転生国主興国記

hinomoto

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本章

だんじょんです

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ダンジョン探索だー!!
雨や台風も関係ないぜー!
うひょーー!
・・・・
あれ?
なんでダンジョンに行くことになってたっけ?
んー。
いや!冒険イコールダンジョン!
はー、T&Tなんかやったよなー。
あ、D&Dの方が近いよなー。
マスターが初心者だと楽なんだけどさ、玄人になると恐ろしいのよ。罠やトラップがあるのよ。嫌らしくね。あの恐怖は無いよなー。ある時なんかダンジョン入った瞬間に落とし穴があって、避けれなかったわー。やー、懐かしいわー。
で、なんてダンジョンですの?

と疑問だらけの俺を置いてけぼりで進んでます。
えーと、コミコミですわ。
上位の人とか貴族は優先されて、一般はかなりゆっくりだ。朝晩の出入りも激しいのと職員の交代が日に4回もあるので渋滞は酷い。
また、テレポート的な物がないので徒歩移動が普通の為、食料を運ぶ人夫や荷物持ち者等の職業もあるね。
もちろん介助魔法屋などもある。とにかく、普通の仕事から危ない仕事まであるようだ。
最下層組など、数ヶ月は戻らない程である。
冒険者ですが、風呂や寝床は!?
何らかの対処はしてるよね?
それでも、下に行くほど魔物の強さもランクも上がる。
レベルがあるから、安全マージンさえすれば稼げるのだろう。
現在、到達した地下は63下層だ。何処まであるか分からない。現在の魔物はランクB級だそうだ。
まだまだ下層はあるようだ。
鉱石も発掘できる。たまに鋼が出るそうだ。
異世界だからなのか?
いや、鉄を鍛えろよ!
鋼取れましたー!って馬鹿だろ!
この世界は!
まあ、そんな所かな。
他に情報なんだが、
やっぱ、女性は情報を得るのに楽だねー。
アイとレブルの美形コンビのお陰で、男女問わず答えてくれます。
俺?気づかれてませんよ。
・・・・・・・・・・・。

でだ。
レベルが低い人用に地下10階までは解放されてるけど、地下11階~30階はパーティー毎に縄張りがあり、狩りがまともに出来ないそうだ。
地下63階は到達したパーティーの仕切りだし、その間もパーティーの下部組織が仕切ってるそうだ。
仕切るから儲けている。
特に若いパーティーや貴族様は金になる。
狩り場を貸せば良い事なのだから。
悪徳でも商売になるから、商魂冒険者が多くなる。寄って来るのが、下心ある人が多い。
お陰で普通の商売人は来なのである。
しかし、改めて見直すがアイの姿は変わらない。
身長は変えた。175cmにした。
これで爆乳なら最高なんだが、それは出来ない。レブルに殺されるからな。で、怒られないBにしてる。ブラジャーで上げて寄せてで偽Cにしてる。細身も変わらない。メイド服も変わらない。
ま、男がほっとけないわな。
中身は替えたぞ?骨格を変えたのは魔石を入れたからだ。
魔石も神龍産だ。もちろん皮膚を除き神龍産に替えたのだよ!
目もオッドアイにした!右目に赤、左目を青。大きな目に良く合う!!
皮膚は長い間かけて嘗めた幻獣産だな。透き通る白い肌になったよ。髪は緑色にした幻獣の髭産だ。加工するのに年月をかけたよ。体液はポーションとエーテル。見せれる内蔵は神龍産にしているぞ。斬られようが魔法で攻撃うけようが、どうこうするものでない。
因みに毛は髪と睫毛、眉毛のみ。髪の長さはセミロングにしてる。束ねてポニーテールにしてうなじをだしてるぞ!

次にレブルだ。エルフなので耳が長い。
で胸は微乳のままだ。
だが、下地の筋肉で微も怪しくなってるのだよ。
身長も伸びて187cm。
・・・・・・・・女だよ。
年なのに伸び過ぎでは!!
50才に近いのに!て、まだまだ成長期なのか?
と思う程だ。
羨ましいわチクショウ!
冒険用に厚手の服(神龍産)に胸と小手に部分鎧(異世界合金産)をつけて、マント(幻獣産)も装備。
武器は厚目のブロードソードタイプ(異世界合金産)。盾無し。
髪はショートにしてるので宝塚になってるね。目の緑の瞳はお気に入りだよ。髪の毛の金も良いね!
俺には受け継がれてないよ。
色はね。
でだ、女には受けるようだ。
見た目は男、顔は女。美形だから当たり前かな。
ダンジョン入るのに人が集もり、入っても人が集まり中です!
・・・・・・殺していいか?
冒険出来ないぞーー!!
はい!
気が付けば地下35階だ!
俺達の出番ありませんよ?周りで勝手にやってるもの。
脱落者はでても、まだ十名はいるね。
支援?するわけないよ。
俺の邪魔だかね。
弱い癖に格好付けてる馬鹿に施しするなんてあり得ないもん。
まっ、このままじゃ、やっぱりテンプレは起きますよね?

ほらね。
地下36階にて起きてしまったよ。
ランクB指定のランガライガーて云われてるトラさんが。
30匹も!沢山だね!
上からも目の前からもだ!
しかも広場で出会ったのだよ。
出会ったので慌てて逃げる冒険者達。
いや、逃げれないって。
先頭に居た三人の冒険者が頭を潰される。
飛び散る血と脳漿。
阿鼻叫喚だな。
無抵抗で襲われる。
食われる。
生きたまま食われる。
一匹ではない。
群がってる為に周りから見えない。
だから知らない。
死んでゆく彼等は知らない。

俺達の狩りを。

死んだ彼等を確認する。
普通に暮らしてるなら、助けるよ?
冒険者なのに助ける理由があるとでも?
冒険者だから狩る人ではない。
狩られる事もあると知るべきだよ。
ま、生まれ変わったら頑張れ!
さてと。
あー、やっと狩れるー!

「レブルに何体あればいいかな、アイ?」

防壁を俺達に施してるので、ランガライガーは襲えずに威嚇をしている。

「三体も有れば良いです、マスター。」

防壁を外すと、襲いかかるトラに銃をぶっ放つ。

【銃】

この世界では考えられないモノ。
反動も少ない、元の世界にもない銃。
ブラスター式のあり得ない銃。
俺の手に握られているのだよ。
単発?そんな訳ないでしょ。
三点バーストで撃ち取ってゆく。
あっという間に25匹を狩る。
まさに、ゲーム感覚だ!

あ、最近は運動が少ないなを
肉体的に動かして確認もしないとね!
脇差しを抜く。
トラ達は躊躇してるね。
ゆらり、と動く。
ブーストを掛けた身体に追い付けなくて当たり前だろう。
一匹の首を跳ねる。
残りの頭に刃を当てて終わりだ。
真っ二つになり崩れる。
此処までで一分も満たない。
うん。
暴れ足りないわ。
やっぱり、銃は反動あるが好きだけどねー。
戦場には反動はいらんからねー。
悩むわー。

さて、レブルさんは力一杯戦ってます。
ん!
羨ましいな!
二匹を斬り倒す。
通り抜けながらだ。腕上がった?
残った一匹と対峙する。
飛び掛かるトラに対して、しゃがんだ体勢から踏み出し、振り返り様に顎下から剣を突き刺す。
三分程のショーを拍手で労う。
悔しそうにレブルが言う。

「あるじ!狡いぞ!!魔法は禁止だーー!」

「練習と本番は違いますー。本番の魔法はありですーー。」

「狡いぞ!勝負にならないぞ!」

「こんなのは勝負する程でもないから問題ないですーー。」

「むきぃぃいーー!!!!」

口喧嘩を起きるのもご愛嬌だ。
ダンジョンなんで抱きつくレブルを防壁で防ぐと、歩いていく。
まだまだ、ダンジョンは続いていくのだから。
気を引き締めないと!

「あーるーじー!!」

締まらないわ!!
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