クラス転移で神様に?

空見 大

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幼少期:森妖種王国編 改修予定

神化

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 エルピス達が激戦を終えて数十分。
 壊れた試合会場の修復に少々の手間はかかったものの一通りの工事を終え、喧嘩祭りは次の組み合わせへと移行していた。
 新しく作り直された試合会場の上に立つのは白い衣に身を包むセラと、対照的に黒い服に身を包んだフェル。
 この二人の実力を知っているアウローラや灰猫は観客席からどうせまた壊れるのに頑張って直したなぁと呑気に試合会場を眺めていた。
 先程までのエルピス達の戦闘はほぼ肉弾戦のみであれだ、魔法主体で戦う両者が本気を出せば、いま観客席に貼られている障壁などもあってない様なものだろう。
 対策としてニルがバレない様に巧妙に元からある障壁に対して新たに重ねて何枚かの障壁を貼っており、その貼られている枚数と強度がこの大会で元から貼られている障壁の強度の脆弱さを物語っていた。
 だが何も元から貼られていた障壁が弱いわけでは決してない、いつも通りあの二人が規格外すぎるのだ。

「それでは第四戦目、謎の魔法使いセラVS上位悪魔フェル行ってみましょー!!!」

 試合開始の合図と共に、観客席に爆風が吹き荒れた。
 小さい子供は吹き飛んでしまうほどの勢いの風に、アウローラは食べていたポップコーンの様なものが全て吹き飛んでいくのを涙を流して見つめる。
 もっと食べたかったのにー! そう言いたいがそれも口に出せないくらいに風が吹き荒れるので、たまらないとばかりに観客席に風除けの魔法をかける。
 そのおかげで何人かの観客席にいた人物がアウローラに感謝の言葉を投げかけるが、それを軽く流してアウローラは再び二人の戦闘を見始めた。
 超高度の魔法勝負、そこいらの魔術師が何千人集まろうが辿り着けない境地を簡単に見られる機会に感謝しながら、少しでも吸収できるものが無いかといろいろな角度からなぜその行動を起こしたのかをアウローラは必死に考える。

「もはや何が起こっているのか分からないーっ!!! 観客席の皆様、大丈夫でしょうか!? 小さいお子様は親御さんから離れない様に! 東側の席では有志の方が風除けを貼ってくれている様なので困った方はどうぞそちらに!」
「わー、いっぱいこっちに人来たね。そんなに風避けたかったのかな?」
「そりゃこんなに風強いからね。風の音で耳痛いよ」
「あんた達喋ってる余裕あるなら風除け張りなさいよ、ニルとかまだまだ余裕あるでしょ?」
「姉さん達の試合に集中しないといけないからさ、それにアウローラが防いでくれてるし問題ないでしょ」

 雑談を交わしている最中にも目の前では一つの国を滅ぼせるほどの魔力が常に渦巻いており、多種多様な色彩の閃光が目が痛くなるほどの光を生み出しながら爆音と共に辺りに破壊をもたらす。
 ニルの障壁のおかげでその破壊は周囲に撒き散らされてはいないが、もしこれが周囲に漏れ出ていたらと思うとアウローラの背筋を冷たい汗が流れる。
 広範囲魔法を無理やり障壁で止められているので、中にいる人間はもはや魔法を撃つたびに自爆しているのと変わらないと思うのだが、それはそれで反対属性の魔力を放つ事で相殺しているらしい。
 神業としか言えないその所業にいくつの魔法を同時に展開しているのか気になるが、それよりも驚きなのは二人の魔力総量だ。
 これだけ連続で魔法を撃ち続けていれば普通は魔力切れを起こす、それが国級魔法ともなれば普通の人間なら何度魔力切れで死んでいることか。
 だが目の前の二人は魔力切れを起こすどころか徐々に魔力量自体増えている様に見え、アウローラは目を凝らしてその魔力の素を探る。

「ねぇ、あれってもしかしてエルピスから魔力供給してない?」
「おっ! それに気づくってすごいね! そうだよ、僕と姉さん、あと影の中にいる龍とフェルはエルピスから魔力を供給してもらえるからね、魔法撃ちたい放題さ」
「あれだけの魔力賄うって規格外にもほどがあるでしょ、アウローラできる?」
「二秒で死ぬわよあんなペースで撃たれたら」

