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本章
山をけしました
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三千メートルの小屋を建てた事のある地点に来てます。
黄色いヘルメットを全員、被っています。
と云っても良く分からず被っているので、被り直し状態です。
俺は皆に振り替えると
「はーい!整列!」
アイだけが俺の前でビシッと気付けをする。
その後ろに皆が、ダラダラとその後に続いて行く。怒ってはいけない。ムリカとレブルも遅いから怒りを押さえないと。
「ごくろう!今から作業に入る!目標はこの先の山を全部をもらう!よって、諸君にはこの場から動かないでもらいたい!危ないから、決してふざけないこと!また、耳栓を渡す!これを、こう耳の穴に入れること!以上!」
そう言うと、耳栓を渡していく。
何となく見よう見真似で耳栓をつける。
つけ終わったのを確認して、一気に始める。
此処での表現で、魔力の渦がとか地鳴り的なごごごご・・・・とか、吸い込まれる事はない。
音も無く消えるのだ。
マジックで見たように、あっさり終わる。
無限倉庫で鉱石の選別などやってるのだが。
難しい事はアイさんに任せて、耳栓を外す。
「あれだけ足りるの?」
「肯定。ありがとうございます、マスター。」
優雅にお辞儀をされる。
その姿に惚れ惚れして、にっこりと笑顔になる。
アイも笑顔で返してくれる。
しかし、他はそうではない。
目の前の巨大な山が消えたのだ。
一瞬の事で意識が追いつかない。
いや、レブルは見た後は、耳栓を外して抱きついていた。
「やっぱりあるじは凄いな!で、晩ごはんなー、晩ごはんは、ハンバーグが良いな!」
「レブル、ハンバーグ好きだなー。ま、いいか。緑と青の蛇肉あるし。変わり種のハンバーグにするよ。」
「やったー!!」
大喜びだな。
さて、番犬も送るとするか。
「フェルトさんに連絡とは?」
「解。待機さしてます。」
「よし!行くか。」
「おー!」
抱き締めたレブルをそのまま、転移した。
魔物の住むダレイク山に生きている魔物の姿は無くなっていた。
生き物の姿はある。
消えたその場には犬が残されていた。
犬は呆然と在るはずの山の場所を見ていた。
ーーーーーーーーーー
サンガ連合にあるダレイク山はミニック国とメアート国に跨がった場所に位置する。
東西南北の四つの町で監視をしている。
この連合には十二の国があり、王も居るが商人が牛耳る為に王や議会は傀儡でしかなく、軍事や経済、法律などは全てサンガ連合こと、商人ギルドが決めている。
ダレイク山の魔物に関して、ピク、プノ、チノ、アノの町に軍を従事させ、監視をしている。
国も守るが商人の行き来の防衛が第一なのだ。
その為、国にダレイク山防衛の軍事の人数を決めて要請しているのだ。
この連合の強味は商人が決めて国が従う為、国境とか国が等の言い分もなく、軍事等の移動に障害もない。良くも悪くも、国民が国を支配出来ている。
タイク帝国や魔森の防衛も必要だが、ダレイク山の防衛に躍起である。
が、ある日突然に山が消えたのだ。
この事は混乱もあったが連合本部と各国に連絡が走るのだった。
「ピク、アノ、チノの連絡とプノのからの連絡でだ、山が消えたのではないのだな?」
サンガ連合本部、サンガ商人ギルド本部のギルド長、レンガート商会会頭のレンガートは聞いた。
「はい、書簡には消えたとありますが、消えたのは上だけで、ダレイク山その物が消えた訳でもありません。」
「で、被害状況もないのだな?」
「山が崩れたともなく、忽然と消えたのです!」
連絡に来たプノの兵士は力説した。
レンガートは書簡や見た話を聞いても信じれないでいた。だから何もしない訳にもいかない。
「一様、報告は受けとる。戻って引き続き確認するように。」
無難に言っただけだか。
ーーーーーーーーー
ミニック国城下でも騒ぎになっていた。王も報告を受けたが意味が分からなかった。
ギルドにお伺いを立てたが、
『国でも確認しろ』
とのけんもほほろな回答だ。
とにかく、祝いたい気持ちを押さえて命令をだす。
『ダレイク山の詳しい情報を知らせよ。
ミニック国王』
此でダレイク山からの襲撃に落ち着ける。
妾の所にも安心して行けると国王は思い、国の負担が減り国内に手が掛けれると宰相は思った。
各国でも思いがあったのだが、ミニック国の宰相の様に国を思う者は皆無であった。
ーーーーーーーーー
俺は慌てていた。
多分、いや、忘れてた。
回復した龍共とムリカが更に驚いてたのを晩御飯に招待したのよ。
したらさ、エンブリパテオ君がー、
あっ!エンブリ君は二号の子供で四番目だって。
たく、二号にも名前あったよ。炎龍王オーガストニグスって!ムカつく名前なんですよ!
