転生国主興国記

hinomoto

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だいえっと

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自分の為に他人を助ける。
良い行いだ。
行う人は良い人だ。
でも、助けられる側に問題があればどうなる?

「何故、こうなったんだ?」

それは、三歳の六の月に発覚した。

いや、認識はしていたよ。でも、親やん。
あかんやろー。肥満は!

デップりとした豚が存在した。
味付けを知り、食事のみをひたすら食べる。
食ったら、寝る。
こんな自堕落な生活をすれば、太ります。

アイさんとは最重要案件として協議中です。
問題はあれほどの食いっプリっは居ない!
私の料理魂に日をつける程。
そう、私が止めれないんだよ。
包丁で切りたい!鍋を振るいたい!ソースを作りたいんだぁぁぁああ!!!
そんな理由で母親の豚化が進んでおります。

既に三歳を過ぎ、小屋も少し改築を施されている。料理を作る場所、お風呂の場所、トイレの場所。鍛冶や実験は地下で行っております。
知能系より、体力系を鍛えて要るのですが、相手が豚ではやる気も出ません。
よって、製産職にはまっています。
五歳迄に自身を鍛え、山を制圧します。
素材が沢山も有るのは良いです。
アイさんも賛成してます。農業や林業もやりたいです。キノコ類も収穫したいですね。
倉庫では限界があります。
日の光を当てるのが大事です。

未だ食にのめり込んだ幼児がいます。
でも、そろそろ母親を真人間に更正させないと、豚のままになりそうだ。
それだけは嫌だ。
既に下着だけで生地がどれだけいるか。
服もサイズが大きくなり危険なサイズになってます。靴も靴下も大きくしないといけません。
トイレも深刻な状況。

くっ!最早これ迄かー。

天を仰ぎ見て、深いため息の後、

[アイさん。地獄のダイエットを始めくれ。]

(よ、よくぞ決断してくれました!マスター。此より、豚化したご母堂に地獄のダイエットを開始します!)

数週間も悩み抜いた決断に、アイの声もピリッとした感じがした。
地下に移動した時に、小屋から鳴き声が響き渡った。
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