転生国主興国記

hinomoto

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本章

馬車でのできごと

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今は馬車に乗ってます。
家で色々ありましたよ。
疲れました。
だって、次の朝にフェルトさんと話をしてたら、二号が怒りだしたのよ。
白龍の下に赤龍が就くことが嫌だと喰いさがったのよ。
子供達の方は駄目親の姿を見てなのか、即座に番犬業務に納得したのにね。
暴れ出したから、森に放ったけどね。
だけど、細々決めた所で戻って来て大騒ぎ。
俺を巻き込んで話するので二号を氷漬けにして、駄龍に濃縮版デスソースを与え(トバッチリ)てフェルトさんの怒りも落ち着いたけどね。
で、旅の続きをしようと氷付けと犬とアイとレブルで転移したのに、ムリカもついて来るし!
怒ったよ?
人数増えたら、しんどい!(作者:(;´Д`)ハァハァ)って。
なのに、断ったらさー、レブルがムリカの味方して終了。
俺の意見は?
威厳もない?

ともかく、今はメアート国からレント国へ。
サンガ連合を出てファルミア国に行くらしいッス。
なんか、アイさんから現実を知るべきとか、言われたッス!
良く分からんが。
まぁ、馬車内が多少は狭いが、許容範囲だから問題ない。
レブルが俺に引っ付かないのもありがたい!
レブル?
ムリカのそばに居るよ?
俺は寝転んでるさ、枕に犬を使ってるよ。
駄犬で野良犬に設定したけどさ、レトリバーとかハスキーにすれば良かった気もするよ。
やんないけど。
とりあえず、道案内はアイさんにお任せ!
俺はこのまま、久しぶりの昼寝を楽しみまーす。
うみぅ~。



ーーーーーーーーーーーーー

ピク、プノ、アノ、チノの各防衛の各隊長は、かなり疲弊していた。
冒険者ギルドを使っての聞き込みや軍によるダレイク山の実地調査。各国からの対応。各街の対応と調査のぶつかり合い。必死に頂きに登りたいが、魔物の襲撃と各隊長の足の引っ張りあいで、思った結果が出せない状態で、商人ギルドからの矢の催促があり、頭を抱えている。
仲良くしたらと思うが、人の欲は出るものだ。
恐ろしい脅威は無くなったが、魔物が完全に消えた訳でもない。
浮き足だった、欲の権化に分かるハズもないが。
遅々と進まない状態であるが、町の人々や行商する人には喜ばれていた。
魔物の防衛に当たってるので、往き来は安全になった。
一定の盗賊も駆逐されたのも大きい。
誰が潰したのかは謎だが。

「びゃくしょぉぉおん!!」

各国と商人ギルドでは情報が少ないが、余り慌ててもいなかった。
むしろ歓迎していた。
軍備を削減ができるのだ。
浮いた予算を使う事に頭が一杯というとこだ。
サンガ連合の商人ギルドと各王と各国の重役、役人全てが欲に走った。
一人だけ違ったが。
ミニック国を除いて衰退していくのは別のお話し。



ーーーーーーーーーーーー

何か、鼻が痒いな。
寒くないのに?暖かいよ?
謎のくしゃみをしてしまったよ。
あー、枕があって良かったよ、頭をぶつけなかったからね。
ありがとう!犬。
やっとエレブル国との国境だ。この国を抜けたらザンガ連合とオサラバ!ファルミア国に入るぞ!
てか、アイさん?何の為にファルミアに行くの?
その前に家に帰っていいですか?

因みに、犬は口から泡を出して気絶してましたとさ。
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