 まさかと思ってニルに聞いてみれば、そのまさかでいま目の前で戦っている二人の魔力を賄っているのはエルピスだった。
 これだけの魔力をどうやって賄っているのか、エルピスはこの二人がいま使用している以上の魔力量を持っているのは確定なのだが、先程の戦闘を終えてなおそれ程の余力が残っているのも驚きだ。
 規格外に拍車がかかっているエルピスの事を頭に思い浮かべるが、にしゃっと笑みを浮かべて雑なごまかしを入れるエルピスの顔が頭に浮かびアウローラはまぁ彼ならそれくらいするかと意識を戦闘に集中させようとした、その時だった。
 青い服に赤い十字架を背負いチェーンメイルを着込んだ森霊種の国の騎士と呼ばれるもの達が、こちらに向かってきているのをアウローラの目が捉える。

「なんかあったのかしら、わざわざ騎士が出張ってくるなんて」

 亜人の国は基本的に徴兵制を取らない。
 それは個人個人が強くわざわざ訓練する必要が無いとかいろいろ理由はあるが、一番の理由は兵の間で誰が最強かを決める為に毎日仲間内で血で血を争う戦いになるからだ。
 だがそんな中でそれを是として競争態勢を作り上げた森霊種の兵士達は他国の人間からは異形の念を込めて兵士ではなく騎士と呼ばれる。
 その戦力は並の兵士とは比べる事すらできず、森霊種の国の精鋭達だと言えるだろう。

「んーっとね、アウローラ。どうやらこっちに向かってるっぽい」
「えっ!? 本当に!? って言うかなんで!?」
「理由はわかんないけど確かだよ、ピリピリする感じがするし、あの二人意外にも何人か隠れてこっちのことうかがってる」
「ニル、本当なの?」
「灰猫の言う通りだね、ここまで近づいて来るまで気づかなかったけど確かに十三人こっちに向かって意識割いてる奴はいるね」

 その言葉通りアウローラも〈気配察知〉で辺りを探ってみると、言われてみて初めてわかる程度ではあるがこちらに意識を傾ける者達の気配が感じ取れた。
 隣で倒そうかと聞いてくるニルにまだやめてと返事をしつつ、アウローラはこちらに近寄ってきている二人に目を向ける。
 交渉役の二人がこちらにきていると言うことは、なんらかのコンタクトを取ろうとしてきていると言う事だ。
 それにいまこの場はアウローラが風除けをしているおかげで人がかなり多い、もし戦闘になればかなりの人数が怪我を負うことになるだろう。
 森霊種の国の騎士がそんな場所でわざわざ戦う理由もないだろうし、アウローラは戦闘をしにきたのでは無いだろうと判断をつける。
 だがそれでも油断はしないが。

「少しよろしいですかなヴァスィリオ家令嬢アウローラ殿」
「ーー私の事は知ってるのね。それで? 私に対してどう言った御用かしら?」
「あなたに対して、ではなく貴方のパーティーメンバーに関して、です。あなた方のパーティーメンバーの内リーダーであるエルピス・アルヘオ殿、並びにその召喚物であるフェルには共和国盟主の殺人容疑がかけられています」
「はぁっ!? いきなり何言い出すのよ」
「いま控え室にいるエルピス殿にも同じ様に団員が向かっております、どうか無抵抗でついてきてーー」
「ーーっ!??」

 ーー目の前の騎士がそう言った瞬間、アウローラは無意識のうちに地面に這いつくばっていた。
 いや、アウローラだけで無い、灰猫や目の前の騎士、果てはニルですら這いつくばってはいないものの膝を折っている。
 直後にアウローラは何が起きたのかを察知した、エルピスが本気で怒っているのだ。
 共和国の王の前で見せた魔法を放ったときにエルピスが纏っていたあの雰囲気、それを怒りに染めれば丁度今くらいの威圧感になるだろう。
 呼吸などすることができるはずもなく、生きる事を許されないほどの圧力に全身から汗が噴き出すのを感じる。
 一瞬の怒りだったが、数時間にも感じるほどの時間を終えて徐々にアウローラの身体も普段の調子を取り戻す。

「な、なんだったんだ今のは」
「アウローラ、ここは任せた。僕はエルピスの元に行く。おいそこのお前、もしアウローラに何かしたら死ぬくらいで済むと思うなよ」

 珍しく焦りを顔に浮かべるニルは、渾身の威圧で目の前の騎士にそう言う。
 先程までの威圧感に比べればそこまで重圧は感じないが、直接食らった騎士は失神しそうになっている事からもニルも相当焦っていたのだろう。
 とりあえず事情を探る為にも、アウローラは騎士達の後をついていくのだった。

