転生国主興国記

hinomoto

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ひるね

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番犬(赤龍)が寝転がっている。
何か腹立つ。
胸が微になったから余計に腹が立つ。
レブルを太らしたら、こっちに被害があったが、番犬なら問題ないのでは!
スイーツ地獄に落としたい!!!
でも、レブルがなー。
匂いでバレるもん。くそー。

「あるじ。寝る。ぐぅーー。」

ん、自由だねー。
レブルさん、自由だねー。
目を細めて見てしまうよ。
二時間?いや、一時間でいいか。
座って武器を出す。
やっぱり銃の反動だなー。
でも、俺に合うのってどんなのある?
んー。コルトやグロック並がいいか?
M1911もすきだよなー。
ベレッタも良いよねー。
実銃だとこわいけどねー。
コルトなどのシングルアクションは薬莢が飛ばないから良いけど、他は熱い薬莢が怖いの何の!
海外でサンダルで射撃場に行った奴が居たけど、薬莢で火傷してるのよ。
映画とかで裸で撃つとか、ちゃんとしたメガネ掛けずにとか、火傷するよー。
もーライフルなら撃って数秒で、何にも出来ませんわ。
今は無理だけど、昔話なら経験者いるよねー。
それに、撃ち馴れてないから酷い事もあるので、海外での試し撃ちはリボルバー系を選びましょう!調子に乗ってM16とか試すのは止めときましょう!
さて、どうするかなー。
ん?番犬が這ってくる?
二号だな。駄龍二号。駄目な二号。

「なんだ?気持ち悪い。」

「辛辣です~、神龍様。」

うわぁー、甘え方が露骨ー。もうね、どついていい?

「気持ち悪いでなくて、キモイだった。」

「余計に酷くなった!?」

「なんやの?」

「目が冷たい!」

なんやねん。もう、これ、やだ。

「で、なに?」 

飽きたので、冷たい対応になった。
ん、おんな違ったら、ボコりたい。
二号が怯えたした。

「し、し、神龍様!あ、あ、あの、私は今後どうすれば宜しくでしょうかぁあ!」

「はぁあ!しらんがなぁぁぁ!」

「ええー!!そんな!!前神龍様にも後は現神龍様に聞くように言われましたのに!」

「な!」

あの駄龍の神がぁぁぁぁああ!
ころす!!
一層、冷気が降りたようだ。

「さむいーー!あー、暖かいーーー。くぅーーーー。」

レブルが抱きつく。

「いだだだただだだぁぁぁぁぁああ!」

余程にも冷えたのか思いっきり抱きつかれたのだ。既に枕である。幼児虐待だ。
くそっ!要らんこと押し付けられたな。
んー。そうだね。

「勝手にすれば?」

「へっ?」

「用事もないなら、好きな所に行けばいいよ。ご苦労さん。」

「はあー。」

呆けた声出すなー。ムカつくからチクリやっとくか。
邪悪な顔をして、

「ただね、人に迷惑かけるなら即、こ、ろ、す、からね!」

「ひぃぃぃぃぃいいい!」

これでいいか。枕から解放されるまでこのままやもん。
不意に左腕に衝撃がくる。

「神龍様!連れて行ってください!」

「いた!離せ!てか連れて行くか!」

「やです!連れて行ってくれるまで、離しません!」

「くそ!この体勢がっ!レブル、起きろ!起きてくれ!」

くわっと目を開き、俺を引っ張り体勢を替える。
この時、やった!これで、、と思いました。
頭を股間に挟むと両足をレブルの頭の下に置き
右腕を握られたのだ。
動けない!てか苦しい!

「あぶふぶぶぶ!」

「あはーーん。」

頭をグリグリする。

「うっ!はぁん、うん!」

あかーん。
嬉しいのに嬉しくなーい!
性欲ないと辛いわ!
ないと辛いんだよ!!
動きたいが動きを止められる。
柔道の技でもないのに、動きを封じられる。
魔法で息をする事を確保して、抵抗せずに時間が過ぎる。
二号の叫びも聞こえないのが救いだ。
昼寝(?)時間が過ぎたのでアイさんがレブル起こした。
二号が泣いている。

よし!!
冒険の続きだ!!!


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注:
兵庫県の西ノ宮駅近くのラーメン屋『ひるね』肉肉しい上に旨いので行ってみては?餃子もオススメ!!
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