転生国主興国記

hinomoto

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本章

放置だったら死んでたね

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ひじょーーに、困ってます。
名前。
アイさんに否定されてるだけですが!
否定が酷いの!!
始めわ

[いちろう?]

(偉大な四十代と同じにされますか?そうですか。偉大でも、偉業を為し遂げてもなく、知られるでも、ファンが居るわけでもないのに、)

[すみませんでしたーー!!!]

ですよ?
俺が付けようと、候補を出すだけですよ?
狙って無くても、辛辣ですよね!
何よ!何が良いのさ!名前決めろって言ったじゃん!お願いされた訳でもないけど、こちらからのお願いは無視ですか?
現在に至っては、

[まつ(デラッ)]
[いけ(ピー)]
[い(松)]
[お(ピ)]
[てつ(カル)]

一文字、二文字で此ですよ。しかも音声替えて。
しかもおネエ、オカマさんの本名まで。
知ってたのか、俺が知ってたのか!!
てか、有名人で責められるのは分かるよ。
そりゃあ、子供に付けるは良いよ。
自分に付けてもいいじゃん!
アーサーとか孔明とかー、
自分に付けたいよ!
格好いいじゃん!
ことごとく論破されます。
しかも、一文字か二文字目で!!
オカマ系にしなきゃ良いのに。
しかも、声付き。
・・・・・・・・・・・堪えるわ。
・・・・・・・・・・・・・名前欲しい。
しばらく保留案件ーーー、かー。


「主様、お母様の進捗状況ですが、問題が有ります。」

そう、フェルトさんに言われたのは、七歳の頃だ。

「何が問題なの?」

実験をする七歳児。白衣、マスクと眼鏡、ゴム手は必要です。あ、実験て云ってもデスソースの作製です。もちろん、駄龍用です。

「最近は特にですが、勉学に集中出来ておりません。甘い物や運動はさせているのですが。」

「あん、訳とか聞いてないの?」

「聞いたのですが、特に無いそうです。」

「あー、そう?んー、出張るかー。」

完成したソースを瓶に詰め、蓋を締める。
フェルトと除菌室から出た後、

「ママンの勉強は何処まですすんだ?」

聞いた。聞きたかったもん。
アイさんと名前戦争してたから。
二年も経ってるけど、話してないし、触れてないもんなー。忙しいし。

「はい、この国の法律や数学も高等な程です、主様。」

「そう、じゃ、一般常識は?」

「アイ様から頂いた道徳の教本は一通り終えてます。現在は私共の家庭いで家族を学ばれてます。」

不意に、悪寒を感じる。
一瞬だから、冷気に当てられたか?と思う程度でした。
程度だったんだ。フラグを忘れて。
地下室から出たのち、家に戻るとそれは起こった。

「あるじさまーー!!」

いきなりママンに抱きつかれました。
いや、あるじさま?

「あるじさま!あるじさま!あるじさまぁぁああ!!」

て、なんですか!このカオスわーー!

そんな、状況を俺以外は暖かく見ていたそうです。むしろ、目に涙まで溜めてたそうです。

そして、俺はそんな状況よりも現状に苦しんでました。
いや、だってアマゾネスてすよ?
虫の息になった所で救い出されるまで、私の受難が続いたのでした。


ガフッ・・・・・・・・・・
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