 /

「大丈夫かいエルピス!?」

 次元を無理やりねじ曲げ控え室にやってきたニルは、その惨状に一瞬目を細める。
 先程の威圧を直接食らった騎士は心肺が停止したのか、先程エルピスと戦っていた森霊種達によって治療されており、他の参加者達は気絶しているだけならいい方で、発狂している者吐瀉物を撒き散らす者など様々だ。
 だがその中で一際ニルの目を引いたのは、部屋の中央で口から血を垂らしながら茫然と上を見上げるエルピスの姿。
 背中からは黒色の翼がうっすらと姿を現し、普段ならば初雪の様に白いエルピスの肌は視覚化出来るほどに浮かび上がった魔力回路のせいで、まるで全身の血管が浮かび上がっている様に見えた。
 頭上にはうっすらと光輪が現れており、神として完全体に近づいているエルピスのその姿を見てニルは現状の不味さを瞬時に把握する。
 それと同時に先程までのニル同じように次元に穴を開けてセラとフェルが現れる。

「ニル! 現状の報告を!」
「エルピスの神化がかなり進行してる、このまま行くと数分で自我が消し飛ぶよ!」
「原因はーーーっエラがいない! きっとあの子ね!!」
「その説明に関しては私達が致します」
「私達は作業を開始しますのでフェルに全部説明しておいて下さい。フェル、周りの参加者の方もお願い」
「任せてください。エルピスさんから魔力を借りても大丈夫ですか?」
「ええ。使えるだけ使いなさい、今は神の力を少しでも削がないと」

 人が神の力を使うにはその力を、権能という箱に入れて使用する必要がある。
 例え神人であろうとも人より多少容量が多いだけで、素の神の力を使用するには全く持って容量は足りていない。
 それを権能という箱に無理やり押し入れ神人でも扱える容量に落とし込んでいるおかげで、ああしてエルピスは自我を保って権能を使用できていたのだ。
 その世界の法則を無視して権能を使用すると今のエルピスの様に、本当の意味での神化が始まる。
 称号がどうのとかそう言う話ではなく、龍神ならば龍神に、魔神ならば魔神という概念にその人物がそのまま置き換わってしまうのだ。
 神の中でも上位の、複数の世界を管轄する様な神ならばこの力も扱いきる事は可能だが、たかだか一つの世界の神がそんな力を手にしようものならば第一段階に自我の消滅、第二段階に肉体の消滅、第三弾段階は存在の消滅がおこる。
 ややこしくなるので簡単に纏めると、このままだとエルピスは自らの力に飲まれて確実に死ぬ。

「前のエルピスが残していった能力ならどっかに安全装置くらいあるでしょ!? 姉さん心当たりとか無いの!?」
「ないわよ! あったらとっくにしてる! それよりもこの膨大な量の情報、どう考えてもおかしい! あの人またなんか残していったわね!」
「段階ごとに分ける事で全盛期の僕達と同じくらいの能力値を得られる様にしてるのか、どうりで情報量が多いわけだよ。経験値増加を使用して無理やりそれをエルピスの体に馴染ませるなんて、我が元恋人ながら随分なことするじゃないか!!」

 セラとニルが二人がかりで時間の流れすら止めて全力で作業して、ようやくなんとか喰らいつけるかどうかと言うほどの速度で流れていく情報達。
 世界に異変が起きている事を察知しロームが救援に駆けつけるが、それでもなんとか間に合うかどうかと言った状況。
 どうしても後一手が、エルピス創生神が残していったであろう安全装置が何か分からない限り、このままではいずれ後手に回ってしまう。

「なんとかっ……っなんとかできないの!」
「ーーーエルピスッ!!」

 普段は冷静沈着なセラが叫ぶと同時に、扉を打ち壊すほどの勢いでアウローラが待合室へと入ってくる。
 騎士達の後を素直について来ていたアウローラだったが、セラとニルの苦しい声が聞こえ、ただ事ではないと騎士達を引き剥がし無理やりこちらへと向かっていたのだ。
 その対応に灰猫がてんやわんやしているとは露知らず、アウローラは目の前でいつもの彼とは全く違う姿になってしまったエルピスを見て唖然とする。

