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本章
目覚めるちから
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「いた、ちょっ、いたい!いたいいたい!」
ちょっと、言いたい。母親や彼女等に抱きつかれたなら、男性なら最高に嬉しいだろう。
分かって欲しい。
抱かれる前は少し嬉しかった。
だが、その思いは儚く散る。
胸が大きければ、嬉し死にか、窒息するだろうが男のロマンがある。
微の大きさなら?鍛えられた胸なら?筋力、耐久がSあれば?
「いたい!死ぬ!死んじゃう!」
そして、狂喜に狂った暴走ママンの言葉。
「あるじ!あるじ!あるじ!」
「ぬーけーなーいー、いたーーーい!!」
俺は死ぬ。
こんな、最後に付き合ってくれてありがとう。
でも、諸々有るけど、有終の美ではないか。
前世の俺に無かったシチュエーションだし。
「あるじ!あるじ!あるじ!あるじ!あるじ!」
「い、いいか」
我が人生。。。
ーーー後悔ありまくり!!
魔力を最大にし、肉体に纏わす。それは、一瞬だが、今まで出来なかった肉体強化の魔法である。
そして、その魔力は最大にして最凶になる。
「げんにしろーーーー!!!」
ママンやアイ、フェルト、シェル、家が飛ぶ。
ついでに着てる服も・・・・・・・・・とんだ。
「いたいわ!!」
あれ、えっ!?ー、えっ!?出来た!!
「出来たぞ!練習しても出来なかった、強化魔法が!!!やっほーーー!!!」
光輝きながら、服を着ながら奴が来る。嬉しさで変な踊りをしている俺の元に。
「あるじさーーま!如何されましたーー!!」
「おー!!聞いてくれ!!肉体強化の魔法が出来たんだ!」
「おお!おめでとうございます!あるじさま!!」
そう言い、抱き合う。嬉しいからしょうがない。ラコットメグサも、嬉しがって抱きつかれたが、此から起こる不幸には思いもよらないであろう。
そう、普通ではない殺気の視線を感じた。
「あ゛!!あるじさま!ダメです!あるじさま!」
「やったーー、やっ。。。ノリを止めるなよー。」
「あるじさま、生きていたら続きを・・・・・・・」
ラコットメグサの後ろに三匹の鬼が居た。
白鬼の手がラコットメグサの頭を掴むと、なにも言わず連れ去って消えた。
それを、ビビりながら見ていたが、抱き上げられ締められる。
だが、魔法の力が俺にはもう効かない。
「あるじ!!」
ママンの子をどうのとかは別にして、俺をこれ程いとおしく抱いてくれる。
寂しかったんだね。
別の人が回りで教えてくれるが、長年と居たハズの俺が居なかったからだよね。
大丈夫だよ。
ママン。
俺はそうママンに好きな様にさせながら、壊れた後の新築の構想と素材の見直しに、余念はなかった。
でも、翌朝まで離される事はなかったよ。抱き枕の様に離さない持久力にも恐れ入ったわ。
久々に魔力切れを感じながら眠りについた。
裸のままで。
ちょっと、言いたい。母親や彼女等に抱きつかれたなら、男性なら最高に嬉しいだろう。
分かって欲しい。
抱かれる前は少し嬉しかった。
だが、その思いは儚く散る。
胸が大きければ、嬉し死にか、窒息するだろうが男のロマンがある。
微の大きさなら?鍛えられた胸なら?筋力、耐久がSあれば?
「いたい!死ぬ!死んじゃう!」
そして、狂喜に狂った暴走ママンの言葉。
「あるじ!あるじ!あるじ!」
「ぬーけーなーいー、いたーーーい!!」
俺は死ぬ。
こんな、最後に付き合ってくれてありがとう。
でも、諸々有るけど、有終の美ではないか。
前世の俺に無かったシチュエーションだし。
「あるじ!あるじ!あるじ!あるじ!あるじ!」
「い、いいか」
我が人生。。。
ーーー後悔ありまくり!!
魔力を最大にし、肉体に纏わす。それは、一瞬だが、今まで出来なかった肉体強化の魔法である。
そして、その魔力は最大にして最凶になる。
「げんにしろーーーー!!!」
ママンやアイ、フェルト、シェル、家が飛ぶ。
ついでに着てる服も・・・・・・・・・とんだ。
「いたいわ!!」
あれ、えっ!?ー、えっ!?出来た!!
「出来たぞ!練習しても出来なかった、強化魔法が!!!やっほーーー!!!」
光輝きながら、服を着ながら奴が来る。嬉しさで変な踊りをしている俺の元に。
「あるじさーーま!如何されましたーー!!」
「おー!!聞いてくれ!!肉体強化の魔法が出来たんだ!」
「おお!おめでとうございます!あるじさま!!」
そう言い、抱き合う。嬉しいからしょうがない。ラコットメグサも、嬉しがって抱きつかれたが、此から起こる不幸には思いもよらないであろう。
そう、普通ではない殺気の視線を感じた。
「あ゛!!あるじさま!ダメです!あるじさま!」
「やったーー、やっ。。。ノリを止めるなよー。」
「あるじさま、生きていたら続きを・・・・・・・」
ラコットメグサの後ろに三匹の鬼が居た。
白鬼の手がラコットメグサの頭を掴むと、なにも言わず連れ去って消えた。
それを、ビビりながら見ていたが、抱き上げられ締められる。
だが、魔法の力が俺にはもう効かない。
「あるじ!!」
ママンの子をどうのとかは別にして、俺をこれ程いとおしく抱いてくれる。
寂しかったんだね。
別の人が回りで教えてくれるが、長年と居たハズの俺が居なかったからだよね。
大丈夫だよ。
ママン。
俺はそうママンに好きな様にさせながら、壊れた後の新築の構想と素材の見直しに、余念はなかった。
でも、翌朝まで離される事はなかったよ。抱き枕の様に離さない持久力にも恐れ入ったわ。
久々に魔力切れを感じながら眠りについた。
裸のままで。
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