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本章
長、残念再び
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アイが長を長を見つけてきた。
出て来た長は服を着た姿であるが、大きな胸が無くなっていた。控えめな胸であった。
何かの陰謀があったのかは謎にしておこう!触れても良くはない!
ナインは改めて長を見ていた。
今はお姉さん風だが、実際はじいさんである。
普通のじいさんはない。水龍で生きているし、何百年生きてるのかは知らない程に生きた化石だ。
ようは見た目に騙されるな!である。
しかし、何で威厳もなく子犬並みに震えているのかも知らない。知りたくないから!
何だかどうでも良い感じた。
「あのー、ナイン様。わたくし体がだるいので寝ても宜しいでしょうか。」
「ああ、寝ていいぞ。」
「すんません、あー。」
ランバルトは倒れた。
うん、順調に病になってるな。
まだまだ症状は重くなってないからな。竜種の体力なら何処までもつのか楽しみだ。
「さて、水龍の長、、、、、」
「あ、あのどうされました?」
「名を聞いてなかった。」
「ああ!済みません!」
土下座をする長。
せめて女の姿なのは止めてもらいたい。
「私めは、ウンメバイトと言います!」
「ウンメバイトか。ウンメバイトよ、水龍は今後どうする?」
ナインの質問に、
「青龍の冠名と古より神龍様に仕えし我等。この時より現神龍様であられるナイン様に従います。」
「んー。」
「ありがとうございます!して、ナイン様は今後はどうなされるのですか?」
「硬い!元の話し方に戻せ。」
「御意!」
「戻せ。」
少し威圧を込めたらウンメバイトは次の言葉を話せないでいた。
「それと、姿も戻すか変えろ。」
威圧を無くして話すと、
「それでは。」
ウンメバイトは姿を変えた。
老人が出るだろうと考えていたナインだが、現れたのはマッチョな中年が出てきた。
認識がだいぶん外れたナインは、固まっていた。
ウンメバイトは既に上半身裸でポージングをしていた。
「どうでしょう、うん。はぁあ、此が私です!」
笑顔を白い歯を見せてくれば、当然とナインのこめかみに怒りが浮き出ていた。
「それが、答えか?」
威圧を超えて殺気になるように返答を求めた。
ナインの視線は冷たく若干ひいていた。
その暑苦しい姿に。
「な、なんか違いましたか?!」
突然慌ててナインに詰め寄る。
ぷちっ。
その場にいた全員に聞こえた何かが切れた音がした。
何の音と不思議がっていると、
ヒュ。
風が通りすぎたと感じた瞬間。
何だろうと皆が顔を通りすぎた風を追った時に見えたのは、入口が大きく円を開けたその先に無座に殴られたウンメバイトがいた。ハテナを頭に浮かべる前に、
ドキャグオオォォォォォン!!
と、衝撃波が皆の顔を襲った。
一瞬の事であり、竜やアイでさえ追い付かない速さであった為に、ランバルトとカーワイ達は腰が抜けていた。
「誰が暑苦しい中年マッチョボディビルダーなら大丈夫やと思ったのかな?」
声に怒気と殺気が混じっているが、服が破けているが大人の姿に変化したナインがいた。
アイの目はその姿に動けなくなった。熱い視線を投げている状態だから。
「「「・・・・・・・・・・」」」
誰も言い返せないでいると、
「んっ?」
と気が付いたナインは自分の姿に気が付く。
「生地が弱かったかな、アイ?」
「その用です、マスター。」
普通に返すアイ。視線も普通だ。
ナインの視界も何時もと変わらない。
身長144cmの背丈に戻っていた。
しかし、アイの気持ちは違っていた。
(キャー!変身する姿と条件のデータが取れた!それとキャー!)
アイドルの追っかけみたいであるが、自分のマスターで、何時もは慈しみながら、大人バージョン時は熱狂なファンを堪能していた。
「たく、獣に優しさわいらんな。」
ナインは半裸の状態で、プリプリと怒っていた。
その姿を見れば、小学の中学年が怒っているでほのぼのと出来るが、全体を見たら誰も逆らえないでいた。
悲惨な光景だけが目に入るからだ。
「マスター、お召し物を着替えましょう。」
「あ、うん。」
和やかに着替えるナインと手伝うアイ。
前にも思ったが、改めて自らを諌め直して誓うのだ。
絶対に逆らわないでおこう!
疲れや怠さよりも身を引き締めて、ランバルトはその場に立っていた。
出て来た長は服を着た姿であるが、大きな胸が無くなっていた。控えめな胸であった。
何かの陰謀があったのかは謎にしておこう!触れても良くはない!
ナインは改めて長を見ていた。
今はお姉さん風だが、実際はじいさんである。
普通のじいさんはない。水龍で生きているし、何百年生きてるのかは知らない程に生きた化石だ。
ようは見た目に騙されるな!である。
しかし、何で威厳もなく子犬並みに震えているのかも知らない。知りたくないから!
何だかどうでも良い感じた。
「あのー、ナイン様。わたくし体がだるいので寝ても宜しいでしょうか。」
「ああ、寝ていいぞ。」
「すんません、あー。」
ランバルトは倒れた。
うん、順調に病になってるな。
まだまだ症状は重くなってないからな。竜種の体力なら何処までもつのか楽しみだ。
「さて、水龍の長、、、、、」
「あ、あのどうされました?」
「名を聞いてなかった。」
「ああ!済みません!」
土下座をする長。
せめて女の姿なのは止めてもらいたい。
「私めは、ウンメバイトと言います!」
「ウンメバイトか。ウンメバイトよ、水龍は今後どうする?」
ナインの質問に、
「青龍の冠名と古より神龍様に仕えし我等。この時より現神龍様であられるナイン様に従います。」
「んー。」
「ありがとうございます!して、ナイン様は今後はどうなされるのですか?」
「硬い!元の話し方に戻せ。」
「御意!」
「戻せ。」
少し威圧を込めたらウンメバイトは次の言葉を話せないでいた。
「それと、姿も戻すか変えろ。」
威圧を無くして話すと、
「それでは。」
ウンメバイトは姿を変えた。
老人が出るだろうと考えていたナインだが、現れたのはマッチョな中年が出てきた。
認識がだいぶん外れたナインは、固まっていた。
ウンメバイトは既に上半身裸でポージングをしていた。
「どうでしょう、うん。はぁあ、此が私です!」
笑顔を白い歯を見せてくれば、当然とナインのこめかみに怒りが浮き出ていた。
「それが、答えか?」
威圧を超えて殺気になるように返答を求めた。
ナインの視線は冷たく若干ひいていた。
その暑苦しい姿に。
「な、なんか違いましたか?!」
突然慌ててナインに詰め寄る。
ぷちっ。
その場にいた全員に聞こえた何かが切れた音がした。
何の音と不思議がっていると、
ヒュ。
風が通りすぎたと感じた瞬間。
何だろうと皆が顔を通りすぎた風を追った時に見えたのは、入口が大きく円を開けたその先に無座に殴られたウンメバイトがいた。ハテナを頭に浮かべる前に、
ドキャグオオォォォォォン!!
と、衝撃波が皆の顔を襲った。
一瞬の事であり、竜やアイでさえ追い付かない速さであった為に、ランバルトとカーワイ達は腰が抜けていた。
「誰が暑苦しい中年マッチョボディビルダーなら大丈夫やと思ったのかな?」
声に怒気と殺気が混じっているが、服が破けているが大人の姿に変化したナインがいた。
アイの目はその姿に動けなくなった。熱い視線を投げている状態だから。
「「「・・・・・・・・・・」」」
誰も言い返せないでいると、
「んっ?」
と気が付いたナインは自分の姿に気が付く。
「生地が弱かったかな、アイ?」
「その用です、マスター。」
普通に返すアイ。視線も普通だ。
ナインの視界も何時もと変わらない。
身長144cmの背丈に戻っていた。
しかし、アイの気持ちは違っていた。
(キャー!変身する姿と条件のデータが取れた!それとキャー!)
アイドルの追っかけみたいであるが、自分のマスターで、何時もは慈しみながら、大人バージョン時は熱狂なファンを堪能していた。
「たく、獣に優しさわいらんな。」
ナインは半裸の状態で、プリプリと怒っていた。
その姿を見れば、小学の中学年が怒っているでほのぼのと出来るが、全体を見たら誰も逆らえないでいた。
悲惨な光景だけが目に入るからだ。
「マスター、お召し物を着替えましょう。」
「あ、うん。」
和やかに着替えるナインと手伝うアイ。
前にも思ったが、改めて自らを諌め直して誓うのだ。
絶対に逆らわないでおこう!
疲れや怠さよりも身を引き締めて、ランバルトはその場に立っていた。
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