転生国主興国記

hinomoto

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レブルシアンです

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わたしは親ではありません。
二、三日ぐらい親とふれ合いも必要と思いました。
ベタベタされるのも嫌いではないです。
ママンも年齢より若いですし[エルフですよ?]見た目も二十代ですもん。
面倒見られるなら見てくださいですよ!
でも!面倒を見る七歳児はどうですか?
老人を介護と、いうなら分かります。
動ける親が子供に甘えるのってどうなの!
ママンー、ちょっとで良いから親になって!
身長差もあり、抱きつかれる状態です。
七歳って、こんなに小さいモノかな?
100cm無いんだよねー。
89cmです。
おーい!!背は伸びるよね?
伸びてくれないと泣くぞーー!
ママンで、185cmあるのに。
アマゾネスの背は高いよ!!!
だからってそれに会わさんでも良くない!?
俺はいつ伸びるのー。
やっぱ、15~18才?もう少し早めが良いな♪
てか、このままでは何も出来ない!
親子水入らずと思って誰も来ないし。
はい!詰んだー。
ー、はっ!!
言葉通じるやん!!
ヲーター!ちゃうねん。
そんなんどうでも良いわ!

「ママン、話し出来る?」

「ママン違うです。レブルシアン・マレイユです。
あるじ!!」

「あ、はい。レブルシアンお母様?」

「お母様、違います。レブルシアンです。長いのならレブルとお呼び下さい、あるじ!」

ーーおーー。突っ込みどころが多いわー。
何処からいく?

「えーと、レブルさんはお母様ですよね?」

「お母様では無いです。」

即答!いや、いや、即答!?

「私を産まれましたよね?」

「産みましたが、母親ではありません。」

えー。えーと、はっ?

「いやいや、産んだのでしょう?母親でしょう。」

「産みましたが育ててません。」

んっ?いや、だから。んっ?

「えっと、産んだら母親ですよ?それに育てましたよね?」

「母親の意味が良く分からないですが、親ではありません。」

ーーん。どうゆうこと?

「私を産みましたよね?」

「はい。」

「はい!母親ですよ!」

「親ではありません。」

がふっ!ちとターーイム!

(アイさん!どうしてママンは親を否定するの!?)

[申し訳御座いません。どうしてか母親に関しての定義を受け入れられませんでした。]

(はっ?どゆこと?)

[文化や風習の違いです。]

(いやいやいや、そんなに風習変わらんでしょ!)

[解。年齢の比重があるヒューマンや知的生命体でも親の定義は変わり無く御座いますが、結婚や性に関しては親や兄弟でも出来ます。また、レブルシアン様は親と云う概念が希薄過ぎと、育てるではなく育てて貰っている為に否定されてます。]

おーー、のーーーー!!
この世界どうなん?あかんわー。
ある意味オーケー?違うわ!!
肯定出来るかーー!!!

「レブルお母さんね!」

「親ではありませんよ!あるじ!!」

「親でしょ!!」

「親は育てる者!私はあるじに育てて貰っている!親はあるじ!!」

わーー、なまじ知恵ついた子供め!!
譲る気無しか!無いんだな!!!

[マスター。こちらで引き続き教育を続けますので、今はご辛抱を。]

ぐっ!一先ず置いとけか。
まぁ良いわ。次!!!

「ところで何でわたしはあるじ何ですか?」

「呼び名が決まってませんし、先生があるじさまって言ってます!!」

「んっ!んーーー?じゃあ、名前を付けようかーー。何か名前付けて下さい!!!」

「あっはっはっはっ!あるじはモノを知ってるようで知らないー?はっはっはっ!」

「えっ、なんのこ・・・・・あっ、あっ!」

「あるじー、名前は付けるモノでは無くて、貰うモノです!!」

そうでした!!でも、命名の精霊は逃げたよ?
どうすんの?また、やるの?

「とにかく、あるじはあるじ!私はレブルです!」

「・・・・・・・・・・はい。」

自分で話をふって、主導権を取れませんでした。
疲れたよ。

グデッと項垂れた状態で抱かれ、それをニコニコと家を出来るのを見ているレブル。
自分の女難を恨みつつ、意識を手放す俺であった。

名前ーーーーーーーーーーーーーー!
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