王太子

基本二度寝
ファンタジー
「王が倒れた今、私が王の代理を務めます」 正妃は数年前になくなり、側妃の女が現在正妃の代わりを務めていた。 そして、国王が体調不良で倒れた今、側妃は貴族を集めて宣言した。 王の代理が側妃など異例の出来事だ。 「手始めに、正妃の息子、現王太子の婚約破棄と身分の剥奪を命じます」 王太子は息を吐いた。 「それが国のためなら」 貴族も大臣も側妃の手が及んでいる。 無駄に抵抗するよりも、王太子はそれに従うことにした。

もしかして寝てる間にざまぁしました?

ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。 内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。 しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。 私、寝てる間に何かしました?

強制力がなくなった世界に残されたものは

りりん
ファンタジー
一人の令嬢が処刑によってこの世を去った 令嬢を虐げていた者達、処刑に狂喜乱舞した者達、そして最愛の娘であったはずの令嬢を冷たく切り捨てた家族達 世界の強制力が解けたその瞬間、その世界はどうなるのか その世界を狂わせたものは

パーティを追い出されましたがむしろ好都合です!

八神 凪
ファンタジー
勇者パーティに属するルーナ(17)は悩んでいた。 補助魔法が使える前衛としてスカウトされたものの、勇者はドスケベ、取り巻く女の子達は勇者大好きという辟易するパーティだった。 しかも勇者はルーナにモーションをかけるため、パーティ内の女の子からは嫉妬の雨・・・。 そんな中「貴女は役に立たないから出て行け」と一方的に女の子達から追放を言い渡されたルーナはいい笑顔で答えるのだった。 「ホントに!? 今までお世話しました! それじゃあ!」  ルーナの旅は始まったばかり!  第11回ファンタジー大賞エントリーしてました!

赤ん坊なのに【試練】がいっぱい! 僕は【試練】で大きくなれました

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はジーニアス 優しい両親のもとで生まれた僕は小さな村で暮らすこととなりました お父さんは村の村長みたいな立場みたい お母さんは病弱で家から出れないほど 二人を助けるとともに僕は異世界を楽しんでいきます ーーーーー この作品は大変楽しく書けていましたが 49話で終わりとすることにいたしました 完結はさせようと思いましたが次をすぐに書きたい そんな欲求に屈してしまいましたすみません

勝手に召喚され捨てられた聖女さま。~よっしゃここから本当のセカンドライフの始まりだ!~

楠ノ木雫
ファンタジー
 IT企業に勤めていた25歳独身彼氏無しの立花菫は、勝手に異世界に召喚され勝手に聖女として称えられた。確かにステータスには一応〈聖女〉と記されているのだが、しばらくして偽物扱いされ国を追放される。まぁ仕方ない、と森に移り住み神様の助けの元セカンドライフを満喫するのだった。だが、彼女を追いだした国はその日を境に天気が大荒れになり始めていき…… ※他の投稿サイトにも掲載しています。

嫌われ聖女さんはとうとう怒る〜今更大切にするなんて言われても、もう知らない〜

𝓝𝓞𝓐
ファンタジー
13歳の時に聖女として認定されてから、身を粉にして人々のために頑張り続けたセレスティアさん。どんな人が相手だろうと、死にかけながらも癒し続けた。 だが、その結果は悲惨の一言に尽きた。 「もっと早く癒せよ! このグズが!」 「お前がもっと早く治療しないせいで、後遺症が残った! 死んで詫びろ!」 「お前が呪いを防いでいれば! 私はこんなに醜くならなかったのに! お前も呪われろ!」 また、日々大人も気絶するほどの魔力回復ポーションを飲み続けながら、国中に魔物を弱らせる結界を張っていたのだが……、 「もっと出力を上げんか! 貴様のせいで我が国の騎士が傷付いたではないか! とっとと癒せ! このウスノロが!」 「チッ。あの能無しのせいで……」 頑張っても頑張っても誰にも感謝されず、それどころか罵られるばかり。 もう我慢ならない! 聖女さんは、とうとう怒った。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

処理中です...