二号で役立たずの駄龍、駄犬なのに!ムキーー!
あたしゃ、納得できんとです!
駄犬の癖に、駄犬の癖に、駄犬の癖に、駄犬の癖に、駄犬の癖に、駄犬の癖に、・・・・・・・・・・・
はっ!そうそう、エンブリ君ね。
エンブリ君が上が居ない事を言うのよ。上って何?って聞いたら一番目の子供のバトリッグリスが居ないんだって、騒ぐのよ。
駄犬は無視して飯食ってたから、お仕置きしたけど。たくっ!
ーんで、バトリッグリスは何処になって、良く聞いたら犬になったっていうじゃん。で、犬で思い出して探したの!これが居ないのよ!
で、アイさんに聞いたら山に置き去りじゃん(笑)
爆笑だよ。
まったく、ホントに忘れてるなんてー。
はー。
俺のバカ。
山に戻ると、居ないのよ。
感知で分かったんだけど、下山途中で倒れてたよ。
そばに転移して、尻尾を持つと帰ったよ。
本当に手に掛かる駄犬親子だよ。
黄色いヘルメットを全員、被っています。
と云っても良く分からず被っているので、被り直し状態です。
俺は皆に振り替えると
「はーい!整列!」
アイだけが俺の前でビシッと気付けをする。
その後ろに皆が、ダラダラとその後に続いて行く。怒ってはいけない。ムリカとレブルも遅いから怒りを押さえないと。
「ごくろう!今から作業に入る!目標はこの先の山を全部をもらう!よって、諸君にはこの場から動かないでもらいたい!危ないから、決してふざけないこと!また、耳栓を渡す!これを、こう耳の穴に入れること!以上!」
そう言うと、耳栓を渡していく。
何となく見よう見真似で耳栓をつける。
つけ終わったのを確認して、一気に始める。
此処での表現で、魔力の渦がとか地鳴り的なごごごご・・・・とか、吸い込まれる事はない。
音も無く消えるのだ。
マジックで見たように、あっさり終わる。
無限倉庫で鉱石の選別などやってるのだが。
難しい事はアイさんに任せて、耳栓を外す。
「あれだけ足りるの?」
「肯定。ありがとうございます、マスター。」
優雅にお辞儀をされる。
その姿に惚れ惚れして、にっこりと笑顔になる。
アイも笑顔で返してくれる。
しかし、他はそうではない。
目の前の巨大な山が消えたのだ。
一瞬の事で意識が追いつかない。
いや、レブルは見た後は、耳栓を外して抱きついていた。
「やっぱりあるじは凄いな!で、晩ごはんなー、晩ごはんは、ハンバーグが良いな!」
「レブル、ハンバーグ好きだなー。ま、いいか。緑と青の蛇肉あるし。変わり種のハンバーグにするよ。」
「やったー!!」
大喜びだな。
さて、番犬も送るとするか。
「フェルトさんに連絡とは?」
「解。待機さしてます。」
「よし!行くか。」
「おー!」
抱き締めたレブルをそのまま、転移した。
魔物の住むダレイク山に生きている魔物の姿は無くなっていた。
生き物の姿はある。
消えたその場には犬が残されていた。
犬は呆然と在るはずの山の場所を見ていた。
ーーーーーーーーーー
サンガ連合にあるダレイク山はミニック国とメアート国に跨がった場所に位置する。
東西南北の四つの町で監視をしている。
この連合には十二の国があり、王も居るが商人が牛耳る為に王や議会は傀儡でしかなく、軍事や経済、法律などは全てサンガ連合こと、商人ギルドが決めている。
ダレイク山の魔物に関して、ピク、プノ、チノ、アノの町に軍を従事させ、監視をしている。
国も守るが商人の行き来の防衛が第一なのだ。
その為、国にダレイク山防衛の軍事の人数を決めて要請しているのだ。
この連合の強味は商人が決めて国が従う為、国境とか国が等の言い分もなく、軍事等の移動に障害もない。良くも悪くも、国民が国を支配出来ている。
タイク帝国や魔森の防衛も必要だが、ダレイク山の防衛に躍起である。
が、ある日突然に山が消えたのだ。
この事は混乱もあったが連合本部と各国に連絡が走るのだった。
「ピク、アノ、チノの連絡とプノのからの連絡でだ、山が消えたのではないのだな?」
サンガ連合本部、サンガ商人ギルド本部のギルド長、レンガート商会会頭のレンガートは聞いた。
「はい、書簡には消えたとありますが、消えたのは上だけで、ダレイク山その物が消えた訳でもありません。」
「で、被害状況もないのだな?」
「山が崩れたともなく、忽然と消えたのです!」
連絡に来たプノの兵士は力説した。
レンガートは書簡や見た話を聞いても信じれないでいた。だから何もしない訳にもいかない。
「一様、報告は受けとる。戻って引き続き確認するように。」
無難に言っただけだか。
ーーーーーーーーー
ミニック国城下でも騒ぎになっていた。王も報告を受けたが意味が分からなかった。
ギルドにお伺いを立てたが、
『国でも確認しろ』
とのけんもほほろな回答だ。
とにかく、祝いたい気持ちを押さえて命令をだす。
『ダレイク山の詳しい情報を知らせよ。
ミニック国王』
此でダレイク山からの襲撃に落ち着ける。
妾の所にも安心して行けると国王は思い、国の負担が減り国内に手が掛けれると宰相は思った。
各国でも思いがあったのだが、ミニック国の宰相の様に国を思う者は皆無であった。
ーーーーーーーーー
俺は慌てていた。
多分、いや、忘れてた。
回復した龍共とムリカが更に驚いてたのを晩御飯に招待したのよ。
したらさ、エンブリパテオ君がー、
あっ!エンブリ君は二号の子供で四番目だって。
たく、二号にも名前あったよ。炎龍王オーガストニグスって!ムカつく名前なんですよ!
二号で役立たずの駄龍、駄犬なのに!ムキーー!
あたしゃ、納得できんとです!
駄犬の癖に、駄犬の癖に、駄犬の癖に、駄犬の癖に、駄犬の癖に、駄犬の癖に、・・・・・・・・・・・
はっ!そうそう、エンブリ君ね。
エンブリ君が上が居ない事を言うのよ。上って何?って聞いたら一番目の子供のバトリッグリスが居ないんだって、騒ぐのよ。
駄犬は無視して飯食ってたから、お仕置きしたけど。たくっ!
ーんで、バトリッグリスは何処になって、良く聞いたら犬になったっていうじゃん。で、犬で思い出して探したの!これが居ないのよ!
で、アイさんに聞いたら山に置き去りじゃん(笑)
爆笑だよ。
まったく、ホントに忘れてるなんてー。
はー。
俺のバカ。
山に戻ると、居ないのよ。
感知で分かったんだけど、下山途中で倒れてたよ。
そばに転移して、尻尾を持つと帰ったよ。
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