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本章
聖女と少年
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イルミナ神国の教会本部では、イルミナティ砦に学園に入学を認めた人間を評議していたのだが、難航もしていた。
教会なので教皇が居て、聖女も居る。
聖女と言っても言葉をかけるだけの人で72歳と高齢者が就任する。
一応、回復魔法と状態回復魔法を修めて要ることを要項にあるが、現在の聖女は回復魔法も出来ない。
理由は教皇の妹だからだ。
聖女と呼ばれたりしたら、暗殺されるのは周知されてるし呼ばれ無いように聖女からの恵みとして話してきたのだが、事情が変わったのだ。
『聖女』と呼ばれる存在が出てしまったのだ。
しかし、教会側には未来の聖女候補がいた。
ランバート教皇の娘である。
少しランバート教皇について話そう。
彼は12歳で教会に入りゆっくりと頭角した、庶民から出た教皇となっているが、そうではない。
彼は最初は勤勉で真面目な敬虔な信者であった。
地位は低い神父として地方の村の教会で働いていた。
結婚もして子供も授かったのだが、村の近くにダンジョンができて状況が変わった。
人が増えて教会も回復で収入が増える。
そこでいざこざが起きてしまい子供と嫁をなくしてしまう。
そこから憎しみで教会に傾倒していた。その為に、ねじ曲がってしまう。
顔は笑顔であり、心の闇を隠していた。
悪意だけで結婚もしたり、殺したりした。
それ以上に多くの教会関係の人を家族を親族を村を滅ぼしたり殺したりした。
怨みと血でその教皇への道を切り開いた。
ほぼ、内部が固まると自分の妹も教会に入れたのだ。
この妹ベリエーゼは37歳の年齢でお情けで教会の女性部に入る。旦那と子供を殺されての保護になる。
ランバートが50歳で教皇選出時にまたもや家族を皆殺しにされてるが、教皇になる。
そして血の改革を行う。
多くの教会の敵対幹部を殺したり、身内殺しをした暗部を粛清したり、関わった住民を粛清した。自分の敵が居なくなると、妹と結託して子供を授かる。
自分の娘を村に預け、村を滅ぼして娘を教会に入れた。
父とは名乗らずにいたが、異常なほどの可愛がりであった。
この時、ランバート教皇60歳、妹のベリエーゼ58歳、娘パリエッタ0歳であった。
家族は妹だけになった教皇は、聖女に妹のベリエーゼを据えた。
反対の者は滅ぼしたので、すんなりとなれたのだ。
聖女の付き人の中にパリエッタも入るが、誰も異論がなかった。
ベリエーゼは病気を理由にパリエッタの面倒を見ていて、聖女の仕事を聖女補佐や候補者に任せた。
ランバートも教皇の力を盛大に振るい、反対派の粛清を続けたのだ。
パリエッタも12歳になり聖女候補として学園に入学していた。
ここまでがランバート教皇の事になる。
教会側は、直ぐに手をうつべく動いていた。
エイトの召集を急がせる行動と暗殺の行動が行われていた。
イルミナティの“エイト親衛隊”の行動は過激になり、益々と親衛隊の入隊が広がっていたのだ。
何もなくエイトは過ごしていたが、魔物が砦を襲った。警備兵も15人もの重傷者と25人の負傷者、怪我人多数となる大きな痛手となる討伐が行われた。
医師は三名で回復魔法も初級のみを二回使えるのはロウナー女医だけで、後は血を止めるか、傷口を縫うか、回復薬を飲ます程度しか出来ない。
絶望を救ったのがエイトであった。
門で出迎えの中にいて、ロウナー女医の無念の表情と家族達の鳴き声に応えた。
医師達も兵達も諦めた時に、エイトが死にそうな兵に近寄り、手を握ると光がこぼれ完全回復をしていた。
その後は次々と手を握り治して行き、怪我人も治したのだ。
完全回復。
回復は痣やホクロ等の元々身体にある傷まで治せない。
回復魔法にはルールがある。
一年経った怪我は治らない。
状態回復魔法は毒や麻痺を治す程度となっていた。
と、この国での仕様なのであるが、エイトの使う回復魔法は違っていた。
この国の完全回復と異なる完全回復が行われた。
傷、欠損箇所が元通りになるだけではない。
身体にある悪い箇所が治っているのではなく、悪い箇所を元に戻したか新しくなっているのだ。血液、細胞に至るまで全て新しくなっているのだ。シミがなくなる、疣がなくなる、痔がなくなる、皮膚は若返り、白い髪が消え、脂肪がなくなったのだ。
回復よりも体が新しくなった又は若返ったのだ。
欠損や傷が治った事よりも若返った事に驚き大騒ぎになった。
太って不細工に思っていた男が好青年になったと云えば驚いてもおかしくないだろう。
驚きが一段落して、皆がエイトに跪いて祈ったのだ。
「ありがとうございます!聖女様!」
エイトは、
「皆が無事で良かったです。」
と笑顔で応えたのだ。それを見てしまった人は心を撃ち抜かれ、益々と敬愛されてしまっていた。
人で起こし得ない技を使える人。
そこまで膨れ上がるとは、教会も考えていなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
子供と戯れるアイに対して、おっさんと戯れるナイン。
地獄であった。
女子供を教える教師がアイで、男に教える教師がナインである。
無数の男がナインを囲みんで座り込み話を聞いている。
男達の座った状態でも、ナインの姿が見えない為に台の上から話している。
話しても理解が追い付かないので、黒板を取り出し書いて教えている。
どんなに良い話をしてもムサイ、笑い声も太い、とにかく暑苦しいのだ。
その上、男達は必死に質問をしてくる。アイの事をだ。
大抵は話の終わりに聞かれる事が多く、質問の内容は純粋なモノが多い。理由はある。未だにナインの事を女の子と認定をしていたのだ。
ナインにしたら、どうでも良いことになっている為に、お風呂も大衆浴場よりも〃村〃の家に帰って入るのが一番良くなる。
たまにシェルと出会うが、普通に話をしている。
家のお風呂って落ち着くのよねー。
広いしから、アイと入れるのが良いのよ。
だから、オアシスの人と風呂場で会うことがない。
年下で女の子だ。
辛辣の言葉も投げても、胸に刺さるのだが前向きに頑張っているようだ。
そんな中でアイから報告を挙げられた。
「マスター、イルミナ側が釣れました。」
教会なので教皇が居て、聖女も居る。
聖女と言っても言葉をかけるだけの人で72歳と高齢者が就任する。
一応、回復魔法と状態回復魔法を修めて要ることを要項にあるが、現在の聖女は回復魔法も出来ない。
理由は教皇の妹だからだ。
聖女と呼ばれたりしたら、暗殺されるのは周知されてるし呼ばれ無いように聖女からの恵みとして話してきたのだが、事情が変わったのだ。
『聖女』と呼ばれる存在が出てしまったのだ。
しかし、教会側には未来の聖女候補がいた。
ランバート教皇の娘である。
少しランバート教皇について話そう。
彼は12歳で教会に入りゆっくりと頭角した、庶民から出た教皇となっているが、そうではない。
彼は最初は勤勉で真面目な敬虔な信者であった。
地位は低い神父として地方の村の教会で働いていた。
結婚もして子供も授かったのだが、村の近くにダンジョンができて状況が変わった。
人が増えて教会も回復で収入が増える。
そこでいざこざが起きてしまい子供と嫁をなくしてしまう。
そこから憎しみで教会に傾倒していた。その為に、ねじ曲がってしまう。
顔は笑顔であり、心の闇を隠していた。
悪意だけで結婚もしたり、殺したりした。
それ以上に多くの教会関係の人を家族を親族を村を滅ぼしたり殺したりした。
怨みと血でその教皇への道を切り開いた。
ほぼ、内部が固まると自分の妹も教会に入れたのだ。
この妹ベリエーゼは37歳の年齢でお情けで教会の女性部に入る。旦那と子供を殺されての保護になる。
ランバートが50歳で教皇選出時にまたもや家族を皆殺しにされてるが、教皇になる。
そして血の改革を行う。
多くの教会の敵対幹部を殺したり、身内殺しをした暗部を粛清したり、関わった住民を粛清した。自分の敵が居なくなると、妹と結託して子供を授かる。
自分の娘を村に預け、村を滅ぼして娘を教会に入れた。
父とは名乗らずにいたが、異常なほどの可愛がりであった。
この時、ランバート教皇60歳、妹のベリエーゼ58歳、娘パリエッタ0歳であった。
家族は妹だけになった教皇は、聖女に妹のベリエーゼを据えた。
反対の者は滅ぼしたので、すんなりとなれたのだ。
聖女の付き人の中にパリエッタも入るが、誰も異論がなかった。
ベリエーゼは病気を理由にパリエッタの面倒を見ていて、聖女の仕事を聖女補佐や候補者に任せた。
ランバートも教皇の力を盛大に振るい、反対派の粛清を続けたのだ。
パリエッタも12歳になり聖女候補として学園に入学していた。
ここまでがランバート教皇の事になる。
教会側は、直ぐに手をうつべく動いていた。
エイトの召集を急がせる行動と暗殺の行動が行われていた。
イルミナティの“エイト親衛隊”の行動は過激になり、益々と親衛隊の入隊が広がっていたのだ。
何もなくエイトは過ごしていたが、魔物が砦を襲った。警備兵も15人もの重傷者と25人の負傷者、怪我人多数となる大きな痛手となる討伐が行われた。
医師は三名で回復魔法も初級のみを二回使えるのはロウナー女医だけで、後は血を止めるか、傷口を縫うか、回復薬を飲ます程度しか出来ない。
絶望を救ったのがエイトであった。
門で出迎えの中にいて、ロウナー女医の無念の表情と家族達の鳴き声に応えた。
医師達も兵達も諦めた時に、エイトが死にそうな兵に近寄り、手を握ると光がこぼれ完全回復をしていた。
その後は次々と手を握り治して行き、怪我人も治したのだ。
完全回復。
回復は痣やホクロ等の元々身体にある傷まで治せない。
回復魔法にはルールがある。
一年経った怪我は治らない。
状態回復魔法は毒や麻痺を治す程度となっていた。
と、この国での仕様なのであるが、エイトの使う回復魔法は違っていた。
この国の完全回復と異なる完全回復が行われた。
傷、欠損箇所が元通りになるだけではない。
身体にある悪い箇所が治っているのではなく、悪い箇所を元に戻したか新しくなっているのだ。血液、細胞に至るまで全て新しくなっているのだ。シミがなくなる、疣がなくなる、痔がなくなる、皮膚は若返り、白い髪が消え、脂肪がなくなったのだ。
回復よりも体が新しくなった又は若返ったのだ。
欠損や傷が治った事よりも若返った事に驚き大騒ぎになった。
太って不細工に思っていた男が好青年になったと云えば驚いてもおかしくないだろう。
驚きが一段落して、皆がエイトに跪いて祈ったのだ。
「ありがとうございます!聖女様!」
エイトは、
「皆が無事で良かったです。」
と笑顔で応えたのだ。それを見てしまった人は心を撃ち抜かれ、益々と敬愛されてしまっていた。
人で起こし得ない技を使える人。
そこまで膨れ上がるとは、教会も考えていなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
子供と戯れるアイに対して、おっさんと戯れるナイン。
地獄であった。
女子供を教える教師がアイで、男に教える教師がナインである。
無数の男がナインを囲みんで座り込み話を聞いている。
男達の座った状態でも、ナインの姿が見えない為に台の上から話している。
話しても理解が追い付かないので、黒板を取り出し書いて教えている。
どんなに良い話をしてもムサイ、笑い声も太い、とにかく暑苦しいのだ。
その上、男達は必死に質問をしてくる。アイの事をだ。
大抵は話の終わりに聞かれる事が多く、質問の内容は純粋なモノが多い。理由はある。未だにナインの事を女の子と認定をしていたのだ。
ナインにしたら、どうでも良いことになっている為に、お風呂も大衆浴場よりも〃村〃の家に帰って入るのが一番良くなる。
たまにシェルと出会うが、普通に話をしている。
家のお風呂って落ち着くのよねー。
広いしから、アイと入れるのが良いのよ。
だから、オアシスの人と風呂場で会うことがない。
年下で女の子だ。
辛辣の言葉も投げても、胸に刺さるのだが前向きに頑張っているようだ。
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