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本章
男なんですってば
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「ちっと待とうか!なんて言ったのかな!」
慌てる俺が居る。
「気になってたもん!こんなにも可愛い女の子が俺って言ってたりするのは、おかしいもん!」
「お、おんなのこ!?」
衝撃は大きい。分からない?
まず精神面だ。
元が40才として、今が12才だ。52才のおっさんに『可愛い』とか『女の子』とかあり得ないわー。女装とか考えれないわー。
かなりしかめっ面になる。
「ないわー。てか!男!男の子だよ!俺は!」
必死に否定しているが、聞いてくれません!
どうなってんの!?
「いーえ!こんな可愛い顔をして、綺麗な髪をしているのに、男の子ってあり得ないもん!」
おふっ!
ウェイウェイウェイ!
だから、待って!俺の気持ち?
感情が追いつかんわ!
「どっから見ても男だろうが!女じゃないわ!」
「きれーいもん!女の子だもーん!聞いてみたらみんな言うもん!」
「あー!そうですか!聞いてやるよ!!お前ら俺が男だとわかるよな!」
と、皆を見る。
あれ?返事は!?
あれ?アイさん!!
[解。マスター、生物学的には男ですが、外見は女性です。]
はっぁぁぁぁぁぁ!!!!
外見って!外見よね?
馬鹿龍共の目を見るが、誰も目を合わそうとしない。
慌ててレブルに顔を向ける!
レブル!!?
目、目をそらすだと!
おじさんをカラカウのは止めようね。
もう一度目を見ていく。
誰も合わさない。
ライフがゼロになりました。がふっ!
いぃぃぃぃぃやぁぁぁぁああ!!
待って、待つとウェイトどっち?
違う!!
待てやゴラぁー!
最終手段だ!
ズボンの釦を外しながら、
「男の証明見せたるわーー!!!!」
言葉が終わると同時にレブルやムリカや馬鹿龍共に取り押さえられましたわ。
おかしいやん!
「離せー!男なんだ!男の証明!チンコと金玉を、金玉を!!!」
「駄目です!そんなことを云うのは!!」
駄龍の誰かが俺の口を塞ぐ。
「もがぁあ、もがもがもが!!!」
しばらく不毛な事が繰り返された。
うん、冷静になるまでかなーり、かかったのはごめんよ。でもね!男なのに女にされる屈辱は有り得ない!若い子にはわからんか?そうね、目を閉じて、五十才のむさいおっさんを思い浮かべて。それに向かって『可愛い女の子!』って言える?その前におっさんやん!てのになるよ!
この返しは、俺にはキツイ言葉よ。
やってられんわ!
「女の子は、あんなことはしちゃダメよ!」
ムリカさん。キツイです。
その言葉はキツイです。
言い返せない状態でその言葉はツライです。
「あるじ、おんなだったんだな。」
おかん!
産んだ物理上の母親!
なんて事を言う!
てか!男と分かって言ってるだろ!!
「ご主人様は女性でしたか?でも、胸が・・・・・」
恐怖に震える二号。
溜飲下がる姿。
いや、違うって!
おっきな胸は好きだよー!
好きだけど無いから!!
まったく、腹が立ちますわ。
ほどいたら覚えておけよー!
はー。どいつもこいつも・・・・・・。
ーーーーん?
あれ?
待てよ。
ギルドでテンプレ無かったよね?斜め上は合っても無かったよね?しかも、あの眼差しー。えっ!あれって俺?男の子だからじゃなくて、女の子だから!えっ!うそっ!
現実を知ったのかな。
あ、はっはっはっ。
いつの間にか涙を流してたよ。
るーるるーるー。
「あ、あのー。ご主人様?元気を出してください?」
二号が慰めに言う。
広い場所の真ん中に膝を抱き抱える俺。
もう、動かない。
どうでも良いよ。
後はアイに任せるよ。
[肯定。]
俺の威厳とかステータスや感情などのキャパオーバーですわ。
その後の事は分からなかったがアイさんがまとめたようです。
本当にアイさんには助けられてます。
慌てる俺が居る。
「気になってたもん!こんなにも可愛い女の子が俺って言ってたりするのは、おかしいもん!」
「お、おんなのこ!?」
衝撃は大きい。分からない?
