転生国主興国記

hinomoto

文字の大きさ
上 下
42 / 253
本章

でました

しおりを挟む
違う。
考えた冒険と何か違う。
俺は揺られる馬車にレブルに抱かれながら思った。

さて、馬車だ。
先にいっておくが、そこらにある馬車じゃないよ!
馬はゴーレムだから馬力は百万馬力はある。
一応、馬車だが最速ではなく、普段で20キロを目安にしている。馬車の見た目はボロい幌馬車風だが、風や雨にには負けない海竜の皮を採用。
タイヤにも皮を使いゴムタイヤの方式を取っている。
なお、足周りには自可変可能のラック&ピニオン式を採用。サスペンションにスイングアーム式に。念のためブレーキはドラム式にしたよ。
一応、木目調の幌馬車にしているから外装は仕方ないけど、内装には妥協なしで作成。
ただし寝転びたいので床にはカーペットを引いている。靴は脱ぐ場所も確保。
外から見にくい構造より阻害魔法を魔石にて採用。
矢や魔法では狙撃されても破壊不可能にしたよ!
ま、1号機なんで旅の途中で手直し可能っす!
やるよ!
俺!!!

ま、そんな俺が違うと言いたいのは。
決めるの俺でないの?
ですわ。
獣国からどこかへ行くと思ってたのに、書類等の関係が終わったらサンガ連合のファブリーク国からの出発になった。
サンガ連合は商人が牛耳る国で、外からは厳しくても内からは甘く、何より金で肩がつくので、かなりチョロイらしいのだ。
何か嫌な国ねー。
で、ファブリーク国は魔森に近くにダンジョンも二ヶ所あるとかな場所なので冒険者も多いっと。
特に城塞都市のラカは、紛れるのにはもってこいの場所とも言える。
うん、うん。

だから、なによ。
直ぐにダンジョンにいくの?
直ぐは嫌だよー。
興味は引かれるけど行きなりって、馬鹿?
てか、森を馬車で爆走するのって、どう!!!?
確かに馬車の性能を調べたかったよ。
てか、調べれると思う!
ーーー無理だよ!
馬の性能が凄かったねー。体感で100キロは出てるよ!

[最高時速は240キロです。]

出すぎだよね!
アイさんって実はスピード狂なの!怖いよ!
乗り心地なんて最悪だよ!
まあ、耐久はかなり高いけどね!!
恐ろしいのはアイさんだけでなく、レブルさんも怖いよ!
あの爆走の中、平然と出来るっておかしくない!
跳ね飛んだ俺を平然と抱きしめれるのよ!
しかも、平然とあの爆走に耐えれる人いるのね!
なんもかんも変です!
おかしいです!!
で、森を出てからのんびりと思ったのに、魔物に襲われ走りぬくのって、どう!?
とりあえず、無事だよ。
ともかく、安全圏につく頃にはぐったりとしてます。
ラカに着いた時も、宿屋もアイさんが対応しましたとさ。
て、テンプレないの?
なかったねー。

こうして初めての冒険は、気持ち悪く終わってしまった。

か、会話ないよ?
え、あれ?
しおりを挟む
感想 47

あなたにおすすめの小説

側妃に追放された王太子

基本二度寝
ファンタジー
「王が倒れた今、私が王の代理を務めます」 正妃は数年前になくなり、側妃の女が現在正妃の代わりを務めていた。 そして、国王が体調不良で倒れた今、側妃は貴族を集めて宣言した。 王の代理が側妃など異例の出来事だ。 「手始めに、正妃の息子、現王太子の婚約破棄と身分の剥奪を命じます」 王太子は息を吐いた。 「それが国のためなら」 貴族も大臣も側妃の手が及んでいる。 無駄に抵抗するよりも、王太子はそれに従うことにした。

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

愚者による愚行と愚策の結果……《完結》

アーエル
ファンタジー
その愚者は無知だった。 それが転落の始まり……ではなかった。 本当の愚者は誰だったのか。 誰を相手にしていたのか。 後悔は……してもし足りない。 全13話 ‪☆他社でも公開します

赤ん坊なのに【試練】がいっぱい! 僕は【試練】で大きくなれました

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はジーニアス 優しい両親のもとで生まれた僕は小さな村で暮らすこととなりました お父さんは村の村長みたいな立場みたい お母さんは病弱で家から出れないほど 二人を助けるとともに僕は異世界を楽しんでいきます ーーーーー この作品は大変楽しく書けていましたが 49話で終わりとすることにいたしました 完結はさせようと思いましたが次をすぐに書きたい そんな欲求に屈してしまいましたすみません

勝手に召喚され捨てられた聖女さま。~よっしゃここから本当のセカンドライフの始まりだ!~

楠ノ木雫
ファンタジー
 IT企業に勤めていた25歳独身彼氏無しの立花菫は、勝手に異世界に召喚され勝手に聖女として称えられた。確かにステータスには一応〈聖女〉と記されているのだが、しばらくして偽物扱いされ国を追放される。まぁ仕方ない、と森に移り住み神様の助けの元セカンドライフを満喫するのだった。だが、彼女を追いだした国はその日を境に天気が大荒れになり始めていき…… ※他の投稿サイトにも掲載しています。

嫌われ聖女さんはとうとう怒る〜今更大切にするなんて言われても、もう知らない〜

𝓝𝓞𝓐
ファンタジー
13歳の時に聖女として認定されてから、身を粉にして人々のために頑張り続けたセレスティアさん。どんな人が相手だろうと、死にかけながらも癒し続けた。 だが、その結果は悲惨の一言に尽きた。 「もっと早く癒せよ! このグズが!」 「お前がもっと早く治療しないせいで、後遺症が残った! 死んで詫びろ!」 「お前が呪いを防いでいれば! 私はこんなに醜くならなかったのに! お前も呪われろ!」 また、日々大人も気絶するほどの魔力回復ポーションを飲み続けながら、国中に魔物を弱らせる結界を張っていたのだが……、 「もっと出力を上げんか! 貴様のせいで我が国の騎士が傷付いたではないか! とっとと癒せ! このウスノロが!」 「チッ。あの能無しのせいで……」 頑張っても頑張っても誰にも感謝されず、それどころか罵られるばかり。 もう我慢ならない! 聖女さんは、とうとう怒った。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?

シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。 クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。 貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ? 魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。 ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。 私の生活を邪魔をするなら潰すわよ? 1月5日 誤字脱字修正 54話 ★━戦闘シーンや猟奇的発言あり 流血シーンあり。 魔法・魔物あり。 ざぁま薄め。 恋愛要素あり。

処理中です...