「な、何よこれ」
「いまエルピスは非常に危険な状況よ。何をするか分からない。アウローラごめん、下がってて」

 心底申し訳なさそうに、実力不足だから邪魔をしないでとセラに言われてアウローラは己の無力さを恥じる。
 血が滲み出るほどに奥歯を噛みしめ、何もできない悔しさに頭が沸騰しそうになり、目の前でおそらくは人ではない何かに変わろうとしている最愛の人を見て涙が溢れた。
 ああ、なんと自分は無力なのだろうか。
 何もできずただこのまま彼の行く末を見ているしか無いのだろうかーーいや違う。
 そんな迷いはもう断ち切った、今はそんな事どうでもいい。

「ちょっとアウローラ! 何しようとしてるの!?」
「いいから見てなさい。これで良いのよこれで」

 アウローラは右手にありったけの魔力を込める。
 魔力だけじゃない、今までの思いや付き合ってまだ一週間も経ってないのにどこかに行こうとしているエルピスに対しての怒り、あと恥ずかしいからあんまり入れないが好きだという気持ちも。
 全てを込めてアウローラは思いっきりエルピスの頬をぶっ叩く。
 エルピスの頬がパシーんっと気持ちいい音がしたかと思うと、エルピスの身体を覆っていた魔術回廊が徐々に消え始め光輪もゆっくりと消滅していく。

「うっそ!? そんな上手くいくことってある!? 僕絶対終わったと思った!」
「そこまで言わなくても…。ほら、起きなさいエルピス! 何でここまでなったのかは知らないけど迷ってる暇があったら行動しないと。寝てる暇は無いわよ」
「壊れた機械は叩いて直すに限るとは言いますけど、ここまで躊躇いなく叩きますかね普通。下手したら大陸ごと消えてましたよ地図から」
「あ、そんなにやばかったの? まぁ終わり良ければ全てよしって事で」

 そう言ってにっこりと笑うアウローラのそばで、咳き込みながらエルピスは地面に倒れる。
 先程まで人間じゃ無い様な見た目をしていたが、今は多少普段との違いはあるものの目に見えておかしい点はないのでアウローラも安心した。

「そう言うところは素直にすごいと思います。アウローラだけしかできませんでしたよ今のは」
「僕がやったら間違いなく失敗してたね」
「なんだか危険は回避できたようですね、こちらも治療は終えておきましたよ」
「ありがとフェル。そこのお二方、後は任せても? 私達はもう少しエルピスを見なければいけないので」
「もちろん任せて下さい」

 セラが選手達の治療を終えたリリィとヘリアにそういうと、二人は特に何も言い返さず了承する。
 先程までのエルピスの異様な雰囲気はおそらくだが、リリィとヘリアではどうにもならなかったはずだ。
 フェルという悪魔にも説明は全て終えているので、何かを伝えることもない。
 いまからすべき事はこの場の片づけからだろう。

「ーー困りますその様な勝手をなされては。皆さま近くの詰所まで来ていただきます」
「……アウローラ、誰この人達。場合によっては消すけれど、私いま非常に機嫌が悪いのよ」
「怖いわよセラ、落ち着きなさい。共和国盟主殺害容疑でエルピスとフェルに用があるらしいわよ」
「ーーチッ」
「ーーうっ」

 聞こえないくらいの音量でフェルに向かって舌打ちしたセラに対して、それが聞こえていたのかはたまた思い当たる節があるのかその両方か、騎士達には見えない様にフェルも苦い顔をする。

「まぁそういう事なら良いでしょう。ベットも欲しいところだったし、案内しなさい。ただしリリィさんとヘリアさんは別よ」
「困りますお二方も現場検証のためにーー」
「ーーそもそもエルピスとフェル二人だけでいいところをパーティーメンバーの私たちもついて行くと言ってるのよ? それで満足しなさい森霊種」
「……わかりました。それではついて来て下さい」

 セラの圧に負けて妥協案を飲んだ森霊種は、後をついてくる様に命令して先に部屋を出て行く。
 後からアウローラも気付いたがこの部屋かなり臭い、それにエルピスの身体からあまりにも高濃度の魔力が漏れ出ているせいでこれ以上いればアウローラも魔力酔いするのは明白だった。
 やはり面倒なことになったと思いつつも、エルピスが助かって良かったと心の底から思いつつ、アウローラはこれから先おこるであろう面倒ごとに頭を悩ませるのだった。
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