左視床出血後遺症

現在の事

治療出来ませんでした

やっとこさに再生医療を行っている病院を紹介してもらえた。

で、尼崎のセントラル病院に行って来ました。

で、結果は『不可』でした！


理由は、その病院の再生医療は、まだ研究段階であり、脳梗塞関係を対象にしており、脳出血は対象外でした。

それに、医療するには他に条件があって『発症して３ヶ月未満』が対象になります。

よって、脳出血及び発症して三年目の私には治療出来ないとなりました。


一様、脳出血でも見てる病院を聞きました。

大阪の京橋か門真の病院もあるそうですが、自費になります。



再生医療は、まだまだ研究段階の治療であり、リスクの低く、安全性が高い治療ではあります。

現在の研究では、脳出血や事故による全身麻痺の方は、３ヶ月であれば再生医療の恩恵を受けれる対象であります。

が、完全とは言え無い事情もあり、成功率は６０％ぐらいだそうです。

とはいえ、この治療はリスクが少ないのが売りになります。

再生医療以外には、ＩＰＳ細胞による治療にも期待されております。が、ＩＰＳ細胞の治療にはリスクがあります。

再生医療は骨髄細胞から胚細胞にして培養して、欠損部を回復か神経を新たに作る作用を目的にしております。

ＩＰＳ細胞は、この治療にも大きな期待はありますが、別の問題もあります。それが、ガン細胞になる問題です。

再生医療の治療ではそのリスクが低く、ＩＰＳ細胞治療ではリスクが高くなる事が、今の問題になっています。

先にも言いましたが、この治療はまだまだ未完成の治療方法であり、臨床試験での治療が行われているのです。

後に、事故や脳梗塞、脳出血による体の麻痺には有効な治療になります。

二年か三年したら、誰でも治療してもらえたら良いのですが。



なお、この話は関西での話です。

再生医療を行っている病院は、名古屋、東京、北海道になります。

云わば、関東系の医療学会が強いようです。

関西方面では、少ないのが現状です。

一番進んでいるのが、北海道になります。



さて、此処でお金の話もしておきます。

これは、北海道の某病院での金額ですが、

脳出血に効果のある治療は、『脂肪由来細胞による再生医療』となります。

初診に五千円、適合性検査に２０万円、初回治療に２２９万円、２回目以降の治療に１２５万円。入院費に２５万円、食費は多分三万から五万円になり、莫大な費用が掛かります。
(前回の放送の治療が保険の対象になりました。『脊髄損傷の治療に用いる自己骨髄間葉系幹細胞』の値段が、１４９５万７７５５円でした。て、高いわ！)


現在では、臨床試験対象にならないと、一等の宝くじが当たらないと不可能でした。

後に、安くなるようですが、それも何年か先の話です。



『果報は寝て待て』の格言に従う他に無いですね。



期待させた方には申し訳ありません。

ただ、医療は何時なんどきに急激な進歩が起こるものです。諦めずに、常にアンテナを巡らして置くことが重要になります。