まず精神面だ。
元が40才として、今が12才だ。52才のおっさんに『可愛い』とか『女の子』とかあり得ないわー。女装とか考えれないわー。
かなりしかめっ面になる。
「ないわー。てか!男!男の子だよ!俺は!」
必死に否定しているが、聞いてくれません!
どうなってんの!?
「いーえ!こんな可愛い顔をして、綺麗な髪をしているのに、男の子ってあり得ないもん!」
おふっ!
ウェイウェイウェイ!
だから、待って!俺の気持ち?
感情が追いつかんわ!
「どっから見ても男だろうが!女じゃないわ!」
「きれーいもん!女の子だもーん!聞いてみたらみんな言うもん!」
「あー!そうですか!聞いてやるよ!!お前ら俺が男だとわかるよな!」
と、皆を見る。
あれ?返事は!?
あれ?アイさん!!
[解。マスター、生物学的には男ですが、外見は女性です。]
はっぁぁぁぁぁぁ!!!!
外見って!外見よね?
馬鹿龍共の目を見るが、誰も目を合わそうとしない。
慌ててレブルに顔を向ける!
レブル!!?
目、目をそらすだと!
おじさんをカラカウのは止めようね。
もう一度目を見ていく。
誰も合わさない。
ライフがゼロになりました。がふっ!
いぃぃぃぃぃやぁぁぁぁああ!!
待って、待つとウェイトどっち?
違う!!
待てやゴラぁー!
最終手段だ!
ズボンの釦を外しながら、
「男の証明見せたるわーー!!!!」
言葉が終わると同時にレブルやムリカや馬鹿龍共に取り押さえられましたわ。
おかしいやん!
「離せー!男なんだ!男の証明!チンコと金玉を、金玉を!!!」
「駄目です!そんなことを云うのは!!」
駄龍の誰かが俺の口を塞ぐ。
「もがぁあ、もがもがもが!!!」
しばらく不毛な事が繰り返された。
うん、冷静になるまでかなーり、かかったのはごめんよ。でもね!男なのに女にされる屈辱は有り得ない!若い子にはわからんか?そうね、目を閉じて、五十才のむさいおっさんを思い浮かべて。それに向かって『可愛い女の子!』って言える?その前におっさんやん!てのになるよ!
この返しは、俺にはキツイ言葉よ。
やってられんわ!
「女の子は、あんなことはしちゃダメよ!」
ムリカさん。キツイです。
その言葉はキツイです。
言い返せない状態でその言葉はツライです。
「あるじ、おんなだったんだな。」
おかん!
産んだ物理上の母親!
なんて事を言う!
てか!男と分かって言ってるだろ!!
「ご主人様は女性でしたか?でも、胸が・・・・・」
恐怖に震える二号。
溜飲下がる姿。
いや、違うって!
おっきな胸は好きだよー!
好きだけど無いから!!
まったく、腹が立ちますわ。
ほどいたら覚えておけよー!
はー。どいつもこいつも・・・・・・。
ーーーーん?
あれ?
待てよ。
ギルドでテンプレ無かったよね?斜め上は合っても無かったよね?しかも、あの眼差しー。えっ!あれって俺?男の子だからじゃなくて、女の子だから!えっ!うそっ!
現実を知ったのかな。
あ、はっはっはっ。
いつの間にか涙を流してたよ。
るーるるーるー。
「あ、あのー。ご主人様?元気を出してください?」
二号が慰めに言う。
広い場所の真ん中に膝を抱き抱える俺。
もう、動かない。
どうでも良いよ。
後はアイに任せるよ。
[肯定。]
俺の威厳とかステータスや感情などのキャパオーバーですわ。
その後の事は分からなかったがアイさんがまとめたようです。
本当にアイさんには助けられてます。
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