左視床出血後遺症

現在の事

冷たさが！

２年ぶりの投稿となる。

この２年は何も変わらない日常であった。

変わること無い無情の時間でもあった。

右半身麻痺の事よりも、右側の冷たさが一番の苦しみである。

心の奥底に冷たさを憎んでいた。

寝る事ができず、記憶が落ちるような眠りを毎日していた。心からの熟睡を味わった事がない。

4時間前後の睡眠。

それ以上は寝れない苦しみ。

真夜中の一人の読書は、苛立ちを抑え新たな考えで逃げる。

その繰り返し。

伊是名氏の事を記事を見て、障害者をJR職員を健常者を悪にした記事を読み、Twitterに反論を投稿したりしていた。



が、それも終わる。

薬は飲む時がある。

昔効かなかった薬が、今効くこともある。



それは、四日前に夢を見た。

５年間で夢を見ることもなかったのに、懐かしい夢を見たのだ。

入院当時の担当医師が夢に出てきた。

その薬を飲んで、気持ち悪くなった事があり一週間も飲めなかった。

そんな事を夢で見た。

心に引っ掛かる事になった。

そのに２日後に薬を貰う為に病院に行き、現在の担当医師に薬を出して貰いたい願いをした。

名前を忘れていた薬

『タリージェ』

神経機能に作用があるが、副作用として眠りがある。

この薬が新たな望みとなった。

つまり、冷たさが軽減したのだ。



冷たさの軽減をどれだけ夢見ていたことか！

右で触れられる喜び！

触れた所の温もり！

嬉しい事だ！



もちろん、まだ麻痺が戻ったのではない。

麻痺している。

効き目ある薬だとしても、飲む時を間違えたら考えもしなかった。

永久に飲む事がなかったのだ。

夢のお告げと呼ぶべきか。

見向きもしなかった『タリージェ』に救われるとは・・・・



自分調べとなるが、右側の冷たさは発現して５年３ヶ月と何日かだ。

５年間何もしなかった訳ではない。

物を掴む練習や腕を伸ばしたり手を上に上げる事もした。

５年後に冷たいの中に温もりも感じていた事がトリガーとなり、『タリージェ』を再度飲む事ができたのだ。



闇が少し晴れた。

まだまだ道半ばだが、新たな夢が持てた。

元の体になる！事だ。

走れて長距離を歩き、山を登りご飯を食べる。４２、１９５キロメートルを走ることも！

諦め無い事が新たな扉を開けた。

嬉しいのだ。



また、何かあれば書く事になる。

それまで、また苦行を楽しみに過ごさなければ（笑）

半身麻痺は治るんだと証明できるように頑張ります！

それでは、また！