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本章
不安ごと
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なに?
なんで森から人が出てくるの?
いや、せがまれて獣国からの道は作ったし、襲われない様に番犬(龍種)も居るけども。
獣人だけ襲わないのかと思ったわー。
もー、何の設定で助けてるのか知りたいわ。
何でもあり?
まー、助けるけどさー。
「で、腹減ってるのか!?」
「こ、ここは天国ですか?」
良いねー。慌てているよー。
てか、何を言ってるの?
ヤバイ薬でもやってるの?
「天国ではないよ。で、頭とか腹とか大丈夫か?」
「ご飯食べたいよー、ママ。」
「もう少し待ちなさい。」
お子様と母親の語らいきたーーー!
やっぱり、親子の語らいは癒されるわー。
レブルさん、これよ!
この感覚を身に付けて下さい!!
「あ、あの。あの、食べ物とかあるのですか?」
「ああ。あるから。レブル!!彼等を食堂に連れて行って。」
「おるじは?」
「続きをしますよ!遊ばないし、サボらないから!」
「わかった。じゃあ、あなた達ついて来て。」
はー、嫌な予感したわー。
気のせい、気のせいよ!
それより冒険の為に体を鍛えなきゃ!
伸びない背を気にしないように、最もな理由で逃げている。
姿は自衛隊の装備を担いでるランニングマンである。
怪しさ満載の姿なのに疑問も感ていない。
ーーーーーーー
獣国は空前絶後の巡礼ラッシュである。
いがみ合った部族抗争も、水問題が解決したのであっさりと解決した。
神獣様の神殿の移動があったが、移動した先の魔森の安全の保証と道の整備が同時に告知された。
巡礼する人の安全が分かると落ち着いた。
ここ最近は、巡礼者の移住問題が起こってるが概ね良好である。
しかし、巡礼場所が未知の街と云われているらしい。
何故か詳しく分からないのだが、今の生活よりもすごく良いとの事を聞く。
首脳陣は、その情報と共に慌てて動いた。
結果として移住は出来ないとした。
また、現在住んで居る者の事を言い触らしたり、話し合いをしたり、不満を持てば巡礼は二度と出来なくなる!と通達が国内に回った。
巡礼を行う者だけではなく、国民全員が約束を守った。
それは国外や巡礼に関わら無い人間族に知られないように、徹底して行われた。
結果として、安全で清潔、美しく国としての地位を確立しだした。
周り国々は違った。
突然に獣国の国内の纏まりも強く、軍の規律も統制され、国境での対応まで変わり、川ができ大地は肥え、緑深い国になったことに、慌てたのだ。
前まで相手にするまでもなく、悪地を奪うのも馬鹿馬鹿しい国だったのに。
だから獣国に至る道の整備が出来ていない。
途中に村もなかったのだ。
たまに行商人が三月か半年に一度行くぐらいだった。
それが一転しだしたのだ。
商人が躍起になって獣国を目指すが、入国は出来なくなっていた。
それに、洗練された軍を見た間者も慌てて国に戻ったりと慌ただしいのだが、神が降り立った獣国に以前と同じ雰囲気はないのだ。
まだ、周りで戦は起こってない。
ゆっくりと荒れてゆくのだ。
近隣の国だけの事ではない。
遠くの国を巻き込んでいる出来事だ。
気まぐれで嫉妬に狂いだした神々と貴族主義の人間によって起こる事なのだ。
彼にはそんな事も知りはしない。
荒れる世界より冒険に充ちていたのだから。
なんで森から人が出てくるの?
いや、せがまれて獣国からの道は作ったし、襲われない様に番犬(龍種)も居るけども。
獣人だけ襲わないのかと思ったわー。
もー、何の設定で助けてるのか知りたいわ。
何でもあり?
まー、助けるけどさー。
「で、腹減ってるのか!?」
「こ、ここは天国ですか?」
良いねー。慌てているよー。
てか、何を言ってるの?
ヤバイ薬でもやってるの?
「天国ではないよ。で、頭とか腹とか大丈夫か?」
「ご飯食べたいよー、ママ。」
「もう少し待ちなさい。」
お子様と母親の語らいきたーーー!
やっぱり、親子の語らいは癒されるわー。
レブルさん、これよ!
この感覚を身に付けて下さい!!
「あ、あの。あの、食べ物とかあるのですか?」
「ああ。あるから。レブル!!彼等を食堂に連れて行って。」
「おるじは?」
「続きをしますよ!遊ばないし、サボらないから!」
「わかった。じゃあ、あなた達ついて来て。」
はー、嫌な予感したわー。
気のせい、気のせいよ!
それより冒険の為に体を鍛えなきゃ!
伸びない背を気にしないように、最もな理由で逃げている。
姿は自衛隊の装備を担いでるランニングマンである。
怪しさ満載の姿なのに疑問も感ていない。
ーーーーーーー
獣国は空前絶後の巡礼ラッシュである。
いがみ合った部族抗争も、水問題が解決したのであっさりと解決した。
神獣様の神殿の移動があったが、移動した先の魔森の安全の保証と道の整備が同時に告知された。
巡礼する人の安全が分かると落ち着いた。
ここ最近は、巡礼者の移住問題が起こってるが概ね良好である。
しかし、巡礼場所が未知の街と云われているらしい。
何故か詳しく分からないのだが、今の生活よりもすごく良いとの事を聞く。
首脳陣は、その情報と共に慌てて動いた。
結果として移住は出来ないとした。
また、現在住んで居る者の事を言い触らしたり、話し合いをしたり、不満を持てば巡礼は二度と出来なくなる!と通達が国内に回った。
巡礼を行う者だけではなく、国民全員が約束を守った。
それは国外や巡礼に関わら無い人間族に知られないように、徹底して行われた。
結果として、安全で清潔、美しく国としての地位を確立しだした。
周り国々は違った。
突然に獣国の国内の纏まりも強く、軍の規律も統制され、国境での対応まで変わり、川ができ大地は肥え、緑深い国になったことに、慌てたのだ。
前まで相手にするまでもなく、悪地を奪うのも馬鹿馬鹿しい国だったのに。
だから獣国に至る道の整備が出来ていない。
途中に村もなかったのだ。
たまに行商人が三月か半年に一度行くぐらいだった。
それが一転しだしたのだ。
商人が躍起になって獣国を目指すが、入国は出来なくなっていた。
それに、洗練された軍を見た間者も慌てて国に戻ったりと慌ただしいのだが、神が降り立った獣国に以前と同じ雰囲気はないのだ。
まだ、周りで戦は起こってない。
ゆっくりと荒れてゆくのだ。
近隣の国だけの事ではない。
遠くの国を巻き込んでいる出来事だ。
気まぐれで嫉妬に狂いだした神々と貴族主義の人間によって起こる事なのだ。
彼にはそんな事も知りはしない。
荒れる世界より冒険に充ちていたのだから。
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