転生国主興国記

hinomoto

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さんどいっち

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朝だー。
馬車で寝たが、意外に板間もいけるな。
レブルもだらしなく横で寝ている。
掛け布団を身代わりにして外に出る。

「おはよう。」

「おはようございます、マスター。」

「何かあった?」

周りの視線に畏怖を感じるよ!

「なにもありませんよ。あ、少々魔物がでましたが。」

「あ、そぅ。」

ここら辺の魔物は素材に向かないから要らないよねー。
たまに出る食材系なら欲しいかも。
献立を伝えると、日課のマラソンに出る。
服装も着替えたよ?

「・・・・・・・」

朝番の組が呆然と見ている?
なんでかな?
ちょっと考えたが、朝の日差しと風を感じながら行軍なマラソンをした。
30分ぐらいで戻る。
もちろん全力なので汗だくだ。
馬車に入り、転移して家で風呂に入って戻る。
サッパリした後は、朝御飯だ。
我が家の寝坊助も起きたし、食べる事に。
メニューは一般な日本の朝だ。
ご飯、味噌汁、浅漬に、焼き魚に海苔と納豆だ。
納豆は匂いが嫌いなので、刻んだおくら、長芋の短冊、玉子の黄身を加える。
良く混ぜたら鰹節にきざみ海苔とネギを乗せる。
醤油はお好みで。
海苔は炙ってるよ?
最高の、朝飯だよ。
ご飯は出しているけど、拘ってますよ?
潰れたり欠けた米粒は弾いて、水に浸してから研いでますから。
柔らか目と硬目の分量も分かってますよ。
朝なので緩めのご飯ですが。
あ、緩めでも、お粥や水が多すぎた感じではなく、米に水分が多い感じですね。
個人的には塩辛も欲しいですが、海が遠い場所なので止めときます。
魚は川魚もいるので大丈夫ですね!
周りの反応も良いので大満足です。

「俺ら、これからあの飯を食えるのかな?」

「うう、塩肉と黒パンの保存食が食べれないかも。」

「これも、旨い!食材や調理方法を教えて頂けないのか?」

「なぁ、何とかパーティーに入れないかな?」

「嫁にアイさんが欲しいぃぃぃ!!!」

ま、まぁ、良好過ぎたかも。
さ、食べたら移動です。
馬車を走らせます。
少し、魔物が出やすいので馬車に乗っての移動になるそうです。
15名の冒険者は三台の商人の馬車に分乗します。
こちらの護衛は断りましたよ。
冒険者で弱い者を守る意味が無いですから。
アイさんに其々に謝っての出発です。
昼を抜いての移動なので、アイにあとを任せて転移します。
居たくないなよ、暇だもん。
ラボに籠ってる方がましだよ。
一応、レブルにも残って貰ったよ。
俺の人気は無いからねー。
居なくても気にもいないだろう。

へん。
寂しくないやい。

なお、昼はサンドイッチにしましたよ。
レブルの、お気に入りは勝サンド。
ツナが次点。 
玉子が三番目だよ。
ハム系はそれなりになる。
ま、勝は糠漬けした物を揚げます。
高温と低温の二度揚げですね。
パンにマスタードマヨネーズを塗り、千切りキャベツと挟みます。
そしてソースをかけます。
ツナにはきゅうりを切ったモノを合わせます。
玉子はふわふわ厚焼き玉子にしてます。
作り方は面倒ですが、
深底のフライパンに良く混ぜた玉子に合わせ出汁を加え混ぜて、一気に流し込みます。弱火で数時間かけて焼きます。
特殊な作り方ですが、一番旨いです。
店の名前は言えませんが、寿司屋の玉子焼きです。
パンにはバターを塗ります。
くどくならない様に薄く塗るのが大事です。
バターは湯煎して刷毛で塗ることをお勧めしますね。
ハム系にもマスタードマヨネーズと野菜で。
キャベツだけで無い方が宜しいかと。
チーズを合わせると旨いですよ。
チーズも各種揃えて挟むと楽しいです。
あ、勝サンドにも合いますよね。
試して下さい。

晩飯は揚げ物で、楽しますかー。
カツも多目に揚げて置けば良いでしょう。
昨日の残りもありますから。
食を増やすとヤバくなりそうだな。
余り出すのは控えますか。

休憩できる場所まで、何も起きないで着いた。
晩御飯の揚げ物も好評だったそうだ。
その晩に俺が居ないことに、なんの疑問もなかったそうだ。

俺、冒険に出たよね・・・